魔法少女の世界に転☆生します。   作:洗濯機

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皆様こんばんは!

テストの点が悪くて死亡フラグ乱立中の洗濯機です!

2週間(3週間)お待たせしましてまことに申し訳ございません。

では24話をどうぞ。


第24話~とろける悪意~

あの後俺は、翠屋から徒歩数分の場所にあるモ○バーガー店へ入り、何個か注文し、お子さま用のセットを勧められたが断り、席について待つこと数分。

 

「あれ、宗介君?」

 

「ん?」

 

後ろから声が聞こえたので、振り返る。そこには優しそうな容貌の坊主頭が。

 

「あ、浩一君」

 

何故か後ろに浩一が。

 

「しゅ、宗介君も、お、お昼ご飯?」

 

なんか微妙に言葉詰まらせて体をクネクネしながら言うのやめてくれ……。

 

「あ、うんそうだけど…浩一君も?良かったら一緒に食べない?」

 

「そ、そう、僕もお昼ご飯……ってええ!?いいの!?ホント!?」

 

何故嘘を吐かないといけないんだ?ていうか近い!近い!

 

「う、うん。一人より二人の方がきっと美味しいしね」

 

「や、やった……誰かと食べるの久しぶりだぁ……」

 

「ん?何か言った?」

 

最後の方がボソボソ言ってて聞こえなかった。なんて言った?

 

「あ、いや、ごめん。何でもないから……」

 

…今あからさまに暗い表情になったな…もう少し仲良くなったら話…聞いてみるか。

 

「あ、うん…と、ところで浩一君、注文はしてきたの?」

 

「あ、まだだった。…ま、待っててね!?おいてかないでよ!?絶対だよ!?」

 

近い近い近い近い!!

 

「大丈夫。おいてかないから、注文してきなよ」

 

「…うん」

 

とぼとぼ、と浩一はカウンターに歩いていく。あー、近かった。

 

やっと離れたか、と俺は少し安心してお冷やを飲

 

「注文してきた!」(シュバッ

 

「ブフゥッ!?」

 

まだ10秒も経っていないのに戻ってきた。しかも残像付きで。どんな運動神経してるんだよ……。

 

てか、そんな早く動いても店員が対応できるわけ…

 

「お母さんにいつものって言ってきたからすぐなんだよね~」

 

「そ、そうなんだ…はは……」

 

驚いてはいるものの、なるほど。浩一のお母さんはここでパートやってるのか。

 

「まぁ支店長って事もあってたまに試作品を食べさせられて地雷踏んだ気分になるけどね……」

 

…お偉いさんだったようです。

 

「どんまい……。あ、でもそういう試作品食べれるって俺だったら嬉しいけどな」

 

「じゃあ試してみる?」

 

あ…なんか誘導された気がする。

 

「あ、うん。いいの?」

 

「いいんだよー……もうお母さんには言ってきたしね……」

 

「? 何か言った?」

 

ボソボソ言ってて最後の辺り全く聞こえなかった。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

「じゃあ食べてみてねぇ~」

 

何か妙に若く見える浩一のお母さんが3種類の試作品を持ってきた。浩一の顔は既にひきつっている。

 

まぁそんなこんなで結局は試食させられる事になった訳なのだが、このハンバーガーを見てどう思う?

 

1.ソースの代わりにチョコを使ってみたチョコロースカツバーガー

 

2.ケチャップの代わりにチョコを使ってみたホットドッグ

 

3.マヨネーズの代わりにチョコを使ってみたチョコ照りバーガー

 

「バカじゃないの!?」

 

俺は初めて初対面の人に向かって暴言を吐いてしまった。でも今回ばかりは許して欲しい。何故ならばいわずもがなだが、

 

全部チョコじゃん!しかも合わないよ絶対!何なの!?バカなの!?死ぬの!?

 

「まぁまぁ。食べてみればおいしいかもだよ?(もぐもぐ、おえええええええ)ホラ、オイシイヨ」

 

「今吐いたよな!思いっきり吐いたよなぁ!?んなもん人に薦めちゃだめだって!」

 

浩一はげほげほ言いながら笑顔でチョコロースカツバーガーを薦めてくる。や、やめてくれ…。

 

「あらあらあらあら。美味しいの浩一君。おかーさん嬉しいわぁ~。じゃあこれの企画案を今日中に上に提出するわねぇ~」

 

あんな悪魔商品、上に提出しただけであの人クビになるだろ……。

 

「で、でもお母さん。これはあんまり他の人には合わないんじゃないかな……」

 

お?

