透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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すまん、味方全員マジ切(マジで大切断)アラヤ良秀単騎が楽しすぎて遅れちゃった。ちなみに90連で出ました

感想と評価お願いします、作者のモチベにマジ切(マジ大切)なんで


作戦決行

 

 

 ──翌日──

 

 廃墟から帰ってきた俺たちはG.Bibleのパスワードの解析をヴェリタスに頼んでから丁度一日後、解析が終わったとの連絡を受けて再びヴェリタスの部室へと来ていた

 

「依頼されたデータについて、結果が出たよ」

 

「い、いよいよ……!」

 

「ドキドキ……」

 

「知っての通り私たち『ヴェリタス』は、キヴォトス最高のハッカー集団だと自負してる。システムやデータの復旧については、それこそ数え切れないほど解決をしてきた……」

 

「(すっげぇ不安になる言い方だなぁ……)」

 

「その上で、単刀直入に言うね」

 

 

「モモイ、あなたのゲームのセーブデータを復活させるのは無理」

 

「うわあぁぁぁん!もうダメだーーー!」

 

 あ、モモイが膝から崩れ落ちた。サラッと何頼んでんだコイツ、全然関係ねぇじゃねぇか

 

「無駄な心配させやがって……俺らが聞きたいのはコイツのセーブデータじゃない方の……」

 

「G.Bibleのパスワードの解除!それはどうしたのさ!?」

 

「それなら、マキが作業中ですよ」

 

「マキちゃんが?」

 

「あ、おはようミド!来てくれたんだね、ありがと」

 

「うぅ、私のセーブデータが、涙と汗の結晶が……!」

 

「まあ良いだろ。その涙と汗の結晶とかいう汚……ゲフンゲフン、尊い犠牲のお陰でG.Bibleはゲットできたんだし、御の字だろ」

 

「全然御の字じゃないよ……あとサラッと汚いって言った?」

 

「気のせい気のせい、お前の耳が悪いだけだ」

 

「というか、モモはどうしてこんなに泣いてるの?」

 

「アレは気にしないで大丈夫……それより、G.Bibleはどうだった?」

 

「うん、ちゃんと分析できたよ。あれはかの伝説のゲーム開発者が作った神ゲーマニュアル……G.Bibleで間違いないね」

 

「や、やっぱりそうなんだ!」

 

「ファイルの作成日や最後に転送された日時、ファイル式から考えても確実。作業者についても、噂の伝説のゲーム開発者のIPと一致してた。それと、あのデータはこれまでに一回しか転送された形跡がない」

 

「っていうことは……」

 

「うん、オリジナルのG.Bibleだろうね」

 

「す、すごい!」

 

「でも問題があって……ファイルのパスワードについてはまだ解析できてないの」

 

「えぇっ、じゃあ結局見られないってことじゃん!?ガッカリだよ!」

 

「あ、復活した」

 

「だってあたしはあくまでクラッカーであって、ホワイトハッカーじゃないし……とにかく!そうは言っても、方法が無いわけじゃない」

 

「そうなの?」

 

「あのファイルのパスワードを直接解析するのは、多分ほぼ不可能。でも、セキュリティファイルを取り除いて丸ごとコピーするって手段なら、きっと出来るんじゃないかな……」

 

「で、そのためにはOptimus Mirror System……通称って呼ばれるツールが必要なの」

 

「ぜ、全然話についていけない……」

 

「なんか名前がカッコイイってことだけは分かったな」

 

「何にも分かってないじゃん……つまり、G.Bibleを見るためには、その鏡っていうプログラムが必要だってことだよね?それはどこにあるの?」

 

「あたしたち、ヴェリタスが持って……()

 

「過去形……?今は無くしたとか、どっかに没収されたとかか?」

 

「……そう、今は持ってない。生徒会に押収されちゃったの、もうっ!この前ユウカが急に押し入ってきて、『不法な用途の機器の所持は禁止』って」

 

「鏡もそですし、色々と持っていかれてしまいましたからね……私の盗聴器とかも」

 

「それは持って行って正解だったな……」ボソッ

 

「何か?」

 

「何でも無いです」

 

 危ない危ない……というか何で盗聴器があるんだよ怖いな、絶対ミレニアムのどこかに既に仕掛けられてるって

 

