ローランに憑依したやつがキヴォトスに   作:美味しい納豆

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プロローグ

電車の中……?

 

「……私のミスでした。」

「え?」

 

(ここ何処だ?、なんで目の前に連邦生徒会長が居るんだ?)

(俺さっきまで家で寝てたよな?)

 

「私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況。」

「あのー?」

 

(返事が無いな……てか、ブルアカの世界だよな完璧に)

(んー、どうするべきか。)

 

「結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟るだなんて……。」

 

(てか俺の身なりとかってどうなってるんだろ、見てみよ。)

(黒いスーツ、黒い手袋、そして黒い仮面……これってさローランじゃね?)

 

「……今更図々しいですが、お願いします。」

 

(なんと俺はローランに憑依していたのだ。)

「エエエエエエエエエエエエ」

(マジか、確かにローランになって無双したいとは、思ってたけど)

(まさか本当になれるとは、…しかも無双する世界がブルアカって…)

 

「ローラン先生」

「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。」

 

(まさかローランになれるとはな…って全然話聞いて無かったわ、まぁ大体話知ってるしいっか)

 

「何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから……。」

「ですから……大事なのは経験ではなく、選択。」

「あなたにしかできない選択の数々。」

 

(大事なのは経験ではなく、選択か…)

(そうだよな先生ってめちゃくちゃ良い選択したから、死なずに済んだんだよな。)

 

「責任を負う者について、話したことがありましたね。」

「あの時の私には分かりませんでしたが……。今なら理解出来ます。」

 

(だとしたら俺やばいな、先生が凄すぎたんだなぁと今更実感したよ。)

(だが、俺にはローランの肉体があるからな、ローランの憑依出来なかったら多分、俺死んでたな。)

 

「大人としての、責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択」

「それが意味する心延えも。」

「……」

 

「ですから、先生。」

 

「私が信じられる大人である、あなたになら、」

「この捻れて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。」

 

「そこへ繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです。」

「だから先生、どうか……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…い。」

「……先生、起きてください」

「ローラン先生!!」

 

「……」

 

(なんか、俺連邦生徒会長の言ったこと、全て覚えてるんだが……)

 

「少々待ってくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。」

「なかなか起きないほど熟睡されるとは。」

 

「……夢でも見られたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください。」

「もう一度、あらためて今の状況をお伝えします。」

「私は七神リン、学園都市キヴォトスの連邦生徒会所属の幹部です。」

(やっぱりブルアカの世界なのか。)

「ありがとうリンちゃん」

 

「誰がリンちゃんですか!」

 

「こほん…そしてあなたはおそらく、私たちがここに呼び出した先生……のようですが。」

「……ああ。推測系でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。」

 

「……」

 

「混乱されてますよね。分かります。」

 

(………俺ゲームで知ってるからなー、)

 

「こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でも今はとりあえず、私についてきてください。」

「どうしても、先生にやっていただかなくてはいけない事があります。」

「分かった。ついていくよ」

 

ウィイイイイイイイン

(まず現状を整理してみよう、俺は寝ていたら、ローランに憑依してギヴォトスに居た。)

(急展開過ぎるなぁ、てかワカモに会った時一目惚れしてくれるかな…心配やなぁ)

チン

 

 

レプションルーム

 

「ざわざわ」

 

「ちょっと待って!代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!」

「……うん?隣の大人の方は?」

 

「主席行政官。お待ちしておりました。」

 

「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています。」

 

「あぁ……面倒な人たちに捕まってしまいましたね。」

 

数分後

 

ユウカ達4人の自己紹介?が終わった頃、ユウカ達とローラン…?はD.U.外郭地区に居た。

 

 

ヒュオオオオーーー!!!

ドカアアァァァァン

 

「な、なに、これ!?」

 

タタタタタタタッ!!

 

「なんで私たちが不良たちと戦わなきゃいけないの!!」

「まぁまぁ落ち着いて」

「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから……。」

 

十数分後

 

ユウカ達は戦っていた。

 

(やっぱり生で見るのと、ゲームで見るのとじゃ全然違うなー当たり前だけど)

 

ローランがそう思ってた時、不良がユウカに近づいていたのをローランは視界の端で見えた。

 

(どうしよう助けた方が良いかな、嫌だけど邪魔になるかもだし。)

 

そう思ってる時にも不良は近づいていた

 

(ローランの肉体なら行けるだろ)

 

そう決心をつけ、不良の居るところに全速力で行った

 

「デュランダル」

 

そう言い、不良の頭に刃を叩きつけた瞬間、不良は縦から真っ二つになってしまった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて事はなく、不良は「ぐえっ」と言う間抜けな声を出して気絶した