 

「あらぁ、そぉ?浩一君は美味しいんでしょう?」

 

右の手のひらを頬に当てて優雅に笑うおとぼけっぽい浩一のお母さん。

 

「僕は美味しいけど、他の人が美味しいとは言わないかもなーって話!」

 

涙目で叫ぶ浩一。ぽかん、として何も出来ないで居る俺。かっこわる……。

 

「あらぁ…なら仕方ないわねぇ。新しいの考えるわね~、ごめんなさいねシュン君」

 

さらっとあだ名付けよったぞこの人。名前間違えてるんじゃなかろうな…まぁいいけど。

 

「あ、はい。ありがとうございました」

 

「いいえ~、次は美味しいの考えるわねぇ」

 

そう言ってすたすたと去っていく浩一のお母さん。何だったんだ……。

 

「ははは……おえぇぇぇぇぇ」

 

「浩一君!?」

 

机に突っ伏した浩一の看病で昼ご飯どころじゃなかった。

 

……ハンバーガー、結局お持ち帰り☆

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

「ただいまでーす」

 

「おかえり~、あら?持ち帰りにしてきたの?その割には時間かかったんじゃない?」

 

速攻で気付かれた。まぁ袋持ってるし解るわな。

 

「あ、はい……友達のお母さんが恐ろしい試作品を出してきてその友達がそれ食べてばたっと」

 

「あー、はいはい大体解ったわ。その子北野君じゃないかしら?」

 

一発正解。さすがです。

 

「その通りです。よくわかりましたねー」

 

「ふふ、なのはの同級生とそのお母さんは大体知ってるわよ!…それにモ○バーガーの袋だし……」

 

自慢気に答える桃子さん。すげぇなおい…俺の母親とか「えー誰それーw」って感じだったぞ……。

 

「じゃあそこに休憩室あるからそこで食べてきてねー♪」

 

「あ、はいすいません。ありがとうございます」

 

「どういたしまして~…あ、美由希も居るから遊んであげてね~」

 

いやどう考えてもおかしいだろ。俺(小学生)>美由希さん(高校生)って……

 

「は、はぁ……と、とりあえず休憩室お借りします」

 

「はぁーいいってらっしゃーい♪あ、後あの子、うちのメニューの大半の種類食べてお腹いっぱいってそこで寝てるからよろしくねー」

 

「はい!?…まぁはい、わかりました」

 

美由希さんか……SHI☆SYO☆KUさせられないといいけど……。

 

てかフェイト……。どうしてこうなった……。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~なのはside~

 

冷蔵庫にあった全員分のパフェをみんなで食べてお腹いっぱいでお仕事してない高町なのはです!

 

「おいしかったねー♪」

 

「ホンマやなぁ…これは真似できへんわ~」

 

「宗介がパティシエとかになったもんならウチで雇ってあげようかしら……」

 

「あ、私も雇いたいな~」

 

「じゃあ交代で雇いましょうか~」

 

「それいいね~♪」

 

みんな完全にまったりムードに入っちゃったの。しばらく動きたくないの~。

 

そーいえば宗介君お昼ご飯食べに行ったって聞いたけど、なのは達も誘ってくれても良かったんじゃないかな。

 

……まったりしてて動かないかもだけど……。

 

そう言えばさっきお母さんが休憩室に連れてった子、誰なのかな?聞いても「禁則時刻よ♪余計な事すると宗介君に嫌われちゃうわよ~?」っていわれたから見に行ったりしないけど…気になるなぁ~。

 

あ、そうだ。宗介君に直接聞けばいいんだ。後で聞いてみよっと。

 

「なのはー、そろそろお手伝い再開してもらえるかしらー?」

 

妙に怖い笑顔でこっちを見下ろすお母さん。

 

「は、はひっ!頑張りましゅ!」

 

私はつい敬礼して涙目になってしまう。だってだって、怖いんだよぅ……。

 

「じゃあきびきび働いて頂戴ね~宗介君今休憩室でご飯食べてるから、その間だけでも♪」

 

あ、帰ってきてるんだ。あの子の事後で聞いてみよーっと。

 

「はぁーい」

 

「じゃあとりあえずあれを3番テーブル。これとそれを5番テーブルと6番テーブルに一つずつね、後は……」

 

因みに、宗介君の事で頭がいっぱいでちゃんとお話を聞いてなくて間違えてお母さんに怒られたのは余談なの。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

~宗介side~

 

何だこれは。

 

「へぇ、そうなの~それにしても髪キレーだね」

 

「グラムさんに洗ってもらってるんだー」

 