「その鏡って……そんなに危険なものなの?」

 

「そんなことは無いよ。ただ暗号化されたシステムを開くのに最適化されたツールってだけ。ただ……世界に一つしかない、私たちの部長が直々に制作したハッキングツールで」

 

「部長っていうと……ヒマリ先輩?」

 

「ヒマリ……?」

 

「アリスちゃんはまだ会ったことないよね、ヴェリタスの部長さんなの。ちょっと体が不自由で車椅子に乗ってるから、見かけたらすぐ分かると思うよ」

 

 体が不自由?頑丈な肉体を持つキヴォトス人に限ってそんな事が有り得るのか?もしかして天与呪縛……何か強大な力を得た代わりに体が不自由になったとか……ありえないか、さすがに

 

「その人はすごい人でね。身体のことはあるけど、それであの人に同情したり軽視したりするような人は、少なくともこのミレニアムにはいない。天才……って言うのかな。ミレニアム史上、まだたった三人しか貰えていない学位、『全知』を持ってる人なの」

 

 前言撤回、ありえるかも

 全知という学位を得れるほどの知能と引き換えに足の不自由って訳か……メリットとデメリット釣り合ってなくね?圧倒的にメリットの方がデカいと思うんだけど

 

「本当にすごい……けど、それはそうとして。その先輩がせっかく作った装備を、どうして取られちゃったのさ」

 

「……私はただ、先生のスマホのメッセージを確認したかっただけです。そのために、鏡が必要で……不純な意図は、全く無かったのですが」

 

「全部お前のせいじゃねぇか!!」

 

「私には不純な意図しか感じられないけど……」

 

「うわあぁん!早く鏡を探さないと、部長に怒られちゃう!!」

 

「とにかく……整理すると、私達も鏡を取り戻したい。それに、G.Bibleのパスワードを解くためには、あなたたちにとっても鏡は必要……そうでしょ?」

 

「なるほどね……呼び出された時点で、何かあるのかなとは思ってたけど、だいたい分かった」

 

「え、も、もしかして……?」

 

「……セミナーを襲撃って訳か?その話、乗った」

 

 

 と、言う訳で、ヴェリタスと組んでセミナーを襲撃する事が決定しましたー。みんな拍手ー(パチパチ

 それで今はヴェリタス考案、鏡奪還作戦作戦の会議中です

 

「鏡は生徒会の差押品保管所に保管されてるんだけど。そこを守ってるのが実は……メイド部、なんだよね」

 

「……え?メイド部って、もしかして……」

 

「あああ、C&Cのことだよね?ミレニアムの武力集団、メイド服で優雅に相手を『清掃』しちゃうことで有名なあの……」

 

「そうそう!まあ些細な問題なんだけどさ〜」

 

「そっか〜!そうだねー、うーんなるほど……」

 

「諦めよう!!ゲーム開発部、回れ右!前進っ!!」

 

「何速攻諦めてんだよバカが」

 

 C&Cという名を聞いた瞬間に帰ろうとするモモイの頭を引っぱたいて襟を掴んで引き戻す

 

「待って待って待って!諦めちゃダメだよモモ!G.Bibleが欲しいんでしょ!?」

 

「うぅ……そ、そりゃ欲しいよ!でもだからって、メイド部と戦うなんて冗談じゃない!そんなの、走ってる列車に乗り込めとか、燃え盛る火山に飛び込めって言われた方がまだマシ!」

 

「俺ならギリ行けるな、よしやろう」

 

「できるの!?ちょっ……ハ、ハジメさんは例外で!」

 

「例外ってなんだよ。結局、お前らのゲーム開発部への想いはその程度なのか?」

 

「うっ……そ、それは……」

 

「そうだよ!このままじゃあたし部長に怒られ……じゃなくて!ゲーム開発部も終わりだよ!このままじゃ廃部になっちゃうんでしょ!?」

 

「廃部は嫌、だけど……でもこれは、話の次元が違うの。C&Cの『ご奉仕』によって壊滅させられた歌劇団体や武器サークルは数え切れない……知ってるでしょ?」

 

「……最後には痕跡すら残さず、綺麗に掃除される。有名な話だね」

 

