厄ネタの集合体   作:覚め

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温泉。つまりはそう言うこと。
ノーレッジクソ弱えええ!!!(ノーレッジからすれば解くのが嫌すぎてやらなかっただけ)


かっぽーん

「詫びがこんなんでいいのか」

 

「最近はペットとしか入ってませんから」

 

「妹は」

 

「奔放ですね」

 

悟り妖怪と二人湯に浸かる。疑問が湧いただろう。何故俺は土塊のくせに湯に浸かって無事なのかと。答えはわからない。俺も正直言ってなんで無事なんだろうと思ってる。魔力とかそこらへん纏ってるからなのかな。分からん。と言うか、呪いを解ける奴が現状華扇くらいしか思いつかないと言う悲しき結末の方を嘆くべきだろう。俺に呪いをかけたやつは両手じゃ埋まらないから、多分かけて来たやつ一人一人を訪ねるのは無理。博麗の巫女は八雲紫で無理。残念八方塞がり。

 

「なるほどなるほど…その途中で、その方が不貞腐れてしまったと」

 

「勝手に考えてすらいないことを当ててくるな」

 

「ズバリ、当然の出来事なので土下座して謝った方が」

 

「この状況を華扇ちゃんが見てたらどう言うだろうな」

 

「…それ、貴方が言うんですか?」

 

「少なくとも華扇ちゃんの性格ならお叱り受けるのは俺だけじゃないと思うぞ」

 

「大丈夫です。無理やり連れてこられたことにするので」

 

俺にそんな趣味はない。と、うだうだとやっていたら悟り妖怪が出ていった。俺も少し間を置いて出ようとしたところ、まだ着替え途中だと言われた。同じ湯船で同じ時間に使っていた奴が何言ってんだ?頭でも湧いてんのか?少しイラついたが、少なくとも今やるべきことではない。息を吐いて気持ちを落ち着かせているとようやく許可が出た。着替えて体温高めな状態で館を歩く。紅魔館のように敵対的な奴は一人としていないので気が楽だ。だが少し嫌なのが、星熊勇儀が近くにいそうなことだろう。それ以外は良いのに。

 

「では、少し昔話でもしましょうか?」

 

「勘弁してくれ」

 

「しません。私が地上にいた時の話では満足してくれませんか?」

 

「…お前、俺がちょっかいかけてた頃の話するつもりだろ」

 

「あの時は、貴方が私に好意があるのかと期待もしましたが…」

 

「ペットもいるんだぞ!?」

 

「おや、聞き耳を立てられては困りますか?」

 

こいつほんとめんどくさい。俺からしたら、なんでも話せる上に誰にも話さない便利な独り言箱だったのに、あの頃のさとりは。今のさとりは何をどうして来たのか、完全に俺を弄りに来ている。地底で何を学んだのやら。…いや、まあここの住人から恐れられていると言うのが自尊心でも育てたとは思うが。人間に恐れられ嫌われるよりも、単純に恐れられるだけと言う方が、ここの怨霊のできる最大限…なんだろうな。おかげでこいつの態度がこんなにも。はー、怨霊ってのも大したことねえな。全員玩具になってこいよ。

 

「…まあ、そう思われても構いません」

 

「メンタルも鍛えられてやがんの」

 

「まあ、私としては少しお話がしたかっただけ…なのですが。」

 

「が?」

 

「いえ。やはり嫌そうでしたのでね。」

 

「…まさか」

 

「はい。ここの会話を貴方が怒られると恐れている方に話そうかと」

 

「何を謝れば良い。」

 

もうダメだと項垂れる。そうすると突きつけられたのは、何故か帰宅であった。…お前、今日は温泉だけで時間を潰そうとか思ってたのに。そう考えたらさとりが目の前で突然胸と股を腕で隠しはじめた。…こいつに関して言えば、なんか、哀れだよな。…何が良いんだ?そのポーズのどこが良いんだ?…少なくとも、そういった隠し方は多分胸がでかい奴がやると良いだろうから、さとりは…睨むな。分かっててやったくせに睨んでくるな。俺が悪いみたいになるだろ。

 

「いや実際悪いのは貴方ですからね」

 

「分かった、もう帰るから」

 

「貴方分かってないですよね。本当に。だから不貞腐れる人がいるんですよ。分かってますか?」

 

「ストーカーやめて」

 

「やめません」

 

なに考えてんだこいつ。もう仙界への道は開いたから、退かないと巻き込まれて俺の仙界に来るんだぞ。分かってんのか?…この考え、読めてるよな?だったら絶対分かっててやってるよな?…良いんだな。返すには返すけど、それでウダウダ言うなよ。俺は本当に知らないからな。これで地底の奴らにいちゃもんつけられたくねえよ俺。説明はお前に押し付けるけどな。仙界に渡ると、やはりさとりも着いてきた。なんだか周りを見ておお、と面を食らっている模様。…まあ、地底は空がないからな。

 

「草木…そしてこの心地の良い空気。中々な空間ですね。」

 

「元の住処が使えなくなったから新しく作ったんだ。華扇の真似事でもしてみようとしてこうなった」

 

「成る程、オリジナルがそちらなら、貴方とは違って性格は良さそうですね」

 

酷い言い様だ。もちろん言い返せないので黙る。久しぶりに死体の確認でもしようか、などと考えていたりして時間を潰し、とりあえずはさとりから帰りたいの言葉を聞くまで淡々と過ごす。布団を敷き、その上で胡座の姿勢で寝る。この姿勢に対する言い訳を適当に考えていると、不意に後ろから声が。さとりは目の前にいる。近い。では誰が。振り向くと、そこには華扇。

 

「…柏の交友関係が広まるのは良いことでしょう」

 

「そうだろう」

 

「だからと言って女性を家に招くのですか。直ぐに。」

 

「私は抵抗したのですが…目を、千切ると言われて」

 

「…はぁ?」

 

「華扇ちゃん、違うって。そうじゃないから。ほら全然泣いてないぞこいつ、嘘つきだ」

 

「だとしても家には招きましたよね。直ぐに。」

 

「関係の長さで言えばお前とトントンくらいだから」




華扇のスコア
仙界内に不法侵入 +500
仙界で暴れる+200
力任せに柏を殴り、右頬を殴り飛ばす+2000
さとり妖怪を返す+600
少し泣いた-200
合計3100
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