リストラシリーズ   作:ゼルガー

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リストラシリーズ第18弾

遂に念願のアリサ編です。

今回は何と、四部(前編アリサ視点、前編主人公視点、中編、後編)で更新します

限界を振り絞って書きますので、更新し終えたら倒れると思います。主に私が

では、始まります。

◇◆◇








リストラされた俺は、彼女との約束を果たした(前編・アリサ視点)

それは、小さい頃の出来事

 

―ゆーびきーりげんまん、うそついたら、はりせんぼんのーます!ゆびきった!―

 

まだ幼かった少年と少女が別れの時に交わした小さな約束

 

少年はとある出来事の所為で忘れてしまい

 

少女は一途にも覚えていた

 

少年と少女は成長して再会した時、物語の歯車は動き出す

 

 

 

◆◆◆◆◆リストラシリーズ アリサ編◆◆◆◆◆◆◆

◆リストラされた俺は、彼女との約束を果たした(前編)◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

アレは本当に幼い時の出来事だったわ

 

まだ、なのはやすずかと出会うずっと昔。幼稚園の頃の出来事

 

周りは日本人の子ばっかなのに対して、私は金髪が目立つ外国人の子だった

 

当時、パパの仕事の都合で日本に移住していた為、私はずっと日本育ちだった

 

だから、心は日本人だって言える自身はある

 

だけど周りはそうじゃなかった

 

簡単に言えばイジメね

 

昔の私は、今みたいに勝気じゃなくて、内気な子だったから酷くイジメられた

 

親や先生に助けを求めたくても、内気だった私は言い出せなかった

 

それは毎日続き、誰も助けてくれなかった

 

そんなある日、私はいつも通りイジメられていた

 

きっとまた誰も助けてくれないんだ

 

当時の私はすでに希望を持つと言う感情を諦めていた

 

そう、彼に出会うまでは

 

 

 

「お前らなにやってんだよ!女の子をイジメたら駄目っておとーさんやおかーさんに言われなかったのかよ!」

 

「ま、なんだよお前!」

 

「あっちいけよー!」

 

「うるさーい!いいからその子をいじめんなーーーー!」

 

 

一人の男の子がイジメっ子たちを全員殴って、追い払ってくれた

 

 

「ふんっ!おとーさんが言ってた「イジメをする奴はさいてーな人間」だって!」

 

 

その子は当時の私にから見たら、絵本に出てくる王子様の様に見えた

 

その幻想は数年後の再会であっけなく崩れるんだけどね

 

 

助けてくれた子は私に言った

 

 

「何で周りに助けを呼ばないんだよー。せんせーに言えば一発じゃん」

 

「グス・・・だって、迷惑かけたくないし・・・パパやママに心配かけたくないし・・・」

 

「いいじゃん。おとーさんが言ってたよ「子供が親に遠慮すんな!」って。自分に正直にだよ」

 

「ひっく・・・自分に正直?」

 

「うん!だってつまんないじゃん。じぶんの気持ちを伝えないってさ」

 

「じぶんの・・・きもち?」

 

「うん」

 

 

その日から、私は内気な自分を止めた。まあ、簡単には直らなかったけど、彼と一緒に少しずつ改善していった。

 

私と彼は友達になった。以前とは違い、毎日が楽しく感じられるようになっていったわね。

 

そんな日々が半年も続いた頃、彼は突然引っ越すことになった。

 

両親の仕事の都合で日本に居られなくなったって言ってたわ。まあ、実際は日本どころか地球から・・・だけど

 

 

「いやだぁ!いっちゃやだぁーー!」

 

「ぼくもやだよ。でも、いかなきゃダメだんだ」

 

 

彼の家の近くにある小さな公園の広場で、私は泣いて彼にわがままを言っていた

 

泣きじゃくる私の頭をやさしく撫でる彼

 

当時の私は、かなり彼に依存していたわ。うう・・・今思い出すと恥ずかしいわ

 

 

「大丈夫だよ。きっとまた会えるよ」

 

「グス・・・ほんとうに?」

 

「ほんとうだよ!」

 

「うそじゃない?」

 

「うそじゃない」

 

「かえってきたら、およめさんにしてる?」

 

「ふえ?うん、いいよぼくアリサちゃん大好きだもん」

 

「ならやくそく」

 

「うん、やくそく」

 

「「ゆーびきーりげんまん、うそついたら、はりせんぼんのーます!ゆびきった!」」

 

 

小指を絡めて行った小さな約束

 

所詮は子供の約束って言うかもしれない

 

でも、私にとってはとても大事な・・・ずっと忘れなかった大切な約束だったわ

 

 

あの馬鹿はすっかり忘れてたみたいだけどね!

 

本当、馬鹿みたい

 

 

彼が居なくなってからの数年は、少し景色が灰色になって、詰まらなくなった

 

でも、きっと再会できると信じてお稽古も、勉強も頑張った

 

だけど、それは小学校一年生の時に限界を迎えてしまった

 

クラスメイトに昔の私みたいに内気で、自分の殻に閉じこもってる子を見てしまい、私の感情は爆発した

 

かつての自分を見ているようでイライラしてしまい、つい昔のいじめっ子達みたいに、私は彼女の大切にしているカチューシャを取ってしまい、その子をからかった

 

その時、私の頬を引っぱたいて叱るツインテールの女の子

 

そしてその子と取っ組み合いで大喧嘩をしていたら、さっきの子が大声で止めてと叫んで止めてきた

 

その後は先生が来て、親が呼ばれて色々あったけど、今となっては、私たちが出会うきっかけになった大事な日

 

「高町なのは」と「月村すずか」

 

長年の大親友となる二人との出会いだった

 

 

そして三年後、彼と再会することになるんだけど・・・

 

ああ、今思い出しただけでムカつくわ!

 

 

 

続く

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