リストラシリーズ   作:ゼルガー

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注意!

一つ、このお話を読む際、まずは先に「なのは編」と「シュテル編」を読むことをお勧めします。この話は二つのルートの合体作品です

二つ、この小説は修羅場です。そういったのが苦手な人は戻るを押してください。バッチコーイな人はそのまま読んでください

三つ、私ことゼルガーは修羅場を書くのは初めてです。ヤンデレは書きませんので悪しからず

ラスト、もしかしたらハーレム(三角関係)になるかも?主人公は基本、ヘタレなので流される可能性が大です




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リストラされた俺は、彼女たちと三角関係になった(前編)

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JS事件が終了して、数週間が経過した

 

事件の処理もあらかた終わり、腐敗した上層部も、ごっそり入れ替わったらしい

 

まあ、それはクロノから聞いた話なんだがな

 

クロノは、昔からの親友だ。階級関係なしでたまに飲んだりする仲だ

 

で、子狸ことはやてが率いた機動六課は、奇跡の部隊と呼ばれるようになったとか

 

まあ一般の平局員の俺には関係ないな

 

魔力値はF、総合ランクもD以下、デバイスすらまともに起動はギリギリだが、バリアジャケットすら纏えない落ちこぼれだ

 

階級もかなり低い。三等陸士をかれこれ9年も続けている。書類作業だけだな、まともにこなせるようになったのは

 

後、これを知ってるやつは数少ないが、機動六課の隊長陣とは幼馴染だったりする

 

ただし・・・・・・・・・友達以下だがな

 

幼馴染といっても、小学校が同じで、クラスも一緒なだけ

 

両親が管理局員だった俺は、中学に上がるのと同時にミッドに引っ越した

 

小さいころから周りに言われたっけ?鷹が鶏を生んだってな

 

両親は本局でも有名なエースで、階級も今や提督クラス

 

はは・・・何で俺、あの親から生まれたんだろ?

 

そんな俺は、108部隊の事務員として、働いている

 

給料は普通だが、借りてるアパートも、安いので、一人暮らしをするには十分な金額だ

 

JS事件時、俺は非戦闘員なので、一般人の避難に紛れてシェルターに避難していた

 

情けないことに、怖くて震えていた

 

・・・いや、それ以上に同い年のアイツ等が命がけで戦ってるのに、何もできず、怯えてじっとしている自分が・・・・・・・・・・・情けなかった

 

 

そして俺は今、故郷である地球の海鳴に帰ってきていた

 

いや正確には、かえって来ざる得なかった

 

 

数日経って、俺は局員をクビになった。リストラってやつだ

 

地上本部がぼろぼろで、予算も少なくなり、使えない非戦闘員を経費削減の為にリストラしてるのだ

 

当然、非戦闘員の俺もその中に入っていた

 

魔法が碌に使えない俺は、これ以上ミッドにいるのはが惨めになって来たので、退職金を全て使って、地球に帰ってきたのだ

 

小さいころ住んでいた俺の家は、両親が今も管理していた為、まだ綺麗な状態だった

 

両親曰く、ここは別荘らしいが。どう見ても普通の一般住宅だよな?

 

今はもう、俺の物だけど。成人祝いでくれたけど、普通家をプレゼントするか?

 

まあいいや。あの親の金銭感覚がおかしいんだ。俺には関係ない

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

荷物の整理を終え、数年ぶりの海鳴の街を散歩することにした

 

しばらくすると、どこかで見たことがある公園にたどり着いた

 

ああ、そうだここは・・・・・・アイツと初めて出会った公園だ

 

小さいころ、お袋に連れられてこの公園で遊んでたら、ブランコで毎日泣いている女の子がいたんだよな

 

俺はただ、泣いてる顔が気に入らなくて、何故か笑って欲しいと思って

 

アイツの顔の頬を思いっきり引っ張ってやった。こう、ムニーっと

 

ま、当然笑わず、むしろ怒って引っぱたいて来た

 

それから、殴り合いの喧嘩になってそれ以来、毎日顔を会わせたら喧嘩だった

 

