厄ネタの集合体   作:覚め

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オーバーフローってね。
零。お前は生身でいなければならない。


六万五千五百三十六

「生身サイコー」

 

毒とか魔法とか一度でも喰らえば死ぬけど、それもなかなかのスリル。正直言って外出なければいいんだけどね。まあそんなことで外に出ないようしても暇なので、今日は生身で温泉に来ている。一応、マジックアイテムの整理もやることリストにはあるけどね。。華扇には結局神器取られたし、神子には簪をあげたし。マジックアイテム、どうしようかな。霧雨…いや、ノーレッジでもいいか。ただ、それを見た青蛾がなんて言うかだよな。正直言ってわからん。

 

「気持ち〜」

 

「何がしたいんですか貴方」

 

「心読めよ」

 

「成程…『超絶美少女さとりちゃんを抱きたいからここに来たんだよ考えさせんなアホ』…と。照れますね」

 

落ち着いて考えるのにここはちょうどいいんだよな、ここ。湿気が凄いんだが、それよりも良いのは騒がしい声がちょうど良い音量になっている。良い環境音。さて、何をしようか。マジックアイテム整理した後はどうしようかな。…昔使ってた仙界も。あそこは呪いの土地と化してもおかしくはないから、今の仙界崩して…なんとかなるか。後始末が一番きついのはあるのだけれども、それ以上にきついのが八雲藍とか風見幽香とかだよなぁ。下手したら出会って五秒で死神とご対面しそうだし。

 

「どうすっかな」

 

「ここで暮らせば良いのでは?」

 

「精神削れる。そこまで神経図太くない」

 

「おお、それは悲しい」

 

温泉から出て体を拭き、そのまま仙界を介して紅魔館を訪れる。すぐさま蹴りが飛んでくる。頭吹っ飛んだかと思ったわ。耳が死ぬほど痛い。顎も。目もチカチカと。詠んでみるか。チカチカと目が狂えれど耳痛し。…考えるまでもなくゴミみたいなのができたな。帰って寝ちゃダメですかね。ダメだね普通にマジックアイテムの処理ができないよね。ていうか俺のこと蹴ったやつ誰?解体してそいつ専用の医療書作ってやるよ感謝して欲しいね。確認したら吸血鬼だった。ごめんねそんなことしないから許してね。

 

「…何しに来たのよ」

 

「何もしに来てないよ。マジックアイテムいらない?」

 

「いらない。売りに来たなら商品見せて」

 

「こんだけあるよ」

 

「ごめん腐った魔力やめてくれる?」

 

横から出てきたのはフランドール。顔を覗かせるように出てきたフランドールが、俺の見せたマジックアイテムを興味深そうに見てた。…こいつに売りつけようかな。こいつなら、たぶん多少の金とか使っても何も言われない立場だろうし、金払いも良いはずだ。なんなら無料でくれてやるとか言えばなんとかなるんじゃないのか?在庫全部こいつに押し付けれるんじゃないかな。まあ、興味なさそうなものは売れないだろうけど。多少の無理を平気で言ってくるタイプでもあるだろうし。

 

「買う」

 

「まじか」

 

「あーでも、あっちの山はいらない」

 

「流石にか」

 

「いや、あの山全部、ただの道具だからね。魔力もうないよ」

 

「…ま、あれだけあればな。じゃ、後よろし」

 

「代金は美鈴との試合でいいや」

 

「は?」

 

もしや、在庫押し付けてんだから金払えって言われてる?…まさかぁ。無視して仙界への道を開くと、横から殴られる。あっぶねぇ何すんだ。見たらそこには紅美鈴。俺、もう仙界に篭った方が良さそうだよな。俺もそうしたいわ。仙術を使って紅美鈴の感覚を狂わせる。主に三半規管を狂わせたので立ってられないはず。感覚としては、たぶん逆立ちにも似た感覚だろう。多分。次に目を狂わせればもう動けない域だ。だからもう…あれ、なんで魔法陣が出てるんですかね。なんでもう一人の吸血鬼出てるんですかね。…あの、えっと?

 

「さあ、始めましょう!」

 

「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜…っ…あのさぁ…」

 

「キレてる」

 

「馬鹿みたい」

 

「面白そうね」

 

「咲夜もそう思います」

 

「咲夜?」

 

「ではまずこちらから!」

 

仙術というのは様々なもので、やり方によっては種類は数えられない。感覚を狂わせるもの以外を使わせてもらう。今やることの一つは邪道も邪道なのだが。殴り合うわけにはいかない。殺します、というわけにもいかない。全員捻り潰すこともできない。ならやることは一つ。仙術とマジックアイテムの併用、毒ガスを流す。煙幕ってすげえ。そして次にやることって言ったら一つだよね。火をつけます。後は逃げます。以上ってね。仙界を開いてゴミ(使えないマジックアイテム)も回収しつつ帰ります。

 

「ねえほんと死ぬかと思った」

 

「まだそこ通ってたのか!?」

 

「よ、ワーハクタク。謝罪だ」

 

「は?」

 

「これやるよ」

 

麦わら帽子。穴は空いてないが、即席で穴を開ける。ボタン穴みたいな、広げれば割と物が通る穴。被せて、さよならしようとしたら背中を掴まれる。人間なのに随分と強いですね。あの、ほんと、なんか強くない?…人外になった時の弊害とも言えるけど、半人半妖でも普通に力強くなるんだね。知らなかったよ。死ぬかと思ったね。あの、ところで離してもらえたりしますか。しないっぽい。せっかく温泉入って身を清めてきたのに。清めた後は何もするなっていう天命かな?

 

「…少し、話がしたい」

 

「何さ」

 

「お前は私についてどれだけ知っている」

 

「何も知らん」

 

「私の名前は上白沢慧音だ」

 

「あっそ」

 

「お前は」

 

「柏。そんで?」

 

「ちょっと待っててくれ。毒入りの茶を注いでくる」

 

「分かったよわがままな慧音さん。」




布都→柏…絶対に殺す。自殺しても殺す。死神を突破しても殺す。お前は絶対、何をしても、殺す。分かったらさっさと来い
慧音→柏木…結果的にはまあ仕事を与えられてるから良いけど、与えられてなかったら絶対にツノで腹を刺してた。
八雲藍→柏…条件反射でやらかしたけど、まあ良いでしょ
風見幽香→柏殺す
柏→この人たち…まあ、嫌いではないよね。
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