東方創想録   作:Mrコッコ

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Stage3【歪曲の魔法の森】 

パチュリーの五行弾幕が静まりかける中、霊夢はハキハキと言った。「とは言っても、これ、八方屋のところに直接行っても意味ないわね。私の感じる限り、魔法の森が怪しいと思うわ、そこに向かう鍵がありそうだわ」魔理沙が八卦炉を掛けながら驚いたように言う。

「魔法の森? まさかあの場所に鍵があるのか?」

「そう、私の感覚だとそうなの」霊夢は御札を手に取り、「だから二手に分かれるべき。私、早苗、幻子で一チーム。妖夢、咲夜、魔理沙でもう一チーム——それぞれ違うルートから魔法の森に入り、鍵を探そう」妖夢は両刀を構え、「了解しました! 分かれて探します!」咲夜はナイフを手に、「時間を調整しながら探します。鍵が見つかればすぐ合流します」魔理沙は八卦炉を叩き、「まあ、魔法の森なら私も詳しいし、何かあっても大丈夫さ!」霊夢は最後にハキハキと言った。

「協力者がいても仕方ないけど、鍵を手に入れてこそ、伊万里と真剣に話せるわ」そして六人は二手に分かれ、歪曲した魔法の森へと足を進めた——森の奥には、鍵と伊万里の想いが待っているのだ。パチュリーは紅魔館に戻り、レミリアと対面する。

「レミィ、人里では霊夢たちが八方屋へ直行せず、魔法の森へ向かうと判断したわよ」

レミリアはハキハキと言う。

「とは言っても、直接行っても意味ないわ。魔法の森に鍵がありそうだし」その時、ドアが開きレミリアとフランドールが入ってくる。

「パチュリー、戻ってきたね!」フランドールが羽を広げて叫ぶ。レミリアは微笑む。

「霊夢たちが魔法の森へ向かうと判断してるのね」パチュリーが頷く。

「そうね、霊夢は『八方屋に行っても意味ない。魔法の森に鍵がありそう』と言っていました」フランドールが光を集める。「伊万里さんって種族が変わるんだよ! 面白い! 手伝うよ!」レミリアはハキハキと言う。「そうよ、伊万里は異変を起こしてるけど、目的があるからね」場面が魔法の森へと移り、霊夢たち三人が歪んだ樹々の間を進んでいる。空気は淡い光で揺れ、草木の形すら不規則に曲がっている。霊夢は道端の奇妙な花を見ながら、ハキハキと言った。「そういや、ここには魔理沙以外の魔法使いは矢田寺成美とアリスがいたんだっけ」早苗が太陽の光を手に集め、周囲の歪みを確かめながら言う。

「森近くに住んでる魔法使い… 成美さんとアリスさんですよね?成美さんは元々お地蔵さんだったそうですし」幻子は柔らかな光を放ち、道の歪みをなだめながら答える。

「はい、森の奥にはアリスさんの家がありますし、矢田寺さんもこの辺で魔力の変化に気づいていそうです」霊夢は御札をかざし、森の奥を見据える。

「そうね、成美は森の“力の流れ”を知ってるかもしれないし、アリスなら鍵に関わる何かを知ってるはず——この歪みの原因も、きっと彼女たちに分かる」話している最中、木々の隙間から大きなお遍路笠が浮かび上がる——矢田寺成美が現れたのだ。

「霊夢さんたち、やっぱりここに来ると思ってたわ!」成美はハキハキと声を上げ、「この森の歪み、伊万里さんの力が影響してるけど… 鍵のことも少し知ってるわ!」霊夢は前に一歩出て、ハキハキと言った。

「ならば知ってることを素直に吐いたほうが身のためよ」成美はお遍路笠を少し傾け、ハキハキと問いかけた

「伊万里さんは何をしようとしてるか知ってますか?」幻子が前に出て、ハキハキと答えた。

「種族を人間から別種に変わることだと認識してるけど」成美は頷きながら、周囲の光を指でなぞる。

「その通りなんだけど… ただ種族を変えるだけじゃないんだよ」成美はハキハキと説明した。「影響を受けた者と受けてない者がいるんですよ、貴女達が今まで人間の里までで戦った連中は前者だが、鈴仙は半分はそうではない」

