魔法少女の世界に転☆生します。   作:洗濯機

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かなり間が空いてしまいました。本当に申し訳ございません。

では17話をどうぞ☆


第17話~新たな友、そして図書館へ~

俺は翌日、なのはによるO☆HA★NA☆SHIを受けずに済んだ。

 

そして何事も起こる事なく(残念ながら劉は別。二回ほどO☆HA★NA☆SHIされました)、金曜日。

 

俺は昼休みになった途端、今週入ってから日課と化している、なのはの無限の縄製(アンリミテッドロープワークス)で出てきた縄で縛られ、アリサとすずかに連行された。

 

今回は面倒な事に雄大も居る。はぁ…面倒だ。今すぐ帰ってフェイトとお話していたい。または図書館で静かにはやてと読書したい。そう言えばはやてと最近会ってないな。よし、帰りに図書館行ってみるか。

 

え?…雄大は居るのに劉は居ないのかって?

 

…………あぁ、劉ってあのボロ雑巾の事ですか?

 

さっきすずかの手を無理矢理握ろうとしてすずかが

 

昇○拳を顎にかます。

 

→竜巻旋○脚(ギリギリでスカートの中が見えないように)

 

→○動拳(何故撃てたかは解らん)

 

の三つをループ。んで、ボコボコにされて放置されている。ざまぁww

 

そして俺は三人娘のペースには一切合わせずさっさと完食。

 

すると雄大が口をモゴモゴしながら俺に話しかけてきた。

 

「なぁ、宗介」

 

凄く馴れ馴れしい。

 

「なんだ?雄大(ロリコン)

 

「おい、失礼な奴だな。僕はロリコンじゃない。ただなのはを愛しているだけだ」

 

「……(ぽろっ」

 

今の発言が聞こえていたらしいなのは本人は箸に掴んでいたハンバーグを落とした。何やら顔が青ざめている。まあそうだろうな。横で聞かされている俺も気持ち悪いんだからな。

 

ここで下手な事を言うと転生者だとバレる。まあ別にバレても良いんだけどね。というわけで、

 

「? どの年齢もって?」

 

一応知らないフリをしておこう。面倒だ。

 

すると、雄大は俺に耳打ちしてくる。

 

「いやいや、隠す必要はない。劉はアホ…もといバカだから気付いて無いが、君も転生者だろう?僕には分かるんだ(まあトーマやクロノに似てるって事で気付いたんだけど……)」

 

まあ原作見てたなら分かるだろうな。俺みたいなの居なかったし。そもそも名字が黒野ってクロノと被る訳で。

 

…てか、お前今アレにバカって言った?友達じゃないの?それに何故言い直した?

 

まあホント、アイツはバカじゃないのかと思う。何故気付かないんだろう。

 

某観察処分者の吉○君以上だと思う。まぁ、俺は久保○光君じゃないから愛おしくは思わないけどな。

 

…まあいい。

 

しかしまあ、どうせバレるし、それに(バカ)が気付いて無いならいい。答えてやるさ。

 

「ああ。俺も転生者だ」

 

俺がそう言うと、雄大は得意げな顔(いや最早ドヤ顔)をして、

 

「そうだろうそうだろう。それで?君は神様からどんな特典を貰ったんだい?」

 

はぁ、相手の能力を知って弱点を探ろうって寸法か。

 

「教える義理は無いよ」

 

「まぁ、そう言うと思ったよ。でも一応訊いておこうかな。君のデバイスはどんなのなんだい?」

 

しつこいロリコンだな。先日の事でも叫んでやろうかね、俺も恥ずかしいけど…よし決行。

 

「うるさいなぁ、先日叫びながら買いに行ってた『美幼女は全部俺の嫁ⅩⅡ~今年も春だぜグヘヘヘヘ~ R-18指定』だっけ?それでもやってろロリコン」

 

「な、な、なななな!!」

 

ロリコンは動揺し始めたー(棒

 

何故お前が知っている!?とでも言いたげだな。まぁ、そりゃそうだろ。

 

横で俺が浸透空間を使ってるとも知らずにあんなに叫んでたら…なぁ?

