血鬼少女のヒーローアカデミア   作:黄昏の跡地

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エフフォーリアのサポカが全く出ず天井+解放結晶+確定ガチャで無理やり2凸させた哀れな作者です……ドウシテ……ドウシテ……エピは50連で来てくれたのに……

まあそんなことは置いといて始まります


いざゆかん職場体験

 

「失礼します、相澤先生居ますか?」

「ん?ああ居るぞ」

「おはようございます、体験先希望用紙を提出に来ました」

「はいおはよう、毎度の事ながら早くて助かる……他の奴らもこの位は見習って欲しいものだ」

 

 翌日になると望は直ぐに職員室へ直行、コーヒーを飲みながらデスクワークをやっている相澤ってあんまりイメージしずらいけどちゃんと教師やれてるのでまあ何も言うまい……因みに望以外だと緑谷や飯田、麗日なども既に提出済だそうで

 

「リューキュウの所か」

「はい、捕縛はある程度身についてるので空飛べたら活動領域も増えて便利かなぁと思い」

「……いや俺からは何も言うまい、ただ一つあるとするならばリューキュウの事務所にはうちの3年の生徒でインターンに行ってるやつがいるからそいつから話聞いてくれ」

「インターン生ですか?」

 

 雄英に置けるインターンとは職場体験とは違い定期的に職場へ赴き実際にヒーローとして仕事を行うことの出来る制度の1つで主に2、3年生が行っているプログラムである。望からしたらフィクサー協会にお邪魔してた時と似たようなものかなとか考えてたりする

 

「ああ、当日に案内するようには言っておくが相当キャラが濃いから心して行くように……まあお前なら特に心配は無いと思うがな」

「キャラ濃い人フランスで何人も相手してたんで何とかなると思います、そういえば飯田くん体験先何処なんですか?」

「ん?ああ保須市のノーマルヒーローマニュアルの事務所に行くそうだ……あいつの事だからてっきりインゲニウムの事務所かもっと上位の事務所に行くと思っていたんだかな」

 

 望は何となく察していた、昨日のヒーローニュースの見出しに保須にてヒーロー殺しを続けている凶悪ヴィラン【ステイン】が出没してることに……雑談も程々にしつつ望は職員室から退出し教室へと向かう中望は思考を回していた

 

「(恐らくヒーロー殺し関連でわざと保須に事務所構えてる人を選んだみたいね……お兄さんがステインによって再起不能になっちゃったから敵討ちにでも行くつもりなのかしらね)」

 

 内心何かやらかす可能性があると思ってるでしょ?大正解なんすよ望ちゃんや……まあ大惨事にならないように気を付ければ何とかなるのが我らが望ちゃんなんすよね

 

 

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そして時間は飛んで当日

 

「つーわけで今日から1週間職場体験だが先方や周りの方への迷惑にならないよう心掛けて動くように、いいな?」

「はぁーい!」

「はいだ!伸ばすな芦戸!」

「……ハイ」

「連絡事項は以上だ、時間内迄には着くように……解散」

 

 その一言と共にバラけ始めるA組、視線を動かせば緑谷と麗日が飯田に何か話しかけていたがどうやらあの二人も彼のことを心配しているようで……友達想いで良いねぇ。

 そんな事を考えながら望は事前に知らされていた場所まで足を運んでいた、目的はリューキュウ事務所にインターンで行っている先輩と合流をすることだ

 

「(確かこの辺りだった筈、外見の特徴は女性で青寄りの髪で捻れてる……ね?随分とまあ個性的と言うかなんと言うか)」

 

 辺りをキョロキョロと見渡しているのも束の間、それらしい外見の少女が望に近付いてきた。んまあ本人も雄英の制服着てるしわかりやすいんですけどね

 

「ねえねえ、もしかして君が相澤先生の言ってた子?」

「え?ああはい……リューキュウ事務所に職場体験に行く「わぁー!初めまして!私波動ねじれって言うの!」随分と元気な」

「ねえねえ君の個性は?なんでそんな髪なの?どこ出身なの?教えて教えて!」

「……(相澤先生が言ってたキャラが濃いってこういうことなんだ……なんと言うかニコとキラちゃんを足して2で割った様な性格ねワンコっぽい)一先ず移動しませんか?質問事項は移動しながら答えますので」

 

 望がとったコマンドは説得、話が通じないのであれば説得(物理)を選択していたが流石にコンプラ的にも立場的にも不味いという事で相手の意見を尊重しつつその状況を打開する術を取るとねじれはそれに従い望の手を引きながらリューキュウ事務所へと足を運ぶこととなった

 

 

 

 ねじれの相手をしながら暫く移動すると2人はとあるビルの前で止まった……看板には大きくリューキュウ事務所と記載されておりかなり分かりやすかった

 

「あのね後輩ちゃん、ここがリューキュウの事務所なの!まだ独立したばかりで人が足りないってリューキュウが言ってたからとっても助かるの!」

「はぁ、昨日調べてましたので最近独立したばかりなのは知ってましたが人手不足なのは初耳です」

「入ろ入ろ!リューキュウ!来たよ!」

 

 元気すぎるのも疲れると内心思ってはいるがこれが彼女のデフォルトなんだろうなと若干諦めがついてる望を他所にねじれは元気良くビルへと入って行くと入り口に白いアームカバーに赤い旗袍の様なコスチュームを来た女性が立っていた

 

