転生したら「ワルプルギスの夜」だった件   作:十二夜

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き‐げき【喜劇】

滑稽みや風刺を交えて観客を笑わせながら、人生の種々相を描こうとする演劇。⇔悲劇。




第三幕・喜劇
え、今からでも入れる保険があるんですか!?


 

さて、豚頭魔王(オーク・ディザスター)の脅威も無くなったことだし、俺たちは来た道を同じようにせっせと戻る。

 

とは言え、来た時とは違って、二人とも空じゃなく地面を歩いている。俺は浮いてるんだけど。

 

「ティロ・アレステレ」の威力は俺が思ったよりも強く、その被害も深刻らしい。

かなりの距離を進んだのだが、周りは未だに見渡す限りの焦土。

今もあちらこちらで火の手が上がっていて、ところどころ爆風で根こそぎ剥き出しになった木や、炭化した何かが転がっている。

辛うじて森の形を保っている場所までは、まだ遠い。

 

俺は人化していて二人は歩きのため、この素晴らしい景色をじっくりと堪能できているわけだ。

両隣からジトッと突き刺す視線がとても痛い。

 

二人とも何か言いたげだけど、結果として俺は集落を救ったわけだから強く言えないんだろう。

 

ただ、俺の名誉のために申し上げておくけど、決して美女二人の冷たい視線を一秒でも長く頂戴したいがために歩いているんじゃないよ。

本当だよ。

そんなこと考えるわけないじゃないか、俺は「舞台装置の魔女」だぜ?

 

すると突然、二人の視線の温度がさらに下がった。

おぉ、ゾクゾクするね。

 

とまぁ、冗談はこのぐらいにして、どうして俺が姿をさらしてのこのこ歩いているかというと、暗部の方が数名ほど戻ってきて後を付けてきているからだ。

恐らく同じ国に属している集団なんだろう、全員とても優秀で俺の魔力感知に一切引っかかっていない。

たぶん、ドワルゴンの暗部だと思う。確か作中でも正体不明の存在として描かれており、リムルですら監視されているのに気付けなかったほど優秀だ。

それに気配がね、人間とも魔人とも少し違うんだ。

おそらく亜人だ。

亜人の暗部と言えば、ドワルゴンでしょ。

 

それじゃあどうしてそんな優秀な暗部の存在に気づけたのかって?

実は俺、魔力感知を使わなくても周りの気配がうっすらと分かるんだよね。

いや、周りの気配ではなく、人の気配と言うべきか。

 

まどマギでの俺の挙動を覚えているかな?

見滝原市に出現した俺は、人の密集している避難所に向かって一直線に進んだはずだ。

リアタイしていた当時はへぇ、そんなもんか、としか思わなかったけど、今なら分かる。

この身体はね、かなり遠くまで人の存在を感じ取れるんだ。

でも精度はいまいち。なんとなくでしか分からない。

ほら、身体の「ある部分」が痒いけど、どの「点」が痒いのかは掻いてみるまで分からない、みたいな。

だから、数名。

 

離れたところから一定の距離を保って付いてきている。

 

分かっているのなら、どうにでもなる。

 

少し、カマをかけてみようか。

 

俺は紙に『お二人とも、ちょっと失礼』と書いて、それを後ろを歩いている二人に見せる。

そして怪訝な顔をしているリュティスとファトナを重力操作で持ち上げると、抑えていた妖気を少しだけ多く放出して、移動速度を()()()()()()上げた。

 

「え? 何です、何するんですか。ちょっと、待――きゃああああああああ!!!」

「おぉ! 凄い、速いぞ!! なんて速さだ! あはははは!楽しいなこれは!!」

 

実は小型化フォームの時は防御力だけじゃなく、何故か移動速度も元より遥かに速くなる。

なんでだろう、本当に分からない。

分からないけど、小型化したら速くなるのは創作でも鉄板の設定だからあまり気にしないようにしている。

 

別に元の移動速度が遅いわけじゃないんだ。むしろ巨体のくせに、とても速い。「飛び回る」、と表現できるぐらいにはね。

それが今の姿では更に速くできる。

本気を出したことは無いが、やろうと思えば殺せんせーぐらい速度は出るんじゃないだろうか。

え?マッハ20で移動したら二人が持たないって?