 

すると、三人娘は光を無くした瞳で雄大を見上げる。

 

…上目遣いではなく、睨むカタチで。

 

「雄大君……。気持ち悪いの。一回死んでみようか……」

 

なのはさん、三期で某ティアナにやった頭冷やそうか…の目になってますよ。

 

「あんたもあのボロ雑巾と同レベルね。まぁ知ってたけどね」

 

流石ローウェ……バーニング師匠。バッサリ行きましたね。

 

「まだ劉君よりはマシだと思ってたのになぁ……残念だよ雄大君」(棒

 

棒読みって…しかも笑顔で。超怖い。

 

地の底まで落ちる雄大の立場。さようならロリコン。

 

「ち、違うぞ!決して違う!僕はそんなもの買ってない!…なぜ君達はそんな信じられないような瞳で僕を見るんだ!?特になのは!僕と君は幼馴染みじゃないか!何故信じてくれない!?」

 

目が泳いでるぞ雄大(ロリコン)……いや、幼女性愛者(ロリコン)

 

「「「雄大君(アンタ)の言うことよりも宗介(君)の方が信じられるの(のよ)(よ)!」」」

 

南無…まあ、信頼してくれてると見ていいのかな?…ま、この二人よりは誰でも信頼できるか。

 

「く、くそぉ…宗介、この借り、絶対に返してやる!来年覚えt……」

 

おい、軽くネタバレすんの止め……

 

「宗介君、今日のニラ玉、なのは自分で作ったんだよ♪良かったら味見してみてくれないかな?」

 

雄大の言葉を遮って目の前に来たなのはが俺に言う。今の動き俺の加速より早くなかった?…因みに雄大は唖然としている。

 

…うん、旨そうなニラ玉だな。

 

「うん。頂くよ。……(ぱく)……美味しい……」

 

俺は感嘆の声を上げる。何というか、普通に美味しい。何この子。これでも美由希さん(兵器開発者)の妹なの?

 

「くそっ、くそっ!なんでなのははあんな男に話しかけるんだ!!……なのはは俺の物なのに……」

 

その考え方がダメだと思うが面倒(フタエ)の極み(アッー!)なので言わない事にしよう。

 

「雄大君、そこのフェンスを乗り越えてお空を飛んでみて?」

 

「死んじゃうよ!なのはは僕に何をさせる気だい!?」

 

「死んでほしいの♪……ダメ?」

 

上目遣いで何言ってんのこの子。これは流石にロリコンでも……

 

「分かった。なのはのために逝ってくる!」(キリッ

 

字、間違えてるのはわざとなのか?

 

「うん!帰ってこないでね☆」

 

「あいる・びー・ばっく!うぉぉぉ!」

 

雄大はフェンスを越え…窓辺ならぬ屋上から飛び立った。神話にはならないから安心しろ。…やっぱあいつもバカだな。

 

 

……どしゃっ

 

 

雄大が屋上から飛び降りたのをしばし観覧した後、なのははくるっ、と笑顔でこちらを向いた。

 

救急車呼ばなくていいのかな……

 

「それで宗介君!本当?本当に美味しかった!?」」

 

詰め寄らないで近い近い。

 

「うん、多分俺の作ったのよりも美味しいと思う。すごいね、なのはちゃん」

 

流石女の子。料理の上達が早…………

 

前言撤回。美由希さんを除く。

 

「そ、そうかな…ありがとうなの、宗介君♪(初めて宗介君に誉められたの♪なんだか嬉しいなぁ♪)」

 

それにしても以外だ……。魔王が料理とかシュール過ぎr……

 

直後、なのはの顔から笑顔が消え、瞳から光が消える。

 

「宗介君…また魔王って考えたの……」

 

何でこんなに心読まれるんだ?もうマンネリ過ぎてイヤになってきたんだが……

 

「き、気のせいですよ、なのは様!」

 

俺は一歩、また一歩と後ずさる。なのははふらり、ふらりと俺に近づく。

 

「O☆HA★NA☆SHI…しようか……」

 

直後、俺はどこぞのゾディ○ーツの校長先生みたいに自己保身だけを考える。((OMO)オマエニナニガワカル・・・オマエニナニガワカルンダー!)分かりません。…そうだ!

