川内とラブコメしたいぜ   作:ウルトラマンイザーク

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第19話

 

 

 

「終わったぁー!」

 

課題が終わり、うーんと伸びをしながら後ろのソファーに倒れこむ川内。いや教科書1ぺージ分しかねぇからそんなに寝転ぶほどじゃねぇんだが…。

 

「ま、お疲れさん。じゃ、俺は寝るから飯食いたくなったら起こ…」

 

「待って!せっかくやり切ったんだからさ、ご褒美チョーダイよ」

 

「やだよ」

 

「即答!?ひどくない!?」

 

「ひどいのはお前の思考回路だよ」

 

「鎮守府にいた頃はあんなにご褒美くれたのに?間宮さんのアイスとか」

 

「あの頃と今を一緒にするなよ」

 

あ、上目遣いだ。これなに言っても聞かないパターンか。だが金を使いたくない。こういう時に便利なんだよなぁ。頭を撫でる。

 

「んなっ…これがご褒美!?」

 

撫でる。

 

「ちょっ…お金使いたくないからってぇ……」

 

撫でる。

 

「こんなんで…誤魔化せると……」

 

愛でる。

 

「えへへぇ……てぇとくぅ……」

 

ハイ終わり。さて、このまま夢の世界にこいつが見入ってる間に俺は寝るとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後くらい?目が覚めると目の前に川内が寝ていたので捨て置いて出掛けた。スーパーに晩飯買いに。おっ、卵が安い。あとキャベツも。あとはもやしと鶏肉テキトーに買って…うん。OK。帰ろうと思ってスーパーを出るとどっかで見たサイドポニー。セーラー服にどこか機嫌の悪そうな歩き方。それを見るなり俺はアキレス腱を伸ばす。さて、行くかッ!

 

「ぅあけぇぼぉのぉぉぉっっ‼︎‼︎」

 

「へ?……ってクソていと…きゃあぁぁぁぁぁっっっ‼︎‼︎」

 

走り込んで後ろから抱き着く。と、思わせて肩を掴んで曙の上をロンダート。そのまま着地すると勢いで空中に曙を放り投げた。

 

「ひゃあぁぁぁぁっっ‼︎‼︎」

 

俺は電柱を走って登り、てっぺんに着いたらジャンプして曙を抱き抱える。

 

「可愛いなぁー!お前はもぉーうっ!」

 

「や、やめなさいよ離しなさいクソ提督!」

 

「そんなこと言って!会いたかったんだろ!?可愛いなぁー!」

 

「こ、殺すわよ!?ほんとに!警察呼んで欲しいの!?」

 

そろそろ着地か。曙の横腹を両手で挟んで上に持ち上げながら足で着地。

 

「曙ー!ぎゅーってしたいなぎゅーってしたいな!」

 

「〜〜〜ッッ‼︎‼︎」

 

曙の顔を思いっきり自分の胸に押し付ける。両手をジタバタさせる曙超可愛いナ!

 

「むぐっ………んたッ!………んとに!いい加減に……………しなさいよ!」

 

腕を噛まれた。可愛い。と、思ったら俺の力がガクッと抜けた。目の前に川内が立っていた。

 

「どうしたのよ急にクソ提督……って、あっ」

 

「せ、川内……」

 

 

 

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