だから、ちょっとだけって言ったろ?

 

今の速度はせいぜい音速ぐらいだよ。

 

二人を保護するように重力の膜を張り巡らせて木々の間を飛ぶ。

周りの景色が瞬く間に焦土から森に変わり、ものすごい速度で後ろに流れていく。

 

ファトナは楽しそうだけどリュティスは白目を剥いてるね。

かわいそうに。

 

当たり前だけどこんな速度で進めば、あっという間に集落が見えてくる。

 

でも、中には入らない。

ここら辺が良いかな。

 

ソニックブームをまき散らしながら、俺は集落の一キロほど前で急停止する。

 

笑顔のファトナと、気絶から回復して恨めしそうに見てくるリュティスには先に戻るよう伝えて、俺は妖気を完全に抑え、気配を消して上空に浮かび上がる。

 

彼らが追って来やすいように妖気を多めに出しておいたから、そろそろ来るだろう。

 

ほら、遠くから慌ててこちらへ移動して来る気配を感じる。

 

しばらくそうして待っていると、三つの影が先ほど俺が停止した地点に現れるのが見えた。

 

気配が急に途絶えて戸惑っているのだろう。

 

おそらくリーダーだと思われる、最も背が高く、気配が捉えられないほどに薄い一人が集落の方へ目を向ける。

流石だな。集落は複数の幻術系の結界に守られているのに、ここまで近付いただけで一瞬で見抜いた。

まぁ、いずれにしても俺たちを尾行していた時点で、バレるのは時間の問題だったよ。

 

でもね、行かせるわけには行かないな。

 

俺はいつぞやのように上空から急降下して彼らの前に降り立つ。

近くで見ると本当に影のようだ。

三人とも、目元だけを覗かせた全身黒ずくめの衣装を纏っている。

 

西洋風の忍者、と言ったところか。

 

驚愕に身体が固まったのは一瞬、リーダー格の男が動き始めると同時に残りの二人も一瞬にして散開する。

バラバラに逃げ去っていく三人を見ながら、俺もゆっくりと動き出す。

彼らならば、例えどんな相手だろうと少なくとも一人は確実に主の下へ戻ることが出来るだろう。

そう、本来ならば。

選んだ相手が悪かったな、俺が唯一の例外だ。

 

ちょうど気になっていたところだし、本気で速く移動してみよう。

 

残像を残して俺の姿がその場からかき消える。

あれだね、残像って本当に出るんだね。

 

超高速で動けるということは、もちろん俺の意識もそれに伴えるということで。

 

限界まで時間が引き延ばされた世界の中、ほとんど停止している暗部の方をよいしょっと肩に担ぐ。

続いて二人目のところまで行き、今度は両脇に抱える。

三人目のリーダーさんは……重力操作で良いだろう。

 

俺は三人を見事捕獲すると、元の場所に戻って丁寧に三人を地面に立たせる。

 

速く移動すればするほど、相対的に周りの物体も速くなるからね。

 

例えば、マッハ20で空中の落ち葉に当たれば、それはマッハ20で飛んでくる葉っぱとなんら変わりは無い。

 

俺はともかく、暗部の人達は大怪我じゃ済まないだろう。

 

だから細心の注意を払う必要があるのさ。

もし下手して彼らを普通に地面に置こうものなら()()だ。

 

下半身丸ごと潰れるね。

 

だからゆっくりゆっくり地面に立たせて、慎重に彼らから離れる。

 

その瞬間、世界が再び動き出す。

 

「「「ッ!?」」」

 

三人とも目が白黒している。

 

そりゃそうだろう、逃げたと思ったら次の瞬間には三人仲良く俺の前で整列しているんだから。

 

それにどうやら、下半身にかなりの衝撃が入ったらしい。

脚がガクガク震えている。

まぁ、しょうがない。いくら丁寧に置いたって、速度を完全に殺しきることは出来ないもん。

 

『こんにちは』

 

会話を試みる。

 

「…………」

 

