セイアの異界登頂記   作:凍冬

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前回のあらすじ
塔「塔の仕組みを説明しましょう。」

セ&ア「よろしくお願いしよう。/しようか。」

塔「塔には1〜3層と最終層があります。」

塔「最終層にいる堕落の心臓を倒せば願いを叶えられます。」

塔「敵は基本範囲攻撃で、いろんなデバフやバフがあります。」

塔「レリックやゴールド、ポーションなども存在します。」

塔「二人にスターターレリックをお渡しします。」

ア「俺は『戦闘終了時、全員のHPを6回復する。』だったぞ。」

セ「私は、『戦闘時、被ダメージを1/2に軽減する。』だったよ。」

塔「他にも、戦闘情報が載っているタブレットと、99ゴールドをお渡ししておきます。」

塔「スタートボーナスは、何にしますか?」

塔「①カードを1枚選択してアップグレード
②100ゴールドを獲得する ③カードを2枚削除する代わりに現在HPの30%を減らす
④スターターレリックを失い、ランダムなボスレリックと交換する」

セ&ア「『②100ゴールドを獲得する』にしよう。」

塔「承知しました。それでは、2人にデッキのカードをお渡ししますので少々お待ちください。」
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はい。皆さんこんにちは。凍冬です。本当は前回から探索させたかったんですけど、塔のシステムについて書いていたら6000文字超えてたので、説明を本編にして今回から本格的に戦闘や探索を描いていこうと思います。ぜひ、セイアとアイアンクラッドと塔の愉快な魔物たちによる物語をお楽しみください。それでは、本編をどうぞ。
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セイアの異界登頂記♯2 デッキと初戦闘

塔「それでは、少々お待ちください。」

 

ア「……やっと行ったか。」

 

セ「やっと気が抜けるね。ただ、渡すデッキのカードを決めたら戻ってくるだろうから、そんなに時間はかからないだろう。」

 

ア「まあそうだよなぁ……」

 

セ「……………………」

 

ア「……………………」

 

ア「(あー……、話す話題がないな。どうするべきか。)」

 

ア「(考えてもみれば、ついさっきあったばかりであれだけ会話できていたのが奇跡みたいなもんか。……こういう時は、適当に相手の出身地でも聞いておくか?……ってそうだった。セイアは異世界出身なんだった。なら、仮に聞いても知らない土地の話だから相槌しか返せないな。どうする?このまま無言で塔が帰ってくるまで待つか?)」

 

セ「……さて、塔が帰ってくるまでの間に、私たちは地図を見てどのルートを通るか考えておこうか。」

 

ア「(その手があったか!)あ、ああ。そうだな。今のうちに考えておこう。」 

 

 

【挿絵表示】

 

 

セ「さて、地図を確認すると、全部で4つのルートがあるが、どうやら一番最初はどのルートでも通常の敵と遭遇するようだね。」

 

ア「そこは仕方ないとして、問題は、その次の部屋がなんのマスかってところだな。

全部で分岐を含めて、4/5が敵だな。」

 

セ「あまつさえ、下二つのルートに至っては、敵が4連続で続いているよ。」

 

ア「正直、下二つを選ぶのはやめておいた方がいいと思う。まあ、上も上で確定でエリートと戦うことにはなるが……」

 

セ「ふむ。最初に敵と4連続で戦うか、中盤に強いエリートと戦うか、というところだね?」

 

ア「ああ。あと、セイア。これに関してはあんたの意見も聞きたいんだが、

強化エリートはどうするつもりだ?」

 

セ「確かにそこも考えるべきだね。おそらくだが、1層で強化エリートを撃破できなかった場合は、2層以降に出現することになるだろう。『一度撃破すれば二度と出現しない』ということは、言い換えれば撃破しなければずっと出現するということだからね。」

 

ア「そして、2層以降になれば、通常の敵だけでなく、エリートも間違いなくより強い敵になっているだろう。なら、早期撃破を狙った方がいいのか?」

 

セ「そうかもしれないね。ただ、マップの関係上、もし1層で強化エリートを撃破するつもりなら、通常のエリートも撃破する必要があるね。」

 

ア「うっ……エリート2体は避けたい。ただ、1体目のエリートの後に休憩マスがあるから、多少はダメージを負っても問題はなさそうだがな。それに、もしそこに至るまでに損害が大きかったら、エリート2体ルートを避ければいい話だからな。」

