オーバーロード <物語の分岐が確認されました>   作:ヒツジ2号

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2章が終わるまでに、ウルベルト様はこの世界に転移したとか、他ぷれーやーの脅威とかに気づけるのでしょうか…

今年はこの投稿が最後となります。
来年もよろしくお願いいたします。



第2章 第8話 -パワーレベリング・始動-

 

二十数羽のハルピュイアを一撃(本当は50回近い斬撃)で下したパルメーラは、思いつく限りできるだけカッコいいポーズで振り返りながら『漆黒の剣』へ話しかけた。

 

「…これで俺の実力が分かってもらえたかな?」

 

 

呆然とする『漆黒の剣』はハッと我に返ると、堰を切ったように喋りだす。

 

「すげえ!!あんたマジですげえよ!いや、正直さすがに多少は大げさに言ってるのかなとか思ってたけど、こりゃあマジで13英雄に並ぶ大英雄様だろ!」

 

「やっぱり…いや想像以上だ…パルメーラさん。同じ戦士として目指すべき高みを魅せてもらった気がするよ。あなたが良いなら、是非戦い方を教えてくれないだろうか?」

 

「ハルピュイアをまとめて屠り去るとは信じられない技量と剣である!“魔剣”が5本あったというのも驚きであるな、ニニャ?」

 

ダインに呼ばれて、そこでやっと呆然とした状態から回復したニニャだったが、膝が笑っていてうまく起き上がれることができない。

パルメーラに対してちょっと失礼なことを考えていたという思いと、腰を抜かしてしまったという事実、そして未だに信じられないような英雄級の一撃を目撃したという思いがごちゃ混ぜになり、少し恥ずかしくて顔を真っ赤にしたまま、あたふたしていると、パルメーラが手を差し伸べてきた。

 

「大丈夫かニニャ。衝撃波は出ないように気を付けたんだがな…さあ、任務を続けようか、その中で皆を鍛える方法を考えないとな」

 

 

ウルベルトは心の中で呟く。

『決まったな…!俺、カッコよすぎだろ。正直魔法詠唱者のこいつの育成が俺的には一番気になるし、なんかこいつは後輩っぽくていい感じの関係を築けそうだ。リアルでは後輩とかいなかったけどな』

 

 

 

パルメーラの、よく見ると鍛え抜かれた腕から続く右手を掴むと、先ほど強敵を一撃で屠ったとは思えない優しい力で僕を引き起こしてくれた。

 

ああ、おとぎ話の13英雄に助けられたっていう逸話の登場人物はこんな気持ちだったんだな、と少しぼーっとしていたら、パルメーラさんは『じゃあ、ここからの戦闘なんだが…』とさっそく戦い方の講義を始める始末だ。

 

僕はくすっと笑うと、パルメーラさんに話しかける。

 

「もう、パルメーラさん。まずはハルピュイア討伐の証拠になる羽爪を集めて死体を処理しなきゃダメですよ。このままにしてたら他のモンスターや獣が集まってくるし、これだけの討伐実績、組合に報告すれば昇級確実ですからね」

 

「ん?そういうものなのか…じゃあまずはその作業だな。すまんが羽爪ってのがどれだか分からんから皆手伝ってくれるか?」

 

恐ろしい程の強さを持つ割に、そんな常識的なことを知らないパルメーラのアンバランスさと、不思議な親しみやすさに僕たちは皆、笑顔になる。

 

「本当、この人はやっぱり僕がついていないとダメみたいだ」

 

僕は他の誰にも聞こえないよう、小さく呟いた。

 

 

 

 

ハルピュイアの処理が終わり、集め終わった羽爪をパルメーラに渡そうとすると、彼は少し考える素振りをしたのち、その袋をペテルに渡した。

 

「いや、これ組合に報告するって話だったと思うが、リーダーから報告するのがスジなんじゃないのか?」

 

