川内とラブコメしたいぜ   作:ウルトラマンイザーク

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六日目

 

ピンポーン♪と我が家の呼び鈴がなった。それにピクッと反応するも、すぐにソファに寝っ転がる川内。それを横目で見つつ俺は玄関に向かった。

 

「はーい、どちら様で…」

 

「久しぶり。提督」

 

「レーベちゃんGETだぜ☆」

 

姿を見た瞬間、コンマ数秒の速さで抱き上げた。

 

「ふわっ!は、恥ずかしいよ提督!」

 

「照れるな!可愛い奴め!お前なんか可愛がってやる!」

 

「待って待って!とりあえず中に入れてよー!」

 

言われても無視してぎゅーってしてたら腕を噛まれた。可愛いなぁ…。で、リビングに入れる。

 

「あ、レーベ久し振り!」

 

「川内さん!どうしてここに……?」

 

「どうしてって…養ってもらっ」

 

「居候、穀潰し、ニートだ」

 

「そ、そこまで言わなくていいじゃん!」

 

なんて食ってかかる川内だが、そう思うなら責めてバイトするなり家事やるなりしようぜ…。レーベはレーベで、「ど、同棲してるんだ…」なんて呟きを漏らす。

 

「それよかなんのようだ?」

 

「う、うん。どうして僕を膝の上に乗せるのかな提督」

 

「え?」

 

「いやえ?じゃなくて」

 

言われながらも頭を撫でてやる。するとレーベは諦めたようにため息を付くと、言った。どうでもいいけどさっきから川内が不機嫌過ぎて怖い。

 

「あのさ提督…その、少し相談があって…」

 

「なんだ?少しどころか無限に相談があってもいいぞ」

 

「それは無理だよ…」

 

「で、相談ってのは?」

 

イライラと川内が聞き返す。なんでこいつはイライラしてるんだろうか。

 

「実は、僕が通ってる学校(私立の超名門小学校六年生)で告白されたんだ…」

 

「へぇー」

 

「よかったじゃん」

 

言いながら俺と川内はお茶を飲む。

 

「女の子に」

 

「「ブフっ!」」

 

パリンッと飲んでたお茶のカップが音を立てて割れた。と共に口から紅茶が出る。

 

「ひゃっ!き、汚いなぁ提督!」

 

「ご、ごめん…。で、話を整理すると女の子に告白されたからその女の子を俺がレーベを女だと分からせるまでボコボコにすればいいわけ?」

 

「ち、違うよ!この話には続きがあって!」

 

立ち上がろうとするとあたふたしながら止めるレーベ。可愛い。飼いたい。

 

「それからというもの男の子達まで僕を男だ男だって…プールの授業の時とか海パン履かそうとしてくるし」

 

「なにそれ超見たい!」

 

「…引っ叩くよ」

 

「ごめんなさい」

 

流石にジト目で睨まれると謝るしかない。

 

「とりあえず話を要約すると、俺がレーベのクラスメイトを一匹残らず虐殺すればいいのか?」

 

「だからなんで結論が極端なのさ!ちょっと女の子らしくなりたいだけ!」

 

「ふぅーん…」

 

なんで女の子らしくなるのに男である俺のところに来るのかね。いや待てよ。これってレーベを俺の思うままに改造出来るんじゃ…。

 

「よっしゃ行くぞおまえら!」

 

「なんか急に元気だし…」

 

さて、楽しみになってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の独断で池袋へ。

 

「とりあえずこれ着てみて」

 

俺が渡したのは常盤台中学制服。

 

「コスプレじゃん!」

 

「ていうか、私立の小学校だから制服決まってて洋服買っても意味ないよ…」

 

あーなるほどな。小学生とか制服男女変わらないもんなぁ…。そういえばレーベとかマックスって艦娘時代はスカートもパンツも履いてなかったよな。あの生足はハンパじゃなかった。なんて考えながらチラッとレーベを見る。今はズボンと靴下でガードされてるんだよなぁ…。

 

「はぁ……」

 

思わずため息が出てしまった。すると後ろからゲシっと川内に蹴られる。

 

「…なにすんだよ」

 

「変態」

 

だからなんで分かるんだよ。マジエスパーか。

 

「なぁ川内。女の子らしさってなに?」

 

「え?さ、さぁ……」

 

「だよなぁ…家でもたまに俺のシャツとパンツだけでソファーで寝てる奴には分からんよなぁ…」

 

「ちょっとそれどういう意味……ちょっと待ってなんで知ってるの?あの格好、提督が学校行ってる間だけだったのに…」

 

顔を真っ赤にして俺を射殺すような視線を向けてくる川内。

 

「え?あ、いや…昼休みに数学の宿題忘れたのに気付いて家に取りに帰った時、俺のシャツ着てパンツ丸見えの状態でソファーで寝てたか…」

 

「ぱ、パンツまで見たの!?さ、最低!変態!覗き魔!」

 

「お前がそんな格好で寝てんのが悪いんだろ!」

 

俺が言うと悔しそうな顔で顔を真っ赤にする川内。

 

「ま、まさか…洋服の匂い嗅いでるところも見られたのかな…(小声)」

 

「なんか言ったか?」

 

「な、なんでもないわよ!とにかく、この件に関しては後でじっくり問い詰めるからね!」

 

「俺はなにもしてないのに…」

 

いや写メ撮ったけど。可愛かったし。

 

「そんなことよりレーベの女の子らしさでしょ!」

 

そんなこと言われても実際、俺からすればレーベは女の子にしか見えないし、木曾とかに比べれば全然マシな部類ではある。

 

「やっぱレーベの学校滅ぼした方が早くね?」

 

「だからそれはやめてよ!マックスもいるんだから!」

 

ですよね…まぁそしたら艦娘の高校行けばいいと思うんだけど。さて、じゃあそろそろ真面目に考えるか。

 

「ちょっとタンマ。だったら俺らよりも適性の高い奴に連絡するわ」

 

「へ?」

 

「大丈夫、二人の知ってる奴だよ」

 

てなわけで、最上に押し付けた。

 

「一件落着だな」

 

「結局丸投げじゃん…」

 

今は最上家から帰宅し、家。

 

「いいんだよ。何にも出来ない俺達より最上とかのが適性があるだろ」

 

「まぁそうだね…最上も女の子に逆ナンされたって言ってたもんね…」

 

「ま、役割分担は必要ってことで」

 

家に着いてドアを開ける。

 

「飯、カレーでいいか?」

 

「その前にちょっといい?」

 

「?」

 

この後、めちゃくちゃ問い詰められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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