セイアの異界登頂記   作:凍冬

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前回のあらすじ
ア「どうやって登っていくか?」

セ「とりあえず、一番上を進んで、強化エリートも狙えるなら狙うとしようか。」

ア「そうだな。」
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塔「デッキをお渡しします。」

ア「なかなかいいな。」

セ「……防御が少なすぎるんだが?」

ア「は?何してんだよ塔。」

セ「いいさ。私は気にしていない。」

ア「すまないな。」
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セ「敵がいるみたいだね。弱体で支援してくれないかい?」

ア「任せろ。そのあとは銃撃を頼む!」

セ「ああ。そこは心配しないでほしい。」
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セ「お疲れ様だね。」

ア「ああ。お、新しいカードが落ちているな。」

セ「ゴールドも落ちているね。」

ア「とりあえず、この『回避予測』を取ってもいいか?」

セ「良いのかい?君用のカードは取らなくて。」

ア「また後で取るさ。今は、あんたの防御の方が大事だろ?」

セ「……ありがとう。」
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はい。皆さんこんにちは。凍冬です。前回からやっと戦闘シーンを書けるようになりました。
今回以降、1話あたり何部屋進めるか迷っています。今は、3部屋くらいにしようかな?とか思っていますが、全然字数が少なかったりしたらもっと進めます。

ただ、エリート戦が終わったら何字だろうとそこで強制終了にします。
描写力の限界なんです。許してください。
そんなこんなで、ただいま方針が二転三転しておりますが、暖かく見守ってくださると幸いです。

それでは、本編をどうぞ。
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セイアの異界登頂記♯3 ショップに行きたい

セイアたちの現在位置(赤丸で示してます)

{IMG235524}

セ「……さて、どうしようか?」

 

ア「どうするって……ああ、次の部屋のことか。」

 

セ「そうさ。初戦は難なく突破できた。そこは喜ばしいことだが、次も同じ結果になるとは限らないからね。敵か、?か、どちらを選ぶかが大事になってくるというわけさ。」

 

ア「うーん…………とりあえず、セイアの意見も来ておきたいんだが、よりカードが欲しいか?」

 

セ「カードは戦力を増やす貴重な手段だからね。私は敵マスに行くことには賛成だが、危険を伴うからね。慎重に決めるべきだと言わせてもらうよ。」

 

ア「ふむ、セイアはそっちか。正直、俺は?も気になる。カードは最悪ショップで買えるし、そもそもショップに行くための道にも敵はもう一体いるからな。カードは十分取れそうなんだよな。」

 

ア「だから、危険を犯さずにここは?に行って、その後商人まで直行で行ったらどうだ?

後、?でも普通に敵がいる可能性はあるわけだしな。」

 

セ「まあ、この後エリートと戦うことを考えると、安易に危険なルートを進むべきではないか。

わかった。だとするならば、?に行ってみようか。」

 

ア「ああ、ありがとう。」

 

セ「私も?は気になっていたんだ。」

 

ア「どんなイベントがあるかは見ておきたいからな。」

 

セ「さて、では扉を開けるよ。」

 

セイアたちが扉を開けた先の部屋に入ると、そこは寂れた鍛冶場のような場所だった。

ただ、それにも関わらず暖炉にはさっきまで人がいたかのように燃え盛っている炎が灯っていた。

その光景は見るものに謎の不安を抱かせる。

 

ア「なんだ……?ここは鍛冶場のような場所か?」

 

セ「そうだと仮定するなら、ここではアップグレードができるのではないか?」

 

ア「そうかもn……ん?タブレットが光っている。何かあるのか?」

 

アイアンクラッドがタブレットを開く。セイアも気になるので横から覗き込む。

そこには、二つの選択肢が表示されていた。一つは、「1枚のカードをアップグレードする。」

もう一方は、「この部屋を探索する。」だった。

 

セ「ふむ。これはおそらく、イベントだろうね。」

 

