恋愛モンスターとカエル型宇宙人   作:ゴランド

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いよいよ今月、ケロロ新劇場版ですよ皆さん!


第十一話 愛城恋太郎バッテリー大作戦(後)

 

【ペコポン滞在日誌ZZ日目】

もしもしケロロ小隊秘密基地かい?これから一時間後以内、隊長をブチ殺しに行くぜ。

日向夏美と院田唐音です…。

 

 

 ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

 

 

 ここ日向家地下秘密基地では5人のケロン人が1人の少年を利用して恐るべき侵略作戦を開始していた…!

 

「エネルギー供給パイプラインのチェック完了ですぅ!」

「動作テスト開始…こちらは問題なしだ」

「全システムオールグリーン。いつでも行けるぜ〜」

「現在誤差修正率0.55以下。規定範囲内に収まってるでござる…しかし本当に良いのでござるか?」

 

 彼等の前に居る隊長のケロロが不適な笑みを浮かべる。

 

「ゲロゲロリ案ずる事なかれ、既に恋太郎殿には許可を得ているであります…と言うわけで準備は良いでありますか?」

「構わない。やって欲しい」

 

 その言葉を待っていましたと言わんばかりにケロロは装置を起動させる。すると恋太郎の全身に繋がれた機械が作動するだろう。そして彼の眼前に現れたマイクらしき装置に向かって恋太郎は声を上げるだろう。

 

「好きだあああああああああああああああ!!!」

 

 彼の想いが声として出力される。その轟音にも近しいそれはケロン軍脅威のメカニズムにより万能なエネルギーに変換。そして先ほどまで電源を落として真っ暗に等しかった基地中が光に包まれるだろう。

 

「うわあ〜〜!基地が一気に明るくなったですぅ!」

「これは…!なんと凄い!先の一声のみでここ全体にエネルギーを届けたでござるか!」

「なんと言うエネルギー量だ!とても1人のペコポン人から生み出したとは思えん!」

「クックック〜。思った以上の成果だ、こりゃいけるぜぇ〜!」

 

 この一連の出来事に小隊メンバーから好意的な声が次々と上がっていく。

 

全自動愛情(キミの事が好きすぎて)エネルギー変換装置(ススキになっちゃったわねマシン)を使えばチョチョイのチョイであります」

「ククク〜♪自分から他者への想いをエネルギーに変換するってモノだが流石俺様の発明だぜぇ〜」

「あ、ところで恋太郎殿。調子の方は大丈夫でありますか〜?」

「俺なら問題ないよ」

 

 装置に繋がった恋太郎。その姿はまるで十字架に磔にされた聖人の如く。色々とヤバい絵面だが、本人の了承を得てるので問題無い。

 

「ゲロゲロ…これこそ我が侵略作戦。その名も『愛城恋太郎バッテリー大作戦』!クルルの開発したマシンにより恋太郎殿が持つ彼女への想いをエネルギーに変換する!これによりほぼ無限に近いエネルギーを生み出し、ガッポガッポとエネルギーを売り出す!それにより我々の侵略予算確保と同時にエネルギー問題に悩むペコポン社会に優しい…一石二鳥の作戦なのだよ!」

「凄いですぅ…!今日の軍曹さんは一味も二味も違うですぅ!」

「ケロロ…!お前ならやれると…!この日をどれ程待ち望んでいた事か…ッ!」

「これなら拙者も拒む理由なし。恋太郎殿をバッテリー扱いにするのは少し心苦しいでござるが本人が良いと言ってる手前、馬に蹴られるような真似はしないでござるよ」

 

 この作戦に於いて重要なのは恋太郎の体力と愛が続く限り、ほぼ無限に近しいエネルギーを生み出す事ができると言う事。二酸化炭素や環境破壊、資金などを無駄に出す事が無い次世代型のクリーンエネルギーをケロロ小隊は生み出しているのだ。

その試運転として現在、恋太郎から生み出されたエネルギーを日向家に送り出しているが成果は前回の通り。無制限に電気を使いたい放題となっている。

 

「ゲーロゲロゲロ!今や時代はエコロジー&エコノミー!環境と経済にも優しい侵略作戦が大事なのであります!」

「今日のお前はいつもと違う…!一体何がお前を変えたと言うのだ…ッ!」

「ほう、聞きたいかねギロロ伍長。ならば教えてしんぜよう…そう、それは先週の事……」

 

 彼の脳内に先日の出来事が思い浮かぶだろう。それはケロロ軍曹が趣味であるガンプラを素組していた時の事。偶然にも同じリビングにて家計簿を付けていた日向家の家主である秋(夏美と冬樹の母親)が険しい顔付きで呟く。

 

「うーん、最近電気代が高くなってるわねぇ…お小遣いをやりくりしなくちゃ」

「はうあッッ!?」

 

 彼女の一言にケロロは衝撃走る。それ即ち月に買えるガンプラの数が減ってしまう。それは何としてでも阻止しなくてはならない!