 

「なのは様!代わりと言ってはなんですが、あのボロ雑巾にたっぷりとO☆HA★NA☆SHIを好きなだけどうぞ!」

 

うん、我ながら最低だとは思うが俺はまだ死ねない。その代わりと言ってはなんだがさよなら(バカ)

 

さて、釣れるだろうか?

 

「仕方無いなぁ…じゃあ代わりに劉君にトドメ刺してくるよ……」

 

よし、俺へのO☆HA★NA☆SHIフラグは折れた!

 

ちょっとしょんぼりしながら(ちょっと可愛いとか思ったのは気のせい)鬼畜発言してバカの元へ向かうなのは。劉、人生終了のお知らせ。

 

ボロ雑巾→ブタの餌へ。安心しろ。ちゃんと中国産のブタのエサァァァァ!にしてやるからな。

 

すたすた……すたすた……

 

「劉君…O☆HA★NA☆SHIなの……」

 

「…ん?……え、ちょ、なのhギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

丁度目を覚ましたバカ。寝てれば良かったものを。つかうるさい。

 

すると、弁当箱を持ち、もきゅもきゅしながらアリサが近づいてきた。

 

「ふーふへ、はのほふほにひょうひゃはいはほね(宗介、あのドブ男に容赦ないわよね)」

 

ちゃんと口の中の物飲み込んでからお話して下さい。一応令嬢のはずでは?

 

「でも同情しないでしょ?」

 

「(ごくん)まあね♪スッキリするわ~♪」

 

アンタって人は…俺も同感です(キリッ

 

今度は弁当を片付け終わったすずかが、

 

「それに…宗介君ってなのはちゃんを結構劉君に仕向けるよね……」

 

「でもすずかちゃんのループ技の方が鬼畜だよ……?」

 

「確かにね……(もきゅもきゅ)」

 

またアリサがハムスター化した。妙に可愛い気がする。

 

「自覚はあるけどしょうがないよ♪嫌いだもん♪それに勝手に体が動くんだよ♪」

 

俺、すずかに嫌いって言われたら絶対心折れるわ。いや、好きとかそんなじゃなくて、笑顔なのに冗談抜きで言ってる感じがして凄く傷つく気がするんだ。

 

ガンガンガンガンガン…………どしゃっ

 

お、バカが死んだ。何の音?とかスルーで。ストップウォッチで計ってみたが丁度3分か。なのはは晴れやかな顔をしてこちらに向かって歩いてくる。

 

「三人共~♪終わったの~♪」

 

「「「ナイス(よ)(だよ)、なのは(ちゃん)」」」

 

俺たち三人はサムズアップして答える。

 

…最近俺、なのはのO☆HA★NA☆SHIを至近距離で見てきたせいか、慣れてきたなぁ…前はあんなに怖かったのに。

 

「(もきゅもきゅ)ふぅ、ごちそうさまでした♪」

 

アリサは弁当を完食したようだ。遅いよアンタ……。

 

するとなのはが、

 

「あぁ~!二人にかまけててお弁当食べるの忘れてた~!い、急がないと遅刻なの~!」

 

なのははベンチに座りパクパクとおかずと白米を口一杯に頬張る。

 

よし、放置して帰ろう…多分帰れないと思うけどな。

 

「じゃ、じゃあなのはちゃん、お先に~…っておわぁ!?」

 

…………予想通り俺の気づかない間に縄で縛られてたか。何この達人技。異常だろ。

 

また遅刻かな……。先生にこの前注意されたばっかだし勘弁して欲しいなぁ……。

 

すると、アリサとすずかは、

 

「「なのは(ちゃん)、お先に~♪」」(ニヤリ

 

二人とも、俺が犠牲になったからもう大丈夫なんて思ったら大間違いだよ?

 

「二人も逃がさないの♪」

 

シュルルル……

 

どこからか飛んできた縄が二人を縛り上げる。そして逃げられないようになのはは更に二人をベンチに縛り付けた。

 

友達への対応じゃねえよな、これ。

 

「「もう!なのは(ちゃん)!縄で縛るの止めなさい(てよ)!」」

 

なのはは二人を無視して弁当を食べまくる。

 

 

結局俺(だけ)はまた遅刻するハメになり、先生には注意どころかお説教までされたとさ。

 

「めでてぇ!」

 

ゴメスうるさい。全くめでたくない!