「そうなんだーグラムちゃんお姉さんらしいね~」

 

「はい~いつも優しくしてもらってますー」

 

美由希さんの膝の上で頭撫でられてお人形さん状態で和んでるフェイトを発見。どういうことなの。

 

「あ、宗介~」

 

「宗介君お帰り~ご飯どうだったー?ってあれ?持ち帰りにしたんだ。私の分は?」

 

多めにもらっておいた照り焼きバーガーを美由希さんに渡す。

 

「わぁーい、ありがとっ♪」

 

「はいはい、それでは俺も……」

 

_・。)

と同じような視線が俺に注がれているような気がs

 

「私の分は……?」

 

フェイトさん。アンタさっき特大パフェ2杯、しかも店のメニューまで食べたでしょ……まだ食べるの?

 

と、俺の視線の意味を察したようにフェイトが、

 

「う…我慢します……」

 

と部屋の隅っこで体育座りして落ち込んでしまった。何でそうなる……。

 

「わー宗介君サイテー。フェイトちゃん、これあげるから元気出して?ね?」

 

すっ、と照り焼きバーガーをフェイトに差し出す美由希さん。

 

「……(はむはむもぎゅもぎゅ)…ん~♪」

 

「可愛い~(なでなで)」

 

俺の方を向いていないせいで天使(フェイト)の笑顔が俺に見えない!?

 

かくなる上は俺のロースカツバーガーを……。

 

「ご、ごめんねフェイトちゃん。これ食べてくれる?」

 

すっ、くるり、じーー、ぱくっ、もぎゅもぎゅ。

 

「ん~♪」

 

「「可愛いな(ね)~~」」

 

「!!」

 

フェイトはいきなり顔を赤くして下を向いてしまった。

 

「あらら、なるほどねー(なでなで)」

 

え?何がなるほどなんだ?

 

「うー……」

 

「まぁとりあえず俺は昼ご飯食べるかな……」

 

俺は袋からモスバーガーを取り出して食べ始める。あっちと変わらず美味しい。

 

「……(じー」

 

え、まだ食べるの?

 

「……(たらり」

 

…………すっ、俺はチリドッグを取り出してフェイトに差し出す。

 

「ぱく)~~♪(もぎゅもぎゅ」

 

何かフェイトのキャラが崩壊してる気がする。最近スバルとかエリオ並に食べてるぞ…いや、さすがにそれまではないか。

 

「もぐもぐ)美味しい?」

 

「うん♪(もぎゅもぎゅ」

 

「そっか(ごくん」

 

と他愛も無いやりとりが続いていた訳だが、

 

これが一瞬で地獄に変わるとは、誰も予想だにしていな

 

「私の料理見ながら失礼な事考えたよね今!?」

 

ちっ、バレたか……。そう、どさくさに紛れて美由希さんは俺にSHI☆SYO☆KUさせようとしていたらしい。

 

誰が食べるものか。食べたら死ぬし。

 

「ちぇー、じゃあフェイトちゃん食べる?」

 

ちょ、なんて事を!

 

「あ、いただき」

 

「やめなさい」

 

加速を使って美由希さんの料理(兵器)を奪い、ビニール袋に5重位に包んでゴミ箱へ放り込んだ。

 

いつも通り元居た場所に戻り、加速を解除する。

 

「あ、あれ?私の料理がないー!」

 

「天の道を往き、総てを司る」

 

水嶋○ロ……もとい仮面ラ○ダーカ○トみたいな事を言って右手の人差し指を上に向けていると、

 

「あー!そんな意味のわかんない事言うってことは犯人は宗介君だね!私の料理をどこにやったの!?」

 

うわ、一瞬でバレた。やっぱ加速がクロック○ップみたいだからって天道さんみたいな事言ったのが間違いだったか……。

 

「オレ、シラナイデス」

 

「う、嘘だぁ!だって私の料理のにおいするもん!」

 

うん。刺激臭はするよね。

 

「私のご飯がぁ……酷いよ宗介……」

 

「いや、あんなの食べたら死ぬから」

 

切実に。ホント切実に。泡吹くと思う。

 

「失礼だね!そんなことないよ!たぶん!」

 

「多分とか!人が死んでるんだぞ!」

 

「死んでないよ!!」

 

あ、まぁ死んでないよね。まだ(今のところ)、死んでないよね。

 

そうやって俺たちは休憩室で雑談しつつ昼飯を済ましたのだった……。

 

何気フェイトが俺の昼飯の半分以上食べていたのは余談である。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

