リストラシリーズ   作:ゼルガー

56 / 58
リストラシリーズ第二十一

カリムルート


今回の主人公は今までとは違った設定になってます。

第一に、魔法の才能は一切なし。リンカーコアもありません。普通の家庭で育った普通の人間。

第二に、時期はJS事件よりもかなり前。この世界ではカリムとはやてはまだ出会ったばかりという設定。




リストラされた俺には、彼女を守る覚悟がある①

俺の実家はなんの変哲もないただの一般家庭。俺自身も普通に生まれ、普通に成長し、普通の人生を送っていた。

 

小さい頃からの夢だった教師になる為、教育実習生としてザンクト・ヒルデ魔法学院に派遣されることになった。

 

 

「っし、気合入れるか!」

 

 

あいにく、俺は魔法は使えない。だけど、今まで勉強してきた知識だけは豊富だ。

 

それを次の世代に教えられるって言う教師という仕事は、本当に憧れている。

 

 

「と、理事長室はどこだっけ」

 

 

取り敢えず、理事長に挨拶しないと。そう思って部屋を探していると、金髪の同い年位の女の子が廊下でウロウロしていた。

 

どうしたんだ?気なって声をかけてみた

 

 

「あの・・・・・・」

 

「ま、迷子じゃないですよ!?」

 

「え?」

 

「・・・・・あ、あぅ」

 

 

それが、俺と彼女のファーストコンタクトだった。

 

 

「一緒に行く?」

 

「・・・・・はい。べ、別に迷ってないんですよ!本当ですよ!」

 

「はいはい」

 

 

 

 

 

 

リストラシリーズ第二十一

 

カリムルート

 

リストラされた俺には、彼女を守る覚悟がある

 

 

 

 

 

 

 

「私はカリム・グラシアです。聖王教会所属の騎士です」

 

「あ、ども。俺は○○といいます。ここの教育実習生っす」

 

 

見た感じ、お偉いさんなんだろうな。時空管理局や聖王教会とか管理世界は就職年齢が低い。実力主義だしなぁ。

 

俺?俺は普通の一般人だぞ?普通の学校の初等科に中等部に高等部を卒業して、大学生。

 

どこにでもいるような平凡な学生ですよ、俺は。

 

 

「グラシアさんはどちらに?」

 

「実は、理事長室へ向かってたのですが・・・・・」

 

「あ、俺と一緒ですね。理事長に挨拶するので」

 

「で、でも迷ってませんよ!本当です!」

 

「ええ、それは先ほど聞きました」

 

「それに、変な敬語は止めてください。私は気にしないので普通でいいですよ?カリムと呼んでください」

 

 

・・・・・・変な敬語って。まあ、自分でも無理して喋ってたけどさ。

 

 

「オーライ、カリム。これでいいか?」

 

「はい!」

 

 

変な人だな。変わってると言うか、お嬢様ってやつなのだろうか?

 

取り敢えず理事長室に俺達は来たが、肝心の理事長が外出中だった。30分もすれば戻ってくると秘書の人に言われたので、俺とカリムは客室に案内されてそこで待つことになった。

 

待っているあいだは暇なので、雑談することにした。

 

 

「へぇ、義理の弟がいるのか」

 

「ええ。私を姉と慕ってくれるいい子ですよ。ですが、最近は少しおいたが酷くて」

 

 

査察官を目指している義理の弟だが、イタズラ好きで女性にしょっちゅう声をかけてナンパしているとか。

 

だた、お菓子作りはプロ以上で、カリムの好物だとか。

 

 

「最近は妹のような子も出来たんです。変わった喋り方ですが、とってもいい子なんです」

 

「へぇー」

 

 

地方出身の子なのか?方言とか?

 

 

「そういえば、教育実習生なんですよね?」

 

「ああ。本当なら明日からなんだけどな。今日は挨拶だけの予定だ。カリムこそ騎士なんだろ?」

 

「騎士の称を得てますが、実際はお飾りのようなモノです。私個人の戦闘能力は低くて」

 

 

ということは、何かしらのレアスキルがあるってことか。まあ、魔法が使えない俺には関係ないか。

 

 

「カリムはなんでここに?」

 

「実は、理事長のご依頼で暫くの間、この学院の臨時講習の講師をすることになりまして」

 

「ああ、そういうことね」

 

 

出なきゃ、お偉いさんがここには来ないか。

 

その後、理事長がようやく登場し、俺は無事挨拶を済ますことが出来た。

 

カリムとはそこで別れることになったが、彼女も明日から講師に来るということなので、同じ職場の同僚(仮)になった。お互い、一年間だけの付き合いだけどな。

 

っしゃあ!本当の教師を目指すために頑張るぞ!

 

 

 

 

 

 

何といいますか・・・・・こんな気持ちは初めてです。

 

一目惚れしました・・・・・・

 

あの人は見た目は・・・・・・ひどい言い方かもしれませんが、普通です。なんの特徴も無い人です。

 

ですが、話してみてわかったのです。自然に話せて、一緒にいて、安心できるのです。本当の自分を出すことが出来たんです。

 

教会の中だけでしか表現できなかった、偽りの顔では無い自分を。

 

シャッハやヴェロッサとは違った気分でした。二人とは家族同然で、本当の自分を知ってる数少ない二人です。ですが、彼と一緒にいたとき、ドキドキが止まりませんでした。

 

もっと知りたい。彼のことが知りたい。

 

明日から彼と同僚。ああ、楽しみです!




ども、ゼルガーです

もうすぐだ、冬休みがある29日まであと少し・・・・・・

そんな時にDQ5のIOSが登場・・・・・ドラクエ好きならプレイしないわけには行かない。

ポケモンの育成は中断し、そっちをプレイナウ。

DQMSLも現在進行形でプレイ中。エンペランが三体手に入ったので、SSランクが三体作れた。ヤッフー!

これからもリストラシリーズをよろしく。

ちなみに、この作品。モチーフにしているのは「さび抜きカノジョ」と言う漫画です。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。