魔法化高校の劣等生 時の渡り鳥   作:0.The_Fool

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書きたくなったから書いてる。気分屋だからね。
つまるところ初投稿だと言うことらしい。


渡り鳥は願いのために進む

私は忘れない。

 

 

 

自分ともう一人の異能が引き起こした恐怖と奇跡を。

 

 

 

だからこそ私は。大切な家族を守るためなら世界を敵に回しても構わない。

 

~~~2093年 4月4日

 国立魔法大学附属第一高校入学式会場

 

「新入生代表答辞、新入生代表”四葉美零”」

 

 この場にいるほとんどの人間はこの名を聞くまで私に向ける眼差しは誰もが尊敬と憧れだったのがすぐに恐怖と畏怖を帯びた目線を向ける。

 

「(ま、なれてるけど)暖かな春の日差しと共に•••••」

 

~~~第一高校1-A教室

 

「あれが四葉の、ご令嬢?」

 

「入試でどちらも満点での堂々の主席」

 

「それに四葉っていうと、ッ!」

 

 席を立とうとすると噂話をしていた三人組がすぐに口を閉めていた。黒い噂がほとんど、仕方ないこととはいえ。さすがに聞きあきた。

 そういえば、生徒会室に来てくれと言われていた。行こうかな。ん?七草さんが近くにいる。

 

「お久しぶりです美零さん。秋のパーティー以来かな?」

 

「あら、七草さん。その節は招待ありがとう、聞いてはいたけど。同じクラスになるとは思わなかった」

 

「相変わらず四葉の名前を聞いて黒い噂をする人が多いのを見るとしばらくは、一番の有名人かもしれないわね」

 

 仕方の無いことなのだから得に気にしてもいないけれど、遅かれ早かれそうなっていたのだろうしいいかな。わお、十文字さん

 

「ずいぶんと早く有名人になったな、美零」

 

「あら、十文字さんもか」

 

「美零、生徒会に呼ばれてるときいたが?」

 

 まぁ恒例通り生徒会のお誘いだろうとはすぐに予想できるものね。

 

「生徒会役員の件でしょ?断るつもりでいるから。そうだ、どうせなら。私の次に話が来るのは次席の七草さんでしょうし一緒に行きましょ」

 

「え?!」

 

 なぜそんなに驚く。胡散臭い顔の父親に聞いて無いのかな。

 

「ふむ、断るだろうとは思っていたがこうもハッキリと聞くと驚くのも無理はないだろうな」

 

 えーそうかなぁ?それに母曰く十文字さんは風紀委員の教員枠だけどどうするのだろう?

 

「そういう十文字さんはどうするの?」

 

「教員枠で風紀委員に推薦されている。もちろん受けるつもりだ」

 

~~~生徒会室

 

「というわけで主席である美零さんには生徒会役員として入ってもらおうと考えています。どうでしょう、入っていただけますか?」

 

「…この話がある前から断るつもりでいましたので申し訳ございませんが、七草さんにその席を譲るつもりです」

 

 少し怖い顔をしてる。そんなに気にしなくても私個人で四葉を動かせるわけではないのだけれど。

 

「…理由を聞いても構いませんでしょうか?」

 

「単純に興味がないと言うのもありますが、それ以上に母との約束もありますので」

 

あ、落ち着いたらしい。顔の張りが柔らかくなった。

 

「わかりました。では七草さんはどうでしょうか?」

 

「私で良ければ是非。生徒会役員に就かさせてもらいたいです」

 

「わかりました」

 

さーてやることも終わったし、帰ろうかなぁ。

 

~~四葉別邸

 

「そう、私としては得に貴方を縛るつもりはなかったのだけど、それも含めて貴方の好きにしていいと言っていたもの。貴方の選択を尊重するわ」

 

母は相変わらず私に甘い。私が次期当主候補を返上するときもそうだ。私が降りる時、反対派を無理矢理黙らせた時も似たようなことを言ってた。

本当なら逹也にだって同じように接すればいいのに。そこだけ踏みとどまってる、仕方の無いことだとは知っている。

 

「ありがとうございます、お母様」

 

「さて、桜井さん調子はどうかしら?」

 

「問題はございません。魔法力はあれ以来下がたままですが、ガーディアンの役目には支障はございません」

 

あの時逹也に向けられた魔法を全て防ぐと言う暴挙による桜井さんの死を私が否定してしまった。魔法力に支障が出ているのは私がまだ異能を使いきれていなかったから。一家全員が桜井さんに起きた事象を黙っているのは、公然の秘密になっている。

 

「そう、ならいいわ。本当なら葉山さんを行かせたかったのだけど、美鈴のお願いで桜井さんに任せたのだけれど、良かったわ。・・・そうだ、忘れる前に。改めて第一高校入学おめでとう美零」

 

「ありがとうございます。そろそろ時間もいいので寝ることにします。おやすみなさいお母様」

 

「ええ、おやすみ美零」

 

母との通話を終えると桜井さんがお風呂の準備をしてくれたらしい。

 

「ベッドの近くに着替えをご用意しています。今日の夕食は鮭のムニエルですよ」

 

「ありがと桜井さん」

 

貴方に人としての死を否定してしまった私をどうか許してほしい。私はそのために、貴方を私のガーディアンにしたのだもの。

 

~~~~二年後

 

あっという間の2年、色々な人がいた。なかでも面白いと思えたのは七草さんとそのお友達。イジリがいがあってとても楽しい。そのせいで風紀委員に生徒会枠で入らされた時は久々に呆気にとられた。笑いをこらえていた十文字さんは対戦を申し込んでボコボコにしました、丸。

おやおや?あそこにいるのは、少しいじろうかな?

 

「そこの一年生。そろそろ会場に向かってください。間に合いませんよ?」

 

「すみませ、…お久しぶりです美零姉さん」

 

「うん。久しぶり逹也、それにしても大きくなったねぇ。(チラチラ)深雪は?」

 

「今は別行動、何せ主席だから会場で先輩達と打ち合わせでもしているのだと思う。…その腕章は風紀委員?」

 

「えっへーんまぁ、まさか推薦されるとは思ってなかったんだけどなぁ。何やかんやで、結局今年もそのまま続けてるけど、風紀委員だから特に問題ないしまぁいいかなってね。でもその穴をつついてくるような生徒会長には困ったものだなぁ…おっと長く話し続けちゃったか、時間的にも始まるから行ってらっしゃい警備は任せてね。何があっても‘‘二人‘‘は守るから」

 

この誓いだけは命をかけてでも守る。あの日からその為だけに動いてきたのだから。

 

 

 




そういうわけだから次が上がるのは未定
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