魔法少女の世界に転☆生します。   作:洗濯機

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第5話~プライバシーは大切~

そんなこんなで金曜日。

 

学校の帰りに翠屋にケーキを買いに行った。ちなみに今日はグラムは連れてきていない。何故かというと、

 

 

~回想~

 

朝、学校に行く直前、グラムが俺に話しかけてきた。

 

<マスター、今日は私が夕飯を作りますよ>

 

グラムって、料理できるのかな?…まあ、爆発しなきゃいいか。

 

「あ、ホント?じゃあお願いしようかな。材料とかは……」

 

<それに関しても大丈夫です。用意は万端です>

 

まあ、ここまで言うんだから大丈夫だろう。

 

「わかった。じゃあお願いするよ。帰りにケーキでも買ってくるから」

 

<はい、お願いします。行ってらっしゃい、マスター>

 

「行ってきます」

 

 

~回想終了~

 

大丈夫だろうけど、ちょっと心配だなぁ……。まだグラムが料理したの見たことないし。

 

俺は妙に心配しながら、翠屋に入る。

 

「いらっしゃいませ~」

 

店員さんはすばらしい営業スマイルで挨拶してくれる。

 

あれ?もしかしなくてもこの人、高町桃子さんじゃね?アニメで見るより若いなぁ。3児の母とは思えん……。

 

「あら?もしかしてあなたが黒野宗介君?」

 

はい、知られてました。なのはめ、俺を話題にして何の得があるというんだ。

 

「あ、はい。黒野宗介です。いつもなのはちゃんには仲良くしてもらってます」

 

「そうなの~。こちらこそありがとうね~。なのは、ウチではいつも宗介君の話ばかりしてるのよ~」

 

俺は何を話されているんだろうか。

 

「へ~、そうなんですか。ちなみにどんな?」

 

「そうね~。O☆HA★NA☆SHIしたら楽しそうとか……」

 

「ガタガタガタガタガクガクガクガクガク……」

 

「冗談よ、冗談」

 

全く、なんて冗談を言う人なんだ、この人は。明日からなのはに土下座しながら話しかけようとか考えてしまったじゃないか。

 

「か、勘弁してくださいよ……」

 

「ごめんなさいね~。お詫びにサービスしとくわ。何にする?」

 

おっ、嬉しいな♪

 

「えっと、チョコレートケーキと、チーズケーキ、洋ナシのタルトを2つずつでお願いします」

 

洋ナシのタルトはグラムが好きだったし喜ぶだろ。

 

「はいは~い。チョコレートケーキ、チーズケーキ、洋ナシのタルトを2つずつお願いね~」

 

「「はいよ~」」

 

もう出てきた。早いな、オイ。桃子さんは手際良くケーキの入った箱を包装していく。

 

「はい、出来立てよ。全部1つずつオマケしておいたからみんなで食べてね♪」

 

「はい。ありがとうございます!あ、おいくらですか?」

 

流石にサービス=タダとは思ってない。

 

「御代はいいわよ、気にしないで?なのはの数少ないまともな男友達がどんな子か分かったし。…これからも仲良くしてあげてね?」

 

「はい、こちらこそ♪」

 

そう言ってお店を出る。

 

娘想いの良いお母さんなんだな……。それに、ケーキがタダなのはホント嬉しいなぁ。

 

「さて、帰るか……。早く帰らないと、グラムがまた怒るし」

 

ま、怒られたのはご飯作って無かったのと、帰るのが異常に遅かっただけなんだけどね。

 

宗介が店を出てしばらくした頃、高町桃子さん。

 

「あの子面白いわ~。なのはも気に入るわけね。今度なのはとの距離を縮めるのに家にでも呼ばせようかしら…うん、我ながらいいアイデアだわ~」

 

などと画策していた。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

帰宅して、キッチンに入ると、アウトフレームして夕飯を作っているグラムが居た。エプロンつけても違和感ないね。なんかお母さんっぽい。

 

「ただいま、グラム」

 