まぁ、だよね。

優秀なドワルゴン暗部がそう簡単に会話に応じるわけがない。

即座に自害されなかっただけマシだと思おう。

 

それどころか、驚くべきことに三人とも震える脚に鞭打って再び散開した。

 

オイオイオイ、死ぬわアイツ。

 

案の定、一瞬で俺に捕獲されてまた俺の前で整列させられる。

 

脚のガクガクが倍になった。

 

『私は舞台装置の魔女。「ワルプルギスの夜」と呼ばれています。あなた方はドワルゴンの方ですか?』

「………………」

 

これにも答えないよね。知ってた。

その上、三人からなんだか諦めの雰囲気を感じる。

それでもなお、口を割らないのは忠誠心の賜物だろうか。

いや、そんなくっころみたいな雰囲気出されてもお前ら男じゃねぇか。やめてくれよ。

 

『お察しの通り、この先にはとある集落があります。手を出すことは許しません。もし手を出せば、その日がドワルゴン最期の日です』

「……」

『あと、私のことを詮索するのもやめなさい』

 

バレないように監視される分には全然良いのだが、一度見られていると俺が気づいてしまうと話は変わる。

やっぱりね、居心地が悪いからね。

監視するならバレないようにやってもらいたいものだ。

 

『それとも、私ではドワルゴンを滅ぼせないとでも?』

 

優雅な仕草で帽子を取って、軽く脅しをかけてみる。

途端に三人の顔が恐怖に歪んだ。

無理もない、顔の上半分が無い女がニッコリ笑っているんだ。

むしろ悲鳴を上げなかったことを褒めてやりたい。

 

それに、俺の力をその目で見たんだ、変な気は起こさないだろうと信じたい。

流石にガゼルもそこまで馬鹿じゃないだろう。

 

そう、ガゼルと言えば転スラでも人気のキャラだ。

いつか会ってみたいと思ってたんだよなー。

今のところ原作キャラとはヴェルドラしか繋がりが無い。悲しいね。

 

だから、何も考えず俺は書いてしまった。

 

『そういえば、近々ドワルゴンへ遊びに行こうと思います。ガゼル王によろしく』

「………!」

 

それを見た三人の目が見開かれる。

 

息継ぎとか苦しそうだよなぁ、とか的外れなことを考えながら俺は三人を解放した。

 

さっきまでの脚の震えは何だったのかと思えるほどの速度で、三人は必死に駆けていった。

きっとガゼルに報告するんだろう。

 

周りに他の人が居ないことを確認した俺は、意気揚々と集落に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

『それで……これはどういうことですか?』

「ああ。ワルプルギス様は我々の守護者。故に、我らの忠誠を捧げると共に、拙いながらも貴女様の休息の床を作らせて頂いた」

「私も頑張りました!」

「「ました!!」」

 

おぅ、待てや。

 

集落に入った瞬間になぜか全員道を開けるように両側に跪いていたのは許そう。それは良い。

そして、その道の先に出雲大社のような建築物が湧いていたのも許そう。まぁ、良い。

聞き捨てならんのは守護者の部分だよ。俺がいつ、お前らの守護者になったよ。完全に崇め奉りに来てんじゃねぇか。なんで俺が神殿に住むのが当たり前みたいな顔してるんだよ。

 

俺ここに住まないって言わなかったっけ?

世界を見て回るって言わなかった?

言ってないか。

 

「ファトナ様の案でサプライズということになり、ワルプルギス様が居ない間に急遽全員の力を集めて、急いで建てました。地属性魔法が得意なミナとニナが大活躍でした」

 

ファトナの横で跪いていた人が誇らしげに教えてくれる。

うっわぁ、すげぇ言い出し辛い。

いやでも、この程度で俺の好奇心は止められねぇぜ!

俺を止めたきゃヴェルドラでも連れてくるんだな!