ア「敵が出ないのを考えると、そうみたいだな。ところで、この選択肢だが、……俺はこの部屋は探索しない方がいいと思う。なんだか、この部屋は不気味だ。本能的にやめておいた方がいいと感じる。」

 

セ「君に賛成だよ。……幽霊とかそういうものを信じているわけではないが、この部屋には何かがある。下手に探索しない方がいいと感じたよ。」

 

セイアたちの出した結論は、「1枚のカードをアップグレードする。」だった。

アイアンクラッドが画面を操作すると、指示が表示された。

内容は、「鍛冶台に刻まれているパスワードを打ち込め。」というものだった。

 

ア「パスワード?そんなものがあったのか?」

 

セ「ふむ。もしかして、これのことかな?」

 

セイアが鍛冶台の上に刻まれている文字を見つけた。そして、2人は言われた通りパスワード

「Death is salvation」を打ち込んだ。意味は気にしないことにした。

パスワードを打ち込むと、「カードの名前を入力してください。」という指示が表示された。

 

セ「さて、本題はここだ。誰の、何のカードをアップグレードするか、だね。」

 

ア「まず、アップグレード内容は見れないのか?」

 

セ「確かにそうだね。何か、タブレットに書いていないのかい?」

 

ア「わかった。少し確認する。」

 

アイアンクラッドがタブレットを確認すると、どうやらアップグレードはカードの名前を入力すれば、その時に確認できるらしい。

 

セ「なら、まずは今持っているカードのアップグレード後を見ないかい?」

 

ア「確かにそうだ。まず全部を確認して、アップグレード候補をいくつかに絞ろう。」

 

セイアたちが全てのカードを確認した結果、数枚のカードに絞り込むことができた。

 

ア「やっぱり、予測はしていたが残るのはこのカードになるよな。」

 

セイアたちの目の前の床には、『強打』、『連射』、『回避予測』のカードがあった。

リロードはバグなのか、アップグレード後が表示されなかった。

それぞれのカードのアップグレード後は、

 

強打……2エナジー、8ダメージを与える。弱体2を与える。

   →2エナジー、10ダメージを与える。弱体3を与える。

 

連射……2エナジー、8×3ダメージを与える。ただし、銃弾を3発消費する。

   →2エナジー、10×3ダメージを与える。ただし、銃弾を3発消費する。

 

回避予測……1エナジー、10ブロックを得る。敏捷性1を得る。廃棄。

     →1エナジー、13ブロックを得る。敏捷性2を得る。廃棄。

 

となっている。

そして、2人は現在どのカードをアップグレードするかを巡って議論をしていた。

 

ア「俺はどう考えても回避予測がいいと思う。理由は単純明快だ。

永続バフの敏捷性の値が増加するからだ。これによって、セイアは安全に攻撃を受け流し、

浮いたエナジーを攻撃に当てることができる。」

 

セ「私は反対だね。その代わりに、強打をアップグレードすることを提案するよ。

理由は、火力アップの源となる弱体のターン数が伸びるからだ。弱体のターン数が伸びれば、私だけでなく、クラッド、君にも利益がある。君の提案では、私たち全員に利益がないじゃないか。」

 

ア「いや、さっきも説明したが、浮いたエナジー分を攻撃に当てられるようになることで、より早く戦闘が終わる。これは俺たち全員の利益なんじゃないのか?」

 

セ「確かに、『部分的には』私たちに利益があるだろう。しかし、毎回そんなにうまく行くとでも?敏捷性が1上がった程度では結局防御カードを使う枚数が変わらない場合も多いだろう。

その点、強打は火力が1.5倍になるターンが1ターン伸びる。1ターンの重要さは、君もわかっているはずだ。その1ターンで、倒せるか倒せないかが決まることもあると思うが?」

 

ア「ああ。俺だって1ターンの重要性は理解している。だからこそ、永続バフの存在は大きい。ターンを気にしなくていいからな。強打は結局有限のバフだ。なら、永続バフで確実に足元を固めて行った方が安全じゃないか?それに、そのまま返させてもらうが、敏捷性があるかないかで、倒されるか生き残るかが決まることもあるだろう。」

 

セ「……そもそも、君の提案では君自身に利益が_____」

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塔「(遅くないですか?なんで30分も議論しているんですか?