 

因みになのはは弁当を食べ終わった直後、アリサとすずかの縄を解き、世間話をしながら歩いていった。

 

…俺の縄を解くのを忘れて。

 

お陰で遅刻したよ畜生!……orz

 

一応言っておくが、劉と雄大は病院へ行きましたとも。俺が救急車呼んでおいた。

 

あの三人……本当に殺す気か?

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

放課後……。

 

条件(帰る用意)はクリアした!後はポイントL(図書館)へ向かうだけだ!」

 

先日連行翠屋に連行される時と似たような発言をした後、俺は教室を後にし……

 

ガシッ!×3

 

またかよ。今日は俺は図書館に行くんだ!翠屋に行く気は無い!

 

「宗介君、少し待つの」

 

黒い笑顔で言うなのはさん。また連行されそうになったら加速使ってやる……。

 

「まあ待ちなさい下僕」

 

俺は下僕ではないよアリサさん。どうせならあのボロ雑巾をロロ雑巾のようにお使い下さい。

 

「宗介君も災難だねぇ♪」

 

「分かってるなら手を離して。いや離して下さい!俺今日は図書館に行かないといけないんだぁ!」

 

すると三人はきょとんとした。

 

「「「あれ?宗介(君)も?」」」

 

三人娘と共に図書館に行くハメになりました。……結構ご縁がありますね。

 

いつも思うけど、この三人と居ると男子から話しかけられないんだよな…それどころか睨まれるし。お陰で男友達居ないんだが……orz

 

すると、不意に後ろから声を掛けられた。

 

「あの…黒野君?図書館行くって叫んでたよね?良かったら僕もご一緒してもいいかな?」

 

振り向くと、どっちかと言うと小柄な、坊主頭の男の子。何て言うのか、控えめかつ真面目な感じの男の子だ。

 

しかし疑問が一つ。

 

誰だ……?

 

「うん、勿論!……えと……誰だっけ?」

 

勿論と言った時は嬉しそうにしていた少年だが、誰だっけ発言の直後、悲しそうな表情になった。うわ、すげえ罪悪感。

 

「えぇ!?北野だよ!北野浩一!自己紹介したじゃない!」

 

一応転校(?)時にクラス全員から自己紹介して貰ったのだがいかんせん全く覚えていない…………そんな訳で、

 

ごめんなさい全く以てあなたの事が覚えに御座いません。

 

し、しかし自己紹介もしてくれたと言う人に知らないなんて言えない!な、何とかしなくては!

 

「あ、あぁ!き、北野君か!ももももちろん覚えてるよ!?」

 

今の俺は恐らく目は泳ぎ、冷や汗をかいて動揺したような顔をしていることだろう。多分ひょっとこ状態。

 

「「「嘘はダメなの(だよ)(よ)」」」

 

畜生!折角話しかけてくれた少年を傷つけるような行動を取るな貴様等!

 

「忘れてる宗介君の方がもっと酷いよ♪」

 

うんうん、となのはとアリサも頷く。

 

…諦めて謝罪しよう。

 

「北野君、ちゃんと覚えてないんだ…ごめんね?」

 

「ううん、いいよ。僕、影薄いからよく忘れられるんだ……(カチッ)……去年なんか友達になろうって言ってくれたのに僕の事忘れてる男子何人いたかな…数え切れないな…ははは……」

 

カチッ、の後から突然体育座りで語り始めた北野君。

 

トラウマスイッチ…だと……。

 

俺、彼と友達にならなきゃいけない気がする。絶対。

 

「ま、まあ北野君、とりあえず図書館行こうよ。影が薄いのなんて徐々に直っていくと思うよ?」

 

「そ、そうだね……」

 

「「「それじゃ、レッツ・ゴー(なの)!」」」

 

三人娘の掛け声と共に、縛られる俺と北野君。おい、俺だけならまだしもあまり面識の無い彼に何をしてやがる。

 

