超次元なサッカーでドライブシュートを打つ   作:イノウエ・ミウ

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アンケートのシグドママ多くね・・・?(困惑)


ヴィクロのクロニクルモードのルートを全てクリアしました。
久しぶりにオリオンのストーリーを見ましたが・・・うん、必殺技だけならかっこいいですね。
ヴィーの物語もひとまず完結しましたが、続編のフラグも立っているので楽しみです。


『猛虎』の軌跡(後編)

フットボールフロンティア決勝から数日後、あの後担架で運ばれた日向は病院に搬送されて治療を受けていた。

現在病室にはベッドに横たわる日向と、そんな彼のお見舞いに来てた家族がいた。

 

「すまねぇ母ちゃん。ただでさえ、弟たちの世話で大変だって時に、いらない出費をさせちまって」

 

「いいのよ。本当に無事で良かった・・・」

 

「体はこの通り、もう大丈夫だ。お前たちにも心配かけさせたな」

 

「幸太郎兄ちゃん・・・」

 

心配する母親や兄妹たちに大丈夫だと笑顔を見せる日向。

 

「それより母ちゃん、母ちゃんがプレゼントしてくれたスパイク、駄目になっちまった」

 

そう言って、申し訳なさそうな顔をする日向。

あの試合の後、日向のスパイクは回収された後に廃棄されたのだ。日向のお見舞いに来てくれた乙女からそのことを聞かされた時は当然怒ったが、あの状況だと廃棄せざるを得なかったと乙女に説得されたこともあって、今は落ち着きを取り戻している。

 

「何言ってるんだい。あんなもの、後でいくらでも買ってあげるよ。それより幸太郎。さっきお医者さんが言ってたことは本当かい?」

 

恐る恐る聞いてきた母親に、日向は正直に自分が再起不能であることを答えた。

 

「・・・あぁ、もう二度とサッカーができねぇかもしれねぇ」

 

「そんな・・・!うぅ、どうして幸太郎がこんな目に・・・!」

 

日向がそう答えると、母親はその場で泣き崩れた。

雷門中に入学し、ようやく恵まれた環境でサッカーができるようになった矢先にこの仕打ち。不器用だけど家族想いの優しい我が子が何故こんな目に遭わなければいけないのか。

 

「泣かないでくれ母ちゃん。サッカーができなくても、家計を助ける(すべ)はいくらでもあるからよ。今はゆっくり休んで、先のことはこれから考えるよ」

 

泣いている母親を慰めながら、日向は家族に向かって言う。

 

「とりあえず、俺が無事だって分かったんだし、そろそろ帰った方がいいんじゃないか?母ちゃんだって、まだ家の用事とか終わってないんだろ?なら、早く片付けた方がいいぜ。それに・・・今は一人にさせてくれないか」

 

「幸太郎・・・」

 

日向がそう言うと、母親は心配そうな顔をしながらも、彼の心情を察して、子供たちを連れて病室から出て行った。

家族が病室から出て行ったのを見届けた直後、日向は拳をベットに叩きつけた。

 

「チクショウ・・・!」

 

悔しさから目に涙がこぼれ落ち、布団を濡らしていく。

再起不能の言葉は、日向にとって受け入れがたい現実を体現していた。

 

 

 

 

翌日、日向はリハビリのため、松葉杖を使いながら病院の廊下を歩いていた。

怪我は日向が思ってた以上にキツかった。包帯が巻かれた右足は思うように動かず、一歩歩く度に激痛が走る。

 

「クソッタレ・・・!まともに歩くこともできねぇのかよ・・・!」

 

思うように動かない足に悪態つきながらも、再び歩き出そうとしたその時、突如声を掛けられる。

 

「苦労してるようじゃのう、幸太郎」

 

「貴方は喜多監督!」

 

日向に話し掛けてきたのは、小学生時代に彼が所属してたクラブチームの監督を務めていた男、喜多(きた)郁三(いくぞう)だった。

喜多郁三、去年の全国少年サッカー大会でチームが優勝した後、OB達にチームを託して監督を引退、現在は沖縄でサッカースクールを作り、沖縄の子供たちにサッカーを指導している。

