隻腕ハイライト無し多重人格野郎がダンジョンに突貫するそうです   作:お寿司のネタのサーモン

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三スレ目  こういうのをなろう系っていうんだね

 ダンジョンアタックするぞ! 【配信】

 

1:マモル

 はい始まります

 

2:名無しの冒険者

 唐突……ではないな俺らで決めたんだし

 

3:名無しの冒険者

 ≫2

 そーそー

 

4:マモル

 まあとにかく見てってや

 

5:名無しの冒険者

 おうよ、うちのギルド社員全員で見るからな

 

6:名無しの冒険者

 うちもですね

 

7:名無しの冒険者

 ここギルドマスター多すぎじゃね? 

 

8:名無しの冒険者

 それを言うなら俺たちもそうだろ

 

9:名無しの冒険者

 それもそっか

 

10:須佐之男命様 [神 VIP]

 今回の装備は私と天目一箇神で作りました

 

11:マモル

 今回のダンジョンアタックするダンジョンはナガサキダンジョンです

 

12:名無しの冒険者

 ≫11

 ここからは配信でやった方がいいんじゃない? 

 

13:マモル

 ≫12

 それもそうですね

 

14:名無しの冒険者

 総員配信画面に突撃せよ! 

 

15:名無しの冒険者

 リンク貼ってくれ

 

16:名無しの冒険者

 ん、これ

 [リンク]

 

17:名無しの冒険者

 ≫16

 ありがとうございます

 

18:名無しの冒険者

 どんな感じなのかなぁ

 

 ──────────────────────────

 現実

 守「ここをこうして……よし」

 辺りに撮影用ドローンの風を切る音が響く。

 戦(いいか守、何時ギブアップしてもいいぞ、無理はするな)

 守(わかってるよ戦、無理せず頑張る……だよね)

 戦(よくわかってるじゃねーか)

 守「よし、配信開始!」

 :お始まったぞ

 :マモル君本当に腕が無い……

 :い、痛々しい

 :白髪なのは染めてるん? 

 :デリカシーないなてめぇ

 :そんなことよりこの配信3000人ってマ!? 

 :初配信だけどここにいるのはほどんど掲示板出身だかんな

 :ギルマスなめんじゃねー

 :これが人海戦術か

 :違います

 守は凄まじい勢いで流れていくコメント欄に若干押されながらも挨拶を捻りだした。

 守「み、皆さんこんにちは、マモルです」

 :声可愛いなおい! 

 :お前男か? 

 :こんにちは初見です可愛いですね

 :お前男か聞けよ

 :スパチャできないから無理

 守「? 僕は男ですよ?」

 :男の娘確定!!! 

 :本当にいたんだなぁ男の娘って

 守「男の娘……漢字が違う気がしますよ?」

 :この変態達はほっておいて今回行くダンジョン教えてケロ

 守「あ、は、はい、えっと今回ダンジョンアタックするダンジョンは高知県の梼原町(ゆすはらちょう)にできたダンジョンです」

 :日本に数あるGランクダンジョンの一つだな

 :ここに出現するモンスターは殆どがスライムだから初心者向けだな

 :階層も5階層しかないからホントに初心者向けだ

 ユウキch

 :何だよもっと難しいところ行くかと思って冷めたわ

 :は? 何なんお前、マモルは初心者以前に障害者なんだぞ? 

 :言っちゃあ悪いけど弱いから無理だよ

 :ハイハイアンチは黙りましょうね~

 :何さっきの奴? 

 :どうせバズらなくてムカついてる底辺冒険者でしょ

 須佐之男命様 VIP

 :ハイハイ悪口は規制しま~す

 :よくやった! 

 守「説明ありがとうございます……? 後半見えないの何ですか?」

 須佐之男命様 VIP

 :気にしなくていいから

 :そーそー

 :それよりも装備の説明は? 

 :あ、そうそう、なんか凄い人が共同で作ったって聞いたよ

 守「あ、装備の説明ですか? えっとですね、防具の方はスサノオさんが用意してくれました」

 :武器は? 

 守「えっと、天目一箇神様が作ってくれました、鍛冶の神様だそうです」

 :へ~神が作った……神が作った!? 

 :スライムには過剰戦力じゃね? 

 :ち、ちなみに銘は入ってるの? 

 守「銘? 無銘 木偶(むめい でく)ですって」

 :木には見えないんですがそれは

 :おれ鑑定眼スキル持ってるから武器の概要欄をみてみよう

 :頼んだ! 

 :無銘 木偶

 あらゆる刀の始まりであり完成形、その刀身は虹色に輝いている

 固有能力、刀の始まり

 あらゆる刀の銘を借り、その力を振るうことが出来る

 属性 無

 この武器はあらゆる敵の属性耐性を無視する

 えーもうチートです

 :マモルくん、刀身見せてくんない? 

 守「刀身、はい」

 守が右腰に差していた刀を引き抜くと辺り一面に虹色の光が満ちた。

 :綺麗

 :綺麗しか感想がでてこん

 :カッコイイやん

 守「じゃあ行きますね」

 :お、ついに行くのか! 