これアップグレード1枚の話ですよね?)」

 

ア「……………………はぁ、あんたも強情だな。何をそんなに意地を張ることがあるんだ?」

 

セイアがここまで強情なのはアイアンクラッドも意外だった。セイアは、今まではなんだかんだ柔軟に対応を変えて対処していたからだ。ここまでセイアが強情になっているのは、単純にさっきの戦闘の後にアイアンクラッドがセイアを心配してカードを取ってくれたことへのお礼の意味もあったからだ。ただ、そんなことをアイアンクラッドが気付くわけもない。

 

セ「…………おや、君は自傷行為が趣味かな?」

 

ア「…………まだそんなことを言えるくらいには元気があるみたいだな。」

 

セ「……このままこうしてても埒があかない。ここは、間をとって連射をアップグレードしよう。」

 

ア「待て、それだとあんたの防御が_____」

 

セ「……何度も言っているだろう?『攻撃は最大の防御。』と。

それに、君が過去に何があったのかは知らないが、それと私を重ねないでくれ。

私もそこまで弱いわけではない。過保護にされるのは私はごめんだね。

そもそも、君自身が私を強いと思ったから同盟を提案してきたんだろう?」

 

ア「……………………はぁ、……わかった、いいだろう。ただ、これから先の戦闘で危ない場面が出てきた場合、回避予測もアップグレードしてもらおう。それなら許せる。さっさと済ませよう。」

 

セ「(私としてはその態度をやめて欲しいんだが……)」

 

セ「(……あの時、塔が私に妨害をした時から、クラッドは傷つくことに対して敏感になった。この塔に復讐に来たと言っていたことから、過去に何かここで苦い思い出があるんだろう。)」

 

ア「ああ、後、この後俺たちはまた敵の部屋に行くんだよな?」

 

セ「そうだね。そしてそこを抜ければ、商人にたどり着くというわけさ。」

 

ア「(俺も確かに意固地になりすぎた。いくら過去にアイツが塔のせいで酷い死に方をしたからって……セイアはアイツじゃない。切り替えろ。まずは目の前の敵を排除することが先だ。)」

 

そして、セイアたちは無事(?)に連射をアップグレードし、次の部屋へと足を運んだ。

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次の部屋にセイアたちが入ると、謎の鳥の頭を被り、木の枝のようなものを振り上げている者と出会った。どうやら敵らしく、急に威嚇してきた。

 

セ「……!タブレットが光ったということは、こいつは敵で間違いないみたいだね。」

 

セイアのいう通り、初戦と同じようにタブレットが浮かび上がり、敵の情報を表示する。

 

タ「狂信者……体力51/51。行動予定:バフ。」

 

それと同時にセイアたちに手札が配られる。

 

タ「アイアンクラッド手札……ストライク、ストライク、防御、強打、ストライク。

  百合園セイア手札……銃撃、銃撃、防御、回避予測、リロード。」

 

セ「クラッド、どうやらこいつはバフをするらしい!攻撃をしてこないうちに火力で制圧してしまおう!」

 

ア「了解だ!俺が強打で弱体をつけるから、セイアは銃撃を頼む!

俺もその後ストライクで応戦する!」

 

アイアンクラッドは剣を大ぶりに振り、狂信者に命中させる。それとほぼ同時に大きな発砲音が鳴る。セイアが銃で撃ったのだ。狂信者に命中し、怯んだ隙に再びアイアンクラッドが剣で狂信者を斬る。……一連の行動により、どうやら狂信者を瀕死にできたらしい。

タブレットには「狂信者……体力8/51、弱体2。」と表示されていた。

 

セ「よし、ターンを終了しようか。」

 

セイアがタブレットを操作し、ターンを終了させる。すると、狂信者は木の枝を十字に交差させ、高らかに悲鳴とも聞ける声で何かを叫んだ。一見なんの意味もない行動にも見える。しかし、

