東方心仮面   作:九流トキオ

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第2話・森近霖之助

霊斗「痛い。」

 

俺は痛みと共に目を覚ました。

 

慧音「お?気がついたか。」

 

霊斗「慧音?俺はどうして。」

 

俺が慧音に話を聞こうとしたら襖が開き小傘が走ってきた。

 

小傘「霊斗さぁぁぁん!!」

 

霊斗「ゲフ!?」

 

小傘「霊斗さん!霊斗さん!霊斗さん!」

 

霊斗「ごぉぉぉぉ!!ほ、骨が軋む!わ、分かったから離して!砕ける!骨が砕ける!!」

 

慧音「こらこら、落ち着け。霊斗の傷に響くぞ。」

 

小傘「あ、ご、ごめん!わちき。」

 

霊斗「いいさ、別に。それより、心配をしてくれてありがとな。」

 

小傘「えへへ。友達だもの!当然だよ!」

 

小傘から感謝の気持ちを感じる。

 

霊斗「!?」

 

小傘・隠者 ランク2

 

小傘「? どうしたの?」

 

霊斗「いや、ありがとな。」

 

小傘「そ、そんなん気にしなくていいよ。」///

 

慧音「ふふ、青春だな。」

 

小傘「な!?ちが!もういい!」

 

小傘は怒った様子で出て行った。

 

霊斗「何なんだ?」

 

慧音「微笑ましいな。」

 

霊斗「? 慧音?」

 

慧音は何処か遠い目をしていた。

 

慧音「いや、何でもない。」

 

霊斗「そうか。でも、辛くなったら話してみてくれ。頼りないかもしれないが、話し相手くらいにはなるさ。」

 

慧音「ん、そう、だな。その時はよろしく。」

 

霊斗「ああ。」

 

少し、慧音から信頼されているようだ。

 

霊斗「!?」

 

慧音・女帝 ランク2

 

慧音「疲れただろう。少し、休むといい。」

 

霊斗「いや、大丈夫だ。それより、武器が欲しい。」

 

慧音「武器か、成る程な。確かに必要だ。」

 

霊斗「何とかならないか?」

 

慧音「そうだなぁ。当てが無い訳では無い。」

 

霊斗「そうか!」

 

慧音「だが、あいつは気に入った奴しか武器を売らないんだ。」

 

霊斗「それでも構わない。」

 

慧音「そうか。なら、案内しよう。香霖堂に。」

 

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人里から外に出て魔法の森と呼ばれる所に行く途中の場所に、一件の家があった。

 

霊斗「ここが?」

 

慧音「ああ、霖之助殿がやってる店。香霖堂だ。」

 

そこは色々な一言では言い表せられない様な場所だった。

 

慧音「失礼する。」

 

俺は慧音の後について行った。

中は色々な物がごちゃごちゃしていたが、綺麗に整理されており、物も落ちない様に施行されていた。

 

慧音「霖之助殿!霖之助殿はおられるか!」

 

霖之助「はいはい。聞こえてますよ、慧音先生。」

 

その声と共に出てきたのは、白髪に眼鏡をかけた青年だった。

 

慧音「霖之助殿、急に押しかけてきてすまないな。」

 

霖之助「大丈夫ですよ。店、ですから。おや?其方の方は?」

 

霊斗「初めまして、俺の名前は中里霊斗。外来人らしい。」

 

霖之助「ご丁寧にどうも。僕の名前は森近霖之助だ。それで、らしいとは?」

 

慧音「ああ、彼には記憶がないんだ。」

 

それから慧音は霖之助に俺がここに来るまでの経緯を話した。

 

霖之助「成る程、それで武器が欲しいと来たんだね。」

 

霊斗「そうだ。」

 

慧音「お願いできないだろうか?」

 

霖之助「うーん。武器は危ないからね、流石にハイと渡すわけには。」

 

慧音「金なら払う。」

 

霖之助「確かに、お金も必要だけど。」

 

霊斗「ダメか?」

 

霖之助「慧音先生の太鼓判があるから大丈夫だとは思うけど、僕が信用している訳じゃないからねぇ。流石には。」

 

慧音「そこをなんとか出来ないか?」

 

霖之助「慧音先生の頼みでもこればっかは。」

 

霖之助と話をしてると外から木々が折れる音と。

 

