東方心仮面   作:九流トキオ

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死神は魂の伝達者、生の情報を閻魔に伝える者

なら、生きてるものは?

死に追いやり魂を頂く



第3話 死神

俺は霖之助に教えて貰った場所から何となく惹かれた無縁塚に向かった。

道中何も無く、妖怪にも会わなかった。

 

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霊斗「ここが無縁塚か。」

 

俺は辺りを見渡した。

平地に申し訳程度の木々がそびえ立っており、そこの木々や平地に色々な物があった。

それらは絶妙なバランスで積み立てられていた。

 

霊斗「汚い、と、言うか、なんだ?空気が薄い?」

 

俺は違和感に気が付いた、空気が薄い、空気が薄いという事はここは山の様に高度が高い場所と、言う事になる。

だが、さっきまでは普通だったのに、いきなり変わるとは、まるで、ここがさっきの場所とは違う世界、空間と思う位だ。

 

霊斗「兎に角、歩くか。」

 

俺は辺りを探索してみる事にした。

しかし、先に進んでいると言う実感がわかない。

まるで、先に進んでいるが、別の場所の別の所をループしてる感覚が一番しっくりきた。

それからもう暫く歩いて見たが、変わった様子は見えなかった。

 

霊斗「どうなってんだ?」

 

俺が考え事をしていると不意に上空から男性の声が聞こえて来た。

 

??「貴様!ここで何をしている!」

 

霊斗「あん?だれだ?」

 

俺は辺りをきょろきょろ見渡し、いなかったので、上を向いた。

上には黒の髪につり目に黒装束を羽織り、大鎌を持っている男性だった。

 

霊斗「お前は?」

 

死神「俺は死神だ。貴様を裁きに来た。」

 

霊斗「裁き?何言ってんだ。」

 

死神「ここは死に近しい者しか入っては行けない。入ったとしても入口あたりならまだ許せた。だが!貴様は前に進み聖地を崩した!万死に値する!」

 

死神はいきなり襲い掛かった。

 

霊斗「ぬわっと!」

 

俺はギリギリ反応して後ろに下がった。

 

霊斗「いきなり何しやがる!」

 

死神「貴様を、殺す。」

 

俺は死神の言葉にゾクッとした感覚が襲ってきた。

それと同時に、首筋に痛みが走り触ってみたら、血が付いていた。

 

霊斗「な。」

 

死神「聖域を荒らした罪は重いぞ。」

 

死神はまた距離を詰め鎌を振るってきた。

 

霊斗「くそ!」

 

ガキィン!!

 

俺は霖之助に貰った無刀を抜き、ギリギリの所でうち流した。

 

死神「ほう、反応が良いな。」

 

無刀は刀の形を取っていた。

 

霊斗「俺はまだ死なねえ!こっちから行くぞ!ペルソナ!ガル!!」

 

俺はアマテラスを出し、足に風を纏わせ速さを倍にして、後ろに回り込み背中を思い切り無刀で振るった。

 

キィィン!

 

しかし、見えていたのか後ろ向きで鎌を使い、攻撃を防いだ。

 

霊斗「なに!?」

 

死神「甘い!!!!」

 

ブワァン!

 

霊斗「ぐあぁぁぁ!!」

 

俺は死神の力による振り回しにより、吹き飛ばされた。

 

霊斗「しま!ガッ!」

 

強い衝撃により受け身を取ることができず、俺は勢いを殺さず地面に叩きつけられた。

 

死神「・・・・」

 

霊斗「くそ!強い。」

 

死神「もう、終いか?ならば死ね。」

 

さっき叩きつけられた為、まだ動けない。

死神はそんなのは御構い無しに鎌を振るった。

辺りがスローモーションで流れる。

くそ、体は動かねえし、俺は死ぬのか?

こんな奴に。

思考が早まる。

大量の今の情報が入ってくる。

だが、体が動かない。

情報があっても行動出来る体が無い。

俺は一瞬の痛みと共に意識が途絶えた。

 

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見えない、見えない。

何も見えない。

光が感じない。

寒い。

俺は、誰だ?

俺は。

 

??「おい、起きろ。」

 

声?

 

??「いつまで殻に籠っている。」

 

誰だ。

 

??「俺は、嘘に騙され真実を見なかった愚か者だ。」

 

真実?真実ってなんだ?

 

??「・・・・真実は時として絶望を与える。嘘や虚無に騙されずに真実だけを見つけろ。」

 

誰なんだ?

 

??「今は、関係ないだろ?俺が助けてやる。」

 

なんで。

 

??「お前には頑張ってもらいたいからだ。」

 

頑張る?なにを?

 

??「俺が出来なかったことを。真実を!」

 

真実は、辛い?

 

??「辛くない出来事なんて一つもない。だけど、辛いからこそ人と協力して仲間と協力して、絆を見出し、真実を追い詰めていけばきっと、君は嘘や虚無に騙されない本当の真実を見つけられるさ。」

 

出来るのか?俺に。

 

??「出来るさ、お前は俺であり、死を味わってる。仲間を失う悲しみも。それは新たな力を見出す。仲間を信じ、自分を信じるんだよ。」

 

分かった、頑張ってみるさ。

 

??「ああ、なら、目覚めの時だ。」

 

光が差し込んできた。

俺は光に誘われるまま進んだ。

 

??「さよなら、悠。また奇跡が起こったら会おう。」

 

え?悠?

俺は最後の言葉を聞くと光の中に溶け込んで行った。

 




どうも、1週間ぶりです。トキオです。
今回は短くてすいません。
しかし、今回で第1章は終了となります。
ですので短くしました。
アンケートをしてくれた方ありがとうございました!
選択肢ですが、それぞれ出てくる敵とストーリーが違ってきます。
人里はチンピラ
霧の湖はチルノ
魔法の森は妖怪
無縁塚には死神
この様に違っていたのです。(強さは死神>チルノ>妖怪>チンピラ)
それに、無縁塚は今回で第1章は終了でしたが、人里では3話、魔法の森は2話にサイドストーリー、霧の湖は1話に第2.5章として紅魔館編を予定していました。
まあ、楽になりましたから結果オーライですね。
因みに紅魔館編は紅霧異変に関わってきます。(例 中国が多少弱くなる)
過ぎたことを言っても仕方ありません。
さて、第2章は冥界編となっております。
冥界編では主人公が幻想郷に戻る為に奮起するのが主なストーリーとなっております。
それから、番長の多少の説明も加わります。
ですので、こちらでは書きません。
ネタバレはこの辺で、次は幻想郷講座と行きましょうか。(ニコニコ大百科引用)


日本の山奥に存在するとされる、結界で隔離された土地のこと。
いわゆる「異世界」ではなく、我々の住む世界と陸続きに存在する世界とされている。
しかし結界で隔離されているので、通常は外部から幻想郷を認識することも行き来もできず、逆に内部から幻想郷の外の世界を認識したり行き来したりも出来無い。
結界で隔離された幻想郷の中には、外の世界では「空想の生き物」とされている妖怪・妖精・神霊やそこで混じりながら暮らす人間など「幻想の生き物」が棲んでいる。
ちなみに山奥にあるので海は無い。

以上です。
次は結界と歴史について話しましょう。
さてさて!皆様ここまでありがとうございました!次の1週間後にまたお会いしましょう!
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