博麗神社の境内では何処となく騒がしかった。
霊夢は縁側に腰を下ろし、目の前に並んだ面々を呆れたように眺める。
――魔理沙、妖夢、レミリア、早苗、そしてチルノ。
その向かいに立つのは、黒と赤の髪と瞳を持つ女――ファシフィック・リリスだった。
まるで悪魔そのものの衣装を身にまとい、艶やかな笑みを浮かべている。
さらに、八雲紫が扇を片手に優雅に佇み、障子の影からは隠岐奈がこちらを見ていた。
霊夢「……で、何を始める気なの? いきなり呼び出されてみれば、変なのばっかり揃ってるし」
リリス「あなたたちには幻想郷中を旅して、そこで出される依頼をこなしてもらうわ。」
リリスが唇を歪め、両手を広げた
魔理沙「まあ、でもなんか面白そうだぜ!」
魔理沙が帽子を押さえて前に飛び出す。
魔理沙「人里に行ったり、紅魔館に行ったり……幻想郷をぐるっと回るってことだろ?修学旅行みたいなもんじゃないか!」
霊夢「ただの旅行ならね……」
霊夢は額を押さえた。
妖夢「まあ、リリスさんの企画ですから、あれこれ考えても埒明かないからしょうがないみょん…」
早苗「勝負形式ですか?」
早苗が目を輝かせて尋ねる。
早苗「それなら、守矢の代表として全力で挑みます!」
レミリア「ふん、面白い余興じゃないの」
レミリアは優雅に腰に手を当てた。
チルノ「やったー!あたいが挑戦者に選ばれたからには、絶対一番になってやる!」
チルノは氷の羽をばたばたさせてはしゃいでいる。
紫が扇を口元に当て、にこりと笑った。
「ルールは簡単。博麗神社を出発して――人里、霧の湖、紅魔館、魔法の森、迷いの竹林と永遠亭、妖怪の山、白玉楼、八雲家、そして後戸の国。そこから選ばれた異界を経て、最後に地霊殿を巡り、神社に戻ってくる」
隠岐奈「早く戻ってきたチームが勝ち、というわけだ。ただし、依頼をこなさなければ次へ進めぬぞ。その点は注意するように…」
霊夢「また面倒くさいことになったわね…… ……まあ、異変解決よりは気楽かもね」
霊夢は深くため息をつきながらも重い腰を上げた。
リリス「では─幻想郷巡りゲーム、開幕!
境内の脇からパ〜〜ン!とクラッカーが鳴り響き、ゲームが開始された
霊夢「いつの間にこんなものを…」
霊夢達は博麗神社の石段を降りて行った。
――――――――――――――――――――――――――――――
人里
寺子屋の前で腕を組んでいたのは、半獣の教師――**慧音**だった。
慧音「よく来たな。私の依頼は単純だ。“教師の代行”をしてもらう」
霊夢「えっ、いきなり授業!?」
慧音「そうだ。私は歴史を教えている。だが今日は君たちに、子供たちへ何かを教えてもらいたい」
教室の中からは、里の子供たちがワクワクした目で覗いている
魔理沙「よっしゃ!じゃあ私が“魔法の爆発実験”を─」
慧音「却下!里を吹き飛ばす気か!」
魔理沙「えー、爆発ダメかぁ」
霊夢「当たり前でしょ!」
――――――――――――――――――――――――――――――
チルノ「じゃあ、あたいが九九教えて上げる!一の段から──えーっと、一かける……」
子供たち「……?」
霊夢「仕方ないわね……じゃあ、掃除の仕方でも教えようかしら」
早苗「じゃあ私は“奇跡の講義”を!信じる心が力になるんです!」
レミリア(黒板に立ち)「貴族の流儀を教えてあげるわ。血統と威厳の重要性よ」
妖夢「子供たちに剣術……は危ないから… では礼儀作法を!」
結果…最終的に、霊夢と妖夢の堅実な授業が受け入れられ、慧音も満足そうにうなずいた
慧音「……なるほど、悪くない。お前たちなりに“教える”ということを考えたようだな。合格だ」
――――――――――――――――――――――――――――――
太陽の畑
一面に広がる太陽の畑。そこに立っていたのは、妖艶な微笑みを浮かべる花の妖怪──風見 幽香だった。
幽香「あら、あなたたちが挑戦者ね。私の依頼は簡単。“花の世話”をしてほしいの」
霊夢「花の……世話?あの幽香がそんな依頼を?」
幽香「ええ、もちろん。だけど手を抜いたら……どうなるか、分かっているわよね?」
チルノ「へっ、あたいに任せて!氷で冷やせば長持ちするよ!」
幽香「……枯れるからやめてね?(^言^)」