 

そう思って紙に文字を書こうとした時だった。

 

ミナとニナがトコトコと近づいてくると、おもむろに一本のネックレスを差し出した。

 

「あのね、ワル様。ワル様のためにミナと二人で首飾りを作ってみたのです」

「受け取ってくれませんか? その上で喜んでくれると、ミナはとっても嬉しいのです」

「ニナも、とっても嬉しくなるのです」

 

これは……かなり凄いんじゃないだろうか。

精緻な装飾が施された銀の台座に深い青色の輝きを放つ大きな宝石が埋め込まれている。

手に取ってみるとずっしりと重い。

これを二人だけで、それもこんな短時間で加工するのは並大抵の苦労じゃないだろう。

ていうかこれ、素材は分からないけど魔法武具(マジックアイテム)じゃん。着用者に合わせてサイズが変わるやつ。

今も、俺の手のひらを通して魔素をどんどん吸い込んでいる。

幼女のように見えるが、二人は人間を超えた力を持つ歴とした魔人だと再確認した。

 

俺はそのネックレスをそっと首にかけると、微笑んで二人の頭を撫でる。

 

『ありがとうございます。嬉しいですよ』

「うん……うん……! ミナもニナも、ワル様にはとてもとても感謝しているのです!」

「ですから、これぐらいお安い御用なのです!」

 

二人がぎゅっと抱き着いて来る。

 

それを見る皆の視線が温かい。

 

なるほどね。

 

OK.

 

俺の負けだ。

 

どうせ俺に寿命はないんだ、一時の暇つぶしだと思えばいいだろう。

 

そういえば、ミュウランも魔女だよな。ここに居ないということは、既にクレイマンに捕まってしまったのか。

一度会ってみたかったんだがな。

 

ともかく、こうしていとも簡単に俺は魔女の集落の守護者になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は馬鹿だ。

 

この時、俺は何も考えずに軽々しく了承した。

 

人間の悪意を、俺は知っていたのに。

 

俺は魔女だ。

 

絶望から生まれ出でた。

 

悲嘆から、絶望を叫んだ。

 

他ならぬ人間の底すらない悪意が、俺を産み落としたのに。

 

俺は、誰よりも人間を知っていたというのに。

 

だから、これは悲劇じゃない。

 

喜劇だ。

 

笑えるよな。魔女が人間に、己の何たるかを教えられるんだぜ?

 

だから、これは喜劇だ。

 

嗤ってくれ、いつもの俺のように。

 

この舞台を嗤ってくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出雲大社のような神殿の中は、意外と普通の家って感じだった。

 

出雲大社とは言っても、古代の本殿の方ね。めっちゃ長い階段があるやつ。あれ。

こんなものをよく短期間で建てれたよな。凄いよ。

 

ここまで来たら吹っ切れた方が楽になれるってもんだ。

 

俺はふかふかのベッドにダイブする。

うわ、凄いなこれ。程よい反発力で押し返してくる。

惜しむらくは俺の身体が歯車だってことか。接する一部からしかベッドの感触を味わえない。

だから、分かるだろう?下半身が持ち上がって身体が頭部を下に斜めを向いている。

たぶん、傍から見れば俺は今ベッドの上でブリッジしているやべぇ奴になるだろう。

 

尊厳に関わるので見られたくない。

 

というより、俺は睡眠を必要としないんだ。

寝たいとも思わない。

俺が一時期、精神的に参っていた理由の一つだ。

悲しいとは思わないけど、時々睡眠が恋しくなるよ。

 

そんな時、扉がノックされ、家の外からファトナの声が響いた。

なにやらすごく慌てている。

 

ちなみに俺をのけ者にした話し合いの結果、リュティスとファトナが日替わりで俺の身辺の世話をするらしい。

要らないと言ったんだが、のらりくらり押し切られてしまった。

 

「お休みの所、失礼する! その……樹妖精(ドライアド)の方が、ワルプルギス様にお目通りしたいと訪ねて来ている。どうなされますか?」

 

樹妖精(ドライアド)だって!?

