血鬼少女のヒーローアカデミア   作:黄昏の跡地

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1天でアリスとケイどころか臨戦ホシノとクロコもお迎え出来た作者です、道中水着ハナコとミカも来てホアァー!となって欲張って2天まで行っても水着ナギサが出なくて諦めました……まあドレスヒナとか水着ワカモとか来たのでまあ良しとします


騙して悪いが

 

 前回の最後何故彼女たちがチアリーダーの格好をして羞恥を晒しているのか……それを知るには少し時間を遡らなければならない、それは予選第2回戦が終わりお昼休憩に入った辺りのこと

 

「お姉ちゃ〜ん!」

「おっとっと……阿頼耶ちゃんはいつも元気だねぇ」

「えへへ〜」

「誰その子?迷子?」

 

 望達女子組が食堂へ向かっていると正面から黒髪で青メッシュの入った女の子が望に走り寄ってきてそのまま抱っこすると嬉しそうな顔をした、その子は阿頼耶と呼ばれている少女で望の事を姉と慕っている事務所預りの子である……まあもっと言えば

 

「阿頼耶、先に行きすぎだ……すまんな望」

 

 後から来た背中に純白の大太刀【阿頼耶識】を背負った彼女、ヨシヒデの娘で安全に見れるようにヴェルギリウス事務所にて共に過ごしているのが現状なのだが

 

「気にしないでくださいヨシヒデさん、阿頼耶ちゃんみんなにご挨拶出来る?」

「はぁーい!塩見阿頼耶です!小学2年生の8歳です!」

「か……かわぁ」

「宜しくねぇ〜」

 

 阿頼耶の純真無垢な言葉や出で立ちに思わずA組女子魅了……一応その子後々地慧星刀受け継ぐ子で残像もつれっていう自身の時間操作出来ちゃう個性持ってるんで結構厄介な子なんですがそれは……んまあ当人らはそんなの知らないんで

 

なおこの後もっとデカイのが来るていうね

 

お姉様ぁ〜〜!!!

「あっぶね!」

「何故避けるのですのお姉様!?」

「阿頼耶ちゃん抱えてるのにその速度で抱きつきに来ないでよニコ」

「酷いですわ!?私はただお姉様とスキンシップがしたいだけですのに!」

「そのスキンシップのせいで幼子の命1つかかってるのよ!?いい加減自分の体格を理解なさい!」

 

 滅茶苦茶えぐいスリットの入ったスカートに真紅という目が痛くなる超前衛的なファッションをした妹分ニコリーナが愉快に登場、性格が割かしワンコ感が凄くお姉様大好きちゅっちゅで抱きつきに来る事が滅茶苦茶多い……のだが自身の個性と体格をいまいち理解していないのかはたまた普段通りにやりたいからなのかどうかは以前不明である

 

「こらニコ」

「フニャ!?ね、ネーアお姉様!」

「全く……お昼休みになった途端に走り出して追いつくのに時間かかるのよこっちは!」

「フギャ!?」

「そもそもあなたも私も履いてるのヒールじゃない!コケたら大惨事なのよ!?理解しているのかしらそこは」

「ご……ごめんなさいお姉様」

 

 漸く追い付けたのか肩で息を荒らげながらニコリーナを猫のように軽々と持ち上げ叱りつけるドゥルシネーアを窘める望と阿頼耶とかいう物凄い異質な光景に対してただただ唖然とするA組女子……んで何故ヨシヒデがこちらに来たかと言うと「私とネリーの合作お重3段持ってきたから食って本戦に備えろ」ということで肩にかけてたエコバッグからスっと渡してきたのだ

 

「じゅ……重箱」

「それ……食べ切れるの?」

「ケロォ、大変そうね食べ切るのに」

 

 複数個の不安な声がちらほらと出るがそんなの関係なしと言わんばかりに望は阿頼耶を降ろしてヨシヒデからお弁当を受け取るとキラキラした目で喜び出した……実はここだけの話、望がロシナンテ使うと血餐の消耗がかなり激しく朝に割とがっつり食べて来ても一瞬ですっからかんになってしまうのである。

……まあそうなる約9割は造形や強度周りに使っているからなんだろうが本人がそれを自覚することはほぼないと言ってもいいだろう

 

「やたー!お腹減ってたからラッキー!」

「はぁ……だろうと思った、お姉様ただでさえロシナンテを凝って作るから」

「後はまあ成長期だし多少なりとも動けば腹も空くだろう?私達も食べに行くとしよう」

 

 ということで全員で食堂へ移動、到着してみると既にかなりの人数がひしめき合っており座れる場所があるかと言われれば実はある……なんでかって?席数自体は無駄に多いからだよ?そんな感じで全員で食事を楽しんだ後レクリエーションが待っているためなんの競技があるか予想を立てていると後ろから上鳴と峰田が声をかけてきた

 

「ああいたいた!おおいお前らぁ!」

「あら?上鳴さん?それに峰田さんも……どうされたのですの?」

「(あっどうしよ、物凄く嫌な予感しかしない)」

 