霊夢は眉をひそめ、ハッとしたような顔になる。

「妙に引っかかたんだよね、鈴仙の言葉、普通では言わないセリフを言うし何よりアイツ人見知りが激しいのにわざわざと弾幕ごっこを仕掛けたのが」成美はうなずき、「伊万里さんの力は“自発的な意思”を持つ者には完全には影響しないんです。鈴仙さんは自分の意志で協力してる部分もあるから、行動に矛盾が出てしまったんでしょう」霊夢はハキハキと言った。「んで、アンタはどうやら後者かな、鍵の在り処をわざわざ教えてる意図が分からないけど」成美はお遍路笠を少し上げ、ハキハキと答えた。「伊万里さんの力で森が歪んでるけど、私は自分の意志でここにいるの。鍵のことも知ってるし、教えてあげるつもりなんだよ」早苗が太陽の光で周囲の歪みを確かめながら言う。「成美さんの言う通りなら、伊万里さんはただ種族を変えるだけじゃないんですね」幻子も頷き、柔らかな光で道の歪みをなだめる。

「成美さんが後者なら、私たちも鍵を探すのに力を貸してもらえるかもしれません」その時、空から突然弾幕が振り注がれ、木々がゆれ始めた。霊夢たちが上を見上げると、魔理沙たちとエリスが弾幕を交わしているのが見えた。魔理沙はハキハキと叫んだ。

「どういうことなんだぜ、何故お前がここにいるんだよ、エリス!」エリスはハキハキと答えた。

「面白そうだからよ」成美はさらにハキハキと言った。

「伊万里さん、大きく動かすつもりですね、これはただ単に伊万里さんの拠点に向かうだけではありませんよ」エリスはハキハキという。「これ、直接表立ってないけど、隠岐奈も関わってるわよ、あと、邪仙もね」

魔理沙が八卦炉を構え直し、驚いたように言う。「隠岐奈と邪仙まで? これは思ってた以上に大掛かりなことになってるな!」

霊夢も眉をひそめながら頷く。「やはりね… ただ伊万里一人の力じゃここまで大きな動きにはならないわ。隠岐奈が関わってるとなると、幻想郷全体の仕組みに手を加えるつもりなのかもしれない」

成美はお遍路笠を押さえながら言う。「エリスさんの言う通りです。伊万里さんはただ種族を変えるだけじゃなく、幻想郷の在り方そのものを考え直そうとしてるんです」

エリスは人形を操りながらさらにハキハキと言う。「だからこそ面白いんだよ。みんなが自分の意思で関わってるんだから」

早苗が太陽の光を手元に集め、少し緊張しながら言う。「隠岐奈さんや邪仙まで関わってるとなると… 私たちが手を出すのは難しいのかもしれません」霊夢は御札を手に取り、力強く言う。

「それでもやるしかないわ。人里の日常を守るためには、全員の意図をはっきりさせないとね」その時、エリスの隣に小さな上海人形が静かに現れた。銀色の装飾が光り、普段とは違う雰囲気を放っていた。

「上海、来い」エリスが手招きするやいなや——突然、人形は鮮やかな光を放ち、激しい爆発を起こした!

轰音と共に紫煙が立ち込め、周囲の木々が衝撃波でゆれ、地面に浅いクレーターができた。

「上海!」エリスが思わず前に出ると、煙の中から別の人形が飛び出してきた——歪んだ形をした黒い人形だった。

「これは… 伊万里さんの力が影響してるの?」成美が驚いて言う。

霊夢は御札をかざし警戒する。

「爆発は仕掛けられたんだね! これは単なる弾幕ごっこじゃないわ」黒い人形は鋭い光を放ち、エリスに向かって突き進んできた!その瞬間、木々の向こうから澄んだ声が響いた——

「まったく、余計なことを」

紫煙が静まり、銀髪の魔法使いが現れた。アリス・マーガトロイド——上海人形の真の操作主だった。

「上海は私が操ってるんだから」アリスはハキハキと言い、手を振るうと黒い人形が静かに地面に降り立った。「伊万里さんの計画には関わってるけど、こんな暴走は許さない。だから仕掛けたんだ」

