とりあえず羂索と髙羽の呼び方は生徒に対しては「下の名前+ちゃん付け」でそれぞれの事は呼び捨て、カシモドキのことは羂索は「ハジメ」、髙羽は「カッシー」って呼びます
うん、我慢できずに親指ガチャ引きました(傲慢属性)
とりあえずボニャテッリ家はヴァレンチーナから愛を取り上げる。そんで俺の半天井分の狂気も取り上げる。ヴァレンチーナ当てた奴の分の運も取り上げる(憤怒、嫉妬属性)
さて、今俺たちはミレニアム学園の校門前に居ます。そこで客観的に今の状況を確かめてみましょうか
まずミレニアム最強格のネルとこの俺、鹿紫雲ハジメがお互いの隣を歩いています。そんで後ろを見れば、ミレニアムの化学満載の学園を見て目を輝かせているバカ2名(男)がいますね……うん
なんで数時間前の俺はこのメンツで注目されないと思っていたんでしょうか
視線がめちゃくちゃ俺らに集まってるんですけど、しかも一部の視線がなんか怖いし……背中がブルっとするよ……ひぃん
……まあ俺がこんなこと考えてる間にも、バカ共はガキみたいに興奮してますね。分かるけどさ、うん、大人なんだから内に収めとけよ殺すぞ
「おぉ……!なんちゅーサイバーパンクなとこだよ!テーマパークに来たみたいだぜ、テンション上がるなぁ〜!」
「テンション上がんのは別にいいけど、ぜってぇはぐれるなよ。ゲヘナより小さいとは言えど普通にデケェからな、テメェらを探すの俺なんだよ」
「なぁ、流石にその注意はいらねぇだろ。一応大人なんだろ、あの人ら」
「泥団子作りを本気で楽しむような奴らなんだよ。はぐれそうで怖ぇわ」
「……もう中身ガキじゃねぇのか?」
「正直俺もそうなんじゃねぇのかって疑ってる」
呆れながら髙羽の方を見れば、おもちゃコーナーに来た子供のように辺りを見渡して、なんなら道行くミレニアム生に話しかけようとしている……ってちょい待て待て不審者やめろ!
ふぅ……マジでコイツ……危うくヴァルヴァルもしキューレされるとこだったじゃねぇか……また豚箱にぶち込まれてぇってのか?
つーかあれ、羂索どこ行った?ねぇ髙羽、羂索の居場所知らない?アイツはぐれた?
「羂索?それならアッチに──」
「私は今!猛烈に感動している!」
「キヴォトスの中でも最先端を行くミレニアムサイエンススクール!期待して来てみれば想像以上!シンプルなものから、メカメカしいデザインまで何でも存在する!」
「私の望む世界が!今、目の前にある!」
「黙れ縫い目バカ、頭の中身メロンパンに変えるぞ」
「なんでメロンパンなんだよ……?」
「ちょっと?酷くないかい?私って君の父親なんだよ?」
「父親だろうが何だろうが関係ねぇ、周りに迷惑かけんな。そんだけだ」
「……?なんか君「おーい羂索!こっち来いよー!」
「チッ……髙羽、テメェさっきはぐれるなとか言ったばかりだろうが。何一足先に行ってんだ」
「へへへ、許してヒヤシン……あ待って、本当にごめん。だから拳解いてね?ステイステイ」
「ハァ……んで、ネル。どこ行くんだ?」
「おう、まあとりあえず適当に校舎ぶらつくつもりだ。羂索さん達がここに行きてぇって要望とか無い限りな」
「割り込むようですまないね。ならネルちゃん、様々な物を作っている部活とか無いのかい?」
「あ、それならエンジニア部ってとこが──」
ネルがエンジニア部について説明及び案内をしようとした瞬間、校舎の方から何がとは言わないがブツを揺らしながら走ってくる1つのメイド姿が見えた
「あー!部長!やっと見つけたよ!急にどこかに行っちゃうんだから!」
「ゲッ、アスナ……」
「あ?お前さっき許可取って来たって言ってなかったか?」
「あー……あれ、ウソ」
「お前さぁ……」
「んもう!みんな待ってる……ってハジメくんじゃん!やっほー!」
「よぉアスナ。久しいな」
「久しぶりって言っても、最後に会ってから一週間も経ってないけどね!……って、あれ?後ろの人たちは?」
「あぁ。紹介するぜ、俺の父親の羂索とその連れの髙羽だ」
「初めまして、ハジメの父の羂索です」
「……髙羽です」
「うん!羂索さんに、髙羽さんね!私はね、一ノ瀬アスナって言うんだ!よろしくね!」
ペカーという効果音が付きそうな程の満面の笑みで答えたアスナ。気のせいかもしれないが後光が差しているように見えなくもない。やっぱ見えない
「うん、よろしくね……えーっと、アスナちゃん」
「おやおやぁ?声が小さいよぉ髙羽。なに、緊張しちゃってる?」