シャドウ「ガァァァァァ!!」

 

シャドウの声が聞こえた。

 

霖之助「またか!」

 

霊斗「また?」

 

霖之助「ああ。最近現れたんだ。あの妖怪。」

 

霊斗「いや、あれはシャドウだ。」

 

霖之助「シャドウ?君は何を知っているんだい?」

 

霊斗「その話は後だろ?」

 

霖之助「そう、だね。慧音先生、頼めるかい?」

 

慧音「分かった。」

 

霊斗「俺も行くぜ。」

 

慧音「な!?危険だ!」

 

霊斗「大丈夫だ。少しなら戦える。」

 

慧音「だが。」

 

霊斗「邪魔はしない。頼む。」

 

慧音「・・・・分かった。危なくなったら直ぐに逃げるんだぞ。」

 

霊斗「ああ、分かってる。」

 

霖之助「僕も行くよ。」

 

慧音「な!?貴方は戦えないはず!危ないだけだ!」

 

慧音は怒鳴り声を上げながら話した。

 

霖之助「安心して、僕は遠くから見てるだけだから。」

 

慧音「分かりました。ですが必ず私の後ろに。」

 

霖之助「分かってるよ。」

 

霖之助がそう頷くと俺たちはシャドウの声が聞こえた場所に向かった。

 

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??「くそ!切りがないのぜ!」

 

俺たちが行くと1人の女の子が戦っていた。

 

霖之助「魔理沙!?」

 

魔理沙「霖之助!?何でここに!それより早く逃げろ!こいつら、強い!」

 

シャドウ「ガァァァァァ!!!!」

 

魔理沙「ガッ!!??」

 

魔理沙が一瞬目を離した瞬間にシャドウは待っていたかのように火を吐いた。

魔理沙は回避はしたが、全ては避けれなかったらしく腕に酷い火傷をくらった。

 

霖之助「魔理沙!」

 

慧音「霖之助殿!危ない!」

 

霖之助「え?」

 

慧音「グゥゥゥ!」

 

シャドウは何処から飛ばしたのか刃の、いや、スラッシュを放った。

それは霖之助に一直線に飛んで行ったが、慧音が体を使い自ら当たることにより霖之助に当たるはずであった攻撃を受けた。

 

霖之助「慧音先生!」

 

慧音の背中には深々と刀傷が付いており、そこから血が流れ出ていた。

 

霖之助「くそ!僕のせいで!僕のせいで!」

 

霖之助は自分を責めているのか同じ事しか言わなかった。

 

シャドウ「ガァァァァァ!」

 

シャドウは余裕の感じを見せていた。

 

霊斗「立て、霖之助。」

 

霖之助「霊斗?グッ!な、何を!」

 

俺は霖之助の襟首を持ち上げ思い切り殴った

 

霊斗「てめえは何をしている。」

 

霖之助「僕は。」

 

霊斗「はっきり言う。てめえがうじうじしたって何も始まらねえんだよ!てめえは戦えない、だが!こんな所で自分を責めるよりする事があるはずだ!」

 

霖之助「どう、したら。」

 

霊斗「あいつは俺が引き付ける。その間にお前は魔理沙と慧音を非難、そして、治療だ。」

 

霖之助「な!?その間君はどうするんだ!」

 

霊斗「俺は少しなら戦える。お前はお前しか出来ないことをやりやがれ。」

 

俺はそう言い、シャドウに立ち向かった。

 

シャドウ「! ガァァァァァ!!」

 

俺の動きに気づいたシャドウは俺に向かってスラッシュを繰り出した。

 

霊斗「そんなん!ペルソナ!ガル!」

 

俺はアマテラスを出し、ガルでスラッシュの刃を吹き飛ばした。

 

霊斗「二連牙!」

 

その掛け声とともに二連続の攻撃を出した。

 

シャドウ「ガァァァァァ。。。」

 

霊斗「よし!怯んだ!追撃のガルだ!」

 

風の刃をくらわせたシャドウは吹き飛び、木に叩きつけられた。

 

シャドウ「グガァァァァァ!!!!」

 

シャドウは最後の足掻きと言わんばかりにアギを放った。

 

霊斗「・・・・ガル・・・・」

 

俺はシャドウが放った炎をガルで跳ね返した。

炎の刃となったガルはシャドウを包み切り刻んだ。

 