 

セ「あと、忘れてはいけないのが、通常の敵と戦った後にエリートに挑むことになるということだね。だから、私としては損害を一番抑えられる一番上のマスを選ぶのが安定すると考えるよ。」

 

ア「確かに……いいな。それに、俺たちはスタートボーナスで100ゴールドもらっているんだから、商人にも寄って強いカードやポーションを揃えればいいんじゃないか?」

 

セ「よし、決まりだね。私たちは一番上のマスから進むことにしよう。」

 

ア「(なかなかいいルートどりができたな。これなら、強化エリートのエメラルドの鍵も獲得できる可能性があるし、危険な時は安全なルートを通ればいい。なんとか1層は突破できそうだ。)」

 

ア「(……ん?そういえば、塔が各階層には守護者が存在すると言っていたよな?そして、一番右に書いてあるこの謎の絵……これもしかして守護者のことを表しているんじゃないか?)」

 

 

【挿絵表示】

 

 

ア「なあ、セイア。この地図に載っている一番右の絵のことなんだが、」

 

セ「!奇遇だね。私もこの絵が何か考えていたところだ。」

 

ア「まず俺から話してもいいか?」

 

セ「もちろん。話してくれ。」

 

ア「俺は、この絵はこの階層の守護者を表していると思うんだ。おそらくだがこの絵からして、

この階層の守護者はスライム関係の何かだろう。」

 

セ「基本的には私も同意見だ。おそらくこの階層の守護者はスライムキ○グの亜種か何かだろう。」

 

ア「あんたド○クエで例えるの好きだな。……ああ。で、予想される能力だが、俺はまず間違いなく分裂はすると思う。」

 

セ「スライムで予想するならそうだろうね。ただ、今守護者のことを考えても仕方がない。結局、まずは守護者に辿り着くまでになるべく消耗しないことが大事だ。守護者に関しては、戦闘中に分析して対策すればいい。」

 

ア「まあ確かにそうか。そもそもたどり着く前に死んじまえば本末転倒だものな。」

 

セ「縁起でもないことを言わないでくれ。」

 

「______」

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塔「お待たせいたしました。お二人の初期デッキが完成致しましたのでお渡しします。」

 

セ「おっと、完成したのかい。」

 

ア「これから先の行動はデッキによって左右される。頼むから妨害とかはしてないよな?」

 

塔「…………こちらがアイアンクラッドさんの分で、こちらが百合園セイアさんの分になります。」

 

ア「あー……中々か?」

 

アイアンクラッド初期デッキ……ストライク×5、防御×5、強打×1。

※ストライク……「アタック」、1エナジー、6ダメージを与える。

防御……「スキル」、1エナジー、5ブロックを得る。

強打……「アタック」、2エナジー、8ダメージを与える。弱体2を敵に与える。

 

ア「とりあえず攻守が揃っているから安定はしているな。まさか、弱体を敵に付与するカードが入っているとは思わなかったが。」

 

セ「弱体2……弱体の効果が2ターン続くということかな?」

 

塔「はい。ただ、デバフを付与したターンもデバフターン数に数えられるので、例えば、

強打で弱体付与→自分のターン終了→敵のターン→自分のターン→敵のターン→弱体解除という流れになります。」

 

セ「なるほど。それでは、私のデッキも見るとしようかな?」

 

ア「俺も見ていいか?」

 

セ「構わない。むしろ見て、これからの行動を決めるべきだ。」

 

ア「それもそうだな。……………………おい、セイアどうした?」

 

セ「……………………これを見てくれ。」

 

百合園セイア初期デッキ……銃撃×5、防御×2、連射×1、リロード×1

※銃撃……「アタック」、1エナジー、9ダメージを与える。ただし、銃弾を1発消費する。

防御……「スキル」、1エナジー、5ブロックを得る。

連射……「アタック」、2エナジー、8×3ダメージを与える。ただし、銃弾を3発消費する。

リロード……「スキル」、0エナジー、残弾数が0の時のみ使用可能。銃弾を7発装填する。

 

ア「ん?別に銃撃とか連射はかなりいいんじゃないか?俺のストライクよりも明らかに強……い……」

 

セ「……どうやら気づいたようだね。そう、ブロックカードが少なすぎるんだ。」

 

ア「……塔、お前やっただろ。これは確信犯だろ。」

 

突然、アイアンクラッドの表情が険しくなり、語気が強まる。

 

塔「……なんのことを言っているのかは分かりませんが、セイアさんはそもそも全ての被ダメージを1/2に軽減できますし、銃を扱う以上、アタックカードの数値は高くなるので、そこでバランスをとった結果防御カードが少なくなった……というわけですよ。」

 

ア「そういうことを言ってるんじゃねえよ。被ダメージを1/2に軽減できたからなんだ?