直後走る二度目の衝撃…!つまりさぁ、電気代とか色々解決すれば丸く収まるのでは???その考えに至ったケロロ軍曹は急遽、恋太郎バッテリー大作戦を立案したのである!

 

この作戦が成功しないと…このままではッ!吾輩のお小遣い事情がッ!

クソどうでも良いわッ!貴様がいつもそんな調子だから毎度毎度ペコポン侵略が進まんのだ!」

「どうでも良い訳ないでショッ!ガンプラを買えるかどうかの瀬戸際なんだから!」

「落ち着くでござる二人共!」

「そうですぅ!恋太郎さんが見てるんだから喧嘩は程々にしてくださいですぅ!」

 

(大丈夫なのかこの小隊…!?)

 

 侵略以前に良い歳をした居候がお小遣いを貰っている事実に恋太郎は震え上がる。ちなみに彼の自宅でお世話になっているジロロはと言うと先日、今までお世話になった分のお金(日本貨幣)を納めてくれた。

そんな落差に冷汗を掻いていると多人数がコチラに向かってくる足音に恋太郎は気付くだろう。その直後、地下秘密基地に二人の声が轟く。

 

「「このボケガエル!!!」」

 

「ゲロ〜〜〜ッ!?夏美殿に唐音殿!?」

 

 突如として現れた2人+その他大勢にケロロ達は驚愕するだろう。そもそも自分達は怒られるような事をしてない筈だ。一体どうしたと言うのだろうか?

 

「また何かやったでしょ!うちの電球が全部割れたんだけど!」

「え゛!?マジで!?」

「あ、本当ですぅ!目を離してた間に大変なことに!」

「流石に電気エネルギーを供給し続けるのは良くなかったか…」

 

 無限に近いエネルギーが裏目に出てしまったことを嘆いているとジロロが小隊に向かって告げる。

 

「ケロロ先輩!投降してください!さもなくばこの二人に殺されますよ!!!」

「え!?吾輩殺されるの!?」

 

 まさかの殺害宣告!危うしケロロ軍曹!

 

 

 ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

 

 

 ひぇぇ…遂に司令部に辿り着いてしまった…!道中に仕掛けられていた拘束用のニョロや飛び出す槍とか色々な防犯装置をたった2人のペコポン人によって突破されていく様は思わず乾いた笑い声が出てしまう程だった。

そんな2人が怒りのオーラを纏いながら先輩を睨みつけている様子はメチャクチャ怖い。逃げたい、逃げていいよね?え、ダメですかそうですか。

 

「そう言う訳ですので先輩、命がある内に早く土下座しましょう。なぁ恋太郎?」

「唐音の戦闘力は凄まじいからね。多分、前に教えてもらった宇宙ケルベロスの首くらい簡単に捥ぎ取るくらいはすると思う!」

私をなんだと思ってるんだ!

 

 ペコポンの女ソルジャーだが。司令部に来るまで基地に仕掛けられていた罠の数々を夏美と一緒に突破してたのを俺達は見ていたぞ。なんで君は鋼鉄製の扉を拳一つで吹き飛ばしてるんですか???

夏美の方もどうしてスリッパ一個で防衛用宇宙生物達を倒しているんですか???

うん、軍本部やケロロ小隊がやけに夏美を恐れていたのが分かった気がします(小並感)

 

「とにかく、私達の恋太郎君を返してもらいますよケロロさん!」

「ゲーロゲロゲロ。私達のと来たでありますか、余程恋太郎殿はモテモテなのでありましょうなぁ」

「そりゃ楠莉達は恋太郎と付き合ってるから当然なのだ」

「そうでありますか…え、ちょっと待って???」

「どうしました?私達全員、恋太郎君の彼女ですよ」

「「「「「「?????」」」」」

 

 おっと、遂に辿り着いてしまったか。恋太郎達の核心に…!そう思っているとケロロ先輩が俺に話しかけてくる。

 

「えっとジロロ君、ジロロ君?全員彼女ってつまり…?」

「お気づきになられましたか」

 

 そう、あれは高校入学して間もない頃。恋太郎は運命の悪戯か神様の致命的なミスか、現在進行形で彼女を増やし続けている頭のおかしい彼女好き好きモンスターなのだ。ちなみにこの原賀胡桃は先日彼女の1人になったばかりなんだよ、怖くない?