「宗介君ちょうど良かった。少し手伝って貰えないかい?」

 

休憩室から出た俺に早くも話しかけてきたのは士郎さんだった。

 

士郎さんが指さす先には大量の段ボール。運べと?そうかそうか。

 

「話が早くて助かるよ。全部二階に運んでおいてくれるかい?」

 

「はーい」

 

喋らなくても何故か理解されるという、コミュ障の原因になりそうな対話だ……。

 

「てか重ッ!何入ってるんですかこれ!?」

 

「いやぁ、筋トレ用具を持って来たはいいけど動かせなくてね!桃子に怒られるし……そ、そんな訳で運んどいておいてくれよ!よろしく!」

 

「…………はい」

 

すたこらさっさと調理場に逃げていく士郎さん。その後ここを通りかかる桃子さん。

 

ご都合主義の大人ってこんな感じの人を言うのだろうか。士郎さんのイメージが少し崩れた気がした。

 

……運ぶか……。

 

~10分後~

 

「何個あんのこの段ボール!?」

 

既に二階に運んだ段ボールは10個を越えている。喫茶店でどんな本格的な筋トレやる気なのあのイケメン!?

 

「うん?呼んだかい?」

 

なぜ恭也さんが……。あ、恭也さんも使うのか。リハビリ道具とかも入ってるのかな。

 

「い、いえ別に……」

 

「あ、それ全部父さんの筋トレ道具じゃないか。重いだろうに……」

 

…………。

 

「やっぱりかチキショウ!」

 

つい叫んでしまった。仕方ないよね。一人の筋トレの為にあんな沢山の段ボール運ばされてんだもん。キレてもいいよね。

 

「うわっと、宗介君どうした?」

 

「いえ…さっきこれらの段ボールを二階に運んでおいてくれと士郎さんに言われて運んでたんですけど」

 

「ふむふむ」

 

わりと真剣な顔をして聞いてくれる恭也さん。いやまぁいつも真剣な顔してるけど。

 

「余りにも多いから恭也さんのとかも入ってるのかなと思ってたんですが……」

 

「なるほどな。残念だが全部父さんの筋トレ用具だよ。俺の筋トレ用具は余り無いからね」

 

アノ大人メ……。

 

「そ、そうですか……ハハハ……」

 

「ま、二階に設置したいだけで暫くは使わないだろうが……」

 

「!?……俺の努力は一体……」

 

orz状態になりつつ会話を続ける俺と恭也さん。恭也さんは申し訳ないと言った様子で話をしてくれている。

 

そんなこんなで運びつつ話をしていると、

 

「お、もうこんなに運んでくれたのかい。さすが宗介君」

 

どこから湧いたかイケメンな笑顔を振りまいてこちらにやってくる大人。

 

「父さん……」

 

全くこの人は……。

 

「あ、宗介君。ちょっと手伝ってほしいんだけど……」

 

「あ、はい」

 

「ってあら?何かしらこの段ボール……こんなの材料にあったかしら……」

 

「……………………」

 

士郎さんは顔を真っ青にして直立不動になっている。

 

桃子さんが段ボールを開けた瞬間、

 

「士郎さん、GO☆U★MO☆Nしましょっか~」

 

「い、いやだ止めてくれ。あ、そうだ愛してるよ桃子!だから助けて!」

 

うわー、愛で釣る気だこの人。

 

「私も愛してるわよ~、まぁGO☆U★MO☆Nはやめないけれど♪」

 

「い、いやだ死にたくない!二人とも、助けてくれ!」

 

「「嫌です(断るよ父さん)」」

 

「い、いやだ……まだ死にたくないいいいい!」

 

そのまま二人は裏口へ。2秒後……

 

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

 

断末魔の悲鳴が長い間聞こえてきた。俺と恭也さんは聞かなかった事にして仕事に戻った。

 

……フェイトの回収どうするかな……。

 

まぁ美由希さんも居るし、なのは達も接触しないはず。大丈夫だな。うん。




前略、中略、後略。ではまた次回!

……嘘ですウィンドウ閉じないで!ごめんなさい!

さて、活動報告に書いていた通り2週間後に投稿しました!はい!……ごめんなさいパソコンに触る機会が…無くて……ですね……。

だ、大丈夫。冬休みだもん!いっぱい書くもん!……き、期待してもいいんだからねっ!(まぁ私のようなスカポンタンに期待するような物好きな方は居ないでしょうけどw)

で、ではまた次回!出来れば来週入ってすぐに投稿出来たらなと思っています!

それではまた(`・ω・´)ノ
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