パソコンの調子がおかしくなり、インターネットが出来なくて更新が出来なかったorz
携帯?書きにくくて無理。
明日でアンケートは終了ですので、まだ参加してない方は、お早めに私のサイト『真・ゼルガーの部屋』までお急ぎください
機動六課の調理スタッフになって数日。料理長はいい人で、他のコックとも友達になれた。
足が不自由でも、十分に働けると知って貰えたため、一生懸命料理長・・・いや、師匠の弟子として修業をしている。
そういえば初日に部隊挨拶があったらしいが、俺は遅れての配属だったから参加出来なかった。
部隊長がどういう人か知りたかったな。
「おい!ナポリタン山盛りスペシャルを注文されたぞ!」
「げ、マジですか!?」
どうやらこの部隊には大食感が何人かいるらしい。
で、毎日のように山盛りスペシャル・・・・十人前以上を注文される。
お陰で、料理を作るスピードは早くなった。
「さて、今日の献立は・・・・・・ハンバーグか」
今日は料理長が用事で不在。多分、管理外世界で活きのいい食材を狩りに行ってるんだと俺は思う。
で、ハンバーグは、ステーキ風と煮込み風で迷うが、たまには煮込みで行こう。
沢山のハンバーグを焼いて~特性のソースが入った鍋に投入~♪
そして、コトコトとじっくり煮込んで~美味しい煮込みハンバーグ~♪
うん、料理長から教わった秘伝のソースは本当に美味しい。
さて、そろそろ夕食の時間か。前線メンバーが来る頃かな?
「すいませーん!今日のおすすめを大盛りで下さーい!!」
「あいよ~」
「「・・・・・・・あれ?」」
カウンターから元気な声で料理を注文する少女に向かって、俺は顔を振り向いて答える。
そして、お互いに顔を見合わせたのだが・・・・・・何故、ここに居るスバルちゃん!?
「お、お兄さん!?何でこ、ここに!?」
「そ、それはこっちのセリフだスバルちゃん!?管理局に入局したとはゲンヤさんに聞いてたけど、何でここに!?」
俺達は、意外な場所で四年ぶりに再会したのだった。
◇
あ、あはははは。ま、まさかお兄さんがこんな所にいるなんて予想外だよ。
「ねえ、スバル。あの車椅子のコックさんは知り合い?」
「うんティア。四年前までお父さんの部下だった人で、あたしの恩人なんだ」
「てことは、魔導師?」
「ううん。事務員だった筈だけど・・・」
でも、それが原因でお父さんの部隊から異動したって聞いた。
その後、あたしも訓練校や災害部隊で忙しくて、連絡をする暇がなかったから、お兄さんの事情も知らない。
「色々あってな。ま、こんな体だし、局員でいるのも潮時だと思ってな。車椅子の料理人を目指して修行中さ」
「潮時って・・・・あの、おいくつなんでしょうか?」
そういえば、お兄さんて何歳なんだろ?
「ん・・・誕生日は再来月だから・・・・・19歳だな」
「「19歳!?」」
若いとは思ってたけど、そんなに年が離れてなかった!?
まだ二十歳にもなってないのに・・・・あたしの所為で足が・・・
『ねえ、スバル』
『何、ティア?』
突然、ティアがあたしに念話をしてきた。
なんだろう?
『さっきから様子が変だけど、この人と何かあったの?恩人て言ってたけど?』
『うん、実はね・・・・』
あたしは念話でティアに四年前の事を話した。
あたしを救った代わりに、足を失ってしまったお兄さんの事を
『・・・ごめん、気軽に聞くべき内容じゃなかったわね』
『ううん。そんなことはないよ。確かにあたしはお兄さんに負い目や罪悪感を感じてるよ』
でも、お兄さんは気にするな。と励ましてくれた。
なら、あたしはそれに答えないといけない。
『そっか。でも、悩みがあったら相談しなさいよ?私は相棒なんだからね?』
『うん。ありがと、ティア』
しばらくすると、ちびっ子二人こと、エリオとキャロもやってきた。
「すいませんスバルさん、ティアさん!」
「遅くなってすいません!」
「いいよいいよ、気にしなくて」
「そうそう。さ、早く食べましょう」
今日の晩御飯は煮込みハンバーグか~。大好物だよ♪
もちろん、大盛り~♪
あ、よく考えたらこれって・・・・・・
「お兄さんの手作り?」
「ん?まあな。今日は料理長が留守がから厨房は俺に任されたんだ」
「そうなの?いいな~、あたしあんまり料理は得意じゃないし」
訓練校ではサバイバルの一貫で、アウトドアな料理は出来るけど、家庭的と言われると自信がない。ギン姉ぇは得意だけど。
「「「「いただきます!」」」」
もぐもぐ・・・っ!?煮込むことで、味が奥深くまで染み込んでる上、噛めば噛むほど、肉汁はジワ~と溢れ出てくる!
さらに、程よい肉の柔らかさに、その肉の旨さを引き立てるソース!
肉本来の旨みも殺さない上に、ソースの旨さも生かしてる!
一口食べるたびに幸せな気分になっていく~
「「「「美味し~~~い!!!」」」」
気がつけばあっという間に大盛りの煮込みハンバーグは無くなっていた。
普段はあまり食べないティアやキャロも今回ばかりは結構食べてた。
でもさ、ティア。食べ過ぎると体重が増えるからって昨日言ってなかったっけ?
「とっても美味しいよ、お兄さん!」
「お、そりゃよかった。勉強した甲斐があったってもんだな」
「僕もこんな美味しいハンバーグ初めてです!」
「うう、つい調子に乗って食べちゃった。明日はもっと動かないと・・・・」
「美味しかったね、フリード」
「クキュ!」
「そうか。それだけ聞ければ十分かな」
お兄さんは満足そうに頷いて、ガッツポーズをしていた。
四年前の時よりも見とれそうな笑顔だった。
え?見とれる?あ、アレ?なんだろう。少し顔が熱く感じた。
「さてと、食器は片付けといてやるよ」
「え、悪いですよ!それに、車椅子じゃないですか」
「いいんだよ。俺の料理を食べて喜んでくれた例だ。それに、車椅子でも普通の人と同じように動けるから大丈夫だよ」
そう言って、エリオの頭を優しく撫でた。
いいな~・・・・あれ?何で羨ましがったんだろ?
「皆~、もう御飯は食べ終わったかな?」
「あ、なのはさん!それにフェイトさんも」
「ごめんねエリオ、キャロ。一緒に食べれなくて」
訓練の後始末が終わったなのはさんが食堂に入ってきた。
あ、フェイトさんも一緒だった。
「ん?・・・・・・・ちっ」
「え?・・・・・・あ」
「・・・・・・“初めまして”高町なのは“隊長”」
「うん・・・・・“初めまして”だね」
お兄さんがなのはさんを見たとき、雰囲気が変わった気がした。
それはなのはさんも同じだった。なんというか、険悪な雰囲気だった。
「あれ?もしかしてクロノの友達の人かな?」
「ん?ああ、貴女はクロノの妹さんじゃないですか。数年ぶりですね」
フェイトさんとは知り合いみたいだった。それでも、なのはさんみたいに険悪ではなかったみたいだけど?
「では、俺は片付けがあるのでこれで。ご注文はカウンターにどうぞ」
「え?あ、うん」
「・・・・・・うん」
なのはさんとお兄さんの間に一体何があったんだろう?
それに、あんな顔のお兄さんを見てると・・・・なんか嫌だと思った。
つづく