血鬼少女のヒーローアカデミア   作:黄昏の跡地

40 / 41
10章サラジネしてきたので書いていきます……シーシュポス百貨店普通にフランスの大型ショッピングモールもして出しても良さそうなのがなんか笑えてくるけどまあとりあえず新Chapter開始ですどうぞ


Chapter4
Let'sインターン


 あれから数日後、諸々の手続きも終わり波動と共にリューキュウ事務所へと向かう望ら一行……仮免取得後一発目のインターンということでかなり緊張している様子の麗日を見かねて梅雨ちゃんがフォローを入れてた

 

「うぅ……緊張するよぉ」

「大丈夫よ、先輩や私達もいるんだから」

「まあどうせ私はミルコさんに拉致られると思うからウラビティの事お願いねフロッピー」

「ケロ、任されたわ」

 

 ちなみに波動含む学生組にはミルコとのチームアップの件は既に報告済みで自分がミルコに付いて行くという旨を伝えている為か特にこれと言ったアクションは起こることはない

 

「けどいつ来るのかしらね?」

「待ってる間に現状報告お願い出来ますか?リューキュウさん」

「……それもそうね、それじゃあ報告始めるわね」

 

 変に気張って待つよりかは現状を知るということでリューキュウからの報告を聞くことにした……現在のヴィランはオールマイトが引退したということで活性化、海外から違法薬物でもある個性増強剤【トリガー】……正式名称は”個性”因子誘発物質(イディオ・トリガー)とも呼ばれる薬品物質が密入され続けているらしく現在ほぼ全てのヒーローがこのトリガー撲滅の為に活動を続けている

 

「個性……増強」

「どうしてそこまでして」

「オールマイトという平和の象徴が消えた今自分にチャンスが巡ってきたんじゃないかと思うヴィランはわんさかいるでしょうね……裏では汚い金を使って密輸させて犯罪に利用してるのでしょう」

「実はトリガー周りについては以前も似たような事例があったのだけれども今回はそんなものとは比べ物にならない規模なの、人も足りないし時間もないの……だから「おぉーっす来たぞ!」……ミルコ少し静かに入って来てくれる?今大事な話してるから」

「どうせトリガーについてだろ?おら行くぞスルト」

「……はぁ、とりあえず行ってきますね」

 

 トリガーの話を聞いているとミルコが乱入、そのまま活動をしに行くことになりここで離脱することになった。リューキュウも現状の概要説明は出来たってことで3人を連れて早速パトロールに行くことになった

 

「それで?普段どうやっているんですか?」

「あ?そんなの気まぐれに決まってるだろ!音で感知して速攻蹴る!ただそんだけだ!」

「(あっこれ相当長旅になるぞ?場所によっちゃ野宿も視野に入れとかないと)」

 

 ミルコは屋根伝いに、望ちゃんは空を飛びながらそんな会話をしているとミルコの耳がピクピク動いていた……割と騒音のする街中でヴィラン犯罪の音だけを聞き分けるのはガチ目のプロなのよね

 

「スルト!ヴィランの音を感知したから確り付いてこいよ!来なけりゃ蹴るからな!」

「言われなくともついて行きますよ」

 

 こうして始まったインターンはミルコに付いて行きながらあちこち飛んで回る羽目になってしまった……最初は静岡スタートだったのに段々と北上していき……気が付けば

 

「うーし今日はここに泊まるぞ」

「ゼェ……ゼェ……な、なんで静岡から福島までぶっ通しで飛んでかなきゃ行けないんですか……おかしいじゃないですか」

 

 どうして福島にまで行ってるんですかねぇ?しかも夜だし何がどうあってこうなった?まあミルコだし仕方ない……のか?とは言えそこはミルコ、既に宿の予約は済ませているらしくかなりいいとこを抑えていた

 

「ここの宿は口コミでもかなり良いらしくてな?あたしも福島に来た時は大体ここに泊まるんだ」

「へぇ〜……とりあえず疲れたんで早く行きませんか?汗も流したいですし」

「それもそうだな、今日は随分とあちこち動き回ったしな……にしてもちゃんと付いて来れるなんて流石だな!目を付けた甲斐があったぜ!」

 