「そりゃ部活は守りたいけど、ミドリにアリス、ユズの方が圧倒的に大事!危険すぎる!」

 

「いい事言ってるけど今の状態じゃ説得力ねぇな」

 

「それなら早く離してよ!いつまで私のことを掴んでるのさ!」

 

 モモイの襟を掴む手を離して地面に下ろす。確かに仲間思いなのはいい事だ、だが──

 

「モモイ、忘れちゃいないか?俺たちの目的はC&Cを倒す事じゃなく、セミナーに押収された鏡の奪還だ」

 

「そんなに変わらないじゃん!」

 

「……でも、可能性のない話じゃない」

 

「私の盗ちょ……情報によると、現在のメイド部は完全な状態ではありません」

 

「え?」

 

 そこから盗聴で得た情報によると、今ネルはミレニアムの郊外に個人的な用事で出向いているらしい。だとしてもアイツの戦闘能力は折り紙付き、いつその用事が終わって帰ってくるのかが不安要素でしかない。つまり……

 

「アイツはいつ帰ってくるか分からない、ネルの足止めは俺がやらせてもらう」

 

「確かに……ネル先輩の足止め役は必要……って、えぇっ!?一人で!?」

 

「聞いてなかったの!?ネル先輩はメイド部の中でも最強なんだよ!さすがのハジメさんでもそれは……」

 

「……あれ、そういえばハジメって名前、どこかで……」

 

「君たちは一年生だから知らないのも無理は無いね。安心して、彼……鹿紫雲ハジメ先輩は──」

 

 

「一年前、ネル先輩との一体一で引き分けに持ち込んでいる」

 

「つまり彼以上にネル先輩の足止めに適任な人はいないんです」

 

「ハ、ハジメさんってそんな凄かったんだ……」

 

「よく雷神の噂は聞いてましたけど……まさか、ここまで強いなんて……」

 

「ま、そういう事だ。それじゃ、鏡奪還はお前らに任せて、ヴェリタスの監視でネルが見えたら、俺がネルの足止めに向かうって事でいいか?」

 

「うん、そうしよう」

 

 

 あれから色々と作戦を立て、エンジニア部も協力して貰えることとなったゲーム開発部たちは作戦決行日、順調に作戦を進めていた

 通信機から聞いた限り、今はカリンが参戦して少し苦労しているみたいだ。まあ先生も居るし大丈夫だろ

 

 そんな俺は早速ヴェリタスからの連絡を受けて、早速ミレニアムの郊外にある建物の屋上を伝って行きながら向かっていた

 

「(……よく考えたら、あのG.Bibleは何故廃墟の中にあったんだ?)」

 

「(廃墟はただでさえ銃器を持った大量のロボットが徘徊している……そこにわざわざ危険を承知で、転送するために入り込むのはかなり違和感がある)」

 

「(いや、もしかしてあの廃墟の中で作られたのか?そもそもいつ廃墟が廃墟になったのが分からねぇし……まぁ考えても仕方ねぇな)」

 

「(伝説のゲーム開発者……正体が気になりすぎて夜しか眠れねぇ)」

 

 と、その時

 

「なんかヤケにこっちに向かってくる速ぇ奴がいるなって思ったら、やっぱお前だったか」

 

 屋上で待ち構えていたのは小さな体型、メイド服、それに似合わないイカつい龍のスカジャン、そして両手に持ったサブマシンガン。間違いない、一年前にも見たあの姿

 

「久しぶりだなぁ、ハジメ。元気してたか?」

 

「よぉ、ちょっとは身長伸びたか?ネル」

 

「殺すぞ」

 

 

 




走ってる列車に乗り込む──普通に余裕でいける
燃え盛る火山に飛び込む──蒸発ビームで穴開けて翡翠氷で周りを凍らせる

何こいつマジで

100話記念どうする?

  • プレ先鹿紫雲の世界線を書く(別作品)
  • 透き通る世界に響く雷鳴≡を書く(別作品)
  • ここは子供化カッシーだろ(おまけ)
  • ここは女体化カッシーだろ(おまけ)
  • 七囚人相対(おまけ)
  • 正月(おまけ)
  • 書かんでいいから本編書け
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