前回よりも時間がかなり跳んでます。いきなりJS事件後です
・・・・・・その間の話しのデータが全て吹っ飛んでしまい、消えてしまったのが原因ですが。
それをもう一度書く気力がないので、最終話にしました。
告白とかはアフターに書きます。
皆さん、一年も待たせてすいません
「・・・・あ・・・・れ?」
頭が痛い。上手く声も出せない。体も動かない。
気がつくと、目の前が真っ暗だった。どうやら目を瞑ってる状態のようだ。
目を開けると、天井の照明が目に入り、チカチカと眩しい。
「う・・・・・あ・・・・・」
駄目だ、意識もはっきりしない。頭がボーっとする。アレ、俺・・・・・どうしてこうなったんだっけ?
どうやら俺はベッドに寝ているようだ。それにココは病院?
何で?
「あ・・・・お、お兄さん!!よかった、目が覚めたんだね!」
スバル?
あ、そうだ。思い出した。
俺はあの時・・・・・・機動六課を襲撃された時、避難できなくて、ガジェットドローンに攻撃されて、建物のがれきに埋まったんだ。
そうだ、アレからどれくらいたったんだ?
「俺、アレからどれくらい寝てた?」
「三年だよ・・・・目を覚ますのは奇跡だって言ってた」
どうやら当たり所が悪かったらしく、一生目が覚めない可能性もあり、例え目覚めても後遺症で動くことも出来ないかもしれないそうだ。
「でも、アタシは信じてたよ。お兄さんは絶対に目を覚ますって。だから、毎日ずっとお兄さんの傍にいたんだ」
「・・・・・毎日?お前、管理局の仕事はどうした?」
「うん・・・・・辞めちゃった」
辞めたって、おい!
「夢だったんじゃないのか?救護活動で多くの人を助けたいとか、高町なのはみたいになりたいって」
「そうだね。アタシもそう思ってたよ・・・・・・お兄さんが意識不明の重症になるまでは」
「・・・・は?」
どういうことだ?
俺が重症になったから?でもそれは
「これは俺のせいだろ。避難警報が出てたのに、逃げ出せなかった俺の」
「でも!・・・・・・お兄さんが逃げられなかったのは、車椅子だからだよ?足が不自由だからだよ?だってそれは・・・・・・アタシを助けたせいだよ」
それは・・・・・・でも
「だからって、俺の所為で夢を諦めて辞めることはないだろう!」
「違う!確かに、アタシにとって、それは大事な夢だった!」
スバルは涙を流しながら、俺の手を優しく握り締めた。
「でも今は違う。その夢以上に、お兄さんを支えたいと思った。ずっと一緒にいたいって思ったから・・・・・だから夢を捨てれたの。こうやって、お兄さんの手をもう離したくないから」
・・・・・はい?
あーうん。え?E?
これって告白なのか?
