血鬼少女のヒーローアカデミア   作:黄昏の跡地

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何故か書くのが早い作者です、メモ書きに書いてた硬血シリーズ気が付けば1式から15式まであってビビりました……攻略とか見ながらパパンキとサンチョ(室長含む)の技漁ってたら結構増えた


励め試験

  1週間後、その期間の間にネリー監修の元復習を行い万全の体勢でテストに挑んだ望……手心としてはかなり良く事前に範囲のものを全部頭に叩き込んだかいがあったそうな

 

「で、どうだったの芦戸さんと上鳴さんは」

「そりゃもうばっちりよ!」

「ヤオモモのお陰で対策出来たし!」

「じゃ後は明日の実技だけね……相手先生だったら前言ったやつ奢ってよ?」

「またまたぁ〜そんな簡単に奢られる訳ないじゃんか!」

 

 

 

フラグビンビンに建てられたまま訪れた翌日、結果はどうなったのかと言うと

 

 

 

「……先生?もしかして実技の内容って先生たちが相手だったりします?」

「よくわかったな鬼血、0Pじゃ相手にならないと踏んで二人一組で俺ら教師と相手することにした」

「「嘘ぉん!?」」

「ご馳走になるわ二人とも」

 

 綺麗にフラグ回収お疲れ様でした……相手に関しては原作と同じでどう足掻いても余る望ちゃん、じゃあ相手が誰なのかというと……んまあはい

 

「や!」

「あぁー!後輩ちゃんだぁ!」

「……どうも」

 

 うちの作品だと何時ものって感じがする雄英BIG3が望の相手となるんだけどぶっちゃけ変わらなくないか?ミリオ相手がちょっとキツイくらいでほか二人は普通に鏖殺出来るの化け物では?まあ親方とか特色相手にするよりかは遥かにマシか?……いや感覚麻痺してるなこれ

 

「モギュ!?私の相手ってもしかして先輩方ですか?」

「そうなんだよ不思議だよね!」

「へぇ〜君が波動さんのお気に入りの後輩ちゃんかぁ!俺は通形ミリオ!こっちは天喰環、波動さんとは職場体験で知り合ってると思うから省略ね……前途?」

「……?多難?」

「ミリオ、流石に後輩相手にそのネタは通させにくいんじゃ?困惑してるよ」

「あはははは!それはそうか!それじゃあ移動しよっか!」

「は……はぁ」

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 てことでバス移動する中ねじれは望にくっつくわ反対側の席に環とミリオが居るわで若干居心地が悪いと思いつつ作戦があんまり練れてないとかいう結構きつめな状況にある望……んまあわかるよ?ねじれだけならまだしも初対面の先輩二人も追加されたら何話しゃいいか分からないしね

 

「ねじれから聞いたよ、とても優秀なんだってね?」

「あ……えと……そんなことは無いかと」

「後輩ちゃんとても謙虚なんだね!不思議!」

「俺なんかと違って真っ直ぐな信念を持ってるし何より学習能力がかなり高いみたいだね……イレイザーから3人がかりで相手しろって言われたけど戦闘関連のリザルトを見るに本気でやらないと直ぐにこっちが負けそうな気がするよ……そう考えるとお腹がどんどん痛くなってきた」

「(波動先輩もだけどキャラがあまりにも濃すぎる……3年生って精神面図太い人が多いのかな?関わりずらい)」

 

 苦労人望、割と滑るネタしか持ってないミリオに自己肯定感が低くてネガティブ寄りな環、構ってちゃんで質問事項の多いねじれとかこんなんが本当に雄英BIG3か?と頭を抱えるけど実際問題性格はあれだけど実力はかなり上澄みなんすよその3名はじゃなきゃ3人揃ってのBIG3とか名乗らないし

 

「後輩ちゃん的には戦い方は真正面からのが多い感じかな?」

「ええまあ、闇討ちはあまり好まないですね(一応ルールを見るとカフス付けるか最奥のゲートを時間内までに通るの二択だし戦闘は少なくとも避けられないっぽいし通形先輩さえどうにかすれば後はなんとかなる……筈)」

「でも後輩ちゃんってね、空も飛べるようになっちゃったから私と天喰くんで対処出来るか不安なんだよね」

「空……今日鳥系食べてないから波動さん頼りになる」

「最悪環と波動さんの個性併用して俺を空にぶっ飛ばせば何とかなるって!」

「その隙にゲート通るってのを考えては?」

 