結局は傷ついてるんだよ。俺は、誰にも傷ついてほしくないんだ。

セイアがいくらダメージを軽減できると言っても、限度がある。これじゃいつかやられてしまう。

……俺は、もう、守れないのはごめんだ。塔、お前の性格はよーくわかった。ボコボコにしてやるからせ怯えて待っとけ。」

 

塔「……せいぜい最終層で待ってますよ。」

 

ア「ああ、次会ったら二度と______」

 

セ「___それ以上はいい。」     ア「セイア!でも、こいつは……」

 

セ「私は大丈夫だ。誰かが傷つくのを恐れて君が怒っているのも理解している。

……おそらく、君も過去に何かがあったんだろう?それはわかった。

だが、もういいんだ。……それとも、君は私がこの程度で挫折すると思っているのかい?」

 

ア「…………ああ、すまない。少し…熱くなってしまったな。……さっきのことは忘れてくれ。」

 

セ「……君の過去は詮索しない。それに、これから先私用のカードだって獲得できるだろうし、辛いのは最初だけだ。そんなに悲観するものじゃない。」

 

ア「……わかった。俺がデバフを敵に与えたり、ダメージを与えたりするから、あんたは銃で敵を仕留めてくれ。」

 

セ「ああ。了解したよ。私も、君を頼らせてもらう。だからそんなに気にするべきじゃない。それで戦闘に支障が出る方が私は困るね。」

 

ア「すまないな。任せてくれ。互いに利用して、塔を登ろう。」

 

セ「……それでは、塔に入ろうか?」

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ついに塔の中に入った。どうやら塔の中での行動は不可、というのは部屋の中のみで、通路は普通に歩ける。そして、目の前には4つの扉がある。……恐らく、地図の道に続く扉だろう。

 

セ「4つ、扉があるね。おそらく左が地図の一番上、右が一番下の部屋に続いているんだろう。」

 

ア「待て、逆の可能性もあるぞ。なんでそんなにすぐにわかったんだ?」

 

セ「なんとなくさ。実際、ここで考えても答えは出ないだろう?ならさっさと入ったほうがいいというわけさ。」

 

ア「あんた、中々度胸あるな。」

 

セ「こういう決断は何度もしてきたからね。慣れというやつさ。」

 

ア「なら、俺はあんたを信じるぜ。間違っててもその時はその時だ。」

 

セ「さあ、扉を開けるよ。」

 

セイアが扉を開けて、2人は中に入る。すると、扉が自然に閉まり、鍵のかかった音がした。

 

ア「なるほどな。後戻りはできないってわけか。」

 

そして、どこからともなく、スライムが2体出てきた。一体は緑で小さい。もう一体は灰色で緑と比べると少し大きい。

 

セ「おや?タブレットが光っているぞ?」

 

ア「本当だな。……おわっと!?」

 

光っていたタブレットが浮遊し、二人に画面を見せるような角度になった。

タブレット内には、先ほど出てきたスライムの名前と体力、

次の行動予定までが記されていた。

 

タブレット「左→アシッドスライムS……体力12/12。行動予定:6+3の攻撃。

      右→スパイクスライムM……体力28/28。行動予定:デバフ。」

 

ア「えー、左のやつは体力が12。右は体力が28なのか。そして、左の奴が攻撃を仕掛けてくるようだ。右はデバフだが、なんのデバフかまではわからない。」

 

セ「私に飛んでくる攻撃は軽減された値が表示されるのだね。とりあえず、気にするべきは左だね。ところで、さっきからカードが来ないのだが……」

 

ア「それは俺も……っと。どうやら状況確認が終わったとタブレットが判断したらカードが回ってくるらしい。」

 