 

ア「……おい!セイア!これを見ろ!」

 

急にアイアンクラッドが叫んだ。何かと思い、セイアも狂信者の状態欄を見ると、新たに、「儀式」という特性を獲得していた。加えて、脅威的なのは、その効果。

 

セ「……!?毎ターン開始時、筋力3を獲得する!?」

 

ア「ああ。今回はもう倒せるからいいが、こいつは時間をかければどんどん力が上がっていく。そして、いつか手のつけられない存在になってしまうということだ。」

 

セ「…………これは想定外だったよ。」

 

言うなれば、無限に力が強くなるのだ。今回は単体で出現したから簡単に倒せるが、もしこれが複数で出現したと考えると……大ダメージを負う可能性もある。

改めてこの塔の難易度の高さを実感した。

 

タ「狂信者……体力8/51。弱体1、儀式3。行動予定:6+3の攻撃。

  アイアンクラッド手札……防御、防御、ストライク、防御、ストライク。

  百合園セイア手札……銃撃、銃撃、連射+、銃撃、防御。」

 

ア「いつも通り、トドメは俺が行こう。」

 

セ「ああ。お願いしよう。後、ドロップするカードだが、今回は君の分を取ろうか。」

 

ア「ふん!…え?ああ、まあよっぽどセイアの方に強いカードがなければな。」

 

セ「そこは断言してくれ。」

 

その後、ドロップしたカードは次の通りだった。

アイアンクラッド用:①ラリアット……2エナジー、12ダメージ、脱力2を与える。

          ②サンダークラップ……1エナジー、敵全体に4ダメージ、弱体1を与える。

 

セイア用:①気配撹乱……0エナジー、3ブロックを得る。敵に脱力1を与える。

     ②連携攻撃……2エナジー、敵に15ダメージを与え、味方全員が筋力1を得る。廃棄。

 

セ「……これはサンダークラップじゃないかい?」

 

ア「俺としては『連携攻撃』もいいとは思うが、確かに『サンダークラップ』は強力だ。今まで敵全体に攻撃する方法はなかったわけだしな。それに、弱体もつけられるから火力を伸ばすのにもちょうどいいな。」

 

セ「それじゃあ、それを取っておいてくれ。私は、ゴールドを回収してくる。」

 

ア「ああ、頼んだ。(……サンダークラップがあれば、セイアの『連射+』で弱体を与えた敵に15×3ダメージを与えられる可能性も増えるな。なかなかいい選択をしたかもな。)」

 

セ「ゴールドは15だったよ。……さて、ではショップに向かうとしようか?」

 

ア「ようやくだな。どんなものが売っているか楽しみだ。」

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セイアたちはショップにやってきた。現在所持ゴールドは227ゴールド。

部屋には青い風呂敷を敷いて上に座っている商人がいた。

 

商人「やあ!いらっしゃい。何が欲しいんだい?」

 

ア「まず、この店でできることを聞いておきたい。何ができるんだ?」

 

商人「どの店でもそうだが、カードが9枚、レリック・ポーションが3つずつ、カード削除が1回、ゴールドを払うことでできる。私のところも同じだ。」

 

セ「じゃあ品揃えを見せてくれないかい?」

 

商人「もちろんだ!お嬢さん用のカードが3枚、そこの兄ちゃん用のカードが3枚、無色カード……つまり、手札にくれば2人のどちらでも使えるカードが3枚売ってるぞ!」

 

なるほど。そんな種類のカードもあるのか、と思いつつセイアたちは品物を覗いた。

 

アイアンクラッド用:①無痛……カードを廃棄するたびに3ブロックを得る。→71ゴールド

②発火……筋力2を得る。→68ゴールド

③痩せ我慢……自身が15ブロックを得る。『負傷』を2枚手札に加える。→97ゴールド

 

セ「この『負傷』というカードはどういう効果があるんだい?」

 