しばらくして、アイツは公園に来なくなった。今も理由は知らないけどな

 

再会したのは、小学校に上がって、三年生になった時だな

 

アイツは完全に俺のことを忘れていた。まあ、俺もうろ覚えだったし、あのむかつくツインテールだけしか覚えてなかったしな

 

 

それから、数ヶ月経って、両親に連れられてミッドに旅行した時、地球で小さい次元震が起こって帰れなくなった

 

帰ってこれたのはクリスマスが終わった頃だった

 

で、両親から、この街でPT事件やら、闇の書事件やらが起こったって教えられ、更に・・・アイツが魔導士になったと聞いた

 

当時の俺が、一番ムカついたのは・・・なんで魔力がSクラスもある両親から生まれた俺が魔力が少なくて魔導士になれなくて、管理外世界の・・・魔力の無い親から生まれたアイツが魔導士になれるんだよ!って思っていた

 

今となってはどうでもいい

 

 

それから数週間後、俺は二回目の恋をした

 

・・・アイツは元気にしてるのだろうか?

 

アホの子と俺様な子の姉妹と元気にしてるのだろうか?

 

と、考えていたら、いつの間にかに自宅にたどり着いていた

 

さて、鍵鍵~っと

 

ガチャッと開錠して、玄関を開いた

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさい」

 

 

・・・そして再び玄関を閉じた

 

あれ?・・・俺の目がおかしいのか?

 

まったく・・・リストラされてストレスでも溜まったんだろ・・・ああ、夢だ。夢に違いない

 

そして俺はもう一度玄関を開けた

 

 

「ずいぶんと酷い対応ですね?」

 

 

そこにいたのは、幼い頃の記憶とは違い、成長した初恋の相手・・・理のマテリアルこと、シュテル・デストラクターがそこにいた

 

 

・・・・・・は?

 

 

「何でいるの?!というか、どうして俺の家にいるの!?と言うか鍵は!?」

 

「当然、貴方に会いに来たに決まってるでしょう。後、鍵ですが・・・転移で楽勝でした」

 

 

犯罪だよ!?

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

やれやれ、ずいぶんとパニックになってるようですね

まあ、こういう姿の彼を見たいが為にワザとやったのですがね

それにしても・・・アレからずいぶんと成長したみたいですね。魔力はミジンコ並みなのは変わってないようですが・・・

ですが・・・ま、まあ・・・大人の男性らしくなって・・・その・・・かっこよくなってるのは・・・認めましょう。うん

 

 

彼と出会ったのは、王が砕けぬ得ぬ闇を探していたときですね。今はユーリと名乗っている私の家族が引き起こした事件

 

まあ、当時の彼は一切事件には関わってませんがね

 

その事件の少し前に、私たちは一度、ナノハ達に敗れ、消滅しました。その前に彼と私は出会いました

 

私は理のマテリアルですが、人格や外見は高町ナノハをモデルにしてました。

 

その為、何故か彼女の一番古い記憶にあった公園に来てました

 

ここにいると、何故だか切ない気持ちになりました。そんな時、彼が現れました

 

 

「何してんだお前?こんな時間に出歩くと風邪引くぞ?」

 

 

ぶっきらぼうで、女性の扱いが全くなっていない台詞でした

 

しかし、何故だかこの人のことを知っている気がしました

 

これは・・・オリジナルの記憶・・・でしょうか?

 

彼女は幼い頃にここで彼に出会っている・・・だが高町なのはは、彼を既に忘れているようだ

 

これは・・・チャンスなのでしょうか?・・・いや、チャンス?何を言ってるのでしょうか私は・・・。しかし、彼を見ていると胸がドキドキします・・・いやいやいや、どうしたんでしょうか私。ありえません。これは恐らく、高町なのはの古い記憶にあった感情が私に流れているだけです

 

「おい、顔が赤いぞ?大丈夫か?」

 

 

っ!?!!?!?・・・ああ・・・もう駄目です。王も言っていたではないですか・・・

 

“欲望に忠実であれ”と!