その直後、デッキからカードが5枚ずつ、セイアたちの元へ浮遊してきた。

 

セ「本当だ。カードが5枚回ってきたね。」

 

ア「あと、残りエナジーや手札、俺たちの体力……後、残弾数?もここでわかるみたいだ。」

 

セ「予想だが、私の銃の弾数だろう。」

 

タブレットの画面には、

「残りエナジー5/5。

アイアンクラッド:体力80/80。セイア:体力45/45。セイア:残弾数7/7。

アイアンクラッド手札……ストライク、強打、防御、防御、ストライク

セイア手札……銃撃、銃撃、防御、防御、銃撃」と表示されていた。

 

セ「さて、まず左は絶対に倒しておきたい。」

 

ア「そうだな。……なら、セイア。攻撃を頼んでもいいか?」

 

セ「待ってくれ。私が全て攻撃をしても、まだ2エナジー余る。なら、先に君が右の奴に

強打を使ってくれないか?」

 

ア「なるほど、弱体を利用しようってわけか。わかった。なら、カードを使うぞ。」

 

アイアンクラッドが、「強打」をタブレットにかざした。すると、タブレットから音が鳴り、画面には『行動認証完了。』と表示されていた。

 

ア「これで俺は行動ができる。……オラァ!」

 

アイアンクラッドが強く剣で切り付ける。タブレットを見ると、

『スパイクスライムM……体力20/28。弱体2』と表示されていた。

 

セ「よし、私も動こう。」

 

セイアも同様に「銃撃」カードをかざし、愛銃『鋭き光彩』を構える。

3回大きな音が鳴る。セイアは2発を左のスライムに撃ち、残り1発は右に撃った。

結果、左のスライムを撃破。右も瀕死に追い込んだ。

 

ア「いいぞ!とりあえず左は撃破。右のやつも体力が7だ。次のターンで確実に倒せるだろう。」

 

タブレットを見ていたアイアンクラッドがそう叫んだ。

 

セ「ふむ。もうこれ以上できることもないし、ターンを終了しよう。」

 

ア「ああ。」 

 

アイアンクラッドがタブレットを操作すると、セイアたちの手札が一箇所に集まり、床にまとめられて置かれた。捨て札というやつだ。そして、スライムが近づいてきて、二人を舐めた。

セ&ア「!?」 二人は驚いた。そして、次のターンが開始された。再び残っている山札からカードが配られる。

 

セ「流石に、驚いたね。」

 

ア「あ、ああ。まさかこんな形でデバフをつけられるとは。」

 

2人がつけられたデバフは、脆弱化2。

 

タ「アイアンクラッド手札……ストライク、ストライク、ストライク、防御、防御

  セイア手札……リロード、連射、銃撃、銃撃、防御

  スパイクスライムM……体力7/28。行動予定:デバフ。」

 

ア「ん?セイア、あんたさっきのターンで防御は全部手札に来ていなかったか?」

 

セ「ああ。それについてだが、私は手札が全部で9枚しかなくてね。

5枚ずつ引くとなると、2ターン目で1枚足りなくなる。だから、捨て札がシャッフルされて山札になって、そこから新たに1枚引かれているんだろう。」

 

ア「なるほど。それが仕組みか。」

 

セ「……さて、終わらせるとしようか。」

 

そして、セイアは銃を構え、まさに撃とうとした時_____

 

ア「待て。セイア。あんたは撃たないほうがいいだろう。」

 

セ「……なぜだい?別に君が倒しても私が倒しても結果は変わらないだろう?」

 

ア「セイア、あんたは敵に対して攻撃する時銃を使うよな。」

 

セ「ああ、そうだね。」

 

ア「銃を撃つ。その時に必ず消費するものがあるだろう?」

 

セ「……銃弾?」

 

ア「そうだ。そして、あんたの手札の中には、『リロード』というカードがあったよな?」

 

セ「確かにあるね。」

 

ア「おそらく、わざわざそのカードがあるなら、戦闘終了時に弾が勝手に装填される、なんて都合のいいことはないだろう?」

 

セ「……なるほど。だから弾を保持しておきたいということだね?」

 

ア「ああ。そういうわけだ。だから、ここは俺が倒そう。」

 

セ「なら、お願いするよ。」

 