 そんなマイペースでいいのかBIG3よ……相手腐っても不完全開花E.G.O持ちで一級フィクサーぞ?望も望でちょっと空気に慣れてきたのかばっさり言い切るのもよしなさいよ……そんなこんなであてがわれたバトルフィールドに到着、幾つも市街地ステージがあると楽だね雄英側も

 

 

 

 

《鬼血望、試験開始して下さい》

 

 

 

 配置とか諸々行う為に少し待ちながら作戦を考えているとあっという間に開始時刻になった、とりあえず進もうとステージ内に入り込むとすぐさま硬血甲冑と紅翼を展開し飛翔して上空からの情報収集を行うことにした

 

「(波動先輩は中遠距離で飛行も可能な動く砲台なのはわかるけど……あと二人の個性はまるっきり分からない、上から様子見しながら攻撃をする必要性もありそうね)うおっと!?」

 

 初っ端からねじれの個性による遠距離攻撃、速度と飛距離を優先した技であるが故にかなり距離が離れてても届いてしまうことに対してちょっと恐怖を抱いた望は改めて気を引き締めてかかるようにした

 

「ドンキホーテ亜流硬血14式-掘り穿つ」

 

 望も負けじと弓矢を構えて矢を放つ、すると遠くの方からガコンと鈍い音が聞こえてきた……確証が得れないのか矢を放つ間隔を狭めながら近付いてみると

 

「あれだけの速度で矢を放ってくるなんて……驚異的だね」

「私のグリングスパイク全部避けられちゃった」

「流石は後輩ちゃんだね!」

 

 自分の技を避けられ続けて頬を膨らませてちょこっと不機嫌なねじれと手を蛤にして矢を防ぎつつも放たれた矢の発射レートに驚く環、そして純粋に褒めているミリオの三人が待ち構えていた

 

「……蛤?(そういやバスの中で鳥系は食べてないって言ってたわね……今思えば予想は全くしてなかったけど今ので確信した)食べた物を再現する個性……ですか?」

「凄い一発で当てたよ!」

「なら俺のなら予想出来るかな!」

 

 そう言ってミリオは姿を一瞬にして地面に隠した、流石の望もこれには驚いたものの一種のチャンスだと判断して賭けに出ることにしたようで心を発動させ一気に環とねじれの懐に潜り込み弓と翼を鞭に変換させた

 

「早い!?」

「亜流サンチョ硬血6式-打てども雪げぬ(すすげぬ)罪!」

「ちょっ!?痛い痛い!」

 

 望の賭けに成功した影響でまさかのミリオ渾身の選択ミス……その隙にクリアンブロの持っているような三又に分かれた靱やかに動き回る鞭を振り回し二人にダメージを与えていく、流石の環もこれには堪らず蛤で防御するが薄い部分に対してじわじわと罅が入り始めた

 

「波動先輩は後です、先ずは天喰先輩からです!亜流サンチョ硬血8式-割けるがよい!」

「っ!?そんな殻が!?」

「環!?」

「天喰くん!」

《天喰環、捕縛を確認》

 

 今度は二コリーナの持っている断ち切り鋏のような巨大な鋏で蛤の殻を無理やり断ち切り怯んだ隙にカフスを装着させ行動不能にした、これによってフォーメーションが瓦解し体勢を立て直させるという思考を増やさせることに成功した

 

「お次は波動先輩ですが多少は加減してあげますよ、サンチョ流硬血10式-紅鎖」

「ひゃっ!?くっ鎖!?」

《波動ねじれ、捕縛を確認》

「こんなにも……一瞬のうちに二人を!?」

「後はよく分からない通形先輩だけです……どうです?折角ですから真正面から殴り合ってみませんか?」

「流石に女の子相手に殴る趣味は無いよ!」

「あら残念、流石に挑発には乗らないんですね……ドンキホーテ流硬血2式-杭」

「残念!当たらないよ!」

 

 最後の一人になっても決して諦めることもなく個性を活用しながら飛んでくる杭をすり抜けて打撃を繰り出す、しかしそこは望で心+硬血甲冑による圧倒的防御力によって一撃を防ぎカウンターで刀で切り付けるがこれもすり抜けてしまう

 