そこで『漆黒の剣』は顔を見合わせる。

皆考えていることは同じといった表情だったので、ペテルが代表して説明をする。

 

 

「これはパルメーラさんが一人で倒したし、俺達がパルメーラさんの手柄を横取りする訳にはいかない」

 

するとパルメーラは、一瞬『え?』という顔をし、言いづらそうに言葉を述べる。

 

「あ、えっと…そうはいってもチームでの討伐だから、チームとして報告すべきでは?その…俺は一応『漆黒の剣』のメンバーという事になったと思っていたんだが…」

 

 

一同の心に去来した思いは一つ。

 

『この人、いい年の男で化け物級の力を持つくせに可愛い反応しやがる』

だった。

 

たぶん…いや間違いなく、彼は『漆黒の剣』から仲間外れにされたくないと考えているのだ。

このパルメーラの反応に、ルクルットが我慢できずに吹き出し、それをダインが少し笑いながら『止めるのである』とたしなめ、ペテルが咳払いを一つして、頑張って真面目な顔を作りながらパルメーラさんへ説明する。

 

「あ、えーと。はい、正直な話、パルメーラさんが『漆黒の剣』に正式に入ってくれるのはチームの戦力上昇としても本当にうれしいです。ただ、俺たちとパルメーラさんの実力は恐らく相当開きがあります。パルメーラさんは間違いなくアダマンタイト級の実力ですから、実力に開きがあり過ぎると戦闘の連携などの点から色々と問題が出ることが多いのです。そう言う訳で、今回の戦闘報告はパルメーラさんが個人でなさって、パルメーラさんは冒険者のランクを上げたほうがいいと思うんです」

 

 

その説明を聞いて、パルメーラさんは一瞬『シュン』とした表情になった。

 

本当に可愛いなこの人…

 

しかしすぐに悪魔的な『にやり』とした表情になり、とんでもないことを言い出した。

 

 

「つまり、この任務が終わるまでの10日間で、お前たちがレベルアップをしてアダマンタイト級の強さになればいいわけだな?」

 

 

そう言うわけでここから地獄の10日間が始まったのだった。

 

 

 

***

 

 

 

ウルベルトは考える。

アダマンタイト級というのは話を聞く限りではどうやらレベル30くらいに到達すればOKなようだ。

ユグドラシル基準で考えると、10日間、毎日6時間くらいログインした場合、レベル10→レベル30は余裕だ。

 

ただ、いくつかの点でユグドラシルとは異なる問題点がある。

まず、無限湧きでちょうどいいレベル帯のモンスターが出るダンジョンが無い。

いや、あるのかもしれないがそれを短時間で見つけられないだろうという事。

 

次にアイテムがないこと。

ユグドラシルでは、特にサービス終了が決まった最後の一年は様々なレベルアップ方法が存在していた。簡単にレベル7~80台の火力が出せるパワードスーツ、パラメーターを低く縛ることで経験値が上昇する装備や、取得経験値が単純に上昇するポーションなど。

 

ロキの指輪(リングオブロキ)を手に入れた後、もう一度新しい種族のレベル上げをする必要が出たときは、生産職を取得したタブラが作成する取得経験値上昇のポーションのお世話になったのはいい思い出だ。

 

そして最後に、ウルベルト自身が蘇生の手段や回復の手段を持っていないこと。

正確に言うと回復の手段はわずかながら持っている。ただそれは数が有限な水薬(ポーション)の類で、回復魔法はない。

これは、本性である悪魔に戻っても同じことで、回復系魔法が存在する信仰系やドルイドの系統の魔法を取っていないのだ。

同様に蘇生魔法は一切使えないし、こちらについては蘇生系のアイテムもたった数本の蘇生の短杖(ワンド・オブ・リザレクション)のみ。

モモンガのようにアイテムコレクターでなかったウルベルトは、必要な分しかアイテムボックスに入れていなかったのだ。

 

以上から考えると、さっさと安全にレベルアップするには以下の条件が必要だ。

 

