魔法少女の世界に転☆生します。   作:洗濯機

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学校が始まって、中々執筆時間が作れなかったとかじゃないんだからねっ!

はいホント調子乗りましたごめんなさい。

では第20話どうぞ。


第20話~記憶力に嫌われた男~

(オレ)は毎朝、家臣である雄大によって起床する。王だからな。

 

「おいバカ、起きろ。おいバカ」

 

雄大が(オレ)の部屋をノックする音が聞こえる。

 

非常に失礼な家臣なのはまあ仕方ない。前世からの友人のよしみで許してやる。

 

「ああ、起きてるぞ」

 

「……ならさっさと部屋から出て顔でも洗えks。そんなだからいつも誰にも振り向いて貰えないんだよkz」

 

最近コイツが(オレ)に対する態度が異常だ。しかも意味が解らねぇ。(オレ)を嫌いな女子など一人も居ないというのに。

 

なのはに嫌われてるからって(オレ)に突っかかるのは筋違いじゃねーか?

 

「何をほざきやがる。なのは達は(オレ)の事を好き過ぎてたまらんのだぞ?嫉妬は見苦しいだけだぞ」

 

雄大は整った((オレ)程ではない)顔を歪めながら(オレ)の部屋に入り、告げた。

 

「だからさー、君に誰も惚れてない。常日頃言ってるだろう?ってかいい加減気づけよ……」

 

お前にだけは言われたくない。お前ほどなのはに嫌われている人間も居ない。

 

「オメー程じゃねぇよ」

 

雄大は溜め息を吐いて、

 

「はぁ……そんなだから宗介以下なんだ」

 

「……あぁ!?(オレ)の何処があんなモブキャラに劣るってんだ!?ふざけんじゃねぇぞ!」

 

黒野宗介。アイツはモブキャラの分際で(オレ)のなのは達にしつこく付きまとうストーカーだ。そろそろ制裁を加えるべきだろうな。

 

「やれやれ……じゃあ教えてやる。性格、しつこくなく真面目、ハーレムなんてしょうもない思想がない、僕と違って愛想はあまり無いけど君と違い、僕と同じで結構高評価。解ったかい18禁ゲーム病?」

 

テメーは高評価じゃねーよ。

 

「お前みたいなロリコンよりはマシだと自負しているから安心しろ。一つだけ教えてやる!いいか、ハーレムはしょうもなくなど無い!いいか、一気に数人の女性達とヤr……」

 

「G以下の存在だな。死ねばいいと思うよ?」

 

(オレ)の言葉を遮り、侮蔑の瞳で(オレ)を見る。

 

「良い度胸してんじゃねぇか……。ちょっと地下まで面貸せや……」

 

久々にこいつは殺さねばならんようだ。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~第三者視点~

 

この家には地下に魔法練習場が設置されており、二人がケンカする時はいつもそこで闘っている。

 

「「(ギル)(ブラスト)セットアップ」」

 

<<set up>>

 

ほぼ同時に二人がセットアップを開始する。

 

「テメェ……(オレ)がGだと?……骨の髄まで後悔させてやる……!」

 

劉のバリアジャケットは金ピカ鎧。どうみてもギルガ○ッシュ。

 

「実際キミの行動はGと同じレベルじゃないか。いや、Gに失礼かな?」

 

ニヤニヤしながら答える雄大は、なぜかサイ○人の戦闘服。忠実に尻尾も再現されている。

 

「ほざきやがれッ!!」

 

ゴングとかは鳴っていないが戦闘が開始された。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~劉side~

 

「キミ……相変わらず一方通行使いこなせてないな。そんなだから僕に息切れすらさせられないんだ」

 

そう。雄大は息切れすらしていない。(オレ)が最強最高のオリ主であるにも関わらずだ。大体あのバカ神が(オレ)の一方通行の魔力消費を一定にしないのが悪い。決して(オレ)は悪くない。

 

いいか、負けたんじゃない!(オレ)は手加減してやったんだ!勘違いするんじゃねぇぞ!!

 

「一つ教えてあげよう…君は神様に嫌われているよ?」

 

……なんだと?