チルノ「……オイッス…(´・ω・`)」
魔理沙「水やりなら簡単だろ!ほら、魔法でシャワ~っと!」
しかし、水圧が強すぎて花が吹き飛びかける
幽香「……殺す気?(^言^)」
魔理沙「……オイッス…(^_^;)」
レミリア「庭の手入れはメイドに任せてあるけれど……私のセンスで整えてみるのも悪くないわね」
早苗「神のご加護を……ほら、奇跡的に蕾が一気に咲きました!」
妖夢「私は真面目に草取りを……」
早苗の奇跡と妖夢の地道な作業で花畑が美しく整えられ、幽香は満足げに微笑んだ。
幽香「ふふ、よくできたわね。合格よ。」
――――――――――――――――――――――――――――――
紅魔館
霧の湖を渡り、幻想郷の中心部とはまた異なる空気に包まれた一行は、赤い屋根と黒い尖塔がそびえ立つ洋館――**紅魔館**の門をくぐった。
館の前には、すでに主の一人が待っていた。銀髪のメイド服、完璧な立ち振る舞い、十六夜咲夜が、涼しい顔で言った。
咲夜「ようこそ。紅魔館へようこそおいでくださいました。今回の依頼は簡単です――「全館掃除」。完璧に、手を抜かず、埃ひとつ残さず、お願いします」
早苗「掃除!? 館全体!?」
魔理沙「で、でも紅魔館ってめっちゃ広いじゃん……」天井を見上げてため息をつく。
チルノ「言っとくけど、あたい、掃除とか凍らせて壊す系しかできないよ?」
咲夜「その場合は、“掃除が必要な部分”をあなたごと凍らせて処理しても構いませんよ」
チルノは自信満々に宣言するが、咲夜が無表情で返すと、チルノがひゅっと黙り込んでしまう。
――――――――――――――――――――――――――――――
フラン「ふふっ、みんな、準備はできてるみたいね☆」
霊夢「え?フ、フラン!?」
上階からひょこりと顔を覗かせたのは、真紅の瞳を持つもう一人の主――フランドール・スカーレットだった。
フラン「ねえねえ、掃除が終わったら、わたしと**遊んでくれるんだよね?** いっぱい、めいっぱい、壊れないくらいに♡」
背中の七色の羽を揺らしながら、彼女はふわりと階段を舞い降りた。
フラン「じゃ、掃除組と遊び組にわかれてもらおっかなー♪」
レミリア「何でフランが仕切るのよ…」
――――――――――――――――――――――――――――――
掃除組:霊夢・妖夢・早苗
大広間、図書室、厨房、天井裏── 紅魔館の膨大な部屋数に、3人はさっそく圧倒された。
霊夢「掃除って……なんで神職が雑巾がけしなきゃいけないのよ」…と、不満を漏らしながらも、ちゃっかりホウキを手にする霊夢。
妖夢「まあまあ……そう言わずに…」と妖夢は霊夢宥めながら黙々と鍋を磨き続ける。
早苗「掃除って、意外と楽しいですね!」
早苗は嬉々として窓を開け放ち、風通しの悪い部屋に神風を吹き込んだ。…と、そこに現れた紅美鈴が、掃除していた霊夢達に差し入れと称してお茶を出していた。
美鈴「休憩も大事ですよ!」
霊夢「……いや、あんた仕事しなさいよ」
霊夢がため息をつきつつもちゃっかり茶を受け取る横で、妖夢は階段からうっかり落ちそうになっていた。
――――――――――――――――――――――――――――――
遊び組:魔理沙・レミリア・チルノ
フラン「わーい! じゃあね、かくれんぼしよ! わたしが鬼ね!」
フランが楽しげに宣言すると、魔理沙がさっと飛び退いた。
魔理沙「……マジで? あのフランと……?」
フラン「ほら、かくれなきゃ、爆発しちゃうかもよ♡」
無邪気な笑顔で、キラキラと“破壊の権能”を持つ槍のようなものを振り回す。
魔理沙「チルノ、私ら死ぬ気で隠れるぞ」
チルノ「まっかせてよ、あたい、氷の中でも隠れられるから!」
レミリア「ふふ、あの子、遊びとなると本気だから……面白くなりそうね」
レミリアは優雅にロフトのシャンデリアへ身をひるがえす。
その後、フランが廊下を破壊しながら「まーりーさー!」と笑いながら走り回る声が館中に響き渡り、咲夜が頭を押さえながら止めに入るまでにそう時間はかからなかった。
咲夜「妹様! 遊びは、もっと控えめに……! 館が、館が……!」
フラン「えへへ、ごめーん。でも楽しかったよ♪」