商人「ああ、それは妨害カードだが、なんの効果も持たない、ただの使用不可のカードだよ。ただデッキのドローを邪魔するカードだ。しかし、好きなカードを廃棄するカードと、①の無痛と組み合わせれば、ブロックを得ることもできる。組み合わせ次第、といったところだな。」

 

ア「なるほどな。なら、無痛はかなりシナジーのあるカードなんだな。」

 

商人「そうだろ?このカードは気に入っているんだ。……今ならたったの70ゴールドだよ?」

 

ア「ふむ……なら、それを買わs」

 

セ「ジー」

 

ア「……すまない、やっぱり全部を見てから決めるとするよ。」

 

商人「ハハハ!兄ちゃん、お嬢さんには逆らえないのかい!商人としては残念だが、こういうのもこの塔の醍醐味だからな!よく考えるといいさ。」

 

セ「……君は、結構物事を無計画に決めている節があるからね。『しっかり』見るとしようか。」

 

ア「……そうします。」

 

セイア用:①欺瞞情報……0エナジー、敵に脱力1と弱体1を与える。→56ゴールド

     ②狙撃……1エナジー、1ターン後に敵に44ダメージを与える。狙撃銃が必要。

          →84ゴールド

     ③事前準備……1エナジー、自身・味方が7ブロックを得る。→特売により27ゴールド

 

ア「狙撃?結構強そうだが、狙撃銃が必要みたいだな。セイアは持ってるのか?」

 

セ「いいや。持っていないね。どこかで手に入るのだろうか。」

 

ア「持っていないものを考えても仕方ないし、無色カードを覗くとしよう。」

 

セ「そうしたほうがいいだろうね。」

 

無色:①祓い清め……1エナジー、手札の中からカードを3枚まで廃棄する。廃棄。→58ゴールド

   ②爆弾……2エナジー、3ターン後、敵全体に40ダメージを与える。→77ゴールド

   ③万能薬……0エナジー、アーティファクト1を得る。→96ゴールド

 

ア「お、おいセイア。これって……」

 

セ「そうだね、間違いない。『万能薬』、アーティファクトを得るカードだ。商人から買えるとは思っていなかっただけに驚いたよ。」

 

ア「これは買ってもいいだろう!商人、会計をおねg」

 

セ「まあ、待ちたまえ。まだレリックがあるだろう?それに、万能薬はカードだ。つまり、私たちどちらか1人しかアーティファクトは得られないということさ。それに対して、レリックは全員に効果が及ぶ。それを加味するとまだ抑えるべきだ。」

 

ア「……そこまでいうなら俺も待とう。ただ、ほとんど買うものは決まったけどな。」

 

レリック:①すべすべ石……戦闘開始時、味方全体が敏捷性1を得る。→132ゴールド

     ②とかげの尻尾……戦闘不能になった者が一度だけ最大体力の50%で復活可能。

              →274ゴールド

     ③追加弾倉……全ての銃の最大装填数が+3。→119ゴールド

 

ポーション:①記憶リキッド……捨て札の中から1枚、好きなカードを手札に呼び戻せる。

呼び戻したターン中は、そのエナジーが0になる。→54ゴールド

      ②筋力ポーション……筋力2を得る。→49ゴールド

      ③加速ポーション……カードを3枚引く。→61ゴールド

 

ア「言いたいことがある。復活はチートだろ。」

 

セ「……同感だ。まあ、だからこそ価格が恐ろしく高いのだろうけど。」

 

商人「そりゃそうさ。希少性があるからこそ、価格を高くする。商売の基本よ。」

 

ア「……さて、どうするか。セイアにしか効果のない追加弾倉は一度置いておいて、やっぱり万能薬じゃないか?」

 

セ「私的には追加弾倉も欲しいが、私にしか効果がないなら話は別だ。……まあ、そうだね。ここは、万能薬が安全だろう。それ以外で言うと……」

 

ア「やっぱり、無痛か発火だな。無痛はデッキの軸になるだろうし、発火は、シンプルに火力を伸ばせる。弱体と合わせればより効力がある。」

 