「黒野君、君ってこんなにエキサイティングな日々を送ってるんだね…憧れるなぁ……」

 

ごめんこの"縛られる”という状況に憧れるなら俺は君の友人にはなれない気がする。

 

「は…ははは……。あ、俺の事は名前で良いよ。そのかわり俺も浩一君って呼んでもいい?」

 

「うん、是非!よろしくね宗介君!」

 

「ああ、浩一君!」

 

やっと友達が出来た良いシーンの筈なのに、縄で縛られてただ引きずられているだけだ。凄く台無しである。

 

よかった。俺にもまともな男友達がやっと出来た……!

 

凄く…幸せです。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~図書館に到着~

 

「到着ー(棒」

 

俺は死んだ魚の目で言った。浩一は、

 

「どうせ僕なんか・・・(しくしくしく)」

 

途中から体育座りで泣きながら引きずられていた……。どこぞの矢車さん状態である。勿論俺は座禅を組んで引きずられてましたが何か?

 

そして俺たちはまだ引きずられ、図書館に入る。中に入ると、俺たちのロープは解かれた。

 

「あ、私ちょっと本借りてくるね♪」

 

すずかは早歩きで本を見に行ってしまった。

 

「じゃあ私たちは上の階で勉強しよっか」

 

「そうね。アンタ達はどうするの?」

 

「俺は本借りに来ただけだしね」

 

「ぼ、僕も本を返してまた借りに来ただけなんだ……」

 

アリサは俺を睨みつけて、(なんで!?)

 

「あっそ。まあ暇なら一緒に勉強しましょ。行くわよなのは」

 

ずかずか二階に上がっていったアリサ。

 

「う、うんアリサちゃん。じゃあね、二人とも」

 

偉いですねー。お勉強ですかー。

 

「「うん」」

 

そしてそれを追って走って階段を上っていくなのは…………あ、こけた。大丈夫かな?

 

さて、はやてを探す+本を借りるか。

 

「宗介君はいいよね~」

 

突然矢車さん…じゃなくて浩一が虚ろな目で俺に言った。

 

「え、な、何が?」

 

「あんな美少女三人にいつも囲まれてさ……。僕なんか女の子に話しかける事すら怖いんだ……」

 

「あ、あはは……。慣れるとそうでも無いんだよ?それに魔王s」

 

かつ、かつ、と二階からなのはが降臨。

 

「シュウスケクンO☆HA★NA☆SHIナノイマスグニ……」

 

やべ、黒化してるじゃないか。なんとか褒めて元に戻さないと。

 

「超絶美少女のなのはちゃんのO☆HA★NA☆SHIなんか受けたら怖いどころかトラウマな訳で……。それにみんな優しいしね。無限の縄製は別として」

 

「ふぇ?なのはが超絶美少女……(ぼんっ!!)……うきゃーー!」

 

黒化しかけていたなのはは赤くなって二階に上がっていった。

 

よし!死なずに済んだ!

 

「た、確かにあのロープは勘弁して欲しいね……」

 

「わかってくれたかい?」

 

「うん……。それにしても高町さんのあのロープって何処から出してるんだろ?」

 

いや、俺に訊くなよ。

 

「さ、さあ?一回聞いてみたら?」

 

「う、でも話しかけたらあの二人がうるさそうだし……」

 

ああ、あの二人か。あいつら三人娘に話しかける男子にすぐ喧嘩売るんだよな。よくある二次小説と同じように。…いや、それ以上か。

 

…雄大はなのは限定で、だけど。

 

「大丈夫だよ。あの二人は変態だけど三人娘はいい子達だから♪」

 

「そ、そうだね。宗介君と話してる時にでも聞いてみるよ。宗介君はあの二人をものともしていないみたいだし」

 

ええ、ものともしてないどころかスルーしてます。

 

「まあね。あの二人バカだから特に気にすることないし。さて浩一君、そろそろ本借りに行こうか」

 

妙に暗かった浩一の表情がパッと明るくなった。

 

「うん!あ、僕本を返さないといけないからさきに本探しに行っててくれる?」

 

「分かった。俺は多分ファンタジー系統のとこに居るからね」

 

「分かった。じゃあまた後でね!」

 

「うん」

 

浩一は走っていっt

 

びたんっ!