・格上かつ強すぎないモンスターを大量に見つけラストアタックをさせまくる

・持っている武器や防具を数段上の物に変更して戦闘を有利にする

・危なくなったらウルベルトがすぐに守りに入る必要があるため乱戦を避ける

 

ウルベルト自身が『漆黒の剣』に支援魔法をかけまくるというのも考えたが、これを実行するには本性の悪魔に戻る必要があり、ここまでの冒険者組合での他の冒険者の様子などから、本性をさらすのは適切ではないと判断したため見送ることにした。

 

 

「よし、だいたい方向性は見えたな。それじゃ説明する」

 

パルメーラは『漆黒の剣』の4人を集めて今後の戦闘の説明を始める。

 

「まず、皆には俺から装備品を渡す。どの装備がそれぞれに合っているか分からないから色々と試してもらえるか?」

 

そう言ってパルメーラは、今までどこに持っていたのか謎だが、大量の装備品を広げ即席ファッションショーが始まった。

 

最終的にペテルには全身鎧、ルクルットとダインには何らかの皮が使用された軽鎧、そしてニニャにはローブ。どれも黒を基調としているが不思議な文様が描かれたデザインだ。

というかパルメーラが持っている衣装はどれも同じ方向性のデザインだ。

これらに加え、インナーとしての服も渡されたが、これらにも魔法効果が付与されていた。

 

『クソ…レベル制限でこれが限界か…それにしてもここでは職業による装備制限とか重ね着制限がないのか…』

とか呟いていたが、4人には意味が分からなかった。

 

武器として、ペテルには漆黒の長剣、ルクルットには漆黒の短剣。これらはパルメーラのかつての装備らしい。

そしてダインとニニャには漆黒の魔法の杖。

戦士系装備はともかく、なぜ魔法詠唱者(マジック・キャスター)の装備を持っているのか謎だったが、それを訪ねるとパルメーラは少し困ったように考えた後、『先祖が使っていた装備だ』と答えた。

 

どの装備も恐ろしく強力な力を感じるが、特に魔法詠唱者(マジック・キャスター)向けの装備品は格が違うように感じた。

 

ニニャは自身に渡された装備一式がどれも信じられないもので、例えば杖は魔法発動回数が上昇(本当は使用MPの節約)効果や、ローブは魔法だけでなく物理攻撃も含めた様々な攻撃に対する体制が付与されていて、『なんか、もしかして僕、優遇されてる?』と勘違いしてしまったほどだ。

 

そのことをニニャがそれとなく聞くと、パルメーラはちょっとズレた回答を言った。

 

「ふ…戦士の俺が強力な魔法装備を持っているのが不思議か。俺は言ったように悪魔の末裔人(ディアボロ・ディセンディ)。先祖の力が覚醒して悪魔になれれば魔法も十全に扱えると思い、祖先の装備を持っていたのだが、今はニニャが持っていた方がいいだろうと思ってな…」

 

ニニャは、『あ、やっぱりちょっとアレなとこがあるのは間違いないな』と思った。

 

パルメーラとしては、これらも“ウルベルト・アレイン・オードル”としてのお古なので、正直あげてしまってもいいかと考えているのだが。

 

 

ただ、パルメーラとしてはダインとルクルットに渡した武器が不十分だと感じていた。

 

ダインは普段、鎚矛(メイス)を使用していて、パルメーラはこれを持っていないので、彼が主にドルイド系呪文を使用する際のサブ武器としている杖を渡した。これは直接的な攻撃力強化に繋がらないのでラストアタックをどうやらせようか悩んでいる。

 

もっと深刻なのはルクルットで、彼はレンジャーとして普段は合成長弓(コンポジット・ロングボウ)が主武器で、ショートソードは直接的な攻撃ではあまり使わない。

当然、弓は持っていなかったので、こちらもサブ武器の短剣しか渡せなかった。

 