――――――――――――――――――――――――――――――
掃除と遊びが終わった夕刻、咲夜が厳しく採点をし、フランが満足げに拍手した。
フラン「うん、楽しかったから100点満点ー!」
咲夜「掃除は……まあ、及第点、ということで」
霊夢「何よ!普通に丁寧にやってたじゃない!」
咲夜は一瞬霊夢を睨んだが、黙って首を横に振った。
咲夜「それでは、次の目的地へお進みください」
咲夜の指示で開かれた扉の向こう――深き緑の気配が漂う。
――――――――――――――――――――――――――――――
魔法の森
「……相変わらず暗いなぁ」魔理沙が箒で枝を払いながら言うが、「それは私のセリフじゃない?魔理沙にしてみりゃいつもの事でしょ…」と霊夢にすかさずツッコまれる。
たどり着いたのは、人形の魔法使いアリス・マーガトロイドの邸だった。
アリス「来たのね。じゃあ、始めましょう。お芝居の準備を!」
魔理沙「ああ、やっぱ芝居か… お前がいるからなんかそんな気はしてた。」
アリス「台本はもうあるわ。主役は……チルノね」
チルノ「えええ!? あたいが主役!?」
アリス「タイトルは『氷精姫と七人の幽霊人形』よ。みんなには役割を振っておいたから、楽屋に行って衣装を着て」
アリスの人形たちがカタカタと小道具を運び出し、6人に次々と衣装が渡された。
――――――――――――――――――――――――――――――
チルノ「わたしは氷精の姫チルノ! この森を氷で支配するのだー!」
妖夢「お姫様、ここは幽霊の谷。通行料を払ってください!」
魔理沙「私は火の魔女!氷姫なんて溶かしてやるぜ!」
霊夢は無表情で“ナレーター”を淡々と務め、早苗は“神託を告げる花の妖精”として、突拍子もない歌を歌い始め、レミリアは“悪の女王”役として真剣に殺陣を披露し、チルノは本気で王冠をかぶってセリフを噛みながら奮闘する。
最後はアリスの人形たちと共に大団円の舞踏シーンへ──
アリス「終劇よ。……意外と、悪くなかったわ」
アリスは控えめに拍手した。
魔理沙「いやぁ、どもども……」
アリス「演技力はさておき……想像力と即興力は評価に値するわ。さあ、次の舞台へどうぞ♪」
――――――――――――――――――――――――――――――
迷いの竹林
静かな風が竹林を撫で、葉擦れの音が幻想郷の空に響く。時刻は午後、博麗神社を出発してからすでに数時間。参加者たちは順調とは言えぬ道中を経て、次なる舞台――「迷いの竹林」へと足を踏み入れようとしていた。
魔理沙「うわっ……こりゃやっぱ、見事にどっち向いてるかわからなくなるな。」
魔理沙が首を傾げながら、どこまでも続く青緑の柱の海を見渡す。
早苗「地図、ありましたっけ?」
早苗が振り返るが、誰も何も持っていない。
霊夢「大丈夫。此処にはたしか、竹林に詳しい案内人がいたはずだから!」
霊夢が言い終えると同時、前方の茂みが揺れ、白い服を纏った少女が現れた。
???「ようこそ、迷いの竹林へ。案内は私が務めるよ」
現れたのは藤原妹紅。永遠亭に関わる不死の少女である。
レミリア「おお、出たわね! 迷子回避の救世主!」
レミリアが軽く手を挙げる。
妹紅「道案内なら任せろ。でも……“平和に”進めるとは限らないからな…」
妖夢「……てゐ、ですか?」
妹紅「そうだ。あいつ、来客あると聞いて張り切っててな……今回もまた色々と仕掛けてるはず…」
妹紅は溜息まじりに言いながらも、足を進める。
――――――――――――――――――――――――――――――
チルノ「ぎゃああああ!!」
先頭のチルノが、突如として地面に飲み込まれた。
魔理沙「落とし穴!?」
魔理沙が覗き込むと、泥だらけになったチルノが唸っていた。
チルノ「ちょ、ちょっとぉ〜! あたいの氷の羽がぬれちゃったじゃないのよー!」
妹紅「ははっ、悪い…、てゐの罠、回避ルートわかるけど……まあ、今回遊びって課目だからちょいとは楽しんどいてくれ!」
妹紅は笑いながら軽やかに落とし穴を飛び越えた。
霊夢の方は勘を頼りに罠を避けていった。
霊夢「なにが遊びよ……これ本当にただのゲームなの?」
妹紅「さあな」
霊夢「さあ?」
その先も、煙玉、バネ床、竹の中から飛び出すびっくり人形……さながら忍者屋敷。