そのサッカーの理念は、どんなことをしても勝つサッカー。日向のサッカーは、彼のサッカー理念に基づいており、彼にとっては恩師とも言える存在である。ちなみに、大の酒好きで、趣味は試合後の一杯。

 

「どうしてここに?今は沖縄にいるはずじゃ?」

 

「お前が怪我で入院したと聞いてな。わざわざ見舞いに来てやったんだ」

 

「そうですか。不甲斐ないところを見せてしまい、申し訳ありません」

 

「気にするな。怪我なんて、サッカーではよくあることだ」

 

久しぶりの再会に驚きつつも、恩師との再会に何処か嬉しそうな様子の日向。

ひとまず病院の中庭に移動して、ベンチに座りながら会話する。

 

「こうして話すのも一年ぶりか」

 

「はい、喜多監督にはお世話になりました。全国大会で優勝できたのも、俺が雷門中に入学できたのも、喜多監督の教えがあったからです」

 

「ワシはお前たちの尻を叩いただけだ。全国大会の優勝はワシの悲願だったが、長年それができずにいた。成し遂げたのは、お前たちの実力あってのものだ」

 

そんな風に会話していると、ふと日向は真剣な顔で喜多に言った。

 

「・・・俺はもう、二度サッカーができないみたいです」

 

「あぁ、聞いている」

 

「この右足が地面に着くだけでもめちゃくちゃ痛くて、歩くことも碌にできない。再起不能、今の俺はその言葉に相応しい状態と言えます。だけど、俺はその言葉を簡単に認めることができねぇ・・・!プロのサッカー選手になって、母ちゃんや弟たち家族に楽させてやりたい。俺はその夢を諦めたくありません!」

 

拳を強く握り締め、夢を諦めたくないという想いを瞳に宿しながら日向は喜多に聞いた。

 

「教えてください!俺は本当に、再起不能なんですか!?」

 

日向の必死な問い掛けに対して、喜多はしばらく間を置いてから口を開いた。

 

「スポーツ選手が再起不能になるのには、二つの条件がある。一つは肉体的な限界、体に致命的なダメージを負い、プレイすることができなくなった場合じゃ。そして、もう一つの条件は・・・」

 

一旦区切った後、喜多はもう一つの条件について語った。

 

「夢や目標に挑む闘志を、勝ちへの執念を失った時じゃ。どんなに体が健康であっても、勝ちたいと思う気持ちがなくなってしまえば、それはもう再起不能と同じ。幸太郎、今のお前はそれに近い状態じゃ」

 

「え?俺が勝ちへの執念を失っている・・・?」

 

そんなことはない。自分の夢はプロのサッカー選手になって、家族と幸せに暮らすこと。そのために血に滲むような特訓をして、今日まで勝ち続けてきたのだ。

そんな日向の心情を理解してるのか否か、喜多は真剣な表情のまま言葉を続ける。

 

「お前の足は確かに重傷じゃ。だが、地面に着くことができる以上、お前はまだその足でフィールドに立てるということ」

 

「しかし、今のお前は再起不能という言葉に飲まれている」

 

「小学校の頃のお前なら、例え大熱を出して、今にも倒れそうな状態でも最後までフィールドに立っていたはずじゃ。しかし、雷門中という自由気ままにサッカーができる場所に来て、お前はあの頃の燃え上がるような闘志を、戦う心を失っているんだ」

 

喜多の言葉を一つ一つ聞き逃さず、黙って聞いてた日向は、自分が失っていると言われた戦う心を取り戻す方法について喜多に聞く。

 

「戦う心・・・どうしたら、それを取り戻せるんですか?」

 

答えを求める日向に、喜多はクラブチームの監督を務めていた時に何度も日向に送った言葉を言った。

 

「虎になれ幸太郎」

 

「!?」

 

「いつもお前に言ってた言葉だ。どんな壁でも打ち砕く気高い猛獣になるんだ。今のお前には、その足がある。大怪我で動けなくとも、お前が勝ちへの執念を失わなければ、きっとお前の中に眠る虎はもう一度目覚めるはずじゃ・・・ワシから言えるのはここまでだな。後はお前次第だ」

 

