暗殺教室in禪院結翔   作:おもちの木

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えー、杉野とカルマごめん。作者のめんどいって理由で君たちの回は飛ばすよ。


てことで、ビッチ先生の回やで。ほなどうぞ。


大人の時間

 

 

 

 

 

はーーー、頭おかしいだろ。なーんでこの転校して直ぐのこの時期に任務入れんだよあのクソ上層部はよぉ。

 

 

…転校して1ヶ月、俺は少しずつだがE組に馴染んで来たと思う。その間に色々あったなぁ、、。転校初日の国語の時間、渚が寺坂達に指示されて手榴弾を使った暗殺を仕掛けた時、、あいつ殺気をほぼ殺してた。いやー、ありゃ後ろからやられたら多分俺も気づかん。しかも、そこに持っていくまでの運びも凄かった。…本当に初めてなんか?「僕本当は暗殺者なんだ」、って言われても納得できるし。

 

あの時の殺せんせーは寺坂達に対してブチギレていたんだが、その時、呪力を出しまくっていた。あの量、俺より多いんじゃね?しかもその辺の1級呪霊よりも多い感じがしたし、、。普通に術式を使いそうになった。…だってあれは仕方ない。やばかった。

 

 

……そんな渚は最近、殺せんせーの弱点をまとめているメモを作っているらしい。俺も覗かせてもらったけど、「カッコつけるとボロが出る」とか「器が小さい」とか弱点っていうか欠点だろ、と思うようなものが多かったが、「テンパるのが意外と早い」や、顔の表情の意味なんかは使えるな。

 

 

 

…それと、停学明けで復帰してきた赤羽カルマも、いい意味でやばい奴だった。腹黒、イタズラ好き、停学明け次の日に、殺せんせーに手入れされまくったから、今はある程度なりを潜めるけど、それでも、人を弄ぶ時の表情はとても楽しそうだ。

 

 

後、あのタコの教え方が上手い。とにかく上手い。自分の触手を使って説明したり、皮膚の色変えれる性質使って色分けして分かりやすくしてるし、、、。あいつ想像以上に教師してる。しかも生徒一人一人に寄り添うタイプだから、めちゃくちゃ教師適性が高い。……地球壊す怪物にならなかったら教師やって成功してたんかな、、。

 

 

…そして、今日も今日とてそんな楽しい学校かと思っていたら、五条先生からメールで【悪いけど、今から任務行ってきてー。安心して、場所は椚ヶ丘の近くだから!】…とのこと。

 

 

 

………あ゙? ………いっつも言ってるけどそういうのは早く言えよあのバカ目隠し。そんなわけで俺は烏間先生には任務のため休むという旨を説明し、殺せんせーとクラスメイトには体調不良と言って学校を休んだ。

 

 

任務自体は準2級クラスが3体ほどと低級が一杯だったので術式フルで使って焼き払ったから、結構直ぐに済んだのだが、、、。

 

 

俺が家に帰ると、何故か泣いているでっかい黄色いタコがいた。……は?何で?

 

 

「……え?何でいんの、、。…しかも泣いてるし、、。…きも」

 

「にゅや!?結翔君!帰ってきてたならただいまって言いなさい!後キモイは傷つきます!」

「あんたは母親か!?後それはあんたが悪いだろ!」

 

 

…帰宅早々、売れなさそうなコントすんじゃねぇ。…ただ、殺せんせーの雰囲気が先ほどまでとは違い、少し真剣な空気になった。

 

「…結翔君、君は何故今日体調不良で学校を休んだのに、外に行っていたのですか?…しかも、椚ヶ丘ではない、違う所の制服のようなものまで着て、、まさかサボりですか!?」

「違えよ!つーか、人の家不法侵入してんじゃねえこのバカタコ!」

 

何でこいつ一瞬真剣な雰囲気出して、またギャグ路線行くんだ?感情のジェットコースターぶっ壊れるわ。

 

 

ただ、殺せんせーは直ぐに先程のような真剣な空気に戻った。

 

 

 

…これ呪術界について話しても良いのかな?多分、普通に学校めんどくてサボった!とか言ってもじゃあなんで制服を着ているのですか?とか聞かれそうだしな………。……出来れば、っていうか普通に呪術については隠しておきたい。いつかバレるだろうけどでも今は、、、。

 

 

 

ただこの人聞くまで帰らないって顔してるしな〜。……五条先生に確認しとくか。

 

 

「…少し、確認したい事があるんで電話しても良いですか?」

「ええ、どうぞ」

 