 :大丈夫か、無理はするなよ

 :そ~そ~

 守「皆さんご心配ありがとうございます。でも大丈夫です! 頑張ります、だけど無理はしません、戦の奴にもそういわれたんで」

 :戦? 

 :誰? 

 :もう一人の守君の事じゃね? 

 :あ~ね

 そうしてようやく(?)守はダンジョンに潜って行った。

 ──────────────────────────

 薄暗い洞窟の中をドローンのライトで進んでいく守。

 守「ダンジョンってこんな感じなんですね」

 :そだよ~

 :初めて入った時は今でも不思議だったなぁ

 :分かる

 守「ん?」

 雑談しながら歩いていると守は何かを感じ取ったのか歩を止める。

 :お? 

 :どした? 

 守「何か来る……」

 :初エンカウントか!? 

 :ま、スライムかそこらへんでしょ

 そのコメント欄の言うようにスライムが物陰から出て来た。

 守「こ、これがスライム」

 :ぷにぷにしてて可愛いけどしっかりと敵だから気を付けろ

 守(何してくるんだろ……)「おっと!」

 :スライムは体当たりしかしてこないから簡単やで

 守「分かりました」

 守(取り敢えず斬ったらいいかな? ……なんか違う気がする、叩き潰した方が良いかな?)

 守は無銘 木偶を鞘から抜き放ち峰の部分をスライムに向ける。

 守「せぇい!」

 ボグッ! 

 大きく鈍い音が辺りに響いたと同時にスライムはその体をドロドロに溶かした。

 守「ふぅ、とにかくこれで大丈夫ですね」

 :ス、スライムを叩き潰しやがった

 :一応物理耐性高かったと思うんだけど……

 :安心しろ、武器が強いだけっていう可能性もあるから(汗)

 :力強すぎぃ! 

 :え、これほんまに、腕の力だけ? 

 守「? 腕の力だけじゃないですよ?」

 :さ、流石にそうだよね

 :いや〜全身の力か……でもエグくね? 

 :ちなみに腕の力何kg? 

 守「ここの前測った時は200kg だって言われました」

 :強すぎィ!! 

 :マモル君何歳だっけ? 

 :12歳です

 :ヒェッ

 :ワイ、腕相撲世界大会に出た事あるも上には上がいると思い知った模様

 守「な、なんかごめんなさい」

 :いーのいーの、別に落ち込んだ訳じゃないから

 :それよりドロップアイテム確認しようぜ

 守「そ、そうですね、何が落ちたかな〜」

 先ほどの攻撃で少し凹んだ地面に近寄り何があるのか見てみると

 守「なんだこれ?」

 スライムのプルプルしたところよりも少し暗い色をした丸い何かと一緒に紫色に光る物も落ちていた。

 守「あ、これは知ってます、魔石でしょ?」

 :そーそー魔石

 :魔石ともう一つは何だ? 

 :教えて鑑定眼先輩! 

 :教えてしんぜよう! 

 物理耐性アップの宝玉Ⅹ

 使うと物理耐性が上昇する

 使うと数字の数だけ耐性が強化される

 新発見〜

 :耐性強化アイテム何て初めてじゃないか? 

 :そもそもそんなもんスライムから落ちる実例無いぞ?

 :秘密に気付いたかもしれん

 :なんや

 :ワイ鍛冶職人じゃけ分かるけど使った鉱石の種類で付属効果が付くことがあるんだ

 :ほへぇ

 :例えばマグタイト簡単に言えば富士山ダンジョンで採れる鉱石を使った防具は火に耐性を持ったりするんだ

 :ホウホウ

 :そこでだ、無銘木偶の刀身は虹色だろ?

 :せやね

 :何の鉱石か・・・仮説だがヒヒイロカネじゃないか?

 :そして文献ではヒヒイロカネを武器に使用すると様々なステータスが向上する、それに運も含まれてるんじゃないか?

天目一箇神 [VIP]

 :当たり~ヒヒイロカネのことよく知ってたね~

 :製作者来ちゃった

 :マジぃ?

 :合ってたんかい

天目一箇神 [VIP]

 :まあヒヒイロカネ単体だけじゃないよ他にもオリハルコンやアダマンタイト、ダマスカス鋼その他色々を使っているよ

 :まあチート

守「どう凄いんですか・・・ッ?」

 :どう凄いって・・・さぁ?

 :そんなことよりなんか察したぞ

 :次はどんなスライムが餌食になるのかな?

ドン! ドン! ドン!

:なんか凄い揺れてるぞ!?

:おかしい、このダンジョンにそんな巨体のモンスターは出ないはずだ

:イレギュラーか!

揺れが大きくなるに連れて揺れの主が姿を現す。

守「こ、これは大きいですね・・・」

:えっっっっ

:そんな頭まっピンクな奴は放っておいて

:こいつぁでけ~な

:よりにもよってキングスライムか

守「キング・・・スライム?」

暗闇から現れたのは王冠を被ったそれも超巨大なスライムだった。

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