そう言うと、喜多はベンチから立ち上がり、日向に背中を向けて去っていく。

残った日向は、喜多が言った言葉をじっくり考えて、やがて何かを決意したような顔をするのであった。そこには、先程まで抱いていた再起不能に対する不安や恐怖は一切無かった。

 

 

 

 

それから数日後、無事退院できた幸太郎は、雷門中が夏休みなのもあって、埼玉の実家に戻っていた。

久しぶりの我が家を懐かしい気持ちで眺めつつ、日向は玄関の扉を開けた。

 

「ただいま」

 

中に入ると、奥からドタドタと音が聞こえ、彼の兄妹たちが出迎えてくれた。

 

「幸太郎兄ちゃん!」

 

「おかえり兄ちゃん!」

 

「元気にしてたか、お前ら」

 

自分を出迎えてきれた兄妹たちの頭を撫でていると、母親が姿を現す。

 

「お帰りなさい幸太郎。丁度お友達が来てるわよ」

 

「お友達?」

 

誰かが家に来るとは聞いておらず、困惑しながら居間に向かうと、見知った顔がいた。

 

「月影に星村!?」

 

「よっ!お邪魔してるよ!」

 

「その様子だと、もう怪我は大丈夫みたいだな」

 

同じ雷門サッカー部の仲間で、二軍に属している月影連と星村ナオが私服姿で座っていた。

思わぬ客の来訪に驚いたが、ひとまず日向も座り、テーブルを囲んで三人で話す。

 

「驚いたぜ。(うち)に来るなら言っとけば良かったじゃねぇか」

 

「そうしようと思ったさ。でも、誰もお前のイナコードを知らないから連絡できなかったんだ」

 

「幸太郎君もイナコード登録しようよ。今日みたいに連絡できないと不便だし、皆と話せて楽しいよ」

 

「それは無理だ。そもそも俺は携帯持ってないし、普段電話する時は公衆電話で電話するからな」

 

「「え!?」」

 

まさかの事実に、驚愕の表情になる連と星村。

 

「嘘でしょ!?今は小学生でも自分のスマホ持ってるのに!幸太郎君、昭和の時代の人なの!?」

 

「仕方ねぇだろ。(うち)は父ちゃんがいないから、母ちゃんが毎日必死に働いて、俺たち兄妹を食わせてるんだ。生活費だけじゃなく、弟たちの学費も払わないといけないから、そんなモン買う余裕なんかないんだよ」

 

「え!?・・・ご、ごめん!」

 

「気にするな。他人の家庭の事情なんて、滅多に聞かないだろうしな」

 

「だけど、星村が無礼な発言をしたのは事実だ。後でお袋さんに謝っておくよ」

 

「うん、私もそうする。ついでに、幸太郎君のお父さんにも挨拶しておくね」

 

「そうしてくれ。父ちゃんもきっと喜ぶ」

 

そんな感じで楽しく会話していると、ふと連が真剣な表情になった。

 

「日向、俺たちはお前に伝えなければならないことがあって、ここに来たんだ」

 

「なんだ?言ってみろ」

 

連の真剣な雰囲気を感じ取り、日向もまた顔を変えて彼の話を聞く。

 

「日向、お前は二学期から二軍落ちだ。俺たちと一緒のチームに入ってもらう」

 

「・・・そうか。まっ、再起不能な奴をいつまでも一軍に入れるわけないよな」

 

分かっていたからなのか、二軍落ちしたにも関わらず、日向はそこまでショックを受けた様子はなかった。

 

「これからどうするんだ?二軍と言っても、皆それなりに実力はある。今の状態で、本当に俺たちとサッカーができるのか?」

 

連の問い掛けに、日向は堂々と答えた。

 

「決まってんだろ。サッカーを続けるさ。今までと変わらずにな」

 

「え?でも、幸太郎君、再起不能なんじゃ・・・」

 

心配そうな顔で言う星村に対して、日向は真剣な表情のまま言葉を続ける。

 

「確かに、医者からは再起不能って言われた。だがな、言われたからなんだ。そんな言葉で折れるほど、俺の牙は脆くねぇ。一度どん底に落ちたのなら、もう一度這い上がるだけだ。俺は必ず一軍に戻る。そして、来年もフットボールフロンティアで優勝するんだ!」