エリスは呆れたように頷く。

「なるほど… だから上海が爆発したのか」アリスは人形を抱きかかえながら言う。

「伊万里さんは大きなことをしようとしてるけど、ここは幻想郷。私が守る場所だから」霊夢はハッとしたように言う。

「やはり… アリスも関わってるんだね」アリスが現れると、魔理沙はハキハキと言った。「確かにアリスが伊万里側なのは納得いくぜ、なんせ、コイツ、伊万里のことを」アリスは慌てたようにハキハキと言う。

「ちょっと魔理沙、な、何を言おうと」伊万里はハキハキと言った。「目的は教えておくよ、私は幻想郷を守る、そして、自分の種族を変える!幻想郷の在り方などを考えさせてもらう」霊夢はハキハキという。

「幻想郷はすべてを受け入れる場所よ、それが在り方じゃない」——その後、木々の隙間から静かに光が差し込み、伊万里が現れた!、伊万里は少し微笑んでハキハキと言った。

「すべてを受け入れるねぇ~、忘れ去られたもの、招かれたもの、そして、迷い込んだものもねぇ~、アリス、鍵は渡しておきなさい」

周囲の空気が一瞬、静まり返った。歪んでいた木々の揺れも止まり、淡い光が森全体を包み始めた。

アリスは少し驚いたような表情を見せつつ、手元に浮かべた小さな木箱を取り出す。それがまさに伊万里の言う「鍵」だった——銀色の装飾が施され、表面には幻想郷の風景が細かく描かれていた。

「これが… 本当の鍵なのね」アリスがハキハキと言いながら、木箱を伊万里のもとへと浮かべさせる。「わかってるわ——忘れ去られた存在たちも、ここに居場所があるってことを」

伊万里は鍵を受け取り、箱の表面に指をなぞる。

「忘れ去られたものたちも、招かれたものも、迷い込んだものも… みんなが本当に居場所を持てるように、幻想郷を変えるんだ」その時、霊夢が一歩前に出て言った。

「でも幻想郷は今のままでいいんだよ! 人里の日常を守るためには——」

「その気持ちはわかる」伊万里が静かに応える。

「だからこそ、種族を変えるだけじゃなく、みんなに“考えさせる”つもりなんだ」話している最中、森の歪みが徐々に解け始め、草木が本来の姿に戻りつつあった。成美がお遍路笠を上げて見上げると、青空が広がっていた。

「伊万里さんの力で、森も元に戻るんですね」成美がハキハキと言うと、伊万里は頷きながら鍵を箱にかけた——カチッという音と共に、箱の中から柔らかな光が溢れ出し、森全体を優しく包んだ。場面が伊万里の拠点へと移り変わる。柔らかな光が差し込む広い一室で、伊万里が戻ってくると、先に声をかけたのは八雲紫だった。

「霊夢達にわざわざ鍵を渡したわよね、わざとココに招き入れるつもりかしら」伊万里はハキハキと言った。「そうさ、これも計画を進めるための作戦」パチュリーが本を閉じながら言う。「なるほど… 霊夢さんたちに真の目的を悟らせるための布石なのね」紫はくすりと笑う。

「でもね、伊万里、その作戦が上手くいくとは限らないわよ?」伊万里は頷きながら目を細める。

「それが面白いところだろ?」青娥は伊万里の腕にしがみつき、柔らかな声でつぶやく。

「いつも落ち着いてて、何があっても大丈夫そうな感じがするの~」伊万里は少し照れたような表情を見せつつ、優しく頭をなでる。

「青娥はいつもそうだな」紫がくすりと笑う。

「ふふっ、こんな青娥も珍しいわね」青娥は顔を赤らめながらも、やっぱり伊万里から離れようとしない。伊万里は微笑んで頷きながら、心の中でつぶやいた——

「俺は今は好きな人がいるんだよな、隠岐奈様、紫さん、そして、青娥にアリスに鈴仙、そして、幻子…幻想郷に住んでるみんな、それから、これからも、それから幻想郷で恋愛しながら生活するか」 その想いが心に満ちるや、伊万里の瞳には幻想郷全体を映すような光が宿った。その時、紫が伊万里のそばにかなり寄り添い、柔らかな声で言った——

「伊万里は幻想郷を選ぶの確か、だが、誰を好きになりそして、愛するかはまあ」紫の手が伊万里の肩にそっと触れると、広間に流れる空気が少し暖かくなった。伊万里は少し照れたように目を逸らしながら、心の中で改めて想いを確かめていた。

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