「う、うるせぇやい!き、緊張なんてしてないんだからねっ!」
「アラサーオッサンのツンデレなんて需要無いからやめときな?見てるこっちが辛い」
「辛辣ゥ!」
「あははっ!ハジメくんのお父さんたちって面白いね!いつもこんな感じなの?」
「そうだな……はぁ、俺からしたら迷惑極まりないがな」
「そうなの?けどこんなお父さんだと、一緒に住んだら楽しそうだね」
いつ、何をされるか分からない恐怖の権化と一緒に住むなんて地獄以外の何ものでもねぇよ
おい髙羽、羂索から離れろや。一応言っとくが俺と同学年だからなコイツら。そんな痴態を見せんな、汚れるだろうが
「えーっと、何しに来たんだっけ……あ、部長を迎えに来たんだった」
そろそろと逃げようとしたネルをとっ捕まえて小脇に抱えたアスナは、そのまま元来た方へと走っていった
「ほーらっ、部長!早く行くよ!」
「わ、分かったから!自分で行けるっつーの!だから早く下ろせぇ!」
「……嵐みたいな子だったね」
「目のやりどころに困るよ……ゲヘナのアコちゃんやアビドスのノノミちゃんみたいでさ……」
「分かるよ髙羽……外じゃあんな凶器持ってる子なんてほとんど見た事ないからさ」
「アレで高校生なんでしょ?キヴォトスの発育ってのは恐ろしいよ……」
「何だべってんだ、さっさとエンジニア部行くぞ」
「あーい」
「あれ、案内役のネルちゃんが居なくなったってことは……誰が案内するの?」
「俺だ」
「君の所属する学園はゲヘナ学園なんだよね?ミレニアムの案内が務まるの?」
「何十回も来てっからな、もう覚えた」
「わぁすごい」(KONAMI感)
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「邪魔すんでー」
いつも通りノックをしながら豪快にドアを開ける。ドアを開けた直後に広めの部室内で、何やら色々な素材らしきものを運んでいるウタハと目が合った
「おや、ハジメと……後ろの方々は?」
「ハジメの父の羂索でーす」
「その連れの髙羽でーす」
「コイツらの名前を覚えるなんて脳のメモリの無駄だから、バカ1号とバカ2号って覚えとけ」
「なんか親族に対しての当たりが強くないかい?……羂索さんと髙羽さんだね、私は白石ウタハ。ミレニアムサイエンススクール、エンジニア部の部長さ。よろしく頼むよ」
わざわざ荷物を下ろしてから近づいて挨拶をするウタハ……いい子や……こんなヤツらにいい事しても何も返ってこねぇってのによぉ……
「よろしくねウタハちゃん……それでだけど、早速私は聞きたいことがあるんだ」
「急だね……聞きたいこと、というのは?」
ニコニコと親しみ安い胡散臭い笑みをしながらウタハに近づいていく羂索……何する気やコイツ
「……ここに、スチームパンク系の銃はあるかい?」
「もちろんあるさ」
「Bene*1!それじゃあ次に、発砲した時に特徴的な音が鳴る銃は?例えば風鈴みたいな凛とした音とか」
「既に作ってるさ、音は違うけどね」
「素晴らしい。それじゃあ超高出力電磁砲は?」
「作ったけど、とある子にプレゼントしたよ」
「実物が拝めないってのは少し残念だね……それなら──」
「それも既に──」
「……なんか、羂索のヤツ速攻で仲良くなってんじゃん」
「そりゃアイツってマイスターだし……ロマンとかそういうのに共感できる奴とは仲良くなりやすいんだろ」
「マイスターって?」
「なんだっけ……確かすごい技術力を持つ奴らのことを総じて呼ぶ2つ名だった気がする……まあなんか凄いってだけ覚えとけ」
「そりゃ凄いねぇ」
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結局あれから30分ぐらいウタハと羂索の会話は続いて、暇だった俺らは途中から合流してきたヒビキとコトリと一緒にしりとりしてます
ちょっと髙羽、そろそろる責めやめろ。俺がキツくなってきた
「ルソンカワビタキ」
「き……キセノンフラッシュランプ」
「ぷ?ぷー……あ!プレシジョンワインダー!」
「うーん、出てくる物が全くもって分からなさ過ぎる。羂索と早押しゲームした時みたいだ」
「これが高学歴ミレニアム生徒やで、知識量が俺らとはレベチや」
「んー……ねぇねぇコトリちゃん。ちょっと前にヒビキちゃんが言ってた、化学流動床……なんだっけ、コンペイトウ発電プランクトンって何?」
