ゲームキャラで転移した俺をおまいら助けてクレメンス   作:aroma moko

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第2話

 

 

181:通りすがりのモナー

コイツ強すぎんだろ!?

 

182:通りすがりのモナー

それよかイッチも動けすぎだろ!!?

 

183:ネイサン

な、なんかゲーム操作してるみたいに身体動かせたからなんとかなったけど…

 

184:通りすがりのモナー

誰だかませ枠とか言った奴!めちゃんこ強かったぞコイツ!

 

185:通りすがりのモナー

まぁ筆頭騎士とか言われてる奴が弱いわけ無かったか。

 

186:通りすがりのモナー

イッチもよく対応した

 

187:ネイサン

もちろんです、プロですから

 

188:通りすがりのモナー

ちくしょう、言葉通りに受け止めるべきか、脳内に浮かんだあの野郎で読むべきか…

 

189:通りすがりのモナー

だめだ!どうしても奴が出てくるッ!

 

190:ネイサン

とりあえず彼…えー名前長くて覚えられん……ゴメリーで覚えよう、ゴメリー君の左手…というか腕破壊しちゃったけど大丈夫なのかな

 

191:通りすがりのモナー

大丈夫な訳なかろう

 

192:通りすがりのモナー

現に今も姫様がそばで励まして…あれ励ましてねぇな

 

193:通りすがりのモナー

なんか唱えてる?

 

194:ネイサン

詠唱的な?

 

195:通りすがりのモナー

そうみたいね、みるみるうちに傷が塞がっていきよる

 

196:通りすがりのモナー

現代医療が負けた瞬間だな

 

197:通りすがりのモナー

ファンタジーとリアルを比べるのはNGだるぅぉ!?

 

198:通りすがりのモナー

それを比べてなんかこうこねくり回すのが楽しいんだろうが!

 

199:通りすがりの転移者

あのー

 

200:通りすがりのモナー

どうしたイッチ

 

201:通りすがりのモナー

問題発生か?

 

202:通りすがりのモナー

今度はどんな展開?

 

203:ネイサン

俺なんも書いてないぞ

 

204:通りすがりの転移者

とりあえず今までのスレ見てたんで流れは分かるんですけど、あたしも飛ばされたみたいです

 

205:通りすがりのモナー

さらなる転移者だと!?

 

206:ネイサン

は?

 

207:ネイサン

今どこ?

 

208:ネイサン

場所はわからんか、風景は?スクショ撮れるよ

 

209:通りすがりのモナー

落ち着けイッチ、連投してる

 

210:通りすがりの転移者

えーと

 

《誰もいない石造りの神殿内部の画像》

 

ここっす

 

211:ネイサン

間違いねぇ!俺とおんなじところだ!動かないで待ってて

 

212:通りすがりのモナー

うお、急旋回からのぐわんぐわん揺れる視界は辛いものがある

 

213:通りすがりのモナー

後ろから姫さんとかの呼び止める声聞こえてくるぞ

 

214:通りすがりのモナー

神殿の扉の前に衛兵立ってるから話を聞いてもらってあげてもらおう

 

215:通りすがりのモナー

…聞いてる?

 

216:通りすがりのモナー

ねぇ!?このままだと扉にタックルかます事になるよ!?

 

217:通りすがりのモナー

衛兵さん逃げてぇ!!全力で避けてぇぇ!!

 

218:ネイサン

ふん!

 

219:通りすがりの転移者

おおう…中々分厚くて金属で補強までされてる大扉が粉々に…

 

220:通りすがりのモナー

…な…なん…だと…?

 

221:通りすがりのモナー

あぁ…まさか粉々にされるとは…

 

222:通りすがりのモナー

違う!新しい転移者を見てみろ!

 

223:通りすがりのモナー

あ、あれは!

腰まで届く艶やかに輝く黒髪…!

 

224:通りすがりのモナー

身に纏うスーツは吸い込まれそうな黒ッ!

 

225:通りすがりのモナー

スラリと長い脚で踏んでくださいッ!

 

226:通りすがりのモナー

何よりなんの自己主張もしない絶壁!

 

227:通りすがりのモナー

おお!素晴らしきかな貧乳!

 

228:通りすがりの転移者

はっ倒されたいんすかあんたら

 

229:ネイサン

き、君もゲームをやっていて飛ばされたのかい?

 

230:通りすがりの転移者

はいっす

 

231:通りすがりのモナー

ちなみに何のゲーム?正直わからん

 

232:通りすがりのモナー

あの襟に付いてるピン的に…あのアクションゲーム?

 

233:通りすがりの転移者

ピンポーン!自分でオリジナルの暗殺者を作っていろんな依頼をこなすPVPVEっす!

 

234:通りすがりのモナー

ちくしょぉ!あのゲームやってなかった!こんな癖出し出来るならやっときゃ良かった!

 

235:通りすがりのモナー

あのゲームすごいよなぁ、もう世間的にPVPVEが下火だったから話題にならなかったけどキャラメイクからアクションまでハイレベルなのよ

 

236:通りすがりのモナー

本当に別嬪さんだぁ

 

237:通りすがりの転移者

いやー、あたしの作ったアバターとはいえ照れるっすね

 

238:ネイサン

俺と概ね転移前は一緒だったのね?