「危ないねぇ後輩ちゃん!ヒーローやるんだったらそんな物騒なもの振り回しちゃ駄目だよ!」

「フィクサーですからその辺りの線引きはしっかりしてるんで大丈夫ですよ(にしても全ての攻撃がすり抜けるのか……地面に消えてった時といい不可解すぎる……なら)もっと択を増やさせればいいだけの話よ!魔剣抜刀!」

 

 硬血の刀を解除し腰に懸架していたレーヴァテインをついに抜刀、不完全開花E.G.O::【ムスペルヘイム】も発現した一切の出し惜しみをしない望の全力形態へと変化……それに伴い周辺が灼熱地帯と化し夏場も相まって凄まじい熱気がミリオに襲い掛かる

 

「熱い……なんだこの力は」

「さあどうします?どっちかが負けない限りこの爆炎の中で戦わないと行けませんよ?」

「ははは……きついけどPlus ultra!!だ!」

 

 圧倒的根性論だけど夏の暑さに加えて灼熱地帯による熱量は凄まじくじりじりと二人の体力が削られ続けていく……しかしながら勝負は一瞬で終わるものだ、硬血の一部を溶かしレーヴァテインに流し込むと刃が変色し橙色の炎から血のように紅い血炎が迸った

 

「サンチョ流硬血13式-終末へ導く焔の刃」

 

 殴りかかってきたミリオに対して四閃レーヴァテインを振るい後ろへ下がらせるがそれに対して見計らったかのようにレーヴァテインをミリオに対して投げつけた

 

「っ!?」

 

 ミリオはそれに対して個性を発動し回避するがそっちに気を取られてしまったのが運の尽きだった……一瞬の気が逸れた瞬間に望は懐に飛び込みミリオの実体を捉えていた

 

「はははは!!ブルズアイ(大当たり)ね!」

「ぐあっ!?」

「おらぁ!」

 

 ミリオの胴体に対して勢いのまま飛び蹴りを叩きつけ胸倉を掴みとりそのままの勢いで地面へ叩き付け更にダメージを稼ぎ肺の空気を全て抜いた隙にカフスを取り付けた

 

《通形ミリオ、捕縛確認……鬼血望、条件クリア》

 

 望、無事に試験クリア。やってる事が完全に何処ぞの長兄さんみたいなムーブだったけど勝てたので良し……それはそうと哀れミリオ、四閃回避までは良かったけどレーヴァテイン投擲に個性使った挙句望に向けてた注意を外してしまったのが運の尽きだった

 そんな望さん、レーヴァテインを回収して納刀するとE.G.Oが解除されて灼熱地帯も消滅したのを確認するとその場でフラフラと地べたにペタンと座り込んだ

 

「通形大丈夫?」

「ゲホッ!うん大丈夫……ちょっと呼吸しずらいけど」

「あれがフランスのフィクサーの実力……俺達もまだまだってことなのかもね」

「(まだ……私にはE.G.Oが扱いきれていない……もっと持続時間の延長とスタミナを鍛えないとカーリーさんの様にはなれない)」

 

 とはいえ試験は試験、合格したってことで取り敢えずは良しとしたそうな……しかも一番早かったらしく他の面々の実技の模様を見ながら血を補給したそうな

 




亜流サンチョ硬血6式-打てども雪げぬ罪
 室長ドンキちゃんの鞭とグレゴールの雪げぬ罪の複合技、モーションも二人の複合で範囲内であればどれだけの人数がいても直撃する。
 また他の硬血式との違いとしてダメージを与えた際に血餐の補充と体力回復が行われる仕様になっている

亜流サンチョ硬血8式-割けるがよい
 此方は室長ドンキの割けるがよいとウーティスの新しいドレスを拵えてやろう!の複合、雪げぬ罪と比べてレンジは小さいものの最低荷重値4人を対象に切り捌くことが出来る
 鋏の形状は室長のものとは違い血液によって最大強化された理髪師の紅い片鋏を左右対称にした物を運用している

サンチョ流硬血13式-終末へ導く焔の刃
 所謂サンチョ版即決処刑【レーヴァテイン】、相手を確実に仕留める為に構築された技でミリオ相手には最終段で蹴りからの叩き付けをしたが本来の動きはマティアスやウティアスと同じ物でかなり容赦の無い攻撃、ムスペルヘイム発現状態でないと使えない
 また13という数字は海外においても忌み数であり一部を除き不吉の象徴とも言われておりレーヴァテイン自体【終末を待っていた存在の1つ】とも称されている
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