血鬼少女のヒーローアカデミア   作:黄昏の跡地

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中編終わってちょっとほったらかしにしてたらノワールブランドマネージャー人格のドンキちゃん来て発狂してた作者です、なにあれ可愛すぎるんだが?あっちなみにお直し室ロジャ20連目でお迎えしました


試験とインターン

 ミルコを遠方に蹴り飛ばし返して距離を離させて1on1に持ち込む望ちゃん、然しながらミルコは一切怯むこともなく持ち直し正面から向き合う

 

「はは!いいなお前生意気だ!よぉし蹴る!」

「結構本気で蹴り返したのになんで平然としてるんですか!?」

 

 開花E.G.O.とか心抜きで加減はしたっぽいけどそれでも血鬼の膂力で蹴られたらかなりダメージ入りそうなはずなのにどうして平然としてるんでしょうかね?

 

「っ!?(おっも!?心も望も無いってのにこの一撃の重さはおかしいでしょうが!これ下手に加減してるこっちが押し潰される!)だありゃあ!!」

「うおっと!あたしの蹴りを押し返すたぁやるじゃないか!」

「E.G.O.発現……殺さない程度には加減しますのでお覚悟を!」

 

 ムスペルヘイム発現に加えて心も発現、何時もの硬血甲冑を身にまといリウ協会流の拳法の構えを取り一撃一撃を強めに打ち込んでいく。流石に一発がデカくなった影響かミルコへのダメージ蓄積量がかなり上がった

 

「さっきまでとは違うなぁ!ますます気に入ったぜ!月堕蹴(ルナフォール)!」

「なんの発勁!(正直このまま戦い続けていると救出周りの評価がかなり落ちそうな気がするから何処かのタイミングを見て縛り上げておくのも悪くはなさそうね)」

 

 チラリと別エリアを見てみるとギャングオルカ相手にバカスカと広範囲攻撃をする夜嵐と轟の姿が目に映った……流石にあれを見て不味いと思ったのか即座にミルコが着地したタイミングを狙って紅糸と紅鎖で雁字搦めにしてその場に固定した

 

「おい!これ外せよ!おい!」

「すみませんが試験の方が大事なので暫くそこで磔にされてて下さい!」

「ふっざけんな!こんな不完全燃焼で終われると思うんじゃねぇぞ!」

 

 これでもかって位ガチガチに固めるとまあカチキレるミルコ、そりゃめっちゃいい所でこんなことされりゃキレるよ俺でもキレる自信はある……そんなミルコを放ったらかしにして救助に再度参加する望、状況確認をしてみるとあらかた救助は終わってるぽいが別エリアの救助が遅れているってことでそっちに向かい救助活動を行っていく……が

 

「見つけたぞてめぇ!今度こそてめぇを蹴り潰す!」

「うっそだろおいあのガチ拘束抜けてきたの?ゴリラじゃん「兎だ!」突っ込むところそこかよ」

 

 実際問題ヒロアカも都市も女性がクソ強い印象あるのよねなんでか……んまあミルコが特殊すぎるのよね左足以外の四肢もぎ取られた癖して噛み付いていくの明らかに化け物すぎるのは何?なにそれ知らん……怖……って言いたくなる

 

「あぁー……どうしよ今救助対象いるし……切島くんちょっとこの人たち任せていい?」

「おう任された!」

「踵半月輪(ルナアーク)!」

 

 ルナフォール以上の高さから回転しながらかかと落としを行うミルコだがスッと救助者を渡した望はそれをなんのアクションも起こすこともなく受け止める……第一眷属に昇格したからなんだろうけどこれは酷い

 

「てんめぇ随分と余裕そうだな!」

「そりゃこちとら血鬼ですし……むしろ個人的にあの拘束抜けたのに驚きました」

「そりゃあたしが強いからな!」

「脳筋はお断りです!亜流サンチョ硬血15式-フィナーレの準備!」

 