 

 

「ん?お前よく見るとアイツに似て「んっ・・・」ムグッ!?」

 

 

気が付くと、私は彼の唇を奪っていました

 

この思いがたとえ紛い物だとしても・・・この行為に偽りはない

 

それに・・・ナノハに彼を奪われたくありません

 

しばらく接吻をしたら、彼は気を失ってしまいました・・・顔は真っ赤でしたが

 

彼をそっとベンチへ寝かせると、私はその場から飛び去りました

 

け、けして羞恥心が芽生えたわけではありませんよ!

 

その後、偶然オリジナルと出会い・・・そして、私は敗れ、消滅しました

 

ですが、勝負では負けましたが、恋愛では勝ちました。彼女は彼のことを忘れてしまってるようなので、せいぜい、思い出した時に後悔するがいいのです

 

その後、復活を果たし、砕けぬ闇の捜索に当たる時、またあの公園で彼に出会いました

 

・・・再開した直後、キスのことを思い出して、お互いに顔を真っ赤にして、無言の状態が一時間続いたのは秘密です

 

そして、改めて彼とお話をしました。彼の事を・・・そして私の事を

 

彼は私が人間ではないことは気にしてませんでした。それでこそ、私が惚れた男です

 

その後、彼の自宅の場所を聞き、捜索の隙を見つけては彼に会いに行きました。勿論、王やレヴィには内緒です

 

ユーリを無事に見つけ、事件が終了した時、私達はキリエたちの世界へ行かなければならなくなりました

 

皆に内緒でこっそり抜け出し、彼に会いに行き、もしかしたら二度と会えないかもしれないを告げました

 

そしたら彼は

 

「なら、待ってやるよ・・・いつまでも。たとえ何年経とうとも・・・俺が爺さんになってもな!」

 

と、キスをして抱きしめてくれた

 

その時、私は決めました。今はまだ無理ですが、最低でも10年以内に、必ず彼の所に帰ると

 

たとえ・・・王やレヴィと永遠の別れになろうとも・・・

 

 

 

と言う訳で、キリエたちの世界でやるべきことを全て終えた私は、王やレヴィ、ユーリの静止を振り切って、彼がいる世界に来ました

 

こういうの、押しかけ女房と言うのでしたっけ?王がよく見ているドラマでそういうのをやっていた気がします

 

しかし、ルシフェリオンで管理局のデータベースをハッキングして調べましたが・・・彼をリストラするとは何事ですか!

 

思わず、襲撃に行こうかと思ってしまいました。まあよく考えたら、ナノハ達に邪魔されずに彼と一緒にいられると言うことなので、諦めましたが・・・

 

さあ・・・ここからが本番です

 

ナノハ、貴女との再戦よりも先に、彼を貰いますよ

 

 

◇◆◇

 

 

 

「それにしても久しぶりだな。元気そうでなによりだ」

 

「ええ、そうですね」

 

先ほどはびっくりしてパニクったが・・・改めて考えると、嬉しい

昔の約束通り彼女は帰ってきてくれた

出会いこそ、衝撃だったが・・・今となってはいい思い出だ

それに・・・うん、美人になってる。外見はアイツの姿を模したとは言ってたけど・・・アイツとは全然違う。所詮似てるだけだ。シュテルの姿はシュテルのモノだ

 

 

「お前の家族はどうしてる?」

 

「あの世界に置いて来ました」

 

・・・ん?

 

「一緒に来たんじゃないのか?」

 

「当たり前です。彼女達には彼女達の人生が、私には私の人生があります」

 

いや・・・確かにそうだけどさ・・・

 

「それに、もうあちらに帰ることはありません」

 

「え?それってどういう・・・」

 

気が付くと、俺はシュテルに押し倒されていた

 

「え?・・・ちょっとシュテル?」

 

「ずっと・・・」

 

「え?」

 

「ずっと我慢してきました。この十年、私は貴方に会うことだけを考えてがんばって来ました・・・でも、もう限界です」

 

シュテルの顔はもの凄く真っ赤で息も荒く・・・色っぽかった

 

