そういや呼び方周りとか喋り方安定しないのなんかなって思ってるけどちょっとずつ望の心に余裕が出来始めてると思って頂けたらなと思ってます
因みに所々作者の心の声も入ってますが無視してくれて結構です
USJにヴィランの襲撃があってから2日後……代休を挟んでの登校をしてHRの時間になった迄は良かったが当のHRを誰がやるのかというと
「はいおはよう」
『相澤先生復帰早い!?』
「俺の事はいい……それよりまだ戦いは終わっちゃいないぞ」
「戦い!?」
「まさか……またヴィランの襲撃!?」
まさかのミイラ状態でやって来た相澤が何事も無かったかのようにHRを初めたが二言目の発言に十人十色、ザワザワとなり出した教室内に対して相澤は朗報とも言える物を投げつけた
「雄英体育祭が差し迫っている」
『胸膨らむやつ来たァ!』
「っ!」
『シーン……』
「……たく、説明がまだなのに騒ぐなお前ら」
「あのっ先生!襲撃があったのに体育祭やってもいいんですか!?」
「あったからこそだ……ヴィラン如きの襲撃で中止してちゃ向こうの思うツボだ、なら余裕を見せてやればその分向こうもムカつくだろ?」
「そんな大事なのか体育祭って?」
「峰田くん体育祭見たことないの!?」
「いやあるけどよ!でもヴィランの襲撃があったのにも関わらず開催するのってどうなんだって思ってよ?」
彼の言う事は最もではある……しかしながら襲撃があったからこそ雄英の余裕を見せつけるというのも大事だ、雄英体育祭はオリンピックに変わる程の超ビッグイベントで1年はお披露目、2年は1年での修行の成果発表、3年は総決算並びにプロヒに売り込みと項目そのものが違う。
そして何より雄英体育祭にはプロヒーロー達が見に来る、そんな中にヴィランがこんにちはして来たら袋のネズミになるのは火を見るよりも明らかという事で開催が決定した
「まあ何にしてもやるからには徹底的にやる、当日までグラウンドと体育館は空けておくから個性トレーニングしたいなら体操着と学生証持参の上来るように……以上、この後は授業だから準備するようにな」
『はい!』
何はともあれ平常運行、その日の授業が平和的に始まったのであった……普通に大丈夫の範囲広すぎないか?プロヒの皆さん
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「はい私が来たってね、今日は私とミッドナイトの2名で座学の時間となる」
「今日やっていくヒーロー基礎学……今回は特別編という事でこれ!【フィクサーと協会】についてよ!」
『おおー!』
お昼のヒーロー基礎学の時間になり遂にやってきた欧州内で最も広く存在するフィクサーについて、根津校長の忍耐強い姿勢に漸く折れたフィクサー協会本部は機密事項等を話さなければ大丈夫ということで許可を降ろした……それに加えて
「という訳で鬼血さん!お願いするわね」
「デスヨネー知ってましたよ……素人に話させるより実際の現場を体験している人間の方が効率良いですもん、後授業あるから資料位は持っていけとも言われました」
「ごめんなさいね、調べようにもフィクサー協会関連の情報がこれでもかって位規制されてて困ってたのよそしたらジェナさん……でしたっけ?その人がサンチョに頼めと言われて」
「あの人……情報規制させてるのはセブンの仕業ですね、基礎情報位は見れるように打診しておきます」
そう言いながらスマホを取り出して自分が取り入れている情報を分かりやすく簡潔に説明していく時間が始まった……情報規制されるほどフィクサーって機密扱いなのかな?と思うが無理もない何せ殺害代行に暗殺、全面戦争に決闘まで請け負ってるような仕事なのだから欧州外の市政の人達の目に入ったら絶対非難の声が溢れてしまうから仕方のないことだ
「それじゃあ先ず前提としてフィクサーとはなんだって所から行きます、フィクサーとは便利屋……もっと簡潔に言えばなんでも屋という職業になります。基本的にヒーローライセンスと同時並行で入手出来るものとなっているんだけど残念ながら私は持ってません」
『うそぉん!?』