 

「いや、ルクルット。すまんな俺の職業的に弓を持っていないからお前にとってあまり攻撃力の強化にならなかったな…」

 

「何言ってんだよ!この短剣、明らかに魔法武器だしさっき試しに岩をつついてみたら液体に刃を差し込んだみたいに入っていったぞ。とんでもない武器貸してもらって感謝どころじゃねーよ!!」

 

「そうか…うーん…いやお前は、俺のかつての仲間の一人に雰囲気がよく似ててな…弓…仲間思い…女好き…いや…幼女ではないな…まあ、そいつから弓の一つでも貰っておけばよかった思ったんだが…ところでお前は、きょうだいはいるのか?」

 

「え、良く分かんねーけど、田舎には弟と妹がいるけど」

 

「うん…まあそりゃ別人だよな。何でもない、気にしないでくれ」

 

「はあ…まあとにかくありがとな!」

 

 

そう言う訳で、まずは装備による『漆黒の剣』の強化が完了した。

 

本人たちの実力と合っていない強すぎる武器を渡すと、危険察知のリスクがーとか、感覚的な成長がーとかは、一切考えていない。

 

ゲーム的思考で、今できる最高の装備をさせ、さっさとレベル上げすればそれでいいと思っているし、渡した装備はお古で使わないから問題なければそのままあげていいと思っているし、ユグドラシル産の武器を安易に渡す危険性など微塵も考えていない。

 

次は狩場探しである。

このファッションショーが終わった時点で日が西に傾き始めていたので、パルメーラの提案で今日は近くの街まで戻り宿に泊まることにした。

野宿をして、また昼間のハルピュイアの様に、パルメーラ抜きで対処できない敵が来る可能性を考慮したためである。

 

ではなぜ、パルメーラがそのような提案をしたかというと理由は簡単。

皆がそれぞれ宿に入ったのち、パルメーラは部屋の鍵を内側からかけ、指輪の効果を切り、山羊の悪魔へ戻る。

そして完全不可知化(パーフェクト・アンノウアブル)を唱えた後、転移(テレポーテーション)で昼の街道へ戻り、そこから飛行(フライ)でアゼルリシア山脈へ全速力で移動。

 

そう、睡眠不要をいいことに“狩場”を徹夜で探す作戦に出たのだ。

 

 

 

***

 

 

 

翌朝、朝食を食べながら5人は今日の任務について話していた。

そこで、うんうんと唸っていたパルメーラが意を決したようにニニャに問うた。

 

「なあニニャ、集団転移(マス・テレポーテーション)転移門(ゲート)って使えるか?最悪集団飛行(マス・フライ)でもいいんだが」

 

ニニャは朝食のスープを吹き出す。

 

「いや、使えるわけないでしょう!転移門(ゲート)って魔法は知りませんが、転移系の魔法は第5位階以上ですよ!!集団飛行(マス・フライ)だって第4位階ですからね!!」

 

「だよなぁ…」

 

パルメーラはまた考え込む。

そして、一つため息をつくと思い切ったようにとんでもないことを言い出した。

 

「皆のレベルアップのため、今日はアゼルリシア山脈まで行こうと思う。ただ、移動がネックになると考えている。そこで…思いついた方法があるんだが、その方法について何も言わず従ってくれるか?」

 

 

 

朝食後、とりあえず昨日ハルピュイアと遭遇した開けた街道まで一行は移動した。

そして、パルメーラは他の四人に説明を始める。

 

「まず、この中で一番重そうなダインは俺の背中におぶさってくれ」

 

この時点で一同は『は?』と思うと同時に、パルメーラの考えていることを何となく理解してしまい、もう何も言えなくなった。

 

ダインがパルメーラにおんぶの体制になった。

 

「お…重くないのである…か?」

 

「いや、何も感じないな」

 

「そ…そうであるか」

 

 

 

「次、一番軽そうなニニャは俺の前に来て、前から俺に抱き着く感じで。腕は首に回してくれ」

 

「ほえっ?!」

 

色々と言いたいことはあるが、とりあえず言われたとおりする。

うわー近い近い近い!!!