早苗「くっ……これは、神の御技でも避けられない……!」
早苗が地雷風の爆竹をふいに食らって倒れ込む。
レミリア「ヤロー! ぶっ殺してやるーーー!」
レミリアがキレながら空に向かって叫ぶが、返ってきたのは何処からかウサギの笑い声だけだった。
――――――――――――――――――――――――――――――
永遠亭
ようやく抜けた一行は、奥深くに佇む洋館、永遠亭へと到着した。迎えに現れたのは、月の頭脳・八意永琳。手には薬の瓶がいくつも入ったトレイを持っていた。
永琳「お疲れさま。さて――今回の依頼は“薬の実験”よ。各自、一本ずつ選んで服用してもらうわ。効き目は、次のエリアまで続くから安心してね?」
霊夢「あんたの依頼ってもしかして…」
永琳「そう。――薬の試飲。無毒だけど、ちょっと変身の副作用があるの」
魔理沙「げっ、怪しい匂いしかしないんだが」
永琳「安心して。効き目は次のルートに行くまでよ」
並べられた瓶はどれも色とりどり。赤、青、緑、紫……誰がどれを選ぶかで運命が変わる。
永琳「はい、ではそこの青い子からどうぞ」
永琳がにっこり笑ってチルノに瓶を渡す。
チルノ「え? あたい!? ま、最強だし、へーきへーき!」
一気に飲み干したチルノは、ぶわっと白い煙に包まれた。
チルノ「にゃっ……にゃん!?」
そこには猫耳と尻尾を生やしたチルノがいた。
早苗「か、かわいい!!」
早苗が写真を撮り始める。
次々に薬を飲み、参加者たちも変身していく。
――――――――――――――――――――――――――――――
霊夢 → 狐耳+尻尾の巫女モード
魔理沙→ 魔女帽が巨大化し、浮遊するようになる
妖夢→ 幽霊部分が巨大化して本体がちょっと小さくなる
レミリア→ 蝙蝠形態の翼が倍増。完全夜型に
早苗 → 頭にミニ蛙の精霊が乗る
霊夢「な、なによこの変身……!」
霊夢が混乱しながら耳をピクピクさせる。
永琳「ふふ、問題ないわ。すべて無害な薬よ。観察記録は後でリリスに渡すから安心して」
永琳は優雅にメモを取りながら、全員を見渡した。
永琳「さて……次は“妖怪の山”ね。変身姿のままで行ってらっしゃいな♪」
――――――――――――――――――――――――――――――
妖怪の山
山の急な坂を登る一行。霊夢の尻尾がふさふさと揺れ、狐耳が風を受けてぴくりと動く
霊夢(狐耳モード)「はぁ……竹林と永遠亭の時よりはマシだけど、山道も疲れるわね…」
魔理沙(浮遊帽子)「そりゃ飛んでばっかの霊夢にとっちゃキツいルートかもな。私のは帽子が勝手に浮いてくれるから、登山がちょっと楽だぜ」
霊夢「実質、箒で飛んでってるようなもんじゃない!」
妖夢(巨大幽霊付き)「……待って。私の幽霊部分、でかすぎて木に引っかかるんですけど!」
背後の白い半霊がブワァッと広がっているため、無理矢理通るたびに木々が次々にへし折れていった。
レミリア(翼倍増)「ふふ……風が心地いいわ。やっぱり山風は最高ね」
早苗(頭に蛙精霊)「え、あの……ミニ蛙さん、ずっと私の頭で跳ねてるんですけど!? ぷにぷにしてる!」
チルノ「いいなー!あたいも欲しいー!」
――――――――――――――――――――――――――――――
山道の先で機械音が響く。にとりの研究小屋の前に着くと、にとりが笑顔で待っていた
にとり「おお!待ってたぞ。今回の依頼はシンプルだ。“この新型機械”のテストを手伝ってもらいたい!」
机にはずらっと並ぶ機械が──(ブーメラン型、爆弾型、銃型、謎のハンマー……)
霊夢「……これ、ほとんどスマブラとかヒーローものの秘密道具じゃない?」
魔理沙「よっしゃ!やっぱり武器は爆発系だろ!」
にとり「おっと、ただ渡すわけじゃない。私の試作アスレチックを突破して、なおかつ私の機械に協力してくれたら、正式にプレゼントしてやる!」
――――――――――――――――――――――――――――――
にとりが壁を開くと、目の前にはカラクリ仕掛けの試練場があった。
早苗「アスレチック……!?」
チルノ「あたい、こういうの得意だもんね!」
スイッチを押すと床がぐらぐら、天井からは鉄球、左右に飛び出す水鉄砲装置が……!