あんなに強いのに持ってないのかよと思われがちだけど残念なことに本当に持っていない、ヒーローライセンスとフィクサー免許は紐付ける事が可能ではあるものの態々好き好んでライセンス取りに行くのめんどくさいって人とか学生でまだ取れないということも普通にあるためフランス内におけるヒーローライセンス取得率は実はかなり低かったりする
「……話を戻しましょう、ハナから発行される依頼は様々で失せ物探しや行方不明者の捜索、諜報活動に情報整理、決闘代行等に加え殺害代行に暗殺等の命を奪う依頼も請け負う……正になんでも屋それがフィクサーです。ヒーローとの違いが他にあるとするなら語るに外せない制度について……他国のようにランキング形式ではなく等級制となっていることです」
「等級?」
「最低ランクを9級フィクサーから始まり最上位ランクとして1級フィクサーと数字が低くなればなるほどその実力は高くなっていきます……さてここで一つ問題が、ちょっと前に話したカーリー……彼女の等級は幾つでしょうか?」
「えっと……1級……かな?」
『うんうん』
実はこれ半分正解で半分ハズレ、特色になると数字の枠組みから外れてしまい何処にも属さなくなるというちょっとした罠がある……1級フィクサーから基準値を越えた優秀なフィクサーにのみ与えられるのが特色である故に誰もが憧れ焦がれる
「半分当たりで半分ハズレ、1級フィクサーなのは間違いないんだけどその中から特定の基準値を越えて色を付与された人、それによって付けられたのが特色フィクサーと呼ばれるの」
「つまりそのカーリーって人はその特色の中の1人ってことか……」
「そりゃ強いよ」
「ちなみに現在特色は10名います」
(((((そのレベルの化け物10人もいるのかよ!?)))))
(もっと言えばカーリーさん特色の中でも更にぶっ飛んでる強さしてるからイレギュラーかつイリーガルな存在だって言うと怒られそうだし黙っとこ)
「続いて12協会について解説していきます……と言いたいところですが残念ながら12番目のドデカの解説がほぼ出来ないので11協会分の説明になりますので遅れず着いてきてくださいね?」
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フィクサーの話だけでもお腹いっぱいになり出していたA組メンバーは何気なく思ってしまった……「フィクサーってヒーロー並に複雑すぎない?」と、まあ当然であるヒーローはヴィランと市民の命を天秤に掛け続けなければいけないのに対してフィクサーは目的の依頼さえこなせれば後は事後処理だけでどうにでもなるというぶっ飛び具合……
そんな中に特色とかいうもっとぶっ飛んだ話題を出された挙句に11協会分の基礎説明を投げつけられる始末、これ1年にとっては拷問レベルでは?
「実は本部署は頭にあるけど部門ごとの役割が違って読み方もそれぞれ実はバラバラだったりします、ハナから始まってツヴァイ、トレス、シ、センク、リウ、セブン、エイト、ヂェーヴィチ、ディエーチ、ウーフィ、ドデカとなってて課の数も現存1課から6課までで東西南北の国の特徴を捉えた和洋折衷な制服、役目もそれぞれ異なってたりします」
「そんなにあって何すんだよ寧ろ」
「役割としては上から順に統轄、警護、工房、暗殺、決闘、戦争、情報、調査、運搬、知識、契約と多岐にわたって存在します」
((((((何そのラインナップ))))))
……プロムンに関わって数年経つけどマジで何このラインナップって思ったのは俺だけじゃないはず、統轄と警護と工房はまあ分かる……情報とか運搬とか知識とかもまあ少なからず分かるし契約も何処ぞのクソ骸骨絡まなければ大事な事だしいいよ?何暗殺と決闘と戦争って?物騒すぎるでしょ流石都市
「じゃあ最初はハナからね、ハナは韓国語の1で主な役割は統轄……フィクサーにまつわる事をしつつ都市災害ランクの制定や各種依頼の発行等もしています」
「都市災害ランク?」
「都市災害ランクはその対象の危険度を示していて最大6段階あります、あらぬ噂から始まって都市怪談、都市伝説、都市疾病、都市悪夢、都市の星と格付けられます。名前こそ仰々しいですが対象の危険度を示す指標となっていて特に都市の星にもなれば1級クラスのフィクサー総出での鎮圧を行うこともザラにあります」