 会話しながらアホみたいな殴り合い宇宙やってるのやべぇだろこの二人……アホみたいな生命力と身体能力でゴリ押しする兎相手に傘形態にした槍で押し返して対抗、割と望も脳筋では?というツッコミは無しで頼むこの子は考えてゴリ押ししてるから

 

「傘っぽい見た目してる癖して随分と痛えじゃねぇか!」

「加減してるとはいえこの程度で済んでる方が可笑しいんですけども!?ドンキホーテ流硬血奥義-フィナーレ!」

 

 フィナーレの準備で揺らぎ状態になって一時的に血餐の消耗を0にしながらドゥルシネーアが会得した奥義を放つ望、血の嵐がミルコに襲いかかりさしものミルコもこれには大ダメージ、かなりカチキレてたがちょっとは冷静になれたのか一旦バックステップで下がり様子を見ようとするものの

 

『試験終了時間となりました』

「……だぁーくっそ!結局不完全燃焼じゃねぇか!巫山戯んな!」

「終わっ……たぁ……、流石に疲れた」

 

 

 無事に試験は終了、ミルコはかなり不満を垂れていたが残念なことに時間切れで別の意味でキレるミルコ……そんなカッカしてたら駄目よ?と言いたいがまあ仕方ない、大変歯応えのある望ちゃんとやり合ってたらそりゃこうもなるわ

 

「おいてめぇ!試験の結果発表が終わったらすぐにあたしの所に来い!来なけりゃ蹴るからな!」

「……なんて理不尽極まりない人だ」

 

 言いたいことだけ行って何処かへ行くミルコとそれを眺める望ちゃん……まあ何はともあれ試験の結果を待ちましょう

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

『えぇ〜皆さん試験の方お疲れ様でした、集計の方も終わりましたので合格者はモニターの方に名前を50音順で一括表示しますのでご確認の程お願いします』

 

 集められた場所で大型モニターに名前がズラリと並ぶ、望ちゃんの名前は上から7番目になるのですぐ見つかると思うが果たして結果や如何に

 

「「み……み……み……」」

「……あっあった」

「うおぉー!あった!」

『やったー!』

 

 望ちゃんの発見を皮切りに他A組メンバーも無事に合格者に名を連ねているのを発見し大喜び……するんだけど約二名程名前が無いことに絶望しております、誰だろうねぇ?

 

「んで……んでデクにあって俺の名前がねぇんだよ!」

「……俺もねぇ」

「うっそだろ!?男子ツートップが落選!?」

「そりゃ片や暴言、片や周辺被害を無視した大規模攻撃をすりゃ落とされるのは当たり前なのよね」

 

 望ちゃん、二人にレーヴァテイン並にデカいナイフの様な言葉を容赦なく突き刺していく……うーんこれは酷い

 

『合格不合格者問わず評価シートをお配りいたします、今後のヒーロー活動に役立ててくださいね』

 

 てことで配られた評価シートを見るとかなり配点が高く行動周りや言葉遣い、行動の仕方がかなり高く評価されていたもののヴィランへの対応による離脱の仕方に減点が入っていた……それでも90点台叩き出してるの普通にイカれてるのよこの子、ちなみに爆豪は30点で轟は34点とかなり低かった

 

「【救助者に対しての暴言】【対応の仕方】【態度】……これでもかってほど減点されてんじゃん」

「勝手に見んじゃねぇ吸血鬼女!」

「以前も似たようなこと言ったと思うけどその凝り固まった自尊心どうにかしないと将来しんどい思いするの自分だから直しなよ」

「るっせぇてめぇは俺の母親か!」

「こんなデカい息子は産んだ覚えは無いわよ」

 

 そんなこんなで仮免試験も無事に終了、ライセンスも貰い公安委員会役員でもある目良にフィクサーライセンスとの紐付けを行いホクホクのまま帰ろう……とするが残念なことに望ちゃん用事を思い出す

 

「あっ相澤先生ちょっとだけ時間貰えます?」

「ん?トイレか?」

「いえ、ミルコさんに呼び出しくらってるんでちょっと会ってきます」

 