まあ、でもさ・・・・・
「スバル」
「うん」
「と、とりあえず手を離してくれ・・・・・・・・か、体が痛い」
「え?あ!?ゴメンなさい!!!!」
三年も意識不明だったから、体がギシギシと痛いのだ。
も、もう限界・・・・・
「お、お兄さん!?おにいさあああああああああん!?」
「い、医者を・・・・・よんで・・・・ガク」
とりあえず検査の結果は、足が不自由のままだが、後遺症もなく、リハビリすればまた料理ができるようになるそうだ。
腕の筋肉が衰えてたし、鍛え直さないとな。
しかし、病院食はホント、質素で不味い。次元世界でも管理外でもこれは同じかよ。せめて味だけでも改善はできないものか・・・・・
リハビリにはスバルが付き添って手伝ってくれた。流石元六課のフォアードメンバー。体のメンテはよくわかっている。
しばらくして、スバルから自分が戦闘機人であると明かされた。
まあ、これは昔ゲンヤさんから聞いてたし、知ってたことだ。でも、俺は本人の口から聞きたかったので、よかったと思ってる。
で、スバルから提案されたのは、戦闘機人の技術を応用した義足だった。
つまり、俺はまた歩けるというのだ。
だけど、この手術にはお金がかかる。
一般人の俺に払える限度を超えている。
だが、その問題はあっさり解決した。
何故なら
「援助なら喜んでさせてくれ」
「いいのか?」
「ふっ、伊達に高給取りじゃないさ。それに、親友がまた歩けるようになるって言うなら、喜んで手助けさせてくれ」
「悪いな」
「いや、それはこっちのセリフさ。六課の厨房を紹介したのは僕だぞ?なのに君は意識不明の重症を負ってしまった。せめての罪滅ぼしだと思ってくれ」
「そっか。ありがとうな、クロノ」
「僕の方こそ。生きていてくれてよかったよ」
とまあ、こんなやりとりがあったわけで、俺は無事、また歩けるようになった・・・・・・・・まあ、長年車椅子生活だったわけで、歩き方を忘れてしまし、リハビリにかなりの時間を費やしてしまった。
それでもこの一年、スバルは俺に付きっきりで傍にいて助けてくれた。
もう、妹のような存在とは言えないよな。
そして、目覚めてから一年。俺は無事に退院することが出来た。
退院後、俺はしばらくの間、ナカジマ家に居候することになった。
理由は、俺が住んでいた住居は家賃の問題で既に別の人が住んでいるとのこと。
荷物はスバルやゲンヤさんが全て預かってくれたおかげで、貴重品の心配は無かったけど。
で、新たに新居を見つける間だけ、居候してもいいと言われたのだ。
そして驚くことに、スバルに姉妹が増えてた。
いや、大家族になり過ぎでしょ。と言うかゲンヤさん、食費は大丈夫なんですか?と聞いたら青い顔で「なんとかな」と答えた。
何というか、以前お会いした時より老けたように見えた。
スバルの新しい姉妹たちはなんと、俺が意識不明の重体となった事件の主犯の一味だったという。
実際は、俺がいた六課に襲撃したのは別の人物だったらしいが、それでもその仲間だったらしく、俺に罪悪感があるそうだ。
でも、俺はそのことは気にしてない。
むしろ、スバルの姉妹になったんだし、仲良くしようと言った。しばらく一緒に済むのに、険悪とした仲にはなりたくなかったのだ。
おかげで数日もしないうちに、打ち解けた。いやー、ナカジマ家は誰も血が繋がってないのに、いろんな意味で似てるよな。楽観的な所とか。
それから更に10年の月日が流れた。
クラナガンにある小さな食堂。
そこにはひたすら料理を作る亭主と、それを支える女将。そして、お客さんから注文を聞く子供がいた。
亭主は昔からの夢だった店を持つということを叶えた。
女将は自分の夢は捨てたが、それ以上に支えたい人のため新しい夢を持った。
告白をしたのは女将。プロポーズをしたのは亭主。
子供も8歳だが、どっちに似たのか、礼儀正しく、元気で明るい子だった。
料理も大好きで、父である亭主から色々習っていた。
女将は料理は出来ないが、元来の明るい性格とパワフルな体力で接客から買い出しと何でもこなした。
たまに、管理局の高官達が来るらしく、有名になっている。
近所からはこの食堂はこう言われている。
どんな時も、明るく笑顔になれる居心地のいい食堂と。
「でもアナタ、どうして未だになのはさんは『高町なのは』って呼び方なの?」
「あー、うん。昔色々あったんだよ。お互いにな。まあ、この先もその関係は変わらんだろうな」
「えー、教えてよ」
「すまん、俺としても忘れたい黒歴史なんだ」
「お父さーん。お母さーん。お客さんだよー」
「おう!ヘイラッシャイ、中島食堂にようこそ!」
「いらっしゃいませ!ご注文は何でしょう!」
アフターに続く
ども、ゼルガーです
スバル編を放置して一年。待たせすぎてスイマセン。
スバルの次は、再びシュテルです。
つまり、シュテル編のリペアです
超亀更新ですが、ご了承ください
ではまたノシ