シャドウ「ガァァァァァァァァァァァ」

 

シャドウの叫びとともにシャドウは消え去った。

 

霊斗「ふう。出来るもんだな。だが、巨大な技には効かない、か。」

 

俺は一つ学び、その場から離れた。

 

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霊斗「霖之助!二人は大丈夫か!」

 

霖之助「ああ、店にあった薬を使ったから大丈夫だ。それより、あの妖怪、シャドウだったか?そいつは如何なったんだ?」

 

霊斗「俺が倒した。」

 

霖之助「君がかい!?」

 

霊斗「いや、あいつはほとんど弱ってたんだ。だから倒せた。」

 

霖之助「そうか。しかし、僕は情けないよ。」

 

霊斗「何でだ。」

 

霖之助「大層な事を言っていたにも関わらず、僕の不注意で二人を。君がいなかったら如何なっていたか。」

 

霊斗「・・・・」

 

霖之助「君には頭が上がらないよ。」

 

霊斗「気にする事はねえよ。」

 

霖之助「え?」

 

霊斗「俺だって霖之助に助けられたんだからな。」

 

霖之助「何を。」

 

霊斗「霖之助が動いて魔理沙と慧音を安全な場所に移動してくれなかったら動けずにやられていたかも知れない。」

 

霖之助「それは君が。」

 

霊斗「霖之助は自分が出来る事を一生懸命してくれた。普通に出来ない奴もいるんだぜ?だけど、お前は動いた。二人を助けた、それは凄い事だ。」

 

霖之助「凄いか。はは、ありがとう。気が紛れたよ。」

 

霖之助から信頼を感じる。

 

霊斗「!?」

 

‘‘我は汝、汝は我

汝、絆を見出しもの

汝、皇帝のペルソナを使いし時汝に力を与えん”

 

霖之助「どうかしたのかい?」

 

霊斗「いや、疲れただけだ。」

 

霖之助「そうかい。なら、うちで休んでいくといい。」

 

霊斗「ああ。すまない。」

 

俺は霖之助の家で休憩を取ることにした。

 

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霖之助「さて、聞かせてもらおうか?」

 

慧音達をベットに寝かせた後、霖之助が切り出してきた。

 

霊斗「ああ、分かってる。まず、あいつらはシャドウって言うんだ。」

 

霖之助「シャドウ、それで他には無いのかい?」

 

霊斗「俺も詳しくは知らないが、人の欲望、願望、弱い心などが歪に具現化した形らしい。」

 

霖之助「歪に具現化?」

 

霊斗「ああ、本来シャドウと呼ばれるのはペルソナの成れの果てなんだ。」

 

霖之助「ペルソナ?」

 

霊斗「それは後で話す。人の深層意識の内部に仮面としているんだ。」

 

霖之助「仮面かい?」

 

霊斗「そう、仮面は誰にでもある。人に隠したい事を仮面で隠してるって思ってくれ。」

 

霖之助「分かった。」

 

霊斗「次に、ペルソナだが、ペルソナは自分の仮面が歪にならず、己を認め、自分を信じる事により現れる。一種の防衛本能の具現化、と、思ってくれていい。」

 

霖之助「ふむ。しかし、シャドウとやらは最近になって現れたんだ。人がいる場所なら昔から現れるんじゃないのかい?」

 

霊斗「それは分からない。ただ、境界が曖昧になったって聞いた。」

 

霖之助「境界が曖昧?それに聞いたって。」

 

霊斗「ああ、その人が言うには、その場所を司る境界が曖昧になった為、シャドウが現れる事になった。」

 

霖之助「成る程、大体わかったよ。ありがとう。」

 

霊斗「いいさ。」

 

霖之助から感謝をされた。

 

霊斗「!?」

 

皇帝・ランク2

 

霖之助「そうだ、武器だったね。お礼に好きなのを一つあげるよ。」

 

霊斗「いいのか?」

 

霖之助「ああ、感謝の気持ちだよ。」

 

霊斗「なら、刃がない物がいいんだが。」

 

霖之助「刃がない武器、となると限られてくるね。うーん。これなんてどうだい?」

 

霖之助は奥から刃が逆についてる太刀を出した。

 

霊斗「これは?」

 

霖之助「これは無刀って言うんだ。」

 