 

「そんなハズはない。(オレ)以上に神に愛されるべき存在は居ないのだぞ?」

 

雄大はアホを見る目でこちらを見て笑う。

 

「君、あの転生の間で神様に何したか解ってるのか?」

 

「許してやったじゃないか」

 

雄大は額を押さえ、コイツ駄目だ、と言わんばかりに蔑むような視線をこちらに向ける。

 

(オレ)を見つめていいのはなのは達だけだ!まあ家臣であるから特別に許可するがな。

 

「…………許すまでの課程を思い出してみろ」

 

「ん?」

 

確か……。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~転生の間~

 

「スマンのぅ……ワシの不注意で主らを殺してしもうたのじゃ……」

 

(オレ)に土下座をする神。

 

「構わん。面を上げよ」

 

「おぉ、ありがたや。主にはリリカルなのはの世界に転生させてやろう」

 

「では特殊能力も貰えるのか?」

 

「勿論じゃとも」

 

では三つ考えるとするか……。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

「こんなんじゃなかったか?」

 

「全ッ然違うよ!?何記憶の改竄してんの!?君そんな記憶力だから高校生から転生したのに小学生に成績で負けるんだ!」

 

犬歯をむき出しにして雄大は半ば叫ぶ。

 

そこを突かれるとイラッと来るのだが、いかんせん先ほどのケンカ……もとい模擬戦のせいで体が動かん。動けるようになったら後ろから殺る事としよう。

 

「じゃあどんなのだというんだ?」

 

「全く……じゃあ思い出させてあげるよ!」

 

面倒な奴だ。

 

「それは君だあああああああ!!」

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~転生の間~

~雄大side~

 

「ここは何処だ?」

 

「分からない。確か僕達地下鉄のホームで後ろから押されて……」

 

少し記憶が曖昧だ。後ろから誰かから押されて線路に落ち、地下鉄に跳ねられたと思ったら真っ白な空間。

 

……GAN○Zじゃないだろうな?星人と戦うのはまっぴらゴメンだぞ。

 

「では、ワシから説明しよう……」

 

フッ、突然背後からドラク○7で見たような神様みたいなお爺さんが現れる。

 

「テメェかこんな所にオレを閉じこめたのはあああ!!」

 

突然現れたお爺さんに劉は殴りかかる。最悪だコイツ。ご老人に何してんの?

 

「うぎゃああああああああああ!?」

 

劉のパンチはお爺さんに直撃。数m吹っ飛んだ後、地面を血で紅く染めた。床が白かった為か、余計に惨劇に見える。

 

「き、貴様……。このワシをいきなり殴るアホは初めて見たぞ!」

 

「知るかクソジジイ!さっさとここから出せ!」

 

劉はお爺さんにまたケンカを売る。僕にはこの状況、なんとなく読めてきた。

 

「劉、ちょっとストップ」

 

「あぁ!?雄大、オレを止める気か!?……ぐぇっ」

 

オレは無言で劉を押さえつけ、

 

「お爺さん、もしかしなくても神様では?それで、僕達は何らかのミスで死んでしまい、お詫びに転生させてあげようってところでは?」

 

お爺さんはキョトンとした後、

 

「物分かりのよい青年じゃの。そうじゃ、その通り。実はワシの部下が部下の女性に強姦行為に及んでの。お主らの書類に精○をぶちまけてしまったのじゃ。そしたら死んじゃった感じ。お分かりかの?」

 

え?何?僕達アレなの?性欲我慢出来ない神様の部下とやらに○液ぶっかけられて死んだも同然なの?

 

何なのそいつ?バカなの?死ぬの?

 

「本当に申し訳ない。お主らには特典を三つ付けた後、転生させようと思うのじゃ」

 

「へぇ、それで…転生先は?」

 

「離せ雄大!オレはまだあのジジイを殴る!」

 

僕はアホを無視して話を進める。あと関節をさらに捻り上げる。

 

「みぎゃあああああああ!!!」

 

「うるさい」

 

そして僕は三つの特典を告げた後、劉にも特典を頂くように指示。まさか二次小説まんまのニコポとなでポを貰うアホだとは思わなかった。バカに改名だな。嫌われフラグだ。

 

「では、さっさと転生して貰おうかの。そこの劉とやらに殴られるのはmj勘弁じゃからのぉ」

 

「うっせぇジジイ!これに懲りて神様やめろ!」

 

「お主はもう地獄行きでよいと思うのじゃがのぅ」

 

「まぁまぁ神様、特典と転生の件、ありがとうございます。アホが暴れる前に転生させたらどうでしょうか?」

 