 そんなこと言いながら望の背中をバシバシと叩くミルコ、ウザ絡みに対して突っ込みを入れる気力もない望は一刻も早く休みたいと内心悪態を付いていた

 

 

 

 

少女休息中……

 

 

 

 

 お風呂や食事も堪能しさあ後は寝るだけだという所にノックがした……一応言うと心霊現象とかホテルスタッフの人がやって来たとかそんなんじゃないからね?ミルコが音に反応して扉を開けて見るとそこには

 

「あ?誰だ?」

「夜分遅くにすみません、スルトはいらっしゃいますか?」

「あ〜いるが……あんた何者だ?」

「LCB所属の者、と言えば分かるかと」

「あれ?ファウストさんじゃないですか、どうしたんですか?」

 

 話し声に気づいたのか望が顔を出すと大変見知った顔でもあるファウストが部屋の前にいた、手には箱のような物を持っており早く渡したいと言わんばかりにズカズカと部屋へと押し入った

 

「要件を単刀直入に言わせて頂きますとクロバネ工房から受注されたサポートアイテムが届きましたので渡しに来ました」

「ん〜?……あっそうだったエズラさんからオススメされた工房で完全受注生産の高性能ヘッドギアを頼んだのをすっかり忘れてた、ありがとうございます」

 

 お礼を言いながら箱の中を開けて見るとかなり厳つい見た目をした……というよりかなりサイバーチックなヘッドギアが入っていた。カラーリングは黒に銀、金のラインが入っており電源を入れてみると耳当てのパーツが一部赤く発光した

 

「おぉー注文した通りの色合いだ!さて機能の方はっと」

「お渡ししましたのでファウストはこれにて失礼します」

「はぁーいありがとうございます」

 

……さて、問題のファウストがどうやってここに来れたのかというと結論から言うと特異点技術による転移である。本作の根源はとある人からではあるが原作ではウェイフェアラーが開発したとされる扉を利用して福島まで来たようだ

 

「……んで?それなんだ?」

「今後の戦闘に役立つサポートアイテムですよ、防塵対応をしたバイザーには対象のロックオン機能以外にも対閃光用遮光機能にズーム、サーマルセンサーにマップ表示等の機能が付いてて左右のイヤーカフにインカム機能や各種センサー類の切り替え、バイザーの可動機能が付いてるんですよ」

 

 機能解説しながらガチャガチャと動かす望……一応それかなり特殊な材質で出来てるやつでお高いんだからそんな無理くりに動かしまくるのはお兄さんちょっと不安だなぁ

 ちなみに寝る前に事務所メンバーのグループで話してると残りのメンバーまさかの街中から海でバカンスついでの密輸船拿捕のお仕事を受け持ったそうな、それを聞いた望ちゃん普通にキレることになったそうな

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 翌日、気持ちを切り替えて早速新実装したサポートアイテムのヘッドギアを活用してヴィランの追跡を行っている望……人間が空からひたすらサーマルと併用でソナー探知しながら追っかけてくるとかヘリよりタチ悪いのよ

 

「ミルコさん、ヴィラングループの主犯格2人組が森林地帯を通過……高速に乗りました」

『うし、そのまま追跡続行だ!にしても便利だなそれ』

「流石はエズラさんのオススメ工房、頼りになりますよ……予想進路青森になりそうです」

『げっ!?マジかよそこまで逃げるとかどんだけやましいことしたんだそいつらは』

 

 なんでミルコが望と別行動してるのかって言うと望が逃げ出した犯行グループの主犯格2人組の追跡をしていてミルコが残存の掃討をしていた為スタートが遅れたからである、速度的にはかなり速いからそのうち合流は出来るものの逃げられたら割とキツイってことでこうなったそうな

 

「青森に入りました」

『昨日から北上続けて今朝に秋田に来てまた北上とはな……ついてねぇな今回は、けどここで逃がしゃ例のブースト薬についての情報が途絶えちまうからな!』

「……うげ、最終到着予測地点恐山ってマジ?」

『馬鹿だろあいつら、てかその反応お前さては幽霊苦手か?』

「ジャンプスケア系は結構苦手なんであんまり得意じゃないですね……けど四の五の言ってられないんで我慢します!」

『よく言った!あたしもそろそろ追い付く!スルトは先回りして進路妨害、引きずり下ろせ!』

「了解」

 