霊斗「太刀なのに刀?」

 

霖之助「ああ。これは本来刀にする筈だったんだが、使用者の要望に応え変えた刀なんだってさ。」

 

霊斗「無刀。」

 

霖之助「これは不思議なものでね?形が定まらないんだ。」

 

霊斗「どういう意味だ?」

 

霖之助「使い手の心に作用して形を変えるんだ。だから、形が定まらない武器、無刀って言うわけさ。」

 

霊斗「でも、良いのか?そんな大切な物を貰って。」

 

霖之助「いいんだ。君ならそれを上手く使ってくれる、そんな気がするんだ。」

 

霊斗「分かった。ありがたく使わせてもらう。」

 

霖之助「ああ、頼む。」

 

俺は霖之助から無刀を貰った。

 

霊斗「よし、霖之助。ここから近い場所はあるか?」

 

霖之助「ん?急にどうしたんだい?」

 

霊斗「いつまでも世話になる訳には行かないからな。いろいろ見て回ろうと思って。」

 

霖之助「そうかい。慧音先生には僕から言っておくよ。」

 

霊斗「ありがとう。」

 

霖之助「気にしなくていいよ。さて、一番近いのは僕の後ろにある魔法の森。次に人里、それに霧の湖、最後に無縁塚かな?」

 

霊斗「分からん。」

 

霖之助「ああ、そうだったね。まず、魔法の森だけど、魔女や魔法使いが好む場所だよ。でも、キノコの胞子が一年中出てるんだ。キノコの胞子は方向感覚を狂わすからあまりお勧めはしないかな?次に、人里。これは言わなくても大丈夫だね。霧の湖は一年中霧が出ている場所なんだ。それに妖精の住処になっているから襲ってくるかもしれない。それに最近赤い館が立ったっていう噂もある。最後に、無縁塚だけど、彼処は生と死の境界があやふやな場所なんだ。だから、彼処で死ぬと一生成仏が出来ないって言われているよ。でも、あそこには外からの物が来るから僕は言ってるけど。」

 

霊斗「ちょっと待ってくれ、何で霖之助は無縁塚に行っても無事なんだ?妖怪とか居るだろうに。」

 

霖之助「ああ、僕は足が速いから見つかったら直ぐにまくんだ。道は覚えてるしね。さて、大体こんな感じかな?」

 

霊斗「ありがとう霖之助。また機会があったら来るよ。」

 

霖之助「ああ、楽しみにしてるよ。」

 

俺は霖之助に別れを言って香霖堂を後にした。




どうも、1週間ぶりです。トキオです。
この後書きでは作者の感想やコメント返し、ペルソナのステータスに、それから、東方を知らない方がいるかも知れないので東方の設定、それから独自解釈などを説明していきます。

初めに、ペルソナ・アマテラスのステータス紹介

アマテラスPLV8 アルカナ・恋愛

斬 壊 突 火 氷 雷 風 光 闇
ー ー 弱 耐 ー 耐 無 無 弱

力 魔 耐 速 運
10 15 11 12 14



さて、コメントが無いので、東方Projectの説明に行きましょう。

第一回の今回は東方Projectとは?に付いてです。(Wikipedia引用)

同人サークル上海アリス幻樂団の著作物である。弾幕系シューティングを中心としたゲーム、書籍、音楽CDなどから成る。東方Projectの作品を一括して東方シリーズ、東方Projectシリーズと称することもある。

狭義には、「東方Project」とは、上海アリス幻樂団のメンバー「ZUN」が制作している同人作品の総称である。ZUNは「弾幕系シューティング」と呼ばれる種類のシューティングゲームシリーズを制作している。この他、同人サークル黄昏フロンティアと共同制作している対戦型格闘ゲームシリーズが、外伝作品として位置づけられている。上海アリス幻樂団は同人ゲームの他に同人音楽サークルとしての活動もしており、東方Project作品群として同人音楽CDを制作している。

また、商業誌において東方Projectに関する小説や漫画が発表されており、ZUNは小説本文や漫画原作を担当し、挿絵や漫画作画は他者が行なっている。これらいわゆる「商業作品」も、東方Project作品とされている。

以上が東方Projectについての説明になります。

次は、幻想郷に付いて書きたいと思います。

長くなりましたがこれで終わります。

また1週間にお会いしましょう!
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