 

力強く言い切った日向を見て、連と星村は笑顔を見せた。

 

「・・・そうか。勝つことに誰よりも貪欲で、そのためにひたすら特訓し続ける。再起不能と言われた怪我をしても、その信念までは変わらない、か・・・それが、お前のサッカーなんだな」

 

「正直、推せる」

 

「言っとくが、お前らもだからな」

 

「「え?」」

 

突然名指しされて呆ける二人に向けて日向は言う。

 

「俺たちはサッカーで日本一になるために、雷門中(ここ)に来たはずだ。たかが二軍如きで満足してんじゃねぇよ。目指すなら当然、頂点!だろ?」

 

「・・・そうだな。俺も二軍じゃなく、一軍のキャプテンを目指すよ。そして、来年のフットボールフロンティアで雷門中を優勝させてみせる!」

 

「うんうん、目標はデカい方がいいよね!」

 

そう笑う連と星村を見て、日向もまた笑みを浮かべるのであった。

 

 

 

 

それから日向は死に物狂いで特訓した。

雨の日も風の日も、雪が降る日でも特訓をし続けて、怪我の影響で失われていた力を取り戻していった。

そんな彼に感化され、連を初めとした二軍メンバーも特訓し続けて、着実に強くなっていた。

そして、時が経って今年の3月。三年の先輩が卒業し、新しくチームが一新された頃、一つの出来事が起きた。

一年生(今の二年生)中心の二軍チームがレギュラーの座を賭けて、二年生(今の三年生)が中心となって構成されている一軍のチームに挑戦してきたのだ。

二軍のチームは現在の雷門中のキャプテンである月影連を初め、二年生で構成されたチーム。そして、再起不能と言われた怪我から復活した日向幸太郎の姿もそこにあった。

一軍チームはその挑戦を快く受けた。彼らには自信があったのだ。二軍のチームなど簡単に潰せると。監督やコーチ達も一軍が勝利すると思っていた。

しかし、試合は誰も予想しなかった展開に動いた。

一軍を相手に、二軍チームが予想以上に食らいついていたのだ。

キャプテンである連のチームをまとめる統率力。嵐のフィジカルを活用した突破力。星村や赤袖の女子選手による繊細なドリブル。GK暖冬屋のボールに反応する瞬発力。他にも鬼門や天宮司、紫雨に春日に海老原と実力のある二軍選手たちが、その才能を開花していった。

何より、復活した日向が昨年のフットボールフロンティアの時以上の実力を発揮し、その強靱な足から放たれるシュートは、一軍のGKを以てしても止めることはできなかった。

しかし、一軍とて二年間経験を積んだ実力者ばかり。そう易々と勝たせてはくれず、両チーム同点で残り時間が僅かになった時、勝負は動いた。

 

「日向にボールが渡ったぞ!」

 

「何としても死守してください!彼は二軍の攻撃の要です!」

 

野神とDFの遠野の掛け声に、一軍の選手が複数人でボールを奪いに行く。

その光景を見た日向は、正面から突破はせず、近くを走っていた連にパスを出した。

 

「なにぃ!?」

 

「あの日向がパスだと!?」

 

一軍の頃、ボールが渡ると誰にもパスせず、独りよがりなプレイでゴールを決めていた日向の予想外なプレイに、遠野と野神は驚いていた。

パスを受け取った連は、ドリブルしながら前に進むと、日向の方に向かわなかったDFの選手がボールを奪おうと迫ってきた。

 

「(日向が・・・幸太郎が託してくれたこのボール、絶対に無駄にはしない!)プレストターン!」

 

ドリブル技『プレストターン』でDFを抜き去った連は、そのままゴール前までドリブルする。

いつの間にか連の隣には日向が並走しており、それに気づいた連は彼に向かって叫ぶ。

 

「俺に合わせろ幸太郎!」

 

「フッ、任せろ!力を借りるぜ連!」

 

お互い名前で呼び合いながら、連はボールを上に蹴り上げる。

それを日向が跳んで蹴り、更に連も跳んでボールを蹴り返す。それを何回か繰り返し、最後は二人同時にボールを蹴った。

 

「「ジョーカーレインズ!!」」

 

ボールに宿った力の塊が千本の矢となってゴールに迫る。

 

「フェンス・オブ・ガイア!ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

GKは必殺技を繰り出すも、千本の矢は岩の壁を打ち砕き、見事ゴールネットを揺らした。

 

ピー!