霊夢(狐尻尾ふわり)「こういうのって……完全に遊ばれてるわよね」
魔理沙(浮遊帽子)「おっしゃ、帽子! 突っ込めー!」(帽子に引っ張られ高速移動)
妖夢(巨大半霊)「半霊で突撃すれば……道が全部壊れるのでは……!」
レミリア(翼倍増)「フフッ……空を飛べば終わりじゃない」
にとり「ズル禁止ーーーッ!!」
レミリア「チェー……('ω')」
そして、霊夢達は試練場をなんだかんだで突破した。
にとり「よしよし、思ったより優秀だな!それじゃあ特別に一人一つ、“試作武器”をあげよう!」
* 霊夢 → 《御札バズーカ》:お札を弾丸にして撃てる
* 魔理沙 → 《ホウキ用ロケットブースター》
* 妖夢 → 《二刀流エフェクト拡張》:斬撃が画面いっぱいに飛ぶ
* レミリア → 《夜型強化ゴーグル》:夜中、視界が完全クリア
* 早苗 → 《ミラクル蛙ボール》:投げるとランダム奇跡が起こる
* チルノ → 《氷のハンマー》:スマブラ風ホームランバットの氷版
にとり「大事に使えよー!あ、それと……耐久性は“保証しない”からな!」
霊夢「また不穏なこと言ったわね……」
――――――――――――――――――――――――――――――
白玉楼
次に辿り着いたのは、白玉楼。広大な庭を抜け、幽霊蝶が舞う中で彼女が待っていた。
幽々子「よく来たわねぇ。依頼は簡単よ――料理を作ってちょうだい」
幽々子はにっこり微笑んだ。
霊夢「……だと思った。」
霊夢が狐耳をぴこぴこ動かしながら眉をひそめる。
幽々子「そうよ。私の口を満足させられる一品をね♪」
――――――――――――――――――――――――――――――
庭に臨時の調理場が用意され、全員が一斉に動き始める。
霊夢「魔理沙、その浮いてる帽子、邪魔なんだけど」
魔理沙「むしろ便利だぜ? 食材を吊るすのに使える!」
帽子から伸びたドローンが玉ねぎを空中に吊るし、魔理沙が乱暴に刻んでいく。食材は山ほどあるが、どれも不思議なものばかり…
魔理沙「ん、このキノコ……まるで爆発しそうだな…」
霊夢「ちょっと待って、それ鍋に入れたら家ごと飛ぶわよ!」
レミリア「夜型吸血鬼に料理をさせるなんて……でも、血のシチューなら得意よ」
早苗(頭に蛙)「いや、それはだめです! それは信仰どころかホラーです!」
チルノ「あたいは氷菓子作るー!氷のケーキ!おいしいよ!」
霊夢「氷の塊の間違いじゃない?」
――――――――――――――――――――――――――――――
─ドタバタの末、完成した料理を幽々子の前に並べる
幽々子「わぁ、どれも美味しそうねぇ……♡」
妖夢「わぁッ…!!幽々子様、つまみ食いはダメですって!!」
しかし、次々に食べ進めていく幽々子…
レミリア「もう止まらないわね…(苦笑)」
魔理沙「……相変わらずの食欲っぷりだなぁ……」
幽々子「え?もう鍋が空っぽ? じゃあ次は氷ケーキ……あ、これ美味しいわ♡」
チルノ「でしょでしょ!」
結局、幽々子が全部平らげ、依頼は達成された。
幽々子「合格よ。みんなありがとう。また作りに来てね」
霊夢(狐耳ぴくぴく)「……次に来る時は、ご飯目当てじゃない依頼でお願いしたいわ」
魔理沙(帽子ふよふよ)「ま、幽々子様が満足ならクリアってことだろ!」
――――――――――――――――――――――――――――――
八雲家
早苗「此処って…八雲紫様のご自宅じゃ…」
…と、庭の結界が解け、障子の中から紫が開けて現れる
紫「あらあら、よく来てくれたわね。旅は順調かしら?」
霊夢「今のところはね。あんたが出てくると順調じゃ済まなそうだけど」
魔理沙「で、スキマってのはどこよ? もう時間がないんだぜー」
紫「慌てないの。それにこのゲーム、時間制限ないから!」
魔理沙「そうなのか?」
早苗「え?これって早いもの勝ちじゃないんですか?」
紫「全く違うわ。ただ…博麗霊夢から行って戻ってくるまでの遠足みたいなものよ」