「あ、お帰りなさい、マスター。もうすぐ出来ますから、着替えて手洗いうがいをちゃんとしてから来てください」

 

「うん」

 

少し空腹を覚えていたため、急いで着替えて手洗いうがいもして食卓につく。グラムの作った料理に俺は驚愕した。

 

なんだか、よくTVで見るようなフルコースみたいなのがテーブル一杯に並んでるんだもの。

 

「美味しそうだね、グラム。凄いよ!こんなに作れるなんて!」

 

「喜んでくれて私も嬉しいです。データベースに入っていた料理をそのまま作ったのですが……変ではありませんか?」

 

「全然変じゃないよ!三ツ星レストランより上だよ、多分!」

 

「そ、そうですか?ありがとうございます。じゃあ、そろそろ食べましょうか」

 

そうそう。早く食べたい。ホントに美味しそうなんだもの……。

 

「そうだね、それじゃ……」

 

「「いただきます!」」

 

結果的にいうと、すごく美味しかった。何でか分からないけど○皇さまみたいに幻覚見えた。下手すると大阪城の鎧作って纏っちゃうかもしれない。

 

「ふう……ごちそうさまでした。グラム、凄く美味しかったよ!」

 

「ありがとうございます。ではまた気が向いたら作りますね」

 

「うん!」

 

「マスター、完全に童心に戻ってますね……」

 

童心に戻って何が悪い。今の俺は(見た目は)小学生だ!

 

「誰も悪いとは言ってませんけどね」

 

「そっか。ところでなんでみんなさ…人の心読めるのかな……?」

 

慣れてきたとはいえ、悩ましい問題である。

 

「マスターは、ポーカーフェイスというものを学んだ方がいいと思いますよ」

 

「顔に出てるって事だよね。そうはいってもこれは癖みたいなもんだしなぁ……」

 

「なら諦めてください」

 

冷たっ!?

 

「なんか酷くないか!?」

 

「私としてはマスターの心を常に読んでおきたいので…フフフ」

 

「なんか目が笑ってないよ!?」

 

なんかグラムが怖かった。これなんてヤンデレ?俺ヤンデレはちょっと……。

 

それはそれとして、転生してから始めての週末だ……。

 

何しようかな……。魔法の練習はもちろんするけど。でもやっぱり……

 

トゥルルルルルルルルル!アッーーーーーー!♂

 

電話が鳴ってきた。後の音声何!?誰だよあんな音声にしたの!馬鹿なの?死ぬの?

 

そう思いつつも俺は急いで電話に出る。

 

「はい。もしもし」

 

「もしもし。八神ですけど、宗介君いらっしゃいますか?」

 

はやてか。土日だし遊ぼうってとこかな?

 

「あ、はやてちゃん?俺だけど」

 

「宗介君か?ごめんな~、いきなり電話して」

 

「ううん、気にしないで。ちょうど暇だったところだから」

 

「さよか?ならええんやけど。ところでな、宗介君、明日空いてる?」

 

「うん。空いてるよ」

 

「ホンマ!?ほんなら良かったら宗介君の家行ってええかな?あ、他の人とか来るようになっても私は構へんから」

 

俺の家…か。まぁ、特に困る物なんて無いし、いいよね。

 

「うん。いいよ。あと、今の所誰も来ないから。もし来る人が居たらまた連絡するよ。お昼ぐらいに迎えに行こうか?」

 

「せやね。ありがとう。じゃあ宗介君、また明日な♪」

 

「分かった。また明日ね」

 

俺は電話を切る。転校したばっかで、家に来るほど親しい友達なんて居ませんよ。前世でもね!はっはっは。…………グスッ。

 

そして、キッチンに向かう。洗い物を物凄いスピードでこなすグラムにはやてが来る事を教える。すると、

 

「マスター!?足の不自由な美少女を家に連れ込んで何をするつもりですか!!」

 

「紛らわしい事言うな!誰がするかそんなこと!!」

 

「どうせ、逃げられない事を良いことにアレコレグフフな事をするつもりなんでしょ!?私は許しませんよ!前世で童貞だったからって、小学生の女の子に手を出すなんて…この恥知らず!」

 

「しないよ!?しかもなんで前世の事知ってんのお前!?」

 

「え?神様に教えて頂いたから、ですが?」

 

「よし、ちょっと行ってくる。少し待ってろ」

 

そう言い、目を閉じる。

 

「え?ちょっと、マスター……?」

 

フッ

 

今回はどのぐらい殴ろうか・・・。

 

そうだ、魔法の実験台(犠牲者)にしよう☆

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

ブォンッ

 

「おお、また来たか。して、願いは決まった(加速!)えwwちょwww」

 

俺は加速を使い、神さまに近づく。

 

「マダンテ!!」

 

「フギャアアアアアァァァァァァアアァアァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

渾身の一撃。死んでないだろうけど、とりあえずスッキリした。帰ろ。

 

…デバイス無くてもドラクエ魔法とか加速は使えるんだな。

 

「待たんかい!!!!」

 

なんだ。生きてたのか。

 

「当たり前じゃい!そう簡単に死ぬものか!」

 

「そうですよね。まだ殴らせてくれるんですもんね(ニコニコニコ)」

 

「待て!?何でそんなに怒っとるんじゃ!?しかも笑顔怖すg(神様、遺言だけは聞いてあげます)殺す気か!?」

 

はい、もちろん。プライバシーの侵害は重罪だという事をその身に焼き付けてやる……。

 

「プライバシー…………あっ、そういう事か!!分かった!事情を説明するからちょっと待ってお願いします!!」

 

土下座したので待ってやることにした。

 

「だからじゃな、グラムがマスターであるおぬしのことを知りたいと申すから、おぬしの前世の記録を教えてやったのじゃ。理解してくれたかの?」

 

「なるほど…分かりました」

 

「そうか!分かってくれたか!」

 

安心して,ホッ、と胸を撫で下ろす神様。

 

「でもね、神様……」

 

神様の瞳が揺れている。

 

「な、なんじゃ…?」

 

「童貞とかまで……教えなくてもいいだろうがアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!」

 

「ごめんなさゲフゥ!!!」

 

 

神様失神。チッ…これからO☆HA★NA☆SHIする気だったのに。まあ本家(なのは)程の威力は無いけどね。

 

とりあえず俺は、神様の額に『やりすぎました。でも後悔はしてません(キリッ』と書いた紙を貼り、元の世界に帰りたいと念じ、目を閉じる。

 

 

フッ

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

ブォンッ

 

「ただいま~」

 

「ま、マスター!?どこ行ってたんですか!?いきなり消えたから心配したんですよ!!」

 

「ごめんごめん。神様殴りに行ってただけだから、安心して」

 

「!?…まぁ、良いです。神様ですから」

 

神様への扱い軽いな……。どうでもいいか。

 

「ふわぁ……グラム、俺はもう寝るよ。おやすみ」

 

「? あ、はい。おやすみなさい、マスター」

 

俺は部屋に戻って寝る。マダンテ使ったからだろう。超疲れた。

 

明日ははやても来るし……。今日は早めに寝よう。

 

「うぅ……結局はやてさん来るんでしょうか……。マスター、変なことしませんよね?あ、そうだ!アウトフレームして見張ればいいじゃないですか!」

 

無駄に張り切っていたグラムであった。

 

 

その頃の神様……。

 

「まったく、いきなり最強魔法のマダンテ使いおって……。マジックバリア使ってなかったら死んでおったぞ。……やっぱり、童貞とかまでは教えんでよかったかの……」

 

『やりすぎました。でも後悔はしてません(キリッ』と書かれた紙を見て、ちょっと反省している神様だった。

 

 

 




暑いですね。作者は今日も元k(ry。

今日もクーラーを使っているので元気です!

設定は28度ですよ?…ほとんど(ぼそっ
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