 

俺はメッセージアプリから五条先生の連絡先を探し、電話をかけた。

 

数コールの後に目隠しは電話に出た。

 

「やっほー、呪術界一のグレートティー「あ、そういうの良いので」

…で、どうしたの?」

 

うわー、めっちゃ不機嫌なったじゃん。まぁどうでもいいや。

 

「いやー、実はですね。あのタコいるじゃないですか」

「結翔が今潜入してる教室の担任の?」

 

「そうです。…実は今日どっかのグレートティーチャーがいきなり任務を入れてきて、それで俺は担任とクラスメイトには体調不良って言って休んだんですよ、いきなりだったので。だったらですねー、その担任が俺のことを心配してくれたのか、わざわざ俺の家まで来てくれてですね、その時俺任務帰りだったんで居なくて、それで今帰ってきたら担任に詰められてて、……これって話しても良いんですか、呪術界のこと」

 

「んー、そうだね、、。まぁ良いんじゃない?」

「そうですよね、だめですよ、、、は?いいの?」

 

「うん。確かにそいつは呪力量が多くてそれに気づいてないのとか色々謎だけど、少なくとも僕ら呪術界に対して何かしてきそうな様子もないでしょ。結翔の報告を聞く限り。それに、術式の話とか聞いても初見なら難しいでしょ」

…色々と楽観的だな、この人。まぁ、でも言う通りではあるな、、。

 

「じゃあ諸々話しますけど、上層部にとやかく言われても俺は知らないですよ」

「その辺は僕に任せなっさい!これに関しては上層部にも何も言わせないようにするよ」

「…んじゃ頼みますよ。最強せんせー」

「ああ」

 

…はぁ、どの辺から説明しよう、、。

 

 

俺は五条先生との電話を終え、殺せんせーの待つリビングまで戻った。

 

 

「少し長かったですねぇ」

「んまぁ、色々と話すことがあったので」

「…それで、話しては、、」

「話しますよ、…でもその代わり俺が今から話すことは絶対に誰にも言わないって約束してください。E組の皆んなにも。…おそらく、殺せんせーと同等かそれ以上の機密情報なので」

「…!わかりました。約束します」

 

「それじゃ、……まず先生は日本では怪死者や行方不明者が年平均1万人を超えるっていうのを知ってますか?」

「いえ、初めて聞きました」

「そうですか、、。まぁそれは置いといてですね、そのほとんどが、人間から流れ出た負の感情「呪い」による被害なんです」

 

「呪い、、、!…何か漫画の世界みたいですねぇ」

「1番漫画してるあんたが言うな」

 

何でこの人はシリアスな空気からギャグに持っていこうとするんだ、

 

「…はぁ、まあ話を戻して、呪い…それが実体を持って被害を出すようになるもの、、。俺たちはそれを呪霊と呼んでます。そして、呪霊は「呪力」を持つ者しか基本見えないんです。そのため、呪霊関連の事件は呪いを以って呪いを祓う、俺たち「呪術師」が対応することになってるんです。…俺もその呪術師の1人で、本当は日本に2校しかない、「東京都立呪術高等専門学校」の2年なんですけど、政府と上層部から一年間の長期任務として、このE組に派遣されました。「護衛」として」

 

 

「…ですが、じゃあ何故今日休んだのですか?それに、学生を任務に派遣するのは、、、」

 

俺は殺せんせーの言葉を遮りながら答えた。

 

「…まず術師は基本日本人しかいません。海外にも稀に生まれますが本当に稀です。それに日本人でも「見える」側の人間は少ないんです。なので呪術師は万年人手不足、そのため生徒でも単独の任務を許されることもあります」

 

「なるほど、、。…先生もE組に初めて行った際、よく分からない人とも形容し難いナニカがいたのですが、、あれが呪霊ですか、、。そして、君がこのE組に来てからそれが減ったのは君が倒していたからなのですね」 

 

 

え?何?殺せんせー呪霊のこと認識してたの?…ああ、違うか。呪力量自体は俺よりも多いから今まで自分が見てたものに名前が付いたっていうことなのか、、。

 

「…そうですね。…そして、呪霊は人が沢山集まるところによく湧きます。学校、病院、墓地、人の負の感情の温床となる場所に呪霊は溜まります。そして、このE組は…」

「E組の生徒達自身の劣等感、そして本校舎生徒からの差別などで、、」

「はい。先生の予想通り、ここは通常よりも多く呪霊がいる。そして、先生が来たことによって、全世界の首相などからも負の感情を集めるので、……結構な数湧きますね、これから確実に」