レミリア「つまり、ただの旅行って感じかしら?」
紫「そうそう、そんな感じ」
霊夢「ねえ、紫。……もしかして、リリスの他にも関わってるんじゃない?」
紫「……あら、鋭いわね。流石は異変慣れしてるだけある…」
紫は一瞬だけ目を細めると、扇子を畳み、呟いた。
紫「そうね… 関わってるとしたら、クリスかな?」
妖夢「クリスさんが!?」
霊夢「なるほど… つまり、
それを聞き、妖夢は少し驚き、霊夢は面倒くさそうにため息をつく
魔理沙「…て事は、コウジもこの事知ってんのか?」
妖夢「……いえ、コウジは今サニー号の所のトレーニングルームにいてて……」
霊夢「……ああ、もう分かったわ!続きやりましょ!」
霊夢は謎の制止をするように言うと強引にゲームを再開させる。
紫が手を振ると、スキマが再び開き、背後に幻想的な空間が広がる
紫「さあ、向かいなさい。隠岐奈が待っているわ」
――――――――――――――――――――――――――――――
スキマを抜けた先は後戸の国になっていた。静寂と重圧が混じった空間にて、隠岐奈が円形の石床の中央に立っている
隠岐奈「よく来たな、巡礼者たち。ここは“扉の国”。これまで歩いてきた道の意味……その先に続く未来を選ぶ場所だ。」
目の前に現れる、3つの異なる光の扉…
* 黒紫の輝き → 魔界
* 白銀の月光 → 月の都
* 深紅の波紋 → 彼岸
隠岐奈(静かに)「どれか一つだけを選べ。選んだルートによって、地霊殿までの道筋も、体験する真実も異なる。」
魔理沙「……どれを選んでも地霊殿? ま、ならどこでもいいってわけじゃなさそうだな」
早苗「どの道も“重い”。でも、進まなければ何も掴めない……ですよね☆」
チルノ「あたいは派手なのがいい! 魔界とかどうかなー!?」
レミリア「ふふ、選択こそが運命の分かれ道。さて、霊夢。どうする?」
霊夢「……行くわよ。私たちでこの“ゲーム”の真意を見届けてやるのよ!」
未だに納得の行かない霊夢は一旦呼吸を整え、覚悟決めるように言った。
――――――――――――――――――――――――――――――
隠岐奈「さあ、心の準備は出来たかな?」
…と、その時だった。
チルノ「ぜーんぶ行きたいっ!! 魔界も! 月も! 彼岸も! 選ぶなんてつまんないよっ!」
霊夢「はぁ!? 欲張りすぎでしょ!」
魔理沙「まあ……でもよ、確かにどれも気になるんだぜ。選択式ってのも妙に胡散臭いしな」
隠岐奈「……ふふ。まあ…そう来ると思っていた。」
霊夢・魔理沙・妖夢「え?」
隠岐奈は吹き出すように苦笑しながら、指をパチンを鳴らす。するも、3つの扉がぐるりと円を描いて繋がり合い、環のように回転し始めた。
隠岐奈「なら、お前達には“全ての道”を巡らせる権利をやろう! ……氷精の純粋な願望に免じて、な!」
チルノ(ドヤ顔)「さっすがアタイ! やっぱりアタイって天才!」
妖夢(呆れ気味)「ただのワガママが通っただけじゃ…… 」
――――――――――――――――――――――――――――――
扉を抜けると、其処は荒れ狂う魔界の大地。黒雲が渦巻き、瘴気が漂っている。
ユキ「歓迎するわ、幻想郷の旅人たち。私はユキ――黒魔術の使い手」
マイ「そして私はマイ。白魔術であなた達の命を終わらせてあげる」
霊夢「あーはいはい、どうせ通るには弾幕ごっこでしょ?」
ユキ・マイ「ええ、その通り」
激しい弾幕戦。ユキの黒炎とマイの光弾が入り乱れ、霊夢と魔理沙が前に出て撃ち合う
魔理沙「派手に行くぜぇ! マスパで全部吹き飛べッ!」
――――――――――――――――――――――――――――――
幻月「フフ……来たか」
無月「愚かなる者たちよ、我らは殺戮の化身」
妖夢「っ……! 気配が違う……これは本物の悪魔……!」
レミリア「悪魔同士の戦い、存分に楽しませてもらうわ」と挑発的に微笑む