 

「と、言う訳なんですよ皆さん」

「そう言う訳で現在、懸命に7人の彼女達とお付き合いさせて頂いてます」

「「「「「「どう言う訳!?」」」」」」

 

 うん、そりゃぁ納得できないよな?俺だって彼女が4人もできてる時、耳を疑ったもん。敵性侵略者の仕業かと思ったもん。

するとギロロ先輩がそんな事実を受け入れられないのか激昂する。

 

「ふ、ふざけるな!何が彼女達だ!ただの七股しているクソ野郎ではないか!」

「落ち着いてです赤鬼先輩!」

「そうでござるよ!え、えーと…そうだ!羽々里殿!保護者として羽香里殿が彼女の内1人と言うのは如何なものか!」

「私も恋太郎ちゃんとお付き合いさせて頂いてるわー♡」

 

 その一言に隣にいた冬樹はショックを受ける。

 

「あ、あの!?羽香里さんのお母さんですよね!?実の娘の彼氏を名乗るのはちょっとおかしいと思いますよ!?」

「あら?彼女の実母と恋人って成立するのよ」

「あ、いやでも!?倫理観的に浮気は不貞行為に該当されるからそう言うのは…!?」

「日向冬樹、夫婦関係を破綻が無いどころか、そもそも私達はまだ夫婦関係では無いので民法上の不貞行為は成り立たない」

「そう言う事なのよ冬樹君。だから恋太郎ちゃんとラブラブちゅっちゅ♡は双方合意の元かつ健全(クリーン)な関係でやらせてもらってるのよ♡♡♡」

「1番健全から離れてるお前が言えるか!?おいジロロ、やっぱりコイツ頭おかしいって…」

「考えるな胡桃…ッ!この人に色々とツッコミを入れたらキリがないぞ…ッ!あと冬樹もそれ以上深く踏み込むな!まだ深淵(ピンク)を覗き見る歳じゃないッ!」

「うちの母親が…本当に申し訳ありません…ッ!」

 

 あ、冬樹達や小隊の皆がとんでもない事実に直面してショックを受けている…ん?もしかして今なら恋太郎を助けるチャンスだったらするのか?よし、今だ皆!この隙に恋太郎を!

 

「チャンスタイム到来!チャンスタイム到来!」

「あ!抜け駆けは許しませんよお母様!」

「この状況下で何やってんだピンク色(ドスケベ)親子!」

「待つのだー!」

『あそこにジョーカーを持ってくつもりよ!そんな事許さないわ!』

 

 こりゃやべぇ(焦り) 隙を与えてしまった影響で肉食動物の如くピンク髪親子が駆け出して行った!色々とやばそうな絵面の2人だったが次の瞬間、彼女達の上から檻が落ちて来た。なんだアレは!?まさかクルルの仕業か!?

 

「ご名答。ポチッと」

「うわっ!私達の所にも囲うように鉄格子が降りてきた!?」

「なんなのよこれ!?」

「クックック〜。対日向夏美用特殊合金の檻だぜぇ、ミサイル何百発も受けようともビクともしない耐久性だ」

「それはどうですかね、さぁ唐音さん!今こそ貴女の馬鹿力を見せる時です!」

「私をパワーキャラとして扱うのはやめろ!」

 

 そう言いながら彼女が鉄格子を掴みこじ開けようとするがヌルッと滑る様子を見せる。これは…特殊油分が分泌されている!?

 

「おおっと、そう思って油を塗りたくっておいたぜぇ」

「だぁぁぁぁぁ!!!凄い滑る!めちゃくちゃムカつく!」

「くっ、不味いですよ…!このままでは恋太郎君を助ける事ができません!」

 

 離れた所で親と共に捕えられた羽香里がそう呟く。確かにその通りだ、このままだと俺達は侵略作戦を眺める事しかできない。何か抜け出す方法は……ってあれ、凪乃?何故に俺の頭を掴んでるんだ??何故に俺を檻に押し付けているんだ???

 

「檻を破壊する必要はない。この隙間を考えるに身長60cm以下かつ伸縮性を持つ身体の持ち主ならば通り抜ける事が可能」

「いや普通に考えて無理だろ!と言うかどこに身長60cm以下かつ伸縮性を持つ身体が…あっ」

「なぁ胡桃。なんで俺を見ているんだ?なんで皆して俺の事を見るんだ?なんで鉄格子に押し付ける力を強めているんだだだだだだだだだだだだだだッ!?痛い!痛いんだけどッ!?」

 

 まさかお前ら!ヌルヌルの鉄格子なら俺だけ通り抜けられると思っているのか?馬鹿言っちゃいけねぇ!俺だって普通に骨格持ってるんだぞ!?やめろ!それ以上押しちゃいけない!心太(ところてん)みたいに変形しちゃうから!!!

 

「ジロロ!?み、皆落ち着いて!このままだとジロロが潰れちゃうよ!」

「大丈夫なのだ!ジロロならこれくらい耐えられるのだ!それに潰れても楠莉の薬で治してやるのだ!」

「ジロロの回復能力ならこれが効率的」

((なにこの嫌な信頼!?))

 

 ぎゃあああああああ!冬樹に夏美!引くのは構わないけど、せめて助けくれないかなぁ!?