「そんなにやべぇの?」
「当時私がフィクサー協会の体験をしてる時に都市悪夢に遭遇して辛勝しました、その時はまだ個性のコントロールもまだまだだったので援軍が来るまでの間ひたすら耐久戦をせざるを得ませんでしたと言えばその危険性はわかるかと」
「マジかよ」
望が中学1年の時、その時はツヴァイの体験をしていた時期で西部の鎧甲冑とグレートソード有りきでの耐久戦だった……最終的には朱色の十字の介入によって鎮圧に成功したもののズタボロになる結果となった
然しながら現在は1級、複数人の特色達の扱きを得て個性コントロールも上達し搦め手も使えるくらいには悪知恵も働くようになったということで都市の星クラスも単騎鎮圧出来るぐらいには伸びた……いやたった2年か3年ちょっとでそれってぶっ飛びすぎでしょ
「お次にツヴァイ、ドイツ語の2で主に請け負っているのは警護です」
「この辺まともだね」
「依頼内容によっては張り込みや地域レベルの保護監視をしますが協会故に高額となってはいますがその分高い防御性能を利用した耐久戦を得意としています、その為ツヴァイ内におけるモットーはあなたの盾というスローガンを掲げてます。私が在籍していた時は西部組で軽量かつ堅牢な甲冑とグレートソードを用いての戦闘と護衛を行いました」
「少し聞きたいんだがそのグレートソード……重量は幾つだ?」
「少なくとも100kg以上はあると言ってましたね、血鬼状態じゃないと振り回せないの中々にしんどかったです……今総じて脳筋じゃんって思った人正解です、ツヴァイに所属してる人は総じて防御力を利用してひたすら殴り掛かる集団と言われて略して防力団とか言われてましたね」
(((((あなたの盾(物理)かよ)))))
ここから先は長ったらしくなるので省略することとなった、流石に長ったらしくなってくるので巻で行くことになったのは大体授業時間が1時間しかないのに全部説明出来ないんだもん
「はい後ちょっとだから頑張って〜」
「……多くね?」
「フィクサーとはそういう物よ、最後は特色についてね」
「やっと終わりだぁ〜……長」
「特色フィクサーはさっきも言った通り10人、藍色の老人に始まり紫の涙、赤い霧、青い残響、黒い沈黙、紅い視線、朱色の十字に蒼白の騎士、白い閃光につい最近新しく加わった黄色い銛の計10名となっています」
「それぞれ色と特徴を捉えての名称……でしょうか?」
「八百万さん正解、例えば藍色の老人の場合は初老の男性で藍色のレインコートを着て巨大な銛を使って鯨を釣ってる人なの」
「食べる為に?」
「阿呆そんなもの食べてどうするのさそんなことすると思ってるの?増えすぎた個体数の間引きの為にやってるのよあの人は」
特色と言っても得意分野はバラバラ、赤い霧なら護衛、紫の涙なら強襲、黒い沈黙なら諜報と個々人の実力も相まって得意なことも違うしキャラの濃さもそれぞれ違う……やべぇやつらの集団と言えば伝わるだろう
「んで、それぞれの実力は一騎当千級で複数乱戦を加えた場合においての制圧力が最も高いのは赤い霧、黒い沈黙の二人と言っていいでしょう……ていうか全員キャラが濃すぎて説明すらしずらいので以下省略!終わり!」
『雑!?』
その言葉と共にチャイムが鳴り響く……説明してって言われても難しいもんね特色含むフィクサーらと協会のお話なんて専門の人にやらせればいいんだけども基礎中の基礎の部分説明して終わっちゃったよ
そんなこんなでその日は終了、余談だが望はこの日の夜に問い合わせて「次からはせめてちゃんと教えれるフィクサー送るように」とクレームを入れたそうな
どうも、引かないと言いつつ30連で大変けしからん御御足のドンキちゃんをお迎えしてしまった黄昏の跡地です……いやあのどうせ出ねぇだろと思いながら10連チケ2枚と1300の狂気吐いたら来ちゃったんだもん許して
それはそうとねじれ探偵のベスパさんが黄色い銛という特色を授かった話をストーリー進行中に知ったので特色が増えました、やったね
……てか終わり方雑すぎる