血鬼少女のヒーローアカデミア   作:黄昏の跡地

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皆様方明けましておめでとうございます、今年もぺちぺち投稿していきますので応援のほどよろしくお願いします……まあ裏で万歳AC6の動画見ながら書いてるんであれですけど


襲い来る恐怖

 

 

 

 先日のゴタゴタはあったせいなのかはたまた警察とヴェルギリウスに厳重注意をされたからなのかマスコミは居らず平和に登校出来るようになっていたのは僥倖だった、教室へ向かい普通に授業を受け午後のヒーロー基礎学の時間となった

 

「今日のヒーロー基礎学なんだが俺とオールマイト、と俺、後追加で1人増やした3人体制で見ることとなった」

「はぁーい、何するんですか?」

「今日やるのはこれだ……【RESCUE】、要するに救助訓練だ」

「レスキューか……また大変そうだなぁ」

「何言ってんだ!レスキューこそヒーローの本懐!俄然やる気が出るってもんだ!」

「水難なら私の独壇場ね」

「おいお前らまだ途中だ」

 

 ザワザワとなりだしたクラス内に対し何時もの睨みを効かせて黙らせる相澤、蛇睨みとはよく言ったものだが問題児ばかりのA組には効果的面なのだろう扱いに慣れ始めたのもあるだろう

 

「今回コスチュームの着用は個人の自由となっている、中には活動を制限させられる物もあるだろうしな……訓練場は少し遠くにあるからバスに乗っていく、以上準備開始」

 

 簡潔にかつ短く説明をした相澤は壁のコスチュームケースの棚を出してのそのそと教室を出て行った、それに合わせクラスメイトはコスチュームケースを取り出し始め移動を始めるのであった

 

 

 

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「こういうタイプだったかくそう!」

「意味なかったなー」

 

 フルスロットルに委員長を全うしていた飯田だったがバス内の構造が想定していた物と違っており悔しがっていた所に芦戸が宥めていた、救助訓練の場所まで少し距離があるということでバス内では雑談をしていた

 

「私思った事はなんでも言っちゃうの緑谷ちゃん」

「あっ蛙水さん!?」

「梅雨ちゃんと呼んで……貴方の個性オールマイトにそっくりね?」

「でもよ梅雨ちゃんオールマイトはあんな風に怪我しねぇぞ?似て非なるものだぞ、でも増強型のシンプルなのって良いよなぁ……俺の硬化は対人じゃ強ぇけど如何せん地味だしよ」

「そんな事ないよ!プロにも通用するすごい個性だよ!」

「プロ……プロなー!でもヒーローは人気商売みたいなもんだしよ」

 

 雑談の内容はいつの間にかお互いの個性の話になった、プロヒーローという人気商売の都合上個性というものは派手であれば派手であるほど見栄えも良く話題の種になりやすいことがある

 

「派手で強ぇっつったらやっぱ爆豪と轟だろ!」

「……ケッ!」

「キレてばっかりだからチャート落としそうねプロになったら」

「んだとコラ出すわ!つかんでテメェが俺の隣に座ってやがんだよそ行けや!」

「空いてる所がここしか無かったからでぇ〜す、て言うか片や自尊心の塊片や個性縛りしてる舐めプ……よくそんな考えでプロになれると思ってるわよねヴェルギリウスさんが見たらなんて言うか想像付くわね」

「「あ”?」」

「だってそうでしょ?考えが凝り固まってたり固執するような思考に陥り続けてたらプロになってから苦労するのは目に見えて分かるでしょ?嫌じゃない「チームアップが嫌で助けれる人を助けれませんでした」とか「片方の力使いたくなくて助けれませんでした」なんてみっともない言い訳するつもり?」

 

 そう言うと爆豪と轟は苦い顔をした、それもそうだそんなつまらない理由で人を救えないだなんてみっともないしチャートガタ落ち待ったなしなのは目に見えて分かる……にしても最終話までまたから思うけど緑谷のカウンセリング(物理)効いたからああなったけど居なかったらと思うとゾッとする

 

「そう考えると鬼血ちゃんの個性は随分使い勝手が良さそうね」

「あっそれわかる!」

「武器にも出来ますし防御手段にもなる……挙句お聞きしましたが血を摩擦で発火させて炎を発生させることも出来ると仰っていましたし、逆に何が出来ませんの?」

「そらをとぶ」

『ポケモンじゃねぇか!』

「でも実際空飛べないし走る位しか移動手段無いのすっごい不便なのよねぇ……紅糸斬でスパイダーマンごっこ出来ればなぁ面白そうなんだけど」

 

 ちなみに余談だけど血炎はリンバスにおいての黒獣-酉が使用する刀に使用されている技術で本来は油と血液を利用して摩擦で発火させている物だが元来のものは油無しに発火現象を起こしているそうな……実態は不明なんで合ってるかわからない

 

「おいお前ら、そろそろ着くから静かにしろ」

『はい!』

 

 

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 場所は変わり例の災害救助訓練場へ到着、そこに広がっていたのは燃え上がる街に土砂が積み上がった場所、水流の激しいプールに瓦礫の積み上がった街、山岳に屋根のある場所と複数のシチュエーションをこれでもかと詰め込んでおり傍から見たらアトラクションの詰め合わせで有名な某遊園地を彷彿とさせるような訓練場だった

 

「すげぇー!USJかよ!」

「水難事故、土砂災害、火事etc……あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場……その名も嘘の(U)災害や(S)事故ルーム(J)!」

((((USJだった))))

(版権的にそれって大丈夫なの?)