 

「んぐぉっ!?」

「あ、抜けた!?」

「流石はジロロなのだ!」

「信じてましたよジロロさん!」

 

 クソァ!さっきのは痛かったぞ…痛かったぞぉーッ!(ブチギレ)

と叫びたい思いを胸に秘めながら俺は恋太郎の元へ向かう。そんな最中先輩達が俺に向かって言葉を浴びせて来る。

 

「ま、待てジロロ!これは我々の侵略作戦!邪魔をしないで欲しいであります!」

「どうせ失敗するんですから今止めた方が良いですって!」

 

 俺がそう言うとブチッと切れた音を鳴らしながらケロロ先輩が怒りを見せる。

 

「ジロロ貴様ァーー!!触れてはいけない事を触れてしまったなァーーッ!」

「ジロロ先輩と言えど先程の発言は見過ごせねぇですぅ!100話以上の話数を通して未だ侵略作戦が失敗続きの軍曹さんに対する当てつけかかコンチクショォーッ!侵略作戦回数は無駄に経験のある軍曹さんを馬鹿にしてんじゃねぇぞコラァァァア!!!」

「やめてくれタママ、その言葉は我々に良く効く」

「援護射撃と思いきや誤射ってる(フレンドリーファイヤ)じゃねーか」

「あのタママって子、可愛い顔してえげつない事を味方に言うわね」

 

 なんかタママの言葉に先輩達が倒れ伏している…さて、今のうちに恋太郎助けるか!

 

「ジロロめ、とことん我々の邪魔をする気でありますか!クルル曹長!何としてでも奴を止めるであります!」

「了解。あらよっと」

 

 ん?クルルが手元のレバーを操作した!?罠を作動させようと簡単に引っかかる俺だと思うなよ……って、うお!俺の左右から挟み込む形でプレス機らしき物が!?え、ちょっと待ってください!やめて!助けて!

 

ぐわーーーーーッ!!??

「ジロロがゴツい機械に潰された!?」

「クックック〜。炭素冷凍(カーボンフリーズ)処置完了だぜ〜」

「ああっ!ジロロがSWの凍結されたハ○・ソロみたいに!?」

「後輩になんて事をするんだお前達!」

「い、いやいや!ここまでやるとは思ってなかったであります!クルル!すぐに解凍処置を!」

「クックック〜。いいのかい隊長?コイツはこうでもしないと…」

 

 

 

 

 

 

「んぐぉあああああーーーーッ!!!」

 

 こんな壁埋めシチュ程度で俺を止められるかァッ!!!ふんぬッ!(炭素の壁を破壊)

 

「ほらな、すぐに復活するぜ」

「うわああああああ!?自力で復活した!?」

「馬鹿な!炭素化されているんだぞ!?何故動ける!?」

「あの人、化け物ですか!?」

「化け物…?違う、俺はケロン人だ…ッ!」

「そこは悪魔と言う所じゃないの!?」

 

 誰が悪魔だ!クルルとケロロ先輩、まお前達から血祭りにあげてやる(ブチギレ)

 

「ゲロォッ!?キレてらっしゃる!?クルル!早く止めて!何でも良いから止めて止めてェ!」

 

 ふははははは!何かしたところでこの俺を止められる事はできぬぅ!馬鹿野郎お前、俺は勝つぞお前!5人が1人に勝てると思うな馬鹿野郎お前!

 

…………

 

………………

 

……………………

 

「と、言う訳で棺桶に閉じ込めた後に銀製杭を数本打ち込み、常に超低温の冷水をぶっ掛け続けて強制的に冬眠させつつ石化光線でなんと無力化に成功したであります…」

「もはや化物への対応!」

「実はモンスターが擬態してたりしない?」

「やっぱりジロロの血欲しいのだ」

『化け物め、好きにしろ』

「コイツ…昔からタフなんだよな…」

「なんで無駄に耐久力があるのか…」

「いや何呑気なこと言ってるんだよ!大丈夫かこれ!?ジロロ死んでないか!?」

 

 

「…………このままでは…すまさん…!」

 

「あ、なんか大丈夫っぽい」

「本当に大丈夫かこれ?」

 

 くそう、絶対に復活してやるからな…!