 嫌な予感を感じつつ聞いてみると「相澤先生からの伝言で女子は午後の部からチアガールの服を着て応援しなければならない」とかいうどっからどう見ても嘘っぱちな話の内容を言ってそそくさと席に戻る2人……うん怪しいね

 

「ねえ八百万さん」

「ええ、分かっておりますわ」

「絶対u「では皆様方の3サイズをお教えして頂けますこと?お作り致しますので」あれぇ!?」

 

 あまりにも嘘っぱちな話であるはずなのに何故か八百万は本当に信じてしまいチア衣装を作って参加することに、絶対嘘だときっちり主張するがあえなく多数決の前に轟沈……引き摺られる形で着替えさせられる羽目になったのであった

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 とまあそんなことがあり現在に戻る、ホントなんでヤオモモがあんなすんなり騙されてたのか皆目見当もつかないよわたしゃ……君賢いんだから虚偽等への理解度は高いでしょうよ

 

「……八百万さん?私どう考えてもあいつら絶対嘘ついてるって言った筈なのになんで知識面では最上位に位置する貴女が騙されてどうするのさ?」

「不甲斐ないですわ……相澤先生の名前が出されるとどうしても……」

「ヤオモモそんなんで騙されてちゃ後が大変だよ?」

「て言うか鬼血さん妹さん達にめっちゃ撮られてるけど大丈夫なの?」

「大丈夫この程度のおねだり慣れてるから、後諦めた」

(((((あきらめた上に慣れてるんだ)))))

「お姉様次はこのポーズお願いしますわ」

「はいはい」

 

 遠い目をしていたのにも関わらず今ではノリノリで妹分2人のオネダリを平然と受け入れてポーズをして写真を取られまくっているのは慣れからなのかはたまた諦めてこうなったのかは定かではないが楽しそうなのでまあ良しとしましょう

 

「いいじゃんいいじゃん!やったろうよー!」

「葉隠めっちゃテンション高いじゃん……まあこういうのってノリがいい方が良いよね」

「そうやね、張り切ってこ!」

 

 そんな感じでレクリエーション開始、本来のアメリカから来た本職のチアガールと一緒に応援をしながら観戦をするが途中で望が飽きたのか音も立てず離脱して体操着に着替えて終了までのんびりと血液バーと血液パックで血餐溜めをするのであった

 

 

 

 レクリエーションも無事に終わりついに本戦開幕、ちなみにしれっと抜けてたことに関してバチボコ言われたが飽きたのだから仕方ないし本戦に差し支えないようにしたかったと言うと納得した……そんなんで良いのかA組女子よ

 

『つーわけで!リスナー諸君待たせたな!血湧き肉躍るメインイベント!ガチバトルトーナメント!対戦表が出来たから見せてくぜ!』

「あの……俺辞退していいですか?」

「えっ!?尾白くん!?」

「本戦に出れるのは確かに嬉しいよ……でも洗脳された挙句記憶も曖昧なまま出るのは全力でやっている皆に申し訳なくなるんだ、だから辞退したいんだ」

「そうなると俺も辞退したいです」

 

 さあいざ開始と言ったタイミングでまさかの辞退者2名、そう言って申し出たのは尾白と庄田の2人だった……クラスメイトや他のメンバーがやいのやいの言うがそこに待ったを掛けたのはミッドナイトで青臭くて好みってことで許可、その代わり5位の拳道チームから1人繰り上げする形となり鉄哲が本戦に参加することになった

 

で、肝心のトーナメント表なのだがどう足掻いても荒れに荒れる内容となっており以下の通りとなった

 

1回戦:緑谷出久vs心操人使

2回戦:八百万百vs上鳴電気

3回戦:飯田天哉vs発目明

4回戦:轟焦凍vs瀬呂範太

5回戦:芦戸三奈vs青山優雅

6回戦:常闇踏陰vs鬼血望

7回戦:切島鋭児郎vs鉄哲徹鐵

8回戦:麗日お茶子vs爆豪勝己

 

……うーん改めて思うがこれ爆豪と轟の2人望ちゃん相手に勝ち筋あるのかね?早い堅い強いに多少の傷負わされてもゴリ押しで通すしリジェネ持ってるしでガチのクソゲーを押し付けてくるのは分があまりにも悪すぎる、ちなみに八百万は「私を騙した恨み晴らさせていただきますわ!」と気合いに溢れていた

 

そんなこんなで本戦が開始することとなった……どうなる事やら





ちょっと雑ですが今回はここまで、流石にブルアカのやり過ぎで投稿おざなりになるのだけは避けたく……ユルシテ....ユルシテ...

本当は塩崎も出したかったですが人数が足りないし追加で繰り上げたらラスト3人で決勝やる羽目になりそうだったので八百万が上鳴と、空いた常闇くんの相手を望がするという形に納めました

次回からちゃんと本戦開始させますんでお待ちを



※追記
トーナメントの順番を1部変更、予定していた内容とちょっと差異があった為2回戦と4回戦を入れ替えました
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