 

がなのはのようにずっこけた。

 

すぐに起きあがり、ちょっと目元を服の袖で拭っていた(ように見えた)が、すぐにまた走っていった。

 

さて、はやて探すか…多分居るだろ。

 

早々に借りたい本を手に入れ、俺はファンタジー系の本が置いてある棚を見に行った。予想通りはやてが居た。原作と同じように高い所にある本を取ろうとがんばっている。

 

俺はしばし(ニヤニヤしながら)その情景を見てから、はやての隣に行き、手を伸ばしてギリギリ届いたその本を取り、はやてに渡す。

 

「はい、はやてちゃん、これでいい?」

 

「あ、ありがとう……あ、宗介君!久しぶりやなぁ。元気してたか~?」

 

誰が取ったとか気付かなかったんすか。

 

「うん、それなりに。そっちは?」

 

「こっちもぼちぼちやな~。病院行くの疲れるんよ~」

 

ちょっと困り顔で言うはやて。たしか先生はいい人だったな。石田先生…だったか?

 

「まあそう言わずに。病気、早く治るといいね」

 

大丈夫、原作始まったらすぐに治る。

 

「うん。ありがとうな~。あれ?宗介君、一人で来たん?」

 

「いや?三人娘と男友達と来たんだよ」

 

男友達の直後から、はやてはやたらとイヤそうな顔をしながら顔を真っ青にして、

 

「ま、まさか宗介君……あんな二人組と友達になったんか!?友達は選ばなアカンで!?人生棒に振るようなもんや!!」

 

「あがががががが(ガクガクガク」

 

俺の肩を何とか掴み、ガクガク揺さぶるはやて。

 

言い過ぎ・・・ではないけど、凄い勘違い。

 

「いや、あのねはやてちゃん。あの二人じゃなくて……」

 

「え?…違うんか?」

 

いくら俺でもあんなのと友達とか願い下げだっつの。

 

「あのねはやてちゃん?俺、友達居ないからって誰とでも見境無く友達になる人間じゃないのですよ?」

 

……友達居ない……友達居ない……orz

 

「そ、そか…ごめんな……」

 

しゅんとして本を胸に抱くはやて。てかそれ闇の書じゃん。因みに取ってあげた本は膝の上である。

 

「い、いや……いいんだけど……。その本は?」

 

ちょっと試しに聞いてみた。

 

「あぁ、これ?これな~、物心付いた時から部屋の棚にあったんよ~。この表紙とか綺麗やし、よく持ち歩いてるんよ♪……ほら、綺麗やろ~?」

 

と言って嬉しそうに闇の書を俺に見せるはやて。闇の書の事、気に入ってるんだな……。

 

「確かに綺麗だね。……お金になるかな……」

 

「売らせへんよ!?」

 

流石はエセとはいえ関西人。さっとツッコミを返してきたか。

 

「勿論冗談な訳でして」

 

「まぁ分かっとるけど……それよかエセってなんや、エセって!」

 

怒られました。また心読みおって……。

 

すると、

 

「宗介君!本見つかったかい?……ってまた美少女!?宗介君どんだけ侍らせたら気が済むの!?」

 

浩一よ、侍らせるなんて失礼な。俺はフェイト一択だ!

 

「そんな美少女やなんて照れるわー」

 

やべ、赤くなったはやてが可愛く見えた。……orz

 

ダメだね、俺って奴は。orz

 

「で、彼が宗介君の新しい友達なん?」

 

「うん、北野浩一君って言うんだ」

 

「き、北野浩一でしゅ。よりょしくお願いします!」

 

浩一…噛み過ぎだよ。

 

はやては苦笑いしながら、

 

「へ、へぇ…まともそうな人なんやね。あの二人と違って……。あ、八神はやてです。よろしゅうな~」

 

「当たり前だよ……。アレと同レベルとかそうそう居ないと思うよ?」

 

「せやな~。アレは次逢うたら消しとかなアカン気ぃするわ~」

 