 

 

 ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

 

 

「ゲーロゲロゲロ!もはや我々を邪魔する者は居なくなった!哀れなペコポン人よ、指を噛みながら侵略作戦が完遂されるのを見ているが良いであります!」

 

 司令部にて、愛城恋太郎の救出をしに来た面々は油塗れの牢屋に閉じ込められていた。なんとも、シュールな光景だが彼女達は焦りを隠すことができなかった。

 

「どうしましょう…このままでは恋太郎君が!」

「くっ、壊そうにも油で滑って何もできない!」

「頼みの綱のジロロは速攻で封印される始末なのだ…!」

「つーか、本当に大丈夫かあれ?ちゃんと復活するのか!?」

「恋太郎ちゃん!安心して!何とかして助けてあげるから!」

 

 恋太郎ファミリーの彼女達は不安な声を上げる中、恋太郎は涙を溢しながら呟くだろう。

 

「皆……俺、嬉しいんだ!」

「「「は?」」」

 

 夏美、冬樹、胡桃の3人は恋太郎の言葉に唖然とする。一体何を言ってるのか理解できずにいると、拘束された状態で彼は言葉を紡ぐ。

 

「俺から作られたエネルギーが電気となって、彼女達の助けになる。彼女達の家を灯して、家電製品を動かし、皆を幸せに出来るなんて彼氏冥利に尽きるよ!」

「何で喜んでるのよ!?」

「「「「「「「キュンッ!」」」」」」」

「何で喜んでるのよ!?(2回目)」

 

 片や惚気話を片や胸キュンを。そんな様子の面々に夏美はふらついてしまう。ショックであった、恋太郎は珍しく常識的なお兄さん系マトモキャラだと思っていたのに実際は彼女好き好きモンスター系キャラであったのだ。

そんな夏美を他所に「あのー…」と声を上げる者が現れた。その人物とは先程まで廊下で待機していたモアであった。

 

「少し聞きたい事があるのですが…て言うか質疑応答?」

「おお、モア殿!空気を読んで司令部の外で待っていたとは!で、聞きたい事とは?」

「はい、結局のところジロロさんは恋太郎さんを助けに来たんですよね?合意の元で行われたなら何故今こうなってるのでしょう?」

「えっ、ジロロでありますか?そりゃ勿論……」

 

 ふと気付く。あれ?別にジロロをここまでしなくても良かったのでは?普通に事情を説明しておけば良かったのでは?

 

「あれ!?もしかしてコイツ無駄に犠牲になっただけ!?」

「意味なくやられたって事!?」

「何だこの噛ませ犬属性は!?」

「不死身の上にやられるってどんでもない噛ませ犬だな!?」

 

 酷い言われようである。しかし過ぎてしまったものは仕方ない…ジロロには悪いがしばらくその状態で我慢して貰うとしよう。そういう事で牢に閉じ込めていた全員を解放するとケロロは恋太郎に向かって告げる。

 

「では恋太郎殿、本格的に行くでありますよ!」

「ああ、いつでも大丈夫だ!ジロロ…お前の犠牲は決して無駄にしないからな…!」

「いや死んでないからな?…多分だけど」

 

 モアがジロロの墓(暫定)の前で線香立てをしている中、恋太郎の身体中に機械が取り付けられていく。先程までの試運転とは違い本格的な発電を行っていくだろう。

 

「ククク〜。こちら蓄電池の準備完了〜」

「これでさっきみたいにオーバーヒートを起こす事はないですぅ〜」

「うむ!それでは早速、恋太郎バッテリー大作戦本格的始動であります!」

 

 ケロロがそう言いながら眼前の制御盤に備え付けられたスイッチを押す。それと同時に恋太郎に接続された全自動愛情エネルギー変換装置が起動する。

 

「うおおおおおおおおおッ!!!唐音ーーー!羽香里ーーー!静ちゃんーーー!凪乃ーーー!楠莉先輩ーーー!羽々里さんーーー!胡桃ーーー!大大大大大好きだーーーー!!!」

(((((((私達も好き!!!))))))) キュンッ!

「何なのこの人達…」(引き気味)

 

 あまりの恋愛濃度から生み出される台風が如き勢いに気圧される夏美。そんな彼女にタママは声を掛ける。

 

「まぁまぁナッチーにフッキー達も、ここでいきなり団子でも食べて眺めてると良いでs「美味しいィ〜〜〜ッ!」ああーっ!?もう既に食べられてるーーッ!?」

 

 こんな事もあろうかと用意していたいきなり団子(バレンタイン作戦での在庫)を出したのだが既に食い尽くされていた。タママは戦慄する…多数のお客が居るのだから消費してもらおうと言う魂胆ごと飲み込むかの如く、胡桃は全てを胃の中に収めたのである。

 

「こんな優しい味のいきなり団子…新体験…!」

「えーと、胡桃さん……?」

「西澤さんみたいに裏の人格が…?」

「うちの子(※他人の子)はご飯が大好きで、食べてると可愛くなるよ♡はい口の周りを拭きましょうね〜♡」

 

 先程までツンツンしていたキャラをしていた胡桃だが羽々里にお世話されるくらいに庇護欲を掻き立てられる雰囲気を漂わせている。そんなの彼女の変貌ぶりに桃華は「もしや私達と同じ…⁉︎」と呟くがそんな事はない。ただのメシの顔になっているだけである。

 