セ「(ただ、『無痛』を活用するための廃棄カードが現状クラッドのデッキにない。しかたないが今回は見送らせてもらおう。その代わりに発火を購入するとしようか。)」

 

セ「ポーションについてはどうかな?今必要なものはあるかい?」

 

ア「いや、特にだな。筋力ポーションは発火で補えるし、カードを引くのも、そんなにすぐに使いたいカードが今デッキにあるわけでもないしな。」

 

セ「記憶リキッドは、手札が状況にあっていないカードしか来なかった時用だが、私たちは2人で戦っているから、全部で引けるカードは10枚。そんな状況は中々起こらないだろう。」

 

ア「そうだよな。ポーションはおそらく敵やエリートが落とすだろうし、そこまで気にしなくてもいいか。」

 

セ「……良し、商人、私たちは『万能薬』と『発火』を購入させてもらおう。」

 

ア「……おいセイア、いいのか?せっかくのゴールドを俺用のカードに使って。」

 

セ「構わない。その代わり私は万能薬をデッキに加えさせてもらう。それで構わないね?」

 

ア「ああ。ただ、仮に俺が危なくなった時は飲んでなかったら渡してくれよ?」

 

セ「そこはもちろんだとも。」

 

商人「さ、お会計は68+96ゴールドで164ゴールドだ。」

 

ア「これで、足りるか?」

 

商人「ありがとう。良き冒険を!また会おうぜ、兄ちゃん。」

 

2人は商人に手を振り、ショップを後にした。

 

セ「いい買い物だったね。」

 

ア「ああ。これで随分と戦闘を早く終わらせられそうだ。」

 

2人は、次の敵がいる部屋へと入った。

???「Elite is Approaching……」




はい。今回で「セイアの異界登頂記」も全部で4話ですね。
ここまで見てくれている皆様、本当にありがとうございます。
今回の話を書いてみて、やっぱりエリート・ボス以外は基本3部屋ずつ進めていこうと思います。
今後ともよろしくお願いします!では、また次回。
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アイアンクラッド…………鉄仮面の兵士の生き残り。
セイアを仲間に重ね、一時期敏感になっていたが、現在は自分で一旦けじめをつけた。
体力80/80。デッキは13枚。

百合園セイア…………トリニティ総合学園3年生。今は自分たちのデッキを強くしようと奮闘中。
ちなみにアイアンクラッドとのアップグレード議論は楽しかったそう。
体力45/45。『鋭き光彩』残弾数2/7。デッキは11枚。

現在所持ゴールド……212+15ー164=63ゴールド。

儀式……狂信者が扱う専用バフ。毎ターン筋力が上がっていくという、ぶっ壊れバフである。
幸い、今は単体でしか出てきていないので、対処は楽。

『サンダークラップ』……「アタック」で1エナジー消費。敵全体に4ダメージ、弱体1を与える。
セイアたちのデッキでは初の全体攻撃カード。
アイアンクラッドからは、「弱体のターン数を伸ばし、敵全体に与える貴重な全体攻撃カード」
セイアからは、「対複数において強力なデバフ・全体攻撃用カード」と評価されている。

『万能薬』……「パワー」で0エナジー消費。
最高、最善、最大、最強バフのアーティファクト1を得られる。
アイアンクラッドからは、「戦闘をスムーズに進める上で必要不可欠な必須カード」
セイアからは、「一番欲しかったカード」と評価されている。

『発火』……「パワー」で1エナジー消費。筋力2を得る。
アイアンクラッドからは、「セイアの火力を頼りすぎないようにするためのカード」
セイアからは、「アイアンクラッドの火力を伸ばせて、弱体との相性が良く、敵の処理が簡単になる持っていて損がないカード」と評価されている。

今後の登場キャラは?

  • セイアちゃんだけでいいよ!
  • アビドスの生徒を出せ!
  • ゲヘナの生徒を出せ!
  • トリニティの生徒を出せ!
  • ミレニアムの生徒を出せ!
  • その他(感想に書いてください)
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