「にゅや、、、。……そうなっても君は大丈夫なんですか」

「ええ、これでも術師の中では高い等級にいるので」

「等級……?」

「んー、簡単に言うなら強さの指標です。術師は基本4〜1の等級に分けられます。4級が1番下で3級、準2級、2級、準1級、1級といった感じで、、ちなみに単独任務を許されるのは2級以上からです」

「結翔君は、、?」

「一応1級ですけど、他の1級の術師の方々のほうが強いです」

「なら、」

「ええ、ある程度の事態なら対処は難しくはないです」

 

「…君の事情は分かりました。…ただ、一つ気になるのですが、何故あなた方はその呪霊について公表しないのですか?公表した方が良いのでは、、」

 

それを国家機密が言うか?つーか、この先生ならそのくらい簡単に分かりそうだけど、、。

 

「…殺せんせーを世間に晒さないのと一緒。見えないものに怯えて暮らせば、これまで以上に呪霊が増える。それで俺たちの仕事が増える。…ただでさえ殉職率が高く人手不足なのに、それがさらに深刻化しますよ」

 

「…なるほど、、。わざわざありがとうございます」

「いえいえ」

 

 

とりあえずこれで殺せんせーへの事情説明もおっけー。…術式とかは説明しなくてもいいか。まず聞かれてないし、自分から手札晒していくのはアホだし。

 

 

俺は話を聞いて満足したであろう殺せんせーをリビングに置いて、夕飯の準備に取り掛かった。そしたらこのタコは飯をたかろうとしてきた。なので明日皆んなにこの醜態晒したろうか?って感じで証拠写真撮って脅したら爆速で帰って行った。……教師が生徒に飯たかんなや。

 

 

 

 

 

 

殺せんせーに呪霊について話した翌日、今日は任務も入らず俺はいつも通り登山して、登校していたら渚が話しかけてきた。

 

「おはよう、結翔君」

「おはよ渚ー」

「…体調は大丈夫なの?」

「まぁ、体調不良って言ってもそこまで深刻なやつじゃないから、、全然大丈夫!」

「そっか、、なら良かった」

「ありがとな、心配してくれて」

「別にいいよ」

 

…渚、、いい奴だな、、。これで女子だったら勘違いする男大量に出てくるだろ。…つーか、ほんとに男かこいつ?やっぱどう見ても女子…」

 

「だから、僕は男だよ!」

あ、やべ。つい口に出てた。でもなぁ、、やっぱ女子に見える、。そーいや、

 

「なぁ渚」

「どうしたの?」

「確か今日新しい先生が来るんだっけ?」

「そうだね。どんな先生なんだろう…」

「うーん。殺し屋とか?」

「…このクラスなら有り得ないことも無いんだよね」

「だな、、」

 

 

俺と渚、後途中から合流してきた杉野やカルマと話しながら俺たちは旧校舎へと向かった。

 

そして、いつも通り皆んなで楽しく暗殺計画を建てながら迎えた朝のHR……

 

「…今日から来た外国語の臨時講師を紹介する。」

「イリーナ・イェラビッチと申します。皆さんよろしく‼︎」

 

金髪の女性が外国語教師として来た。…何故かべったり殺せんせーに引っ付いて。

俺たちがその状況に混乱していた時、烏間先生から説明が入った。

 

 

「本格的な外国語に触れさせたいとの学校の・・・意向だ。英語の半分は彼女の受け持ちで文句は無いな?」

「…仕方ありませんねぇ」

 

「…なんかすごい先生来たね。しかも殺せんせーにすごく好意あるっぽいし」

「…うん、でもこれは暗殺のヒントになるかも。超生物の殺せんせーが、人間の女の人にベタベタされても戸惑うだけのはず。いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが…戸惑う時はどんな顔か?」

 

渚や茅野などを始めとしたクラスのほとんどが殺せんせーの表情に注目した。そして俺たちが見たのは、、、

 

 

顔をピンク色にして堪能してやがる。

 

…あのタコ人間に欲情するんだな。また情報が一つ手に入ったな。…使えるか分からんけど。

 

 

「ああ…見れば見るほど素敵ですわぁ。その正露丸みたいなつぶらな瞳、曖昧な関節、私虜になってしまいそう…」

「いやぁ、お恥ずかしい」

 

いやいやいや。そんなとこ好きになる奴とかいねぇだろ!どんな特殊性壁やねん。

 