「ええい、沢山余ってるのだからそんなに急がなくても良いだろうが…!」

「は…!?(真顔)何を言ってるだ…!?生菓子は鮮度が命なんだぞ…!?それを急がなくても良いって…!お前、いきなり団子を何だと思ってるんだ!」

「お前こそいきなり団子を何だと思ってるんだ!?」

 

 ギロロに対して食の拘りを口にする胡桃。そんな2人を他所に大型モニターにエネルギー生産量が表示される。

 

「おじさま!多くのエネルギーがどんどん生み出されています!てゆーか、順調生産?」

「ククク〜♪現在のエネルギー総生産量は何十件もの住宅の電気代を何年も賄えるくらいになって来たぜ〜♪」

「オゥ、グーーッド!良い感じであります!」

「あら、このエネルギー…事業として展開できそうね〜?」

「桃華ちゃん、こちらの恋太郎君エネルギーを海外でも活用できるかケロロさんと話し合ってみては如何ですか?」

 

 花園家の親子がそう言うと桃華は頷きケロロの元へ向かうだろう。

 

「ケロロさん、よろしければこちらのエネルギー事業について西澤ピーチグループと取引しませんか?」

「ゲロォ!?なんと!?良いのでありますか!?」

「はい!こんな素晴らしいものですからきっとお父様も了承してくれる筈です!まずは契約金として200億円を…」

『「「「「「200億!?」」」」』

 

 ポンと飛び出て来た額にその場の皆は驚愕を露わにする。そんな中、ケロロの脳内はガンプラやゲーム、DVDディスクなど娯楽に費やす為の計画が即座に組まれていった(尚、侵略予算は含まれていない)。

 

「勿論喜んでお受けする通常版限定版ディスク!でありますよPG限定版!今後もご贔屓によろしくで夢のグリプス戦役立体化!」

「あまりの事に欲望が口から出てんぞ!?」

「宇宙人基準でも西澤ピーチグループの金銭感覚はヤバいのね…」

 

 あまりの額に呆れの表情を浮かべる唐音達。そんな中ケロロは約束された輝かしい未来にうつつを抜かしているのかクルルに告げる。

 

「ゲーロゲロゲロ!これはもはや侵略作戦が完了したのと同然!クルル曹長!更にエネルギーを大量生産するであります!」

「クックック〜。おいおいそんなにやって良いのか〜?」

「構わん!もはや我々を止める者は誰も居ない!このままエネルギーをじゃんじゃん作って売って売りまくるであります!」

 

 了解、と呟きながらクルルが装置の稼働率を向上させる。そんな様子に一抹の不安を覚えるのは夏美と冬樹の2人であった。ケロロ達の行う作戦は今の所順調だ…しかしこのまま放っておいて良いのだろうか?侵略作戦と言えど、自分達に被害は無い。むしろ利点のある作戦だ。

妨害するか、このまま眺めているか…侵略者と居候を兼任する侵略者を前に2人は悩む。

 

「こ、今回こそ行けるですぅ!このまま侵略作戦を遂行できるですぅ!」

「ええい落ち着けタママ!気持ちは分かるがあくまでこれは侵略予算確保が目的なのだぞ!」

「しかし聞けば今月どころか来月分の侵略予算を注ぎ込んだとの事。それ程に力の入った作戦でござるか…」

「このまま何事もなきゃ資金調達どころか経済面での侵略もできるかもなぁ」

「なに!?そ、それでは…!俺達は遂にペコポン侵略成し遂げられるのか!」

 

 歓喜に震えるギロロ達。だが、そんな小隊達の作戦を妨害する存在がここに1人居た!バキバキと音を立てながら封印処置されていた棺桶が割れていく。その中から1人のケロン人が姿を現すだろう。

 

復活ッ!!!

 

 そう、ジロロ特務兵本人である。

 

「げぇ!?うわぁ!復活した!?」

「ええい面倒な!お前は引っ込んでろ!」

「ジロロさん!大丈夫です!この作戦は恋太郎君の了承も取っているので邪魔しなくて大丈夫ですから!」

「凄い歓迎されてない…!?」

 

 復活して早々邪魔者扱いされる事にショックを受けつつもジロロは皆の静止を振り切り、装置の元へ向かうだろう。

 

「ちょっとちょっとジロロ!何やってんのさ!?折角の侵略作戦邪魔しないでよ!」

「いや先輩こそ何を言ってるんですか!このままだと危険ですよ!」

「へ?危険って何が?」

 

 ジロロの言葉を理解できない様子のケロロ。そんな彼に説明するかの如く告げる。

 

「いいですか、恋太郎の生産するエネルギーはほぼ無限大。これは良いとしましょう…けど、そうなると備蓄する為の電池の量は足りるんですか?このままだと大変な事起きますよ!?」

「ゲーロゲロゲロ!なんだぁそう言う事でありますか。へーきへーき!こんな事もあろうかとケロン軍脅威のメカニズムで開発した蓄電池はたっくさん用意したいんだから!クルル、バッテリー貯蔵の方はどうでありますか?」

「あ、駄目っすねこりゃ」

「そうそう。駄目でありますか……は!!??