「いらっしゃいねじれ、相も変わらず元気ね」

「えへへ、あのね元気だと皆が笑顔になってくれるから私は何時までも元気で居続けるよ!コスチューム着替えてくるね!」

「行ってらっしゃい……さて、ようこそリューキュウ事務所へ。私がここの事務所長を勤めているドラグーンヒーローリューキュウよ」

「ご丁寧にどうも、雄英高校1年A組の鬼血望です。ヒーロー名はスルトです……不束者ですがよろしくお願いします」

「礼儀正しいのね、早速で悪いんだけれどコスチュームに着替えて来てくれるかしら?」

「分かりました」

 

 そんな訳でサイドキックの案内の元更衣室に行くと既に着替え終わっていたねじれがロッカーに居た、やっぱりタイツスーツが主流なのかね?このヒーロー社会ってと内心思ってしまう望だが今日着る服装は普段使ってるのじゃないんすよね

 

 

 

 

少女お着替え中……

 

 

 

 

 

「お待たせしました」

「あら、私と似たような感じなのね?てっきり貴族っぽい服装で来る物かと」

「あのねあのねリューキュウ、この子沢山コスチューム持っててね!その中の1着なんだって!」

「今日はリューキュウさんの雰囲気に合わせて東部センク協会の制服を引っ張ってきました、残り日数は普段使用している方のに戻しますのでご容赦を」

 

 真っ黒な旗袍に青いライン、丸いサングラスにスーツを思わせるコートを肩から羽織っている望がやってきた……ちなみに今回着てるのは前回着てた特別仕様のでは無く正規版の東部センク制服の為ピッチリ感はかなり緩和されていたりする

 

「そう……それじゃあねじれ、スルト、早速で悪いんだけどパトロールに行きましょうか」

「「はい!」」

 

 

 そんなこんなで始まった望の職場体験、果たして望んだ結果は得れるのであろうか?

 

 

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 実際にコスチュームを着て(厳密には望のは本来のじゃないけど)街を歩くとかなり視線を集めた……興味は勿論のこと、雄英体育祭の結果によって出た恐怖等の感情、望はその視線を感じ取りはするものの敢えて無視を決めた

 

「スルト、どうしてヒーローがこうしてパトロールをするかわかる?」

「街中でのヴィランによる個性犯罪の抑制並びに一般人の避難誘導を円滑に行う為……ですよね?」

「勿論それもあるわ、けどヒーローは人気商売でもあるからこうして歩いてるだけでも皆が安心出来るようにする必要があるの」

 

 そう言いながら遠くから声を掛けられた方に対してリューキュウは手を振る、時折サインを求めにくる人もいれば頑張ってるお礼を言う人もいた……無論それは望やねじれも例外ではなくちらほらと話しかけてくる人がやってきた

 

「随分手馴れてるのねスルトは」

「センクに在籍してたのもありますがラ・マンチャランドでもよくサインやチェキを頼まれることがあったので……これでも等級は1級ですからフィクサー誌のインタビューも受けたことありますしモデルもやったことありますから」

「初耳!後輩ちゃんってそんなにすごい立場に居たんだね!」

「そこまで大それたものじゃありませんがね」

 

 雑談混じりに話しているとリューキュウは耳につけていたインカムに手をやった、どうやら個性犯罪による銀行強盗が発生して現在車で逃走中との知らせが入った

 

「ねじれ、スルト、近くで銀行強盗があって私達が場所近いから向かうことになるわ。ついてきて!」

「「はい!」」

 

 短い会話を済ませるとねじれとリューキュウが飛行を開始、しかし望はそれを見て走っていく事にしたものの地上なら兎も角空中では速度差がありみるみるうちに距離が離されていく

 

「(読み通りだけど空飛べないだけでこんなにも不便に感じるなんて!幾ら屋根伝い且つ紅糸で勢いつけて移動していてもどんどん距離が離されちゃう!)」

 

 漸く追い付くと二人が既に到着して制圧済だった……ヂェーヴィチである程度鍛え上げられたパルクール走法ですら追いつく事が出来ないまま気が付けば夕方になってしまい事務所に戻ってくる頃には望はただただ息を切らすしかなかった

 

「後輩ちゃん……大丈夫?」

「はぁ……はぁ……大丈夫……です……」

「無理させてごめんなさいねスルト」

「いえ……ふう、ここに来ると決めたのは私ですから全力を持ってして付いてきます。それとお二人を見て多少のアイディアが練れたので」

 

 そう、望もただ無策で来てる訳ではない……何故最速の男と言われたホークスでは無くリューキュウを選択したのか、それは飛行能力を持っている人数と方法を自身の中で確立させる為だ。

 片や自身の体力消費によって発生させた衝撃波の応用、片や皮膜を持つ翼による飛行……やり方は違えども【空を飛ぶ】という動作は必ず行うもので望にとってはほんの少しであっても学べる部分が多い

 

「一先ず今日の業務は終わりだから出前頼んで夜ご飯にしましょうか、スルトの歓迎会も兼ねてね」

「わぁーい!ご飯!私ね!気になってたお店のがあるの!」

「スルトは何か苦手な物あるかしら?」

「いいえ、基本なんでも食べますのでお任せします」

 

 

 こうして、望にとって実りはあるものの役に立てなかったことに対する申し訳なさの残る職場体験初日が終了することとなった





次回は保須入りしたいなぁぐらいの軽い気持ちで行きます、お楽しみに
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