神様は怒りの表情から元の表情に戻り、

 

「そうじゃの。お主はなかなか頭が回るようじゃ。変なことをしなければ原作キャラにもモテモテでハーレムも出来るじゃろ」

 

ハーレム?ふざけないで貰いたい。僕はなのは一直線だ。

 

「まあ、ハーレム思想はあまり好きではないし、なのは一直線で行きますよ」

 

「そうか、ではそろそろお別れの時間じゃ。ではの、雄大、あとバカ……ポチッとな」

 

最後の最後に劉はバカと呼ばれるのだった。

 

「誰がバカだジジ……ぎゃああああああああああ!!」

 

「うあああああああああ!!」

 

そして僕達は新たな人生を始めた。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

「ってこんな感じだったろ」

 

劉は多分3割しか聞いてない(聞いていても理解出来たのはそれぐらい)だろうけど一応問うてみる。

 

「あー、そんな感じだったなー…全く、あのジジイ……」

 

自分が悪いとは考えないのか?このバカは……。

 

それにしても、劉の一人称…前までオレだったのに転生してから(オレ)なんてどこぞの慢心王みたいになっちゃったんだよな……。金と銀なんて真逆の髪色なのに。まぁfateとか大好きだったし仕方ないのかな。どっちにしても病気レベルだな。

 

……え?僕?僕はアレだよ、制御出来る厨二病なんだ。青髪赤眼厨二病全開とか言うな!

 

「まぁどうでもいいけど、今日は翠屋に三人娘が揃うんだろ?朝ご飯は食べなくて良いのか?残飯用意してあるから勝手に食べr」

 

「テメーちょっと待てコラ」

 

……何だ?何かツッコむような所あったかい?

 

「大アリだ!!残飯だと!?」

 

ああ、そっちか。あと人の心を読むな汚らわしい。なのは達に読まれるならまだしも。

 

「君には残飯かフライパンが相応しいだろう?」

 

「くっ、今は体が言うことを聞かないから後で覚えとけ雄大ぃぃぃぃ!」

 

そんなのいちいち覚えてられないな。

 

「ごめん忘れた」

 

「オメーも家臣ならいい加減(オレ)に従えやああああああ!!」

 

…………。

 

「……レールガン」

 

バシュンッ!と音を立てて指先から電気の弾丸を射出する。コイン?なにそれ?美味しい?

 

コインが無い分、威力はさほどないけれど、威嚇には十分だ。

 

「そろそろ朝ご飯だ。顔洗え」

 

「……(とぼとぼ)」

 

劉は目を泳がせた後、何事も無かったように顔を洗いに行った。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

劉が揃ったところで、朝ご飯にすることにした。

 

今日の朝ご飯は、コンビニの弁当だ。

 

…………仕方ないじゃないか。僕も劉も料理スキル無いんだから。

 

でもこちら側の弁当はなかなかイケる。あちら側よりも弁当が何故か美味しい。

 

「バカー、美味しいかー?」

 

「まぁそれなり…だな。あとバカは止めろ」

 

こいつは美味しくても大体それなりと言うようになってしまった。

 

本当に、変わったな……。前は美味しいって素直に言える奴だったはずなのに。

 

…………どうでもいいけどね。

 

「さっさと食べて行くぞ、なのは達をニヤニヤしながら眺めるんだろ?」

 

実に気持ち悪い。僕ならさりげなく手伝う。まぁダルいので劉と同じ事をするけれど。

 

「あぁ、(オレ)の嫁達に今日も紳士的に接して、より深みにハマらせてやる……」

 

どこが紳士的だ、ただの変態紳士が……というのはアウトオブ思考して。

 

ホント、僕の日頃のストレス発散どうしようか……劉本人を殺るだけじゃ収まらないな。

 

よし、来週あたり宗介に模擬戦でも申し込んでみるか。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

朝食の後、僕は風呂に行って更に美しくなるとか病気みたいな事を言う劉を放置し、地下の魔法練習場に行き、日課となっている魔法の練習を始める事にした。

 

劉みたいな、行き当たりばったりな人生を歩みたくはない。折角こんな超!エキサイティン!な世界に来たんだ。華麗に戦い、華麗に人生を彩りたい。

 

(やあ、君が例の新人クンかい?僕はエリッ○。エ○ック・デア・フォーゲル○ァイデ。君も僕を見習って、世界の為、華麗に戦ってくれたまえよ)

 

みたいなGOD EAT○Rの死亡フラグ側の華麗ではない。

 

前世から、華麗、と言う言葉が好きな僕。だがしかし、ぱっとしない見た目から、言葉に似合わないと酷な評価をされ続けてきた。

 

しかし、今の僕は違う。青い髪、整った美しい(カオ)そして真っ赤な瞳。そして神様から貰った特典(チカラ)

 

そうさ、今の僕なら前世の汚点を払拭し、輝かしく、そして素晴らしい人生を歩む事ができる!