 

 クルルの一言が引き金に基地全体にけたたましいアラームが鳴り響く。

 

「大変です!貯蔵しているバッテリーの負荷によりオーバーロード寸前!てゆーか、一大事!?」

「嘘ぉ!?」

「馬鹿な!貯蔵用の蓄電池は有限とは言え大都市数年分の電力は賄える程の容量だぞ!?それを十分もしない内に何故!?」

「うええええ!装置の回路がイカレ始めたですぅ!コントロールが効かない!?」

「隊長殿!基地全体の電力が一斉にショートを起こしたでござる!」

 

「ちょっとボケガエル!これもアンタの仕業なの!?」

「知らないであります!吾輩何にも分からないでありますよぉ!クルル!どうなってるのこれぇ!」

「クックック〜、隊長。それならさっきジロロが言ってただろ?電池の量は足りてるのかってよぉ」

「それがどうしたでありますか!」

「つまり、単純に生産されるエネルギー量が多すぎたってこった」

 

 恋太郎に繋がれている全自動愛情エネルギー変換装置はいわゆる手動発電機に近しいシステムとなっている。クルルは地球人の一般男性を基準に装置を組んでおり、使用者の人力の代わりに愛情でエネルギーを生産するものとして発明していた……だがこの時点で誤算があった。それは恋太郎が並の一般男性とは比べものにならない愛情を有していた事だ。その差は凡そ5000倍以上。自転車に対するF1カー、ビームスプレーガンに対するツインバスターライフルと、とんでもねぇ差である。

本来は長期に渡りエネルギーを生産する筈だったが、ケロロが調子に乗りどんどんエネルギーを生産していく方針にした影響で歯止めが効かなくなってしまったのだ。

 

「おじさま!彼女好き好きエネルギーが臨界点を突破!てゆーか、緊急事態!?」

「馬鹿な…早過ぎる!」

「このままでは基地が爆発。ここを中心に半径数百kmが焦土と化すだろうなぁ」

「「「「「焦土に!?」」」」」

「とてもラブコメ作品には出してはいけない被害すぎる!」

「どうするんだこれ!このままじゃ私達も無事じゃ済まないぞ!?」

 

 慌てふためく恋太郎ファミリー。そんな中、恋太郎が冷静に呟くだろう。

 

「それなら…被害を最小限にする事はできないかな?」

「最小限にだと!?」

「クークック…成る程、それは良い考えだぜ。球状に広がる爆発の範囲を基地を中心に縦方向に広がるように限定すれば…!」

『成る程〜!名案じゃねぇっすか〜ッ!』

 

 クルルの出した提案に感嘆の声を漏らす中、夏美が口を尖らせるように口を開くだろう。

 

「ちょっと待ちなさい!縦方向って事は家に被害が出ちゃうじゃないのよ!」

「仕方ないよ姉ちゃん!助かる為にはそうするか無いんだよ!」

「ああーーーん!なんで毎度こうなるのよーーー!」

「毎度そうなってるの!?」

 

 高頻度で何かしらの被害が及んでいる日向家。だが今はそんな事を言っている場合ではない。一刻も早く対処しなければ日向家どころか奥東京市が大変な事になってしまう。

そんな中、羽香里が「待ってください!」と声を上げるだろう。

 

「それでは装置に繋がれている恋太郎君はどうなるんですか!」

「そうなのだ!このままじゃ恋太郎が爆発に巻き込まれちまうのだ!」

 

 慌てふためく彼女達。だが代案が提示されるわけでもなく時間は浪費されていく一方、ジロロが恋太郎の元に向かうと声を上げる。

 

「いや、このままやるんだ!クルル、防壁を貼ってエネルギー爆破の影響が上空に向かうよう設定するんだ!」

「ゲロッ!?ちょっとジロロ!?そんな所に居たら巻き込まれるでありますよ!?」

「くっ、時間が無い!皆、脱出するぞ!」

「ここは危険です!羽香里お姉様早く!」

「待ってください!まだ恋太郎君が!」

 

 ケロロ達が司令部から離れると同時に防護壁が次々と展開されていく。それは爆発の影響を食い止めると同時に恋太郎とジロロが完全に閉じ込めた。アラームが鳴り響く閉鎖された空間にて1人の人間とケロン人が言葉を交わす。

 

「ジロロ、ごめん。元々俺が悪いのに…」

「別にいいさ、彼女達の為にやった事なんだろ?なら仕方ないさ…それに先輩達の立案した作戦にミスがあるのが原因だし」

「なんか先輩達にだいぶ塩対応だな…」

「そんな事はない。事あるごとにに『うえ〜ん、ジロロ〜!本部の宿題の答えを写させて〜!』と連絡を入れられたり、先日みたいに見捨てられたりしてたけど塩対応するわけないだろ!」