 

僕が混乱していると、パルメーラさんはどこからか魔法効果が付与されていると思われる紐を出し、僕とダインごと自分の体に縛り付けた。

 

「ダイン、ニニャ、しっかり掴まっていてくれ。落ちそうになったら速やかに言ってくれ」

 

 

「は…い…」

「…分かったのである」

 

 

「じゃあペテルとルクルット、俺の左右に来てくれ」

 

呆れたような、どこか遠い眼をした二人がパルメーラの左右に来る。

 

「じゃあ持ち上げるぞ」

 

そう言うと、パルメーラは右手でペテルの胸辺りを、左手でルクルットの胸辺りを、ひょいっと持ち上げると言った。

 

「それじゃ出発するぞ。もう一回言うが、痛かったり落ちそうな感じがあったら速やかに報告すること」

 

 

『漆黒の剣』のメンバー4人を、背中、腹側、左手、右手に装備したパルメーラは、とんでもないスピードで走って移動を開始した。

 

 

唯一、進行方向とは逆側を向く体勢で、パルメーラに張り付いているニニャは、少しだけ顔を動かして周りの様子を見る余裕があった。

 

ダインはあまりの速度に顔が真っ白になりながらも、体勢的にはきつくないので必死にパルメーラにしがみついている。

 

ペテルは体勢的に顔が地面に近いため速度を必要以上に感じてしまっているようで、今にも泣きそうな顔で白目をむいている。

 

ルクルットは既に気絶している。

 

男性に抱き着いているという事実であるにもかかわらず、僕はドキドキすると言った感情は一切湧かず、ただただ『怖い』と思った。

 

 

***

 

 

地獄の行軍が2時間ほど続いた。

 

いつの間にか道は山道に入り、さらにいつの間にか洞窟に入り、そこからは真っ暗で、風を切る音しか聞こえない。

洞窟内の岩のでっぱりとかにぶつかったら、その瞬間死ぬだろうなという思いと、なんでこんな真っ暗な状態でパルメーラさんは一切速度を緩めず走れるんだろうという思いがあったが、もう途中から何も考えず、ただ、パルメーラさんを信じて掴まっていることしかできなかった。

 

 

だんだん速度が緩まってきて、ついに停止する。

 

「よし、着いたぞ」

 

その声がしてから、僕たち(特に両脇に抱えられていたペテルとルクルット)が回復するまでに30分かかった。

 

余りの暗さに、僕は小さな明かりを灯す呪文を唱えた。

すると目の前には大きな砦の様な門。

後ろには長いつり橋で、どうやらこの橋を渡ってきたらしい。

 

よく見ると門には小さな松明の明かりがともっていて、砦の中から外を確認する窓の様なものがある。

 

その門に向かってパルメーラさんが声をかけた。

 

 

「おーい、総司令!!約束通りチームを連れてきたぞ!!」

 

すると、その小窓から一人のドワーフが顔を出し、驚愕の表情で答える。

 

「なんと…本当に来たのか…分かった、今門を開けるか素早く中に入ってくれ」

 

 

しばらくの後、門が少しだけ開く。

ミスリルか何かで作られていると思われるその重厚な門をくぐると、先ほど小窓から顔を出したドワーフの他に、数名のドワーフが現れた。

 

「よく来た、人間の冒険者チーム『漆黒の剣』の皆さま。長旅のところ恐縮だがまずは会議室で話をさせて欲しい」

 

「ああ、じゃあ皆、行こうか」

 

 

僕たちは何が何だか分からないが、とりあえずはパルメーラさんと、彼を誘導するドワーフについて歩きだしたのだった。

 

 





ウルベルト様はいい感じの狩場を見つけました。

もう分かりますね?
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