そして何故か、顔がどんどん近づいてきて、俺の口を一瞬塞いだ

 

「ん・・・貴方のことを考えるとモヤモヤが止まりません。この十年ずっとです。でももう、我慢しません・・・」

 

「しゅ・・・シュテル」

 

「私は貴方が好きです。愛してます。この世界の誰よりも貴方を思ってます」

 

 

それは俺も同じだ。シュテルがいなかったこの十年、灰色のような生活だった

 

一回目の失恋の後に二回目の失恋だったしな・・・ショックも大きかった

 

だからリストラされても、なんとも思わなかった・・・

 

でも・・・まって!この展開はさすがに無い!何で俺、シュテルに襲われてるの!?もうちょっと雰囲気のある再開がしたかったんだけど!?

このままだと、R-18な展開に発展しそうで怖いんだけど!?

 

「大丈夫です。責任は取りますから」

 

「ナチュラルに心を読まないで!?何で読めるの?!」

 

「愛の力です」

 

「愛って凄い!?」

 

と、コントしてる間にシュテルは俺の服を脱がし、自分の衣服も脱ぎ捨て・・・そして・・・

 

「大丈夫です・・・やさしくしますから・・・」

 

「ちょ・・・ま「ちょーーーっとまったーーーーーーー!!!」・・・え?」

 

「ちっ、もう来ましたか。ナノハ」

 

「え?」

 

閉めたはずの玄関に立っていたのは、管理局のエースオブエース・・・英雄高町なのはだった

 

なんでいんの!?

 

 

◇◆◇

 

 

JS事件を解決し、ヴィヴィオを救った私達は、事件の後処理と復興作業に移っていたの

 

そんなある日、クロノ君から一本のメールが届いたの

 

内容は、私がずっと片思いをしてる人がリストラされて、ミッドから去ったと言う事が書かれていた

 

何で!どうして!?まだ、何も伝えてないのに!?

 

 

三年生の頃、彼と再会した時、私は思い出した

 

小さいころ、お父さんが大怪我をして、独りぼっちで泣いていたあの頃

 

そんな私を慰めて(イキナリ喧嘩を売られて、毎日喧嘩していた気がするけど)、一緒に遊んでくれた初恋の男の子

 

でもしばらくして会えなくなって・・・

 

再会した時、恥ずかしさで会話すら出来なくて、初対面の対応になって、彼がショックを受けていたのを良く覚えている

 

ずっと謝りたかった

 

でも、話す勇気が出てこなくて、ずるずると時間が過ぎて、二年後には撃墜されて入院しちゃうし、中学に上がってすぐ、彼は引越してチャンスを失った

 

しばらくして私もミッドに引っ越して、クロノ君に貴方のことを聞いて・・・何とか貴方に会おうを思ったの・・・でも、教導が忙しくて、エースと呼ばれるようになってから休みが取れなくなって・・・

 

だから、急いで有給を取って私もミッドから地球に来たの

 

彼に会うために

 

彼が住んでいた場所は分かっている

 

小さいころ、何回か彼の家に連れて行ってもらったことがあるから

 

そして玄関にたどり着き、いざインターホンを鳴らそうとしたときだった

 

 

「ん・・・貴方のことを考えるとモヤモヤが止まりません。この十年ずっとです。でももう、我慢しません・・・」

 

「しゅ・・・シュテル」

 

「私は貴方が好きです。愛してます。この世界の誰よりも貴方を思ってます」

 

 

ちょっとーー!?

 

扉の向こうでなにやらR18な展開が繰り広げられてそうな会話が聞こえたんだけど!?

 

って、今の私そっくりの声ってまさか!

 

 

「大丈夫です・・・やさしくしますから・・・」

 

 

って、彼の貞操がピンチ!?

 

今、行くよ!

 

 

「ちょっとまったーーーー!」

 

「ちっ、もう来ましたか。ナノハ」

 

「え?なのは?」

 

 

ぎりぎりセーーーーーッフ!

 

私はキッとシュテルちゃんを睨み付ける

 

彼は絶対に渡さないの!

 

 

 

後半につづく

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