 

 恋太郎が(あれ?思ったより根に持っているな?)と考えていると彼に繋がれていた装置から音が鳴り、拘束が解かれた。どうやらジロロが恋太郎の為に機械を操作していたらしい。そのままジロロは通信用デバイスを取り出してケロロ達に連絡を入れる。

 

『ジロロ無事でありますか!』

「先輩!こっちは恋太郎に繋がれていた装置が外れました!このままケロボールで俺達を瞬間移動させてください!」

『………えっ』

 

 そう、ジロロがこうして爆発直前まで恋太郎の傍に居たのは隊長の証である万能兵器ケロボールの性能を信じていたからである。ケロロ小隊の切り札を使う事に少し罪悪感こそあれど今は一刻を争う事態だ。

ジロロがケロロ達からの反応を待っているが、返ってくるのは無言のみ。

 

「……なんか返事来ないな?」

「……あの、先輩?つかぬ事を伺いますがケロボールは?」

『………』

 

 数秒の無言。そして次に出てきた言葉はと言うと…!

 

『いや……マジでごめん』

「末代まで祟ってやるぞ先輩コラァァ!!!」

「お、落ち着くんだジロロ!!!」

「どう言う事だ!無くしたのか!?まさか無くしたのかアンタァァ!!!」

『あ、あーー!大丈夫無くしてないから!ただ、ちょーーっと、違う所にあると言うか…』

 

 つまり間に合わないので諦めて欲しいと言う死刑宣告にジロロが遺憾の意を暴れる形で示していると、突如として彼等の居る部屋に眩い光が差し込んだ。

 

『安心して欲しいであります!2人を助けるべく助っ人をそちらに送ったであります!…と言うわけでモア殿!よろしくであります!』

「はい、おじさま。てゆーか、問題解決?」

うわあああああ!出たああああああああああッ!!??

「あれがジロロの言っていた断罪者!?」

 

 そこに現れたのは空間跳躍してきたアンゴル=モアであった。彼女は審判装束を纏いルシファースピアを構えると高らかにアンゴル族奥義の名前を叫ぶだろう。

 

「アンゴル族 究極奥義!」

「エーウ!」

「あまりのショックにジロロが幼児退行を!?」

黙示録撃(ハルマゲドン)1/100万!」

 

 基地が爆発しようとした瞬間、惑星破壊規模の一撃が恋太郎から生まれ過剰に蓄えられた彼女好き好きエネルギーを相殺した。それにより空間が歪み、猛烈な光がその場を包み、ジロロは(精神的に)死亡した。

 

 

 ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

 

 

『愚民共、我に仕えよ』

「ほらほらー!さっさと働くのだぁ!」

「「へぇへぇ!そりゃぁへぇ!!!」」

 

 数十分後、そこには侵略作戦により被害が出た日向家の修繕を行う侵略者達の姿があった。

モアの活躍により恋太郎達は無事救出。加えて日向家に穴が空く事も防がれたが、それでも罰として日向家の電灯の修理。ハルマゲドンとエネルギーの衝突によりぐちゃぐちゃになってしまった家の内装の片付けを夏美が命じたのだった。

 

「本当にごめんなさい、うちのボケガエル達が…」

「謝るのはこっちの方だよ。元は軽率に彼等に協力した俺の落ち度でもあるし」

「そう言っていただけると助かります(できた人なのに彼女が沢山居るのよね…)」

 

 内心そう思っている夏美の傍で冬樹がうなされているジロロの看病を行う。

 

「ジロロ、大丈夫?」

「はぁ…はぁ……そうか、空間と時間と俺との関係は凄く簡単な事なんだ…地球にこんな生命が溢れてたのか(早口)」

「これ大丈夫じゃないだろ」

「ジロちゃーん?お母さんが近くにいるから甘えていいんでちゅよー?」

「うわあああああッ!俺の傍に近寄るなぁ!!!」

「あ、ジロロさんが元気になりましたよ!良かったですね!」

「いや良くねーだろ」

 

 こうしてドタバタな出来事を乗り越えた恋太郎達。だが宇宙人がいても自分たちが過ごす日常と変わる事はない。

宇宙人が居ても居なくても恋太郎達が住む所にはキャラの濃い人達が高頻度で出てくるのでそこまでの変化はないのである。

 

ちなみに、この作戦でケロロ達は今月分の侵略予算を使い果たしたと言うが…それはまた別のお話。

 





恋太郎救出の為にジロロは犠牲となったのだ…。
ケロロ味を出す為に大分ぶっ飛んだ内容にしたのですが、100カノのエピソードとしてもギリギリ許される可能性があるな?と書いてて思ったんですよね。怖くない?

次回は100カノらしくフードファイト編を予定しております。
ご飯をたくさん食べれるよ!やったね胡桃ちゃん!
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