 

堂々と、華麗を使う事ができる!

 

そうさ、未来に思いを馳せ、今のうちに魔法の練習という苦労を乗り越え、僕は未来へとニヤニヤするんだ!

 

「そうさ、僕は劉とは違い、努力家なんだ。手に入るものは全て努力で手に入れてきた。体力も、成績も、親からの信頼も全て……。今度もそうだ。努力を積み重ね、第二の人生を彩り、全て思いのままにするんだ……」

 

そして僕は魔法の練習を始めた……。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~第三者side~

 

ロリコン、もとい雄大が練習を始めて1時間。時刻は7時半。

 

劉は風呂から上がり、得意気に鏡を眺め、キメ顔を作り、自分に酔いしれていた。

 

「いやぁ、やはり(オレ)は美しく、格好いい!」

 

などと病気発言をし、全裸で家の中を彷徨い歩いていた。

 

「そういえば、雄大はどうした?服を用意してないじゃないか……」

 

ロリコン、もとい雄大を探し、家を歩き回る変態。というか何故自分の衣服の場所を把握していないのか。

 

「(おい雄大、(オレ)の服を出せ)」

 

劉は念話を使用して雄大に問いかけた。

 

「(脱衣所に置いておいたハズだよ。そんなのも気付いてないのかい?全く、キミはバカだなぁ)」

 

「(ふ、フン。気付いていたが、(オレ)の気分に沿った服装ではなかったのでな。代わりの物を用意しろと言いたかったんだ!)」

 

少し無理のある言い訳を残して劉は脱衣所へ向かった。

 

「(おや?キミが昨日着たいと言っていた服を出しておいたんだがなぁ……?)」

 

小馬鹿にしたような声で劉に告げる雄大。脱衣所へ向かった劉は服を見つけた。洗濯機の上に置いてあったようだ。

 

「おお、あったぞ」

 

劉は服を見つけてドヤ顔を作り、服を着始める。着終わった劉はふと疑問を抱いた。

 

「てかアイツこんな時間にどこに居るんだ?」

 

そう。劉は雄大の日課を知らないのである。

 

「ああ、見つけたのか。気分じゃないとかほざくから燃やそうかと思ってたんだけど……」

 

雄大はうっすら汗をかいた状態で脱衣所にやってきた。

 

「愚か者。誰が気分じゃないと言った?無礼者めが」

 

侮蔑の瞳で雄大を見る劉。

 

「いやキミだろ!?」

 

ごもっともな意見である。

 

「……まあいいさ。(彼の相手をしてると疲れるからね……)僕もシャワー浴びてから行くよ。先に翠屋に行っておいてくれ」

 

「フン。その間になのは達が(オレ)に更なる深みにハマっても知らんぞ?」

 

死んでもないから大丈夫、と雄大は笑顔(目は笑ってない)で告げて風呂場に入っていった。

 

「そうか、もうとっくにハマりすぎててこれ以上深みにはハマれないよなぁそうだそうだ!!(…………そういえばアイツ本当にどこ行ってたんだ?)」

 

何の可能性も考えず、ただ気になる、程度で済ませてしまった劉。

 

この二人の実力の溝は埋まるのであろうか……。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

「さぁて、今日も(オレ)の嫁達の様子を見に行くか!!将来○○○(ピーー)するためにもな!!」

 

劉は張り切って(色んな意味で)出かけていった。




学校が始まり、9月に入り早々テスト。そして心身共に勉学に励m(しょうもない書き出しなので削除)。色々時間を取れなくなってしまっていました。言い訳ですごめんなさい。

そしてやっと執筆時間が取れるようにペースを取り戻す事が出来ました。

三週間以上も更新を空けてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

これからも頑張って執筆活動を続けて行く所存ですので皆様是非とも宜しくお願い致します!

では次回、またお会いしましょう。
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