 

森の上位種族である樹人族(トレント)の守護者にして、ジュラの大森林の最上位存在である管理者。

樹妖精(ドライアド)が姿を見せるのは数百年に一度、あるか無いか。

寿命の長い彼女達は、滅多に聖域たる棲家から出て来ないのだ。

 

俺は『通してください』と書かれた紙きれを、そのために作られた扉の小さな開閉口へ差し込む。

しばらくすると、ファトナに案内されて一人の樹妖精(ドライアド)が部屋に入ってきた。

 

美しい緑色の髪の美少女。

北欧系とでも言うのか、白い肌に彫りの深い目鼻立ち。

ふっくらとした唇に、青い瞳が良く似合う。人間で言うところの、16〜18歳くらいの見た目の透き通るような見た目。

 

おお! トレイニーさんだ!

 

こうやって実物を見ると凄く綺麗だ。

これは神聖な存在だと一発で納得できますわ、ええ。

 

「お初にお目にかかります、『舞台装置の魔女』様。わたくし、樹妖精(ドライアド)のトレイニーと申します。今日は、貴女様への懇願と慈悲を乞いにやって参りました。どうか、これ以上ジュラの大森林を破壊されぬよう……どうか……」

 

そのトレイニーさんは、可哀そうなほどに怯えていた。

必死に俺と目線を合わせているが、身体の震えは止まらず目の焦点も定まっていない。

出るはずの無い脂汗まで幻視してしまった。

 

うわぁ、これは悪いことをしちゃったかな。

なんだかこっちまで罪悪感が湧き上がってきた。

やっぱやりすぎだったよね、なんかごめんね。

 

豚頭魔王(オーク・ディザスター)討伐への感謝の証として、乾魔実(ドライトレント)を三袋分、貴女様に差し上げます。これがわたくし達の精一杯の誠意であり、これを以って貢物とさせてください。重ねて、これ以上の森林の破壊はどうか…何卒ご容赦いただきますよう…どうか……」

 

トレイニーさんが腰を九十度に折って頭を下げる。

 

地面に置かれた三つの袋からは、乾魔実(ドライトレント)が溢れんばかりにぎっしりと詰まっていた。

 

流石に可哀そうだ。

 

これは俺が悪いわ、うん。

 

明らかにオーバーキルだったしね。

 

俺はトレイニーさんに、乾魔実(ドライトレント)への感謝と、これ以上森を破壊しないことを約束した。

ついでに、俺はこの集落を守るだけで、森に住むいかなる種族への手出しも考えていないことを明言しておく。

 

「そう……なのですね……。ありがとうございます、ありがとうございます」

 

トレイニーさんは安堵したように何度も何度も頭を下げながら部屋から出ていった。

 

俺に乾魔実(ドライトレント)は必要ないので、皆に配った。

樹妖精(ドライアド)に訪ねられたことで、皆の俺を見る目が二割増しで輝いている。

尊敬のまなざしってカンジ。

 

そんなことはそっちのけで俺は一人、自室でガチ凹みしていた。

トレイニーさん……好きだったのに……嫌われちゃった……。

え、今からでも入れる保険があるんですか!?

無いですよね…はい……。

 

この件がきっかけで、俺はなるべく自分の力を自重しようと決めた。

 

取り敢えず「ティロ・アレステレ」、この技は封印で。

 

 

 

 

 

 

×××

 

 

 

 

 

 

おはよう!朝4時に何してるんだい?

 

俺は今、武装国家ドワルゴンに来ているぜ!

 

壁の時計はもうすぐ4時47分を指そうとしている暁だぜ!

 

超高級レストランの個室で、対面にはドワーフの英雄王ガゼル・ドワルゴが座っているぜ!

 

すっげぇ険しい顔で見つめられているぜ!

 

威圧感が凄いぜ!

 

始めようか。

 

地獄の二者面談が幕を開ける。

 

・・・ケテ・・・タスケテ・・・

 

 

 

 

 

 




祝!10万UA突破!
震えて眠ります。
皆さんの感想が励みです。

これが年内最後の投稿になるかと思います。

この機に、「あっちゃ~、この話最高なのにお気に入り登録するの忘れてた!」という方や「いっけね~、この話最高で評価10点なのに指が滑ってそれ以外の点数を付けちゃった~」というようなおっちょこちょい方は、今のうちにやっておくと最高の新年を迎えることが出来ます。
ついでに俺の中の承認欲求モンスターも満たされてWin-Winです。

では親愛なる読者諸君、よいお年を!
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