 言われた通りに進路妨害する為に車の前に先回り、そのまま膂力で強制停止させて2人が降りると片方に対してミルコのルナフォールが炸裂しあと一人となった

 

「なっ……ぐぅっ!?なんなんだよお前らは!しつこいんだよ!」

「あたしらから逃げようたぁ随分といい気になってんなぁテメェ!よぉし蹴っ飛ばす!」

「大人しく捕まってくれれば痛い目には合わずに済みますよ?」

「くそ!こんなとこで捕まってられっかよ!」

 

 そう言って男は懐に仕舞っていたであろう小型注射器を首に突き刺して中の液体を注入、男の個性が異様に強化されて2人に襲いかかった

 

「はっ!このタイミングでトリガー使うんかよ!」

「うるせぇ!死ね!」

「そうは問屋が卸さないわよ、サンチョ流硬血16式-審判の大槌!」

 

 やっとこさお出ましの硬血技、しかも新必殺である。形状は以前の物と変更して原作の方で新しく観測されたシーシュポスル・ノワール::ブランドマネージャーの持っている巨大なハンマーに変わりヴィランに対して大打撃を与える

 

「うっはぁ!いいなそれ!そらよ!」

「ぐあっ!?このクソアマがぁ!」

「させない!」

 

 ミルコがダメージを稼ぎ相手が攻撃してきたら望が割って入って防ぎ追撃するを繰り返しながら追い込むが気が付けば恐山からじわじわと離れて行き膠着した

 

「てめぇ随分タフだな」

「トリガーの影響で興奮状態ですし個性もかなり強化されてますからね、気を抜かずに行きましょう」

「……ソがクソがクソがクソがぁ!!」

 

 ヤケになったのかヴィランは懐から拳銃を取り出しミルコに向けて放つ、一発は避けるのだが続け様に二発三発と撃たれるとさしものミルコも避けきれず一発直撃した

 

「ミルコさん!」

「あたしの事はいい!さっさと仕留めろ!」

「……はい!亜流サンチョ流6式-打てども雪げぬ罪!」

 

 鞭形態に切り替えて乱れ打ち漸く沈黙、紅鎖で拘束して先程の車の所で落とされた男にも同様に捕縛してはいちゃんちゃんと言いたい所なのだが……ミルコの身体に異変が起きてた

 

「身体が重い」

「そういえばうさ耳消えてますね……さっき受けた弾丸のせいでしょうか?」

「個性を消す弾たぁ随分と面倒なのも出回ってるみてぇだな……こりゃ一波乱起きそうだ」

 

 ミルコの予測は見事に的中していた……まさかトリガー絡みの裏で別の事が起こってるなんて誰もこの時は想像にしていなかった

 




【TIPS】クロバネ工房

本作オリジナルの工房でトレス協会公認の工房、ランクは最上級のSで汎用性があり普及している物からハイエンドモデルの完全受注生産品等幅広く取り扱っている
フィクサー用の仕事道具の生産は勿論のことヒーロー向けのサポートアイテムの開発も行っている為デデトネラット社よりも有名だったりする
後これは余談だがクロバネ工房の人達は皆鳥系の個性を持ってたりする

【TIPS】ハイエンドモデル型ヘッドギア《イーグルアイ》

望が購入したサポートアイテムでかなりサイバーチック、形状は何処ぞの青春物語のヒナの漫画書いてる人のとこに出たアロナのやつにプラスしてタイクーンコマンドフォームのバイザーをくっ付けた意味不明なやつ
機能としてサーマル・ズーム・ロックオン・マップ表示は標準で対閃光遮光、各種センサー類の検知にソナーとかなり多機能……なんなら対爆・対弾・対塵・対炎等通った耐性を持っていたりする(それなんて電磁装甲?)
ちなみに正式名称はイーグルアイだったりする
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。