「加圧流動床コンバインド発電プラントですね!圧力容器内のボイラーで石炭を効率的に燃焼させて、発生した高温ガスでガスタービンを、排ガスの熱で発生させた蒸気で蒸気タービンを回して発電する高効率な複合発電プラントの事です!」*2
「聞いてるだけで頭痛くなってきた……あ、ありがとうねコトリちゃん……」
「いえいえ!説明が必要ならいつでも私にお任せ下さい!」
「知らんかったわ……それで、次は髙羽だぞ」
「そうだったそうだった。ダだからー……弾道ミサイル!はいカッシーるだぞ〜!」
「死ね」
「───。……いやぁ、久々にこんな話したよ。ありがとうねウタハちゃん」
「それは良かったよ。私も、ただのロマンが好きな方かと思えば、専門用語がつらつらと出てくるからビックリしたよ。羂索さんは、外の世界でそういうお仕事を?」
「いや、外じゃ超有名売れっ子芸人をしてるさ」
「職業が芸人でその知識量は勿体ないの一言に尽きるよ……提案なんだが、今からでもエンジニア部に入らないかい?セミナーには私から言っておくから」
「素晴らしい提案だけど遠慮しておくよ。一応私は外の世界の人だから、いつ帰ることになるか分からないし」
「そうか、それは残念だね……なら、定期的にここに来てくれないかい?今度はヒビキやコトリ達も交えて、話の輪を広げたいんだ」
「それなら良いよ。……それで、ヒビキやコトリって子は、さっきからあそこで私の息子と仲良くしてもらってる子達かな?」
「そうだね……随分と楽しそうだけど、何を話してるんだろうか」
「ねぇハジメー、今何してるんだーい?」
「ル……ん?あぁ、今しりとりしてんだよ!入るか?」
「是非そうさせてもらうよ!ウタハちゃんも参加するかい?」
「そうしようか。最近は超大作の制作続きだったからね、息抜きにこういうのも大事だろうし」
「うし、2人参加か。それならまた最初からだな」
「あーカッシー!るが思いつかないからってそれは卑怯だろ!」
「る責めする卑怯者に言われたくねぇよ!!」
「ハジメ先輩も……途中た責めを始めて無かった?」
「気のせいだぞヒビキ」
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そこから小一時間くらい羂索、ウタハが入った計6人でしりとりを始めたが、4人の圧倒的知識量から放たれる意味不明な専門用語に押しつぶされた髙羽が敗北者となりました
おまけ
点検終わり
ウタハ「はいハジメ、点検が終わった神武解だよ」
カシモドキ「お、サンキューウタハ」
ウタハ「今回の点検で少し回路の強度を上げておいたから、直ぐにオーバーヒートすることは無くなると思うよ」
カシモドキ「そうか……それで、一応聞いておくが何か付け足したりは?」
ウタハ「したね、1個だけ」
カシモドキ「何してんのお前。んで、何追加したんだ?自爆か?」
ウタハ「Bluetooth機能だよ」
カシモドキ「一瞬でショートするだろそれ」
ウタハ「安心してくれ、絶縁体で保護してるから」
カシモドキ「その技術力をもっと活かせよ」
こういう回で一番不安なことは俺の考えてるギャグで読者の皆が笑ってるのかなって思うことです。自分では面白いと思っても、傍から見たらなんだこれってのありますからね……怖いよ
100話記念どうする?
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プレ先鹿紫雲の世界線を書く(別作品)
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透き通る世界に響く雷鳴≡を書く(別作品)
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ここは子供化カッシーだろ(おまけ)
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ここは女体化カッシーだろ(おまけ)
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七囚人相対(おまけ)
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正月(おまけ)
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書かんでいいから本編書け