アイアンクラッドはストライクのカードを使用し、スライムに向けて斬撃を繰り出した。

 

ア「ふん!」

 

スライムは倒れ、活動を停止した。

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セ「お疲れ様だね。」

 

ア「いや、セイアのほうこそ。俺はサポートをしただけだ。やはり銃は頼りになる。」

 

セ「ありがとう。……?何か、そこに落ちているが、それはなんだい?」

 

その声に反応して振り向くと、スライムは消えていて、代わりに何かが落ちていた。

 

ア「ん?これは……ゴールドと、知らないカードだな。」

 

塔「敵を倒すとゴールドとカードをドロップします。その中から新たにデッキに加えるカードを1枚選んでください。もちろん、スキップも可能です。」

 

セ「……久しぶりに出てきたね。」

 

ア「俺としては出てきてほしくないんだがな。

……なるほど。どうやら4枚のカードがあって、半分は俺、半分はセイアのカードみたいだな。」

 

セ「どんな内容があるんだい?それを見てから考えて、何を取るか決めるとしよう。」

 

アイアンクラッドが見せてきたカードは

 

アイアンクラッド用:①薙ぎ払い……1エナジー、敵全体に8ダメージを与える。

②不屈の闘志……1エナジー、7ブロックを得る。手札からランダムな1枚を廃棄する。

セイア用:①回避予測……1エナジー、10ブロック、敏捷性1を得る。廃棄。

②最適化……1エナジー、戦闘終了まで手札のランダムな1枚のエナジーを1下げる。廃棄。

 

ア「俺はセイア用の、回避予測がいいんじゃないかと思う。今は防御が手薄だからな。」

 

セ「私としては君用の薙ぎ払いもなかなか良いと思うんだがね。」

 

ア「まあ、それは俺も思ったが、今は攻撃よりもセイアの防御の方が大事だ。今回は回避予測を取っていいか?」

 

セ「本当にいいのかい?」

 

ア「ああ。それに、敏捷性も上がるから、廃棄した後も防御が強くなる。まさに、今必要なカードだろう。」

 

セ「……感謝しておくよ。ありがとう。」

 

ア「それで、ゴールドの方は……13ゴールドか。こんなものなのか?」

 

セ「仕方ないさ。まあこれから何回も戦っていくのだし、勝手に溜まっていくだろう。そこまで気にする必要もないんじゃないか?」

 

ア「……それもそうだな。」

 

そして、二人は次に?か敵か、どちらにいくかを議論した。




はい。今回初めて戦闘シーンを描いてみましたが、いかがでしたか?
え?もっと書け?ちょっとそれは次回以降でお願いします……。
あと、今回から後書きで二人のステータスや、新しく獲得したカード・レリック・ポーション、現在のゴールドなどについての説明を入れてみようと思います。
物語の理解を深めたい方はぜひご覧ください。それでは、また次回。

アイアンクラッド…………鉄仮面の兵士の生き残り。仲間を殺した塔に復讐にきた。
現在HP80 /80。デッキは11枚。スターターレリックはバーニングブラッド。

百合園セイア………トリニティ総合学園3年生。
生徒会長の1人で、サンクトゥス分派のリーダーを務めている。
現在HP45 /45。残弾数は4/7。デッキは10枚。スターターレリックはキヴォトスの神秘・α。

現在所持ゴールド……99+100+13=212ゴールド。

『回避予測』……「スキル」で1エナジー消費。10ブロック、敏捷性1を得る。使うと廃棄される。
        アイアンクラッドからは「セイアの防御を支える重要な防御専門のカード」
        セイアからは「廃棄がなければ完璧だったカード」と評価されている。

弱体……被ダメージが1.5倍になる。小数点以下は切り捨てで計算される。
    現在セイアたちがこのデバフを与える手段はアイアンクラッドの『強打』のみ。

脆弱化……カードから得られるブロック値が0.75倍になる。小数点以下は切り捨てで計算される。
     初戦でスパイクスライムMがセイアたちを舐めて与えた。

今後の登場キャラは?

  • セイアちゃんだけでいいよ!
  • アビドスの生徒を出せ!
  • ゲヘナの生徒を出せ!
  • トリニティの生徒を出せ!
  • ミレニアムの生徒を出せ!
  • その他(感想に書いてください)
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