「スペースヒーロー【13号】だ!災害救助で目覚しい活躍をしている紳士的なヒーローだ!」

「わー私好きなの13号!」

「13号オールマイトは?ここで待ち合わせる筈だったが?」

「それがですね先輩……通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったそうで仮眠室で休んでいるそうです」

「不合理の極みだなおい……まあいい始めるか」

 

 どうやらオールマイトが来ておらずそれについて会話していたそうだ……前回の雄英バリア瓦解の件もあり学校側もかなりピリピリしており遠方への訓練場での学習も複数人で組む必要も出てしまったがそれでも教師らしく振る舞うのもまた教師だ

 

「えー始める前にお小言を一つ二つ……三つ……四つ」

(((増えてる)))

「皆さんご存知だと思いますが僕の個性はブラックホール、どんなものでも吸い込んで塵にしてしまいます」

「その個性で沢山の人を救助してきたんですよね!」

「ええ、ですがそれに釣り合うように人を容易に殺すことも出来てしまいます……皆さんの中にもそう言った個性を持っている子がいると思います、超人社会は現在資格制で厳格化してはいるもののヴィランが多く出現してしており1歩間違えれば人を容易に殺してしまういきすぎた個性を持っているということを忘れないように」

「……そういった奴がいるから私たちのようなフィクサーの制度が設けられた、個性と人殺しを容認される完全暴力装置を置かなければ人々に安寧が齎されない」

「確かに鬼血さんの言う通りです、完全な形の暴力装置があればヴィランの行動を抑制出来ます……しかし人を殺すということが如何に重いものなのかも理解する必要があります、イレイザーの個性把握テストで己の力を理解しオールマイトの戦闘訓練でそれを人に向けると言う意味を知る……そして僕の災害救助訓練でその力を人のために役立てれるということを知って頂きたいです、以上!ご清聴ありがとうございました!」

 

 13号が言い切りお辞儀をするとA組から拍手が送られる、個性の使い方によっては災害救助が可能なのは勿論のことではあるが人の命を容易に失わせることも出来てしまう危険なものだ……ヒーローは日夜そう言った苦悩の先にある賞賛と栄光の為に日々戦うのである

 

「そんじゃまずは……っ!?一塊になって動くな!」

 

 13号の有難いお言葉も終わりいざ訓練開始と言った矢先イレイザーヘッドがそう叫ぶ、中央エントランスに……黒い渦のような発生したかと思えばその中から沢山の人が現れた

 

「13号!生徒を守れ!」

「なんだありゃ?もう入試みたく始まってるのか?」

「馬鹿言え!ありゃヴィランだ!」

「ヴィラン〜!?馬鹿だろヒーローの学校に態々侵入してくるとか!」

「先生!防犯センサーなどは!」

「勿論設置してありますが……」

「向こうにそれを無効化する個性の類のあるやつがいるか……数的にこっちが不利、どうするんですか先生」

「一芸だけじゃヒーローは勤まらん、13号!生徒たちを安全な場所へ避難させろ!上鳴!お前の個性を利用して学園側と連絡出来ないか試してみろ!」

「ッス!」

 

 そう言うと相澤は駆け出し戦闘を開始した、それと同時に避難を始めようとした矢先先程の黒いモヤを発生させてワープさせていたヴィランが後ろに回り込んでいた

 

「させませんよ?お初にお目にかかります……我々はヴィラン連合、僭越ながらこの度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思いましてね?本来ならここにオールマイトも居るはずですが……予定変更です」

「その前に!俺たちにやられると考えてなかったのか!」

「危ない危ない、生徒といえど金の卵」

「君たち!下がりなさい!」

「散らして嬲り殺す」

 

 

 その言葉と共に視界が真っ黒に染まる、望は目を開ければそこは瓦礫地帯で周辺にはヴィランが取り囲んでいたが後ろには心強すぎる味方がいた

 

「くそ……んだあの野郎!ゼッテェ殺す!」

「なあ爆豪!あいつ殺す前にここのヴィラン倒してからにしようぜ!」

「わぁー心強すぎる味方いるよ……とりあえずここのヴィラン一掃するよ!話はそっから!」

「俺に命令すんじゃねぇ吸血鬼女!」

「喧嘩すんなって!」

 

 望もいつもの槍を展開し臨戦態勢となるやいなやヴィラン達が襲ってきた、しかし相手が悪すぎるのだ……1人は対人戦闘に特化した硬化、1人はセンスの塊でDPSがメンバーの中でも随一の爆破、そして白兵戦や対ヴィラン戦闘に慣れた1級フィクサーの持つ血鬼……どう足掻いても雑魚ヴィラン達相手じゃ絶対止める術が無いのだ。

ちりじりにされはしたものの黒いモヤのようなヴィランの言っていた通り彼らは金の卵、この程度の苦難は乗り越えて当然なのだろう……Plus ultra、それが雄英高校の校訓なのだから





次回死柄木&脳無戦です、頑張っていきます

それはそうとリンバス9章配信開始しましたね……現状ラストの9-18で凶弾軽蔑王子神父とかいう舐め腐った編成で勝てちゃったのなんかムズムズしてます……て言うか指大量投下はエグいよプロムン
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