 

「ここから俺も、戦闘に参加するよ」

 

「えっ…先生戦うんですか!?」

「先生はあまり戦わなない方が良いかと…」

「そうですね、しかも先生にはヘイローが無いのでやめた方がよろしいかと…」

 

「大丈夫大丈夫、俺さっきユウカの近くに居る不良倒したでしょ?」

「それもだし、生徒達が戦っているのに、戦わないのはちょっと…ね?」

(よーし先生が言ってそうな事言えたー)

 

「それじゃ行ってくるね」

 

「ちょっと、先生!?」

 

リーダー格side

 

「何だこいつ?、ヘイローが無いのに突っ込んで来やがったぞ。」

「おい!そこのヘイローの無いお前!」

「これ以上近づくなら撃つぞ?」

 

バンッ

 

(威嚇射撃したし、逃げるだろ)

 

だが目の前の男は、逃げなかった

 

(何故だ、目の前のやつはなんで逃げないんだ?)

「おい!次は本当に、撃つからな!」

そう言っても目の前の男は進んできた

最初は遠くに居たのに今や5m先に居る

「もういい!撃て!」

この軍団のリーダー格がそう言い不良達はその男めがけて銃を放った

 

リーダー格は微かに聞こえた

 

「ムク工房」

 

そう聞こえた刹那、不良達が放った弾丸は、目の前の男によって全て切られていた

 

「は?」

 

リーダー格、不良、ユウカ達も驚いていた…それもそうだヘイローも無い何も持っていない大人が

銃弾を全て切っていたのだ、そして何も持っていないはずが男の腰には剣があった

リーダー格は本能で悟った、目の前の男はやばいやつだと

 

ローランside

 

(まさか本当に成功するとはな)

ローランは驚いていた

(多分肉体が覚えているんだろうな)

ローランは使えた事に興奮し、感情が昂っていた

 

感情レベル1

 

そう、脳内に流れてきた瞬間目の前に3枚のカードが現れた

「うおっ」

(なんだこれ?てゆうか、3枚のカードが現れた瞬間全員の動きが止まった?)

 

「………とりあえず3枚のカードを見てみるか」

 

1枚目のカードには傷跡

2枚目には青ざめた手

3枚目は熱望

 

と書いてあった

それぞれの効果は

 

1枚目[味方1名]貫通属性で受けるダメージが1500-2000減少する。貫通属性で被ダメージ時、20%の確率でダメージを0にする。

2枚目[味方1名]同じ相手に攻撃が3回的中する度、追加でダメージを20000-40000与える。(他の相手を攻撃した時に初期化)

3枚目[味方1名]体力の最大値が15%増加する。(現体力も含む)ダメージが1.5倍増加する。

 

(強すぎん?)

(まぁいいか、てか味方1名ってことはユウカ達にも出来るってことか?)

「とりあえず俺に使うか」

ローランは脳内で3枚目を使うと言った

 

だが使えない

(………これ触って使うやつか?)

そう思いローランはカードを触った

その瞬間カードは粉になりローランの体内に入った

ローランは体が温まる感覚になった

そしてローランの脳内に

 

「あの時の温もりを、もう一度だけ……」というセリフが脳内に少しの間残った

 

そのセリフが脳内で消えた瞬間全員の動きだした

 

「お…お前らあの男を倒せっ!」

リーダー格は焦っていた

そしてリーダー格がそう言ってる間に、もうローランはリーダー格の懐に居た

そしてローランは

 

「ロジックアトリエ」

 

そう言って何もない所からショットガンを出してリーダー格に撃った

 

バンッ

 

「バケ‥ものが……」

そう言い、リーダーは気絶した

 

「おーい、君たちこうなりたくなかったら、もうやめてねー」

 

そう聞いた不良達は、一瞬固まったがすぐリーダー格を担いで蜘蛛の子を散らすように逃げた。

 

「先生!何も無い所に剣とか銃を出せるのはどう言うことか説明していただけますよね?」

 

ユウカ達にローランは認知阻害の仮面、手袋の事を教えた

 

「その仮面と手袋にそんな効果が…」

「質問なんですが、ローラン先生はどうやってその仮面と手袋を手に入れたんですか?」

「その質問は秘密かなー」

「そうですか…」

 

ユウカ達とローランが歩きながら喋っているとリンから通信が来た

「今、この騒ぎを巻き起こした生徒の正体が判明しました。」

「ワカモ。百鬼夜行連合学校で停学になった後、矯正局を脱走した生徒です」

「似たような前科がいくつもある危険な人物なので、気を付けてください。」

リンはそう言い通信が切れた

 

数分後

 

シャーレの部室近くに来た頃、リンからまた通信が来た

 

「シャーレ部室の奪還完了。私も、もうすぐ到着予定です。建物の地下で会いましょう。」

 

(これがシャーレの建物やっぱデカいなー)

 

「ごめんみんな、みんなはここで待っててくれる?」

<<<<分かりました>>>>

 

シャーレ・建物の地下

 

「うーん……これが一体何なのか、まったく分かりませんね。これでは壊そうにも……。」

 

「……あら?」

「やぁ、君がワカモかい?俺はローランだよ。よろしくね」

「あら、あららら……。」

「……。」

「あ、ああ……。」

「し、し……。」

「失礼いたしましたー!!」

ピューン

 

狐の面の少女はそう言いとてつもなき早さで逃げていった

(良かったァァァァ一目惚れしてくれなかったら色々と困ってたからさ)

(本当に良かった)

 

「お待たせしました」

「……?何かありましたか?」

「いや?何もないよ」

「………そうですか。ここに、連邦生徒会長の残したものが保管されています。」

 

スッ

 

「……幸い。傷一つなく無事ですね。」

「……受け取ってください」

(これがシッテムの箱かぁ)

「タブレット……?」

「はい。これが、連邦生徒会長が先生に残した者。シッテムの箱です。」

 

「普通のタブレットに見えますが、実は正体の分からない物です。製造会社も、OSも、システム構造も、動く仕組みの全てが不明。」

「連邦生徒会長は、このシッテムの箱は先生の物で、先生がこれでタワーの制御権を回復させれるはずだと言ってました。」

 

数分後

リンの説明を終えた後シッテム箱を渡された

 

システム接続パスワードをご入力ください

 

……我々は望む、七つの嘆きを

 

……我々は覚えている、ジェリコの古則を

 

シッテムの箱へようこそ、ローラン先生

生体認証及び認証書生成のため、メインオペレートシステムA.R.O.N.Aに変換します

 

(見たことがある教室で、アロナが机の上にうつ伏せで居眠りしている)

 

「くううぅぅ……Zzzz」

「くううぅぅ……Zzzz」

「むにゃ、カステラにはぁ……いちごミルクより……バナナミルクのほうが……。」

「くううう……Zzzz」

 

「えへっ……まだたくさんありますよぉ…。」

(……頬触って起こすかぁ)

ツン

ツンツン

ツンツンツン

ガタッ

むくり

「むにゃ……んもう……ありゃ?」

 

「ありゃ、ありゃりゃ……?」

「え?あれ?あれれ?」

「せ、先生!?」

「この空間に入ってきたということは、ま、ま、まさかローラン先生……?!」

 

「そうだよー」

「う、うわああ!?そ、そうですね!?もうこんな時間!?」

「うわ、わああ?落ち着いて、落ち着いて」

 

「えっと……その……あっ、そうだ!まずは自己紹介から!」

「私はアロナ!」

「このシッテムの箱に常駐しているシステム管理者であり、メインOS、そしてこれから先生をアシストする秘書です!」

「やっと会うことができました!私はここでずっと、ずーっと待っていました!」

「寝てたわけではなくて?」

「あ、あうう……も、もちろんたまに居眠りしたりしたこともあるけど……。

 

「よろしくね」

「はい!よろしくお願いします!」

「まだ身体のバージョンが低い状態でして、特に声周りの調整が必要なのですが……。

「あ、そうだ!ではまずー形式的ではありますが、生体認証を行います」

 

数分後

 

ローランはアロナの生体認証を終え、ローランの事情を教えた頃今はサンクトゥムタワーのアクセス権を修復していた。

 

数秒後

「サンクトゥムタワーのadmin権限を収得完了……。」

「先生。サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収出来ました。今サンクトゥムタワーは、私アロナの統制下にあります。」

「早くない?」

「だって私は先生のメインOSですもの!」

「それよりも……良いんですか?連邦生徒会に制御権を渡しても……。」

「大丈夫だよ」

 

「分かりました。これよりサンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管します!」

 

「……はい。分かりました。」

「サンクトゥムタワーの制御権の確保が確認できました。」

「これからは連邦生徒会長がいた頃と同じように、行政管理を進められますね。」

 

「お疲れ様でした、ローラン先生、ギヴォトスの混乱を防いでくれたことに、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします」

 

 

 




前世の主人公の名前は城之内茂です。
前世主人公はブルアカとライブラリーオブルイナとロボトミーコーポレーション、リンバスカンパニーをやっていました
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