 

二軍が逆転したタイミングで試合終了の笛が鳴り響いた。

両選手共に立ち止まったまま、笛の音が鳴り響くのを待つ。

 

「勝った、のか?」

 

連がそう呟くと、その隣で体を震わせていた日向が叫んだ。

 

「勝ったぞぉー!!」

 

ワー!!

 

歓声が雷門中のグラウンドに響き渡る。コートの外で見てた生徒たちが二軍の勝利を祝福しているのだ。

その祝福を浴びながら、二軍の選手たちは自分たちの勝利を喜ぶ。

 

「よっしゃー!!」

 

「勝ったよ茉莉ちゃん!」

 

「うん、勝った」

 

「「イエーイ!!」」

 

「暑苦しい・・・」

 

喜びのあまり大声を上げる嵐、赤袖に抱きつく星村とそんな彼女を見て自分も嬉しそうに笑う赤袖、鬼門と天宮司が肩を組みながら喜び、その二人に巻き込まれて鬱陶しそうにするも何処か嬉しそうな紫雨。

他にも海老原や春日など、二軍の選手たちが自分たちの勝利に喜ぶ中、連は日向の方に顔を向ける。視線に気づいた日向も、連の方を見る。

お互い何も言わず、向かい合う二人だったが、連が顔を緩ませながら口を開いた。

 

「ナイスパスだったぞ。エースストライカー」

 

「そっちもな。キャプテン」

 

日向もまた、笑みを浮かべながら、二人はハイタッチした。

一方、負けた一軍の選手たちが悔しそうにしてる中、野神が遠野に話し掛ける。

 

「やれやれ、負けちまったな」

 

「えぇ、まさか二軍がここまで実力を上げるとは。しかも、あの日向がパスをするなんて、予想できませんでした」

 

「去年までのあいつのプレイと比べたら信じられないよな。他の連中もかなり上達していた・・・全く、頼もしい後輩たちだ」

 

負けはしたが、後輩たちの成長を前に、嬉しそうに笑う野神と遠野だった。

こうして、一軍と二軍の試合は、誰も予想してなかった二軍の勝利という結果で幕を下ろした。

この試合の結果、三年のほとんどは二軍に落ち、一軍に残ったのは攻撃の要だったFWの野神有とDFの指令塔を担っていた遠野善弥の二人だけだった。

この二人を加えた11人の元二軍メンバー、計13人。これが今の一軍のメンバーとなるのであった。

 

 

 

 

そして、季節は流れて今年の春。

雷門中にまたもや新しい風が吹かれようとしていた。




今日の『燃えてヒーロー』:日向幸太郎


今回登場したオリキャラの喜多監督。モチーフは当然、日向小次郎の恩師である吉良監督です。


最後の方で連と日向が『ジョーカーレインズ』を打ちましたが、私がプレイしてるヴィクロでも連に『ジョーカーレインズ』を覚えさせています。ついでに、星村や赤袖に『マッハウィンド』を覚えさせることで、オーバーライド技の『エボリューション』が打てるようにしてます。


ヴィクロの王者雷門はスタメンの三年が野神と遠野の二人しかいませんが、この小説では日向たちの下克上により、二人以外の三年は二軍に落ち、二年中心のチームになったという設定になっております。
ちなみに、ヴィクロの王者雷門には、ベンチに三年の安福という選手がいますが、この世界戦だと二軍に落ちているのでベンチ入りすらしてません。DFのくせにブロック技を一つも持ってない選手など私のチームにいらん!(スタメンの天宮司にも言えるけどね)

もしも日向にヒロインを付けるなら

  • 星村ナオ
  • 赤袖茉莉
  • 有海崎玲亜
  • 梅雨咲多恵
  • 木下まつの(シグドママ)
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