その日、数年振りに甲賀の里に帰省した
「ねぇ、あの子新顔?俺様が里を出る時は居なかったよね?」
近くに居た忍に聞くと、
「あぁ、猿飛殿が出られて数日後に連れて来られた奴ですよ。名は確か・・・」
「
説明の途中で本人に名乗られてしまった。
だが佐助は背筋に冷たいものが流れる心地がした。
確かに視界の中に捉えていたはずが、声を聞くまで隣に移動されていた事に気づかなかったのだ。
(・・・っ。何してんの俺様!?敵対していたら今、確実に死んでたよ!)
内心の動揺を悟られぬよう常のように笑みを貼り付け、くらと、と名乗った(多分)男に顔を向ける。
「あはー、くらとってば結構な手練れでしょ」
俺様気づかなかったよ、とふざけた調子で言えば、
くすり、
目元を細めて笑う忍のあまりの妖艶な
「人を喰らう、と書いて"くらと"ですよ猿飛殿。・・・実際に人を喰う、なんて事はありませんがね。
あぁ、でも」
貴方は美味そうだ、と耳元で囁き、同行していた忍の一人に一言断って隊を離れて行く喰人を呆然と見送り、
「~~~~~~~っっ///!!」
一拍遅れで意味を理解した佐助は、不覚にも全身を赤く染めてその場にしゃがみ込んでしまった。
様子を
(((ってゆーかあいつ、女のくせに雄の色気ありすぎんだよ・・・)))
(~♪猿飛佐助、素直じゃないが十分脈有りってか?今後が楽しみだなぁ(ニヤリ))
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喰人(くらと)
歳は16、ぶっちゃけ男にしか見えない女の子。
平成の時代に生まれ、戦国(BASARAの世界)で忍として育つ。
幼い時から男と同じように訓練されたためにどう頑張っても女には見えない。また、本人にも自分が女だという意識が皆無なため、完全に男として生きている。
かなり男前な性格で、生粋の攻め気質。
その魅力に老若男女問わず骨抜きになる・・・かもしれない。
神に愛された《愛し子》
忍の修行に加えて神の扱きのおかげで若干・・・かなりチートな強さを持つ。
トリップを経験しているせいか、神に愛されているせいか婆娑羅の属性は闇と炎の二つ(通常、婆娑羅は一人につき一つ。成長の途中で変わる事はあれど、一度に二つの属性が発現する事は無い)
おはこんばんにちは、祐氷です
最後まで読んで頂き、ありがとうございます( ´∀` )
今回のシリーズは祐氷がちょっと前に書いていた物を見つけたので、
せっかくだから書いてみよう!と思って実行に移した代物です。
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