 

239:通りすがりの転移者

ゲームやってたら突然胸が痛くなって気がついたらここですね

 

240:通りすがりのモナー

まじかよちょっとゲームやって胸痛めてくる

 

241:通りすがりのモナー

俺も!

 

242:通りすがりのモナー

何人かゲーム機の前に走っていったなこりゃ

 

243:通りすがりの転移者

いやー、本当にあるんすねぇこんな事

 

244:ネイサン

 

245:通りすがりのモナー

あぁ、姫様達追いついて来ちゃった

 

246:通りすがりのモナー

ほら、驚いてるから説明しろー

 

247:ネイサン

なんて説明しようか

 

248:通りすがりのモナー

せっかくだから安価でえーと…255の案

 

249:通りすがりのモナー

恋人

 

250:通りすがりのモナー

師範

 

251:通りすがりのモナー

 

252:通りすがりのモナー

 

253:通りすがりのモナー

 

254:通りすがりのモナー

 

255:通りすがりのモナー

友達

 

256:通りすがりのモナー

恋人

 

257:通りすがりのモナー

他人

 

258:通りすがりのモナー

はいストップー!

 

259:通りすがりのモナー

親友あスマソ

 

260:通りすがりの転移者

なるほど友達っすか…リアルで絡みなかったのに!?

 

261:ネイサン

気にしない気にしない、恋人とかじゃなくて良かったと思おう

 

262:通りすがりのモナー

ところで君はどのようなキャラで?暗殺者系のキャラならナイフとか使うの?

 

263:通りすがりの転移者

拳銃

 

264:通りすがりのモナー

 

265:通りすがりの転移者

拳銃

 

266:通りすがりのモナー

他には…?

 

267:通りすがりの転移者

拳・鉛筆・本・タオル・銃火器

 

268:通りすがりのモナー

おいコイツ間違いなくあのJW見て作ったろ!

 

269:通りすがりの転移者

大当たりっす!いやー!ああ言う脳死で見れるアクション映画って最高っすよねー!それでいてアクション自体も最高にかっこいいときたらもう!再現できるならやらなくちゃ!

 

270:通りすがりのモナー

お、おう…

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

私はすぐに駆け出していた。

 

視界の端で、ヨロヨロと立ち上がるネイサン様の姿を尻目にゴメリー様の側に座り込むと、治癒魔法の中でも上位の物を行使した

 

「癒しと正義を司る光神よ、我に御身の偉業の力を貸し与え賜え…」

 

見るも無惨な形になっていた左腕はみるみるうちに修復されていった、この魔法により傷を防ぐ。

 

(次は…!)

 

「豊穣と繁栄を司る水神よ、鉄と炎を司る炎神よ!2柱の力をもって彼に活力を与え賜え…」

 

これにより彼に血と活力を与えた、あとは大丈夫だろう。

 

一息吐きながら立ち上がり、ネイサン様を治療しようと振り返ると、ネイサン様が走り去るところだった

 

「お、お待ちを!まだ貴方様の治療が済んでいません!」

 

「衛兵!彼を抑えろ!」

 

ヴルグがそう叫ぶが彼は止まらない

 

「…どうしたんでしょう?」

 

突然の行動に全員が遅れたが、すぐに追いかける。

 

意外にも彼の目的地は練兵場から近かった、昨日ネイサン様を召喚した儀式の間だったからだ。

 

私たちが追いついた時、間の入り口に立っていた衛兵が立ち上がるところだった、そんな彼らを案じたかったが…私たちはそれどころでは無かった。

 

錠を掛けて閉めていた扉は破壊されて、ネイサン様の後ろ姿が見えた。

 

「君もコッチに来てしまったのか」

 

そう言うとネイサン様は歩き出した

 

慌てて中に入ると、誰もいないはずの儀式の間に誰か立っていた。

 

 

背に沿って腰まで流れるような黒髪はステンドグラスの光を受けて艶やかに光り輝いていた。

 

ネイサン様の言葉に振り返ったその顔はまるでその造形自体が芸術品のような顔立ち。

 

身に纏う召物は見た事ないものではあったが、無駄のない直線的なシルエットが彼女の姿をより美しく見せた。

 

しかし何よりもその目に、私は惹かれた。

 

ワインを思わせるような深い紅、見られているだけで吸い込まれそうな魔性の目

 

そんな目をくしゃりと歪ませて彼女は笑いネイサン様に話しかける

 

Hi!、this place is really beautiful(こんちゃ!めちゃくちゃ綺麗な場所っすね)

 

「あぁ、君も気に入ると思うよ」

 

I hope that’s the case(そうだと良いんすけどねー)

 

「あ、あの…ネイサン様?こちらの方は…?」

 

「あぁ、すまない…彼女は…えー…」

 

なぜか歯切れ悪く詰まるネイサン様

 

Apparently、he’s a friend?(友人だそうっすよ?)

 

「…友人だ」

 

気まずそうに答えるネイサン様の横でコチラに手を振る彼女を見ながら考える。

 

ーなぜ召喚術を使っていないのに新たな召喚者が?

 

 

 

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