霊夢「…なんか此処のオチなんかわかったかも…」
魔理沙「三連戦ってか?面白れぇ!」
殺戮の弾幕が四方から襲いかかる。妖夢が前に出て、剣で斬り払いながら叫ぶ
妖夢「ここは……私が斬り伏せるっ!」
紅い翼を広げ、レミリアは正面から二人の悪魔に挑む。霊夢と妖夢が援護し、早苗が奇跡を起こす。チルノも必死に氷弾を飛ばした。
死闘の果て、無月が倒れ、幻月も力尽きる。
――――――――――――――――――――――――――――――
最後に姿を現したのは、夢子と神綺。
神聖な威容を漂わせながらも、魔界の女神は優しく微笑む。
神綺「ここまで来るとは、大したものね。けれど、私達に勝てるかしら?」
夢子「さあ、参りましょう!」
霊夢「ここまで来たら、もう腹をくくるしかないわね。」
魔理沙「最後の大舞台ってやつだ。全力で行かせてもらうぜ!」
壮絶な弾幕の乱舞。だが全員の連携が冴え渡り、ついに二人を打ち破る。
――――――――――――――――――――――――――――――
白銀の扉を抜けると、月光が照らす幻想的な空間が広がった。
早苗「お次は月のエリアみたいですね。」
そこに待ち構えていたのは、月の姫――依姫と豊姫。
依姫「私たちのダンジョン、突破できるかしら?」
豊姫「無事に通れれば、地上へ導いてあげましょう」
罠と幻影に満ちた迷宮。弾幕と謎解きが交錯し、進むごとに体力も精神も削られていく。
妖夢(息を切らしながら)「……これ、本当にゲームの一環なのかみょん……?」
妖夢も次第にことの違和感に目覚めていく…
魔理沙「燃えるぜ!こういうのこそ冒険ってやつだ!」
早苗「今は信じて進むしかありません!」
最後の試練を突破すると、豊姫が微笑み、能力を発動させた。
依姫「やるわね……」
豊姫「ではご褒美。彼岸へ通じる道を“繋げて”あげましょう」
霊夢「ふぅ……これで月ルートも完了ね」
――――――――――――――――――――――――――――――
霊夢「さ、三途の川!?」
眼前には三途の川。小町の舟が待っていた。
小町「よっ、乗るかい? まあ、タダじゃないけどね」
霊夢「……乗らなきゃ進めないんでしょ。ほら、行くわよ」
チルノ「うわー川でっかい! あたい泳いで渡れるかな!」
妖夢「落ちたら戻れなくなるからやめた方がいいみょん。」
舟に揺られ、川を渡る。やがて、閻魔・四季映姫が待つ岸辺に辿り着いた。
映姫「よく来ましたね。しかし、あなた達の行いについて説く必要があります」
魔理沙「げっ、出たよ説教タイム……」
そこから一時間、延々と映姫の説教。仲間たちは眠そうになったり、レミリアは退屈になったのか、微妙に不機嫌そうにため息をつく
レミリア「……こんなのゲームじゃなくて罰ゲームよ」
妖夢(半泣き)「ごめんなさい……もう二度と夜食のプリンを勝手に食べませんから……」
霊夢(小声)「(妖夢の)罪、しょぼ…」
――――――――――――――――――――――――――――――
地霊殿の門が音もなく開かれると、温かな硫黄の匂いが鼻をくすぐった。そこは幻想郷の深層にして、静かなる“心の鏡”──
さとり「ようこそ、地霊殿へ。……あなた達の心の声、届いておりますよ」
地霊殿のロビーにて静かに一礼するさとり。
霊夢「やっぱり来たか、心を読まれるやつ……!」
魔理沙は腕を組み、「心の中くらい自由にさせてくれよな~」と呟く。
チルノ「へっへっへー! 見たけりゃ見ればいいさ! あたいの頭ん中は最強だぜ!」
さとり「“さっき食べたスイカバーがまだお腹に残ってる気がする”……なるほど、確かに強いですね、チルノさん」
チルノ「え、ちょ、うわああああああ!!\\\\」
妖夢は緊張しつつも「本日はお世話になります。せっかくの一泊、学びを得て帰りたいと思います」と挨拶する。
レミリア「私の“過去”を読むんじゃないでしょうね……?」