 

…まぁそんな事もあるはずも無く、、。あれは確実に演技だな。仕事柄、腹の内を見せないようにしたり、逆に見抜いたりする事が多いからそういうのはわかる。…本当は碌な性格はしてないだろ。…確実にあの人は殺し屋なんだから。…人を殺したりする職業のやつにまともな感性を持っているやつなんかいない。

 

 

 

 

時は過ぎて昼休み。俺たちは校庭でボールとナイフと銃弾が飛び交うサッカーをしていたのだが、あの金髪教師が猫撫で声を出しながらこちらへ向かってきていた。

 

 

「殺せんせー!烏間先生から聞きましたわ!すっごく足がお速いんですって?」

「いやぁ、それほどでもないですけどねぇ」

「お願いがあるの。一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて。私が英語を教えてる間に買って来て下さらない?」

「お安いご用です。ベトナムに良い店を知っていますから」

 

そう言って殺せんせーはベトナムへ行った。…コンビニ行く感覚で世界飛び回んなよ、、。そんな事するから自衛隊から狙われんだろ。

 

そして、昼休みが終了し、4限目開始のチャイムが鳴ったのだが、。…この教師、一切授業をしない。まじかよ。絶対やばい奴だとは思ってたけど、ここまでとは、、。…そんな状況を見かねた磯貝が先生に声をかけた。その返答は、、

 

 

 

「面倒だから自習でもしてなさいな」

 

「……え?」

 

「それと、気安くファーストネームで呼ばないでくれる?イェラビッチお姉様とでも呼びなさい」

 

 クラスメイトたちが絶句する。…やっぱか、あいつ殺せんせーの前だけ演技してやがったな。んでもって今本性を現した。…でも、そんなの関係ねぇって感じのやつがここに、、

 

「んで、どーするのビッチ姉さん」

 

「略すな!!」

 

そう。イタズラ大好き赤羽カルマ君です!流石だなこいつ、一瞬でこの状況に適応した、、。その速度尊敬する。そして、カルマは更に追撃する。

 

「あんた殺し屋なんでしょ?クラス総がかりで殺せないモンスター、ビッチ姉さん1人で殺れんの?」

 

「…ガキが。大人にはね、大人の殺り方があるのよ」

 

そう言ったビッチ姉さんは立ち上がって渚の方へ行き、、、、渚にディープキスをした。………え?ちょっと待って、状況が理解できない。いきなりやん渚かわいそう。……あーね。どうやら渚が殺せんせーの弱点をまとめている事を知ってそれを聞きたかったらしい。そして、ビッチ姉さんは続けて、

 

 

「いい?私の暗殺に協力するって奴には相応の報酬をあげるわ。男にはこんな風に良い思いをさせてあげるし、女子には男を貸してあげる。まあ、強制的に喋らせる方法なんて、いくらでもあるけどね」

 

 

そして、屈強な男3人を引き連れてビッチ姉さんは言った。

 

 

「もし私の邪魔するなら……殺すわよ」

 

 男の1人から小さいリボルバーを受け取ると僕らに殺すと宣言したビッチ姉さん。…おーおー、怖いねー。でも、俺には効かないだよなー。それより面倒なの普段から相手してっから。

 

 

5限目が始まり、前原がビッチ姉さんに授業しろといい始め、他の皆んなもそれに同調し始めた。ビッチコールにムカついたのか、先生は

 

「まず正確な発音が違う‼︎あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね‼︎正しいVの発音を教えたげるわ、まず歯で下唇を軽く噛む‼︎そうそう!…そのまま1時間過ごしてれば静かでいいわ」

 

ダメだ、こいつやっぱムカつく。

 

 

 

 

翌日の訓練の時間、俺たちが射撃訓練をしているときに、ビッチ姉さんは殺せんせーを連れて体育倉庫の方へ向かっていた。

 

 

「…おいおいマジか。2人で倉庫にしけこんでくぜ」

「…なーんかガッカリだな、殺せんせー。あんな見え見えの女に引っかかって」

「…烏間先生、私達…あの先生の事、好きになれません」

「…すまない。プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。だが僅か一日で全ての準備を整える手際、殺し屋としては一流なのは確かだろう」

 

 

…?確かに殺し屋としては一流なのかもだけど、相手の手札とか諸々分かってない状況で自分を過信して仕掛けるってど三流のやることじゃ、、。まぁええか。

 

 

その後、ビッチ姉さんは殺せんせーにより、大人の手入れをされていたのであった。がちウケる。

 

 

 

翌日、我らのリーダー磯貝がビッチ姉さんに受験控えてるから授業をしてくれないか、と頼んだところ、あいつは俺たちをE組だから勉強しても意味ないや地球滅亡の危機なのにお気楽だーとか言った。

 

そしたら、昨日からあの人に対して溜まっていたフラストレーションが一気に爆発して、全員がビッチ姉さんに対しボイコット運動を始めた。…ただ、茅野は「巨乳反対!」とかいうプラカードを持っていた。…お前なんか違くない?

 

 

そして、昼休みも過ぎ、昼の授業が始まった。この時間はビッチ姉さんの授業だから朝と同じく自習にでもするのだろうと思っていたら、

 

 

「you are incredible in bed!」

「……?」

 

ビッチ姉さんは教室に入るなり、そう言ってきた。リピートとも言われたので俺たちは困惑しながらも今の文章をリピートした。

 

「これは、アメリカでとあるVIPを暗殺したとき、先ずそいつのボディーガードに色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ」

「意味は『ベッドでの君はスゴイよ…』」

 

おい。中学生相手になんて文読ませてんねんこの教師は。

 

 

「外国語を短い時間で習得するには、その国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。相手の気持ちをよく知りたいから、必死で言葉を理解しようとするのよね」

 

…まぁそれはそうだな。実際俺も棘のおにぎりの語彙頑張って理解しようとしたもん。…最近じゃ俺もたまに棘相手だったら、おにぎりの具を使って喋ることもある。

 

 

「私は仕事上、必要な時…その方法で新たな言語を身につけてきた。…だから私の授業では…外人の口説き方を教えてあげる」

「プロの暗殺者直伝の仲良くなる会話のコツ、身につければ実際に外人と会った時に必ず役立つわ。受験に必要な勉強なんてあのタコに教わりなさい。私が教えられるのはあくまで実践的な会話術だけ」

 

「もし…それでもあんた達が私を先生だと思えなかったら、その時は暗殺を諦めて出て行くわ。……それなら文句ないでしょ?…後、色々悪かったわよ、、、」

 

なんだ、改心できたんだなこの人。…勝手に自分の非を認めないタイプだと思ってました。ごめんなさい。つーか、ほんとにプライド高いなこの人。

 

そして、そんなビッチ姉さんの言葉を聞いて皆んな笑い出した。

 

 

 

「何ビクビクしてんだよ、さっきまで殺すとか言ってたくせに」

「なんか普通に先生になっちゃったな」

「もうビッチねえさんなんて呼べないね」

 

「あんた達…わかってくれたのね‼︎」

 

前原や岡野の言葉に目をウルウルさせるイリーナ先生。

 

「考えてみりゃ先生に向かって失礼な呼び方だったよね」

「うん、呼び方変えないとね」

 

「じゃあ、ビッチ先生で良くなーい?」

「え?」

 

さっすがカルマ!俺たちにできない事を平然とやってのける!そこに痺れる!憧れるぅ!

 

カルマの発案に目をパチクリとさせるビッチ先生。

 

 

「えっと、ねぇ君達、せっかくだからビッチから離れてみない?ホラ、気安くファーストネームで呼んでくれて構わないのよ?」

「でもなぁ、もうすっかりビッチで固定されちゃったし」

「イリーナ先生よりビッチ先生の方がしっくりくるよ。」

 

「そんなわけでよろしく。ビッチ先生‼︎」

「授業始めようぜ。ビッチ先生‼︎」

「そうだぞ。ビッチ先生!」

『ビッチ!ビッチ!ビッチ!』

クラス中からビッチコールが始まった。

 

そして、当の本人はというと、、、

 

 

「キーーー‼︎やっぱりキライよ あんた達‼︎」

 

またヒスッてた。

 

そしてこの日、俺たちの暗殺教室にビッチ先生が加わった。

 

 





殺せんせー、呪霊について知りました。ほんとはもうちょい遅くするつもりやったんですけど、この辺で知らせといた方が後々動きやすくなるかなーと思ったのでね。

次はSAOの方を投稿すると思います。多分、、明日か明後日かな?まぁ頑張ります。

後、殺せんせーは元々呪力は持っていなかったですけど、世界各国の首相たちからの畏怖や誰かからの憎悪などの負の感情を向けられまくって、ほぼ呪物みたいな感じになった、、、。という設定で行きます。ここは、独自の設定なので、有りえへんとかいう指摘はやめてください。
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