ドラゴンボールIF もしもブロリーが記憶を失ったら   作:ドドロット

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第二話 悟飯とブロリーの修行

「今まで何をしていたのか…何故ここにいるか…なにも思い出せん…。」

 

ブロリーと名乗る男は言う。彼は名前以外のことを殆ど覚えていなかった。

 

「記憶喪失か…そいつは困ったな。」

 

「俺は…これからどうしたらいい……?」

 

ブロリーは困っていた。自分が何者ということすら忘れてしまった今、何をすべきかさっぱりだった。

 

「ひとまず、僕の家に泊まりませんか?」

 

「あぁ…頼む。」

 

悟飯の助けにより、ブロリーは彼の家に一旦身を置くこととなった。

チチも最初は驚いたが、すんなりと受け入れてくれた。

 

 

 

そして、一年後の時が流れた。

 

「ブロリーさん強いなぁ…。」

 

「悟飯もなかなかやるぞ…。」

 

この一年の間に、ブルマの検査によってブロリーはサイヤ人の生き残りであることが判明した。

 

更に、彼に興味を持ったベジータが戦いにより、彼がとてつもない戦闘力を持つこと、超サイヤ人になれることなども分かった。

 

また、この戦いを経て、ブロリーは戦うことに興味を持ち始め、ピッコロや悟飯たちと修行するようになっていった。

 

 

 

そして今現在。悟飯とブロリーは1週間後の天下一大武道会に備えて修行していた。

 

「それにしても珍しいな、チチさんが悟飯の修行を許すとは。」

 

ブロリーが言う。大武道会では優勝者に多額の賞金が渡されることとなっており、近頃金欠気味の孫家には聞き捨てならぬことであったこと。また、勉強漬けの悟飯をチチが気遣ったこと。

チチが修行を許したのはこの為である。

 

「あの時は驚きましたよ。普段勉強だ勉強だ言うお母さんが、まさか修行を勧めてくるなんて。」

 

「そうだな。では、本気を出すぞ!!」

 

「こっちも行きますよ!!」

 

「「ハァッ!!!」」

 

2人は超サイヤ人へと変身した。

 

「だりゃぁーっ!!!」

 

「うりゃぁーっ!!!」

 

2人は上昇して拳をぶつけ合う。それと同時に、もの凄い音と衝撃波が広がる。

 

「えいっ!」

 

悟飯は一旦距離を取って気弾を放つ。それをブロリーは片手で軽く打ち消し、隙をついて悟飯の腹にパンチを打ち込む。

 

腹を抑えよろけた彼をブロリーは蹴り飛ばし、更に追撃の気弾を複数発放った。

 

「くっ!」

 

悟飯はなんとか体勢を立て直して気弾をよけ、ブロリーに向かった。

 

「でりゃぁぁぁ!!!」

 

強烈なアッパーを喰らわせてからキックで彼を飛ばし、先回りした先で手を組んで地面に叩き落とした。

 

「がはっ!!」

 

「魔閃光!!!」

 

更に魔閃光を浴びせた。辺り一面が光に包まれる。

 

「甘いぞ!」

 

だが、ブロリーはすぐに起き上がり、魔閃光を突っ切ってアッパーを喰らわせた。

 

「うわぁっ!」

 

そして悟飯を掴んで数十回回転し、彼を投げ飛ばし

 

「とっておきだぁ!!!」

 

小さな気弾を投げ飛ばしたと思ったら、それは一瞬で巨大化し、悟飯へと向かっていった。

 

「こっちだって!」

 

悟飯も負けじと体制立て直してかめはめ波を放つ。

 

2人の技はしばらくぶつかり合った。そして

 

ドガァァァァァァァァン

 

肥大化したエネルギーが、技同士の接触しているところから発生し、大爆発を起こした。

 

「今回も引き分けだな。」

 

「そうですね…。」

 

爆発が収まった後、2人はそう言いながら今日の修行を終えた。

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