閲覧ありがとうございました
[最終話後書き]
この物語を考えた時、誰が最初に亡くなるかと考えたことがあります。
意外にもそれはドラえもんでした。
50年後、のび太が60代になった時、ドラえもんは製造から50年以上が経過していることになります。
これはもうとっくに保証期限切れだろうと思いました。
PCで言えば、50年前のPCを使い続けてるってことですからね。
ロボットは生きようと思えば永遠に生きることができます。
でも、それは新しいロボットが作られないことを意味していますし、ロボットの進化を止めることになってしまうのです。
ドラえもんは子守りロボットということを考えると、親子2代(セワシとその子供世代)に渡って使ってもらえただけでも十分役割を果たしたと言えるでしょう。
希望すればタイムスキー博士の実験に協力したロボットとして永遠に保存してもらうこともできたでしょうが、一生をガラスケースの中で暮らすというのは本人的に辛かったようです。
【全部を終えて】
のび太のバイオハザード(のびハザ)やネット小説を見て、一度ドラえもんの最終回というかその後を書いてみたくなりました。
巷にあふれていた創作物だと、ドラえもんが帰ってしまう展開ばかりでそれが不満だったんですよね。
現にドラえもん原作では、未来ののび太が会いにくる話があったりで、ドラえもんとのび太の交流は続いています。
あとは出木杉君。
未来では家族を預けるほど仲がいいのに、原作ではミッシングリンクになっているところが気になっていました。
よく創作物では、地位が逆転してのび太に嫉妬を抱くキャラとして描かれがちですが、原作での二人の関係を見ているとこれは違うだろうと思いました。
さらに言うと、原作の結婚前夜の名言「あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ」も若干謎。
確かに結婚前夜ののび太はそんな青年でしたが、僕らが原作で見るのび太とは隔たりがあります。
その辺のミッシングリンクも埋めたいなと思い、この物語を書き上げました。
書くにあたって注意した点がいくつかあります。
・描写を書き込まず、受け手の想像に任せる形でフレキシブルに書く。
・時代やその他によって変化する背景は極力書かない。
・のび太の視点であることに注意して、不必要な表現を避ける。
主にこれらです。
台本形式を取ったのはそういう理由ですね。
まあ、読みやすく&手抜きしやすくするためってのもありましたが、なんか文章に違和感を感じるという方がいましたらそういうことだったとご理解願います。
最後になりますが、ドラえもんという題材への理解を深めてくれたのびハザのaaa氏その他の製作者さんに感謝します。
いちのびハザ作者として関われて幸せでした。
そしてこのSSを書く原動力をくれた多数のネット小説、そして何より原作のドラえもん及び、原作者に認められた大山のぶ代さん時代のアニメに感謝の言葉を送りたいです。
あなた方のおかげで書ききることができました。ありがとうございます。
そして読んでくださった方々へ。
ありがとうございました。