冗談…だよな?笑顔なのに目が笑ってないんだが。

 

「あ、あはは……」

 

「ま、まあとりあえず、本借りに行こうか?俺はもう本は見つけてあるし」

 

「「せやね(うん)」」

 

俺たちは雑談をしながらカウンターに向かう。何気にはやてと浩一は本を読むのが好きだという事から、話が合うようだ。

 

そして本を借りて入り口まで歩いていると、人とぶつかってしまった。

 

「ご、ごめんなさい」

 

「ごめんなさ…あ、宗介君、それにはやてちゃんも!」

 

後ろにすずかさんがいらっしゃいました。因みにすずかさん、尻餅ついてるようだ。大丈夫か?

 

「あ、すずかちゃん。ごめんね?怪我はない?」

 

俺はすずかの手を引っ張って起こす。

 

「うん、大丈夫。心配してくれてありがとうね♪」

 

「すずかちゃん、久しぶりやなぁ」

 

「うん♪久しぶり、はやてちゃん♪」

 

スカートをぱっ、ぱっ、と払い、笑顔で言うすずか。

 

「そう言えばなのはちゃんとアリサちゃんが二階で勉強する~って言ってたけど、すずかちゃんも行くの?」

 

「うん。暇だし♪…あれ?宗介君も行くんじゃなかったの?」

 

なんて単純な理由でしょう。てか何サラッと俺も参加するカタチにされてんの?

 

「い、いや。俺は本借りたら帰るよ」

 

俺にはフェイトとお話するという重要な任務が……

 

「そっか……。北野君はどうする?良かったら私たちと勉強していく?」

 

浩一はいきなり話を振られて困惑したようだ。暫くすると落ち着いて来て、答えた。

 

「う、うん。じゃあ僕も勉強していこうかな?」

 

浩一よ、一歩踏み出す事が大事だよ。うんうん。

 

「宗介君、悟ったような笑顔してるとこ悪いんやけどな~、新しく出来た友達放置して帰る気か~?」

 

ぐさっ

 

「まっさか~☆それは無いよはやてちゃん☆宗介君が新しく出来た()()を置いて帰る訳ないよ~♪」

 

ぐさぐさっ

 

「しゅ、宗介君…帰るなら仕方無いよ。ま、まあ忘れられなければそれでいいから……」

 

ぐさぐさぐさっ……ばたっ

 

テレッテテレテレ♪

 

俺の残機は0になりましたorz

 

ゲイ♂ム オーバアッー!

 

「わ、分かった。俺もしていくよ。でも、ちょっとだけだよ?宿題だけちゃっとしてぱっと帰るからね?」

 

「「うん♪」」

 

はやては釣れた♪って顔をしてから、

 

「良かったな~、ほんなら私も帰るわ。じゃ、みんなまたな~」

 

何にも俺にとっては良くないですよ、はやてさん。

 

「「「うん、バイバイ、はやてちゃん(八神さん)」」」

 

はやてはさっさと帰っていった。…何か見捨てられた感があるんだが。

 

さて、さっさと宿題だけやってさっさと帰ろう。

 

「じゃあ、行こっか♪宗介君」

 

すずかさんの笑顔が怖いと思いました。

 

「はい……」

 

なんか俺、犯人みたいに連行されてるんだけど。

 

「宗介君、こんなにも女の子達から誘われるなんて人気あっていいよね~(カチッ)……どうせ僕なんか……」

 

またトラウマスイッチの入った浩一。歩きながら何やらぶつくさ言っている。

 

最近ほぼ毎日放課後は三人娘と過ごしてないか?……一応は美少女だし、それと一緒に居る幸福なフラグとは裏腹に死亡フラグ立って無いか心配になってきたぞ。

 

 




お読み頂き有難う御座います。

誤字、脱字等を見つけた~という方は宜しければご報告下さい。
即刻修正させて頂きます(キリッ

また、ご意見・ご感想もお待ちしております。宜しければ、どんどんお寄せ下さい。
豆腐メンタル等では無いので、ここ駄目じゃね?っていうのも教えて頂ければ参考にさせて頂きますので宜しくお願い致します。


では次回にまたお会いしましょう☆
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