 てことでミルコ探し開始……なんだけど兎の耳がかなり目立っているお陰でかすぐに見つけることが出来た、体格もかなり良いしタッパもそこそこあるから目立つのよね

 

「おう来たか!」

「随分と目立ってたので分かりやすかったです、後合格しました」

「そりゃしてもらわにゃ困る、ああ要件はこれだ」

 

 私服に着替えていたミルコを見つけるや否やすぐさまポケットから紙切れを取り出し望ちゃんの手のひらにポンと渡してきた、それに不思議に思い中身を見てみると携帯の電話番号が記載されていた

 

「?電話番号?」

「ああ、仮免を取ったって事はインターンに行けるってこったろ?だからお前をあたしのとこでインターンさせてやるって話だ!」

「え?でもミルコさんって事務所持ってないですよね?」

「んなん関係ねぇ!じゃあ確かに渡したからな!あたしの電話に出なかったら蹴り飛ばしてやるからな!」

 

 そう言い残して一瞬にして離れていくミルコ、それに対してなんて理不尽な人だと文句を心の中で思う望ちゃんだったが取り敢えずコネは貰っておいて損はないと判断して寮にご帰宅、部屋に戻ってすぐにスマホに番号を登録して合格祝いのパーティで楽しく過ごした後大人しく寝ることにした

 

 

 

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 翌日、何故かズタボロな緑谷と爆豪がリビングの掃除をしており事情を聞くとどうやら緑谷の個性について疑問に思った爆豪が夜間に連れ出して演習場で喧嘩、二人揃って謹慎を喰らうとかいう馬鹿みたいな事をやっていた

 

「はぁ!?謹慎!?」

「お前ら馬鹿だろ!?」

「……はぁ、じゃあ爆豪くんこれお願いね」

「てめぇ俺にゴミ押し付けてくんじゃねぇ!」

「謹慎で掃除させられてるんならその位はやってよ文句ばっか垂れてるとまた相澤先生に何言われるか知らないわよ?じゃ頼むわね」

 

 今日ゴミの日っていうのを覚えているからなのか部屋のゴミを爆豪に押し付けて登校するとかいうクソムーブを見せる望、これには爆豪キレるがお前謹慎喰らってるんだ文句言うなよ?

 

 

「おはよう、知ってるとは思うが爆豪と緑谷が昨晩寮を抜け出して喧嘩したみたいだから謹慎をさせることになった……この1番大事な時期に同じようなことやるやつは居ないだろうとは思うが重々気を付けろよ」

『はい!』

「(反面教師にされてら)」

「さて、仮免を無事に取れたやつもいれば取れなかったやつも勿論いるが取れなかったやつは向こうの慈悲で補講が行われるようになるから必ず受けるように」

 

 轟くんこれにはにっこり、後で爆豪にも知らされることにはなるけど公安のお慈悲で受けさせてもらうの忘れてそうなのがなぁ

 

「で、仮免が取れたってことは当然待ってるのはインターンだ」

「インターン?」

「インターンは前回の職場体験の延長線の様なものでな、あれは期間限定のようなものだったが今回のは定期的にヒーロー事務所に赴いてヒーロー活動を実際に行うことになる……緑谷と爆豪も復帰してから再度伝えるが出席日数の補填はあれど授業の課題点の補填は一切ないから補習は必ず受けるように」

 

 そこはまあ仕方のないこと、むしろ出席日数の補填と補習受けさせてもらえるだけかなり有情だと俺は思うよ

 

「詳しい概要は4日後伝えるつもりでいるから先ずはそういうことをするってことだけは伝えておく……それじゃあホームルームは終わりだ、授業の準備しておけよ?」

 

 望ちゃんもこの時は思うまい……一人の少女を助けるためにヤクザを相手にすることになるなんて

 





次回緑谷復帰後のお話になります……いつ出せるかなぁ?どうせ鏡に引きこもってるしじわじわ進めながら頑張って出せるようにしますので気長に待っててくださいね
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