さとり「ええ、別に過去までは読もうとは思っていません。ただ……“あなたの妹のことを今も心配している”という気持ちが、貴女の瞳に浮かんでいるだけです」
レミリア「……フランのことは、私が一番知ってるわよ」ふと目を逸らして言う。
早苗「心を読むスキル、ぜひとも風祝的に参考に……いえ、宗教的にはアウトかも……」
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地霊殿内の旅館は、地熱を利用した温泉つき。夕食はこいしが準備した毒々しい見た目の創作料理(だが美味しい)。
こいし「わたしの“無意識で盛りつけた”夕食、召し上がれー!」
霊夢「……これ、生きてないよね?」
魔理沙(箸を止めながら)「動いたよな!? 今動いたよな!?」
さとり(苦笑い)「大丈夫。見た目が少々……変わっているだけです。味は保障します」
案内された旅館は、地獄の炎を利用した温泉宿だった。広々とした畳の間に、地底の食材を使った夕餉。霊夢は早々に卓袱台の前に座り、魔理沙は風呂場を探し、チルノは「ひゃっほー! 温泉! 温泉!」と先頭で駆けていく。夜、各々が布団に入った時、さとりの声が再び響いた。
「今日までの旅路で培ったものが、あなた達の明日を形作ります。忘れないように」
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ゴール 博麗神社
魔理沙「これで、終わりってことか?」
霊夢「みたいね…」
博麗神社に戻ってくると、そこには既に全ルートを通過した証として、参加者全員に金色の花冠が授与された。
リリス「皆さん、長旅お疲れ様でした! さぁ! お待ちかねの──最終審査タイム!」
舞台の中央に巨大な水晶球が浮かび、各地の“主”たちが映し出される。
慧音(人里)「教師代行としての振る舞い、妖夢さんが特に真面目だった。全体的に及第点。」
*幽香(太陽の畑)「早苗とチルノの世話が良かったわね。ただ、レミリアは花を蹴ってたから減点対象。」
咲夜(紅魔館)「霊夢の掃除力は神レベル。魔理沙は……粉塵爆発でマイナス」
フラン「チルノ、また遊ぼうねーっ! でも、まだまだ遊び足りないっ」
アリス(魔法の森)「芝居の演技力はチルノが意外にも優秀でした」
永琳(永遠亭)「今度、チルノに効く薬、作ってみるわ」
にとり(妖怪の山)「魔理沙、あのひみつ道具ちゃんと返してよ? 妖夢は機械との相性が良かったね」
幽々子(白玉楼)「料理は霊夢が手早くて美味しかった♪ あ、もちろん妖夢のも美味しかったわ!」
紫(八雲家)「すべて“見えて”いるわ……ふふふ」
隠岐奈(後戸の国)「欲を力に変えたチルノ、その無茶ぶりに私も驚いた。」
神綺(魔界)「霊夢の指揮が素晴らしかった」
豊姫(月)「早苗の冷静さが冴えていた」
映姫(彼岸)「説法への態度、妖夢は素晴らしかった。ただ、魔理沙は……少し居眠りしていましたので、減点対象ですが…」
さとり(地霊殿)「すべての“心”を感じられました。レミリアの弱さも、チルノの純粋さも、魔理沙の執着も」
リリス「では……幻想郷巡りゲーム、**最終順位発表です!」
第1位:妖夢(真面目な態度、全体貢献度が高評価)
第2位:霊夢(要所での安定感、評価者からの信頼も厚い)
第3位:チルノ(無茶だが意外と皆に好かれていた)
第4位:早苗(器用にこなすが、印象はやや薄め)
第5位:レミリア(好不調の波が激しい)
第6位(最下位):魔理沙(楽しかったが爆発しすぎ)
魔理沙「いや、ちょっと待て!今回、爆発は其処までなかったはずだぞ!!」
しかし、そんな魔理沙の抗議を払い除け、リリスは先進める
リリス「さて……最下位の魔理沙には――地獄式ランダム罰ゲームを受けていただきます♡」
魔理沙「自、地獄ランダム罰ゲーム!?」
くるくる回るルーレット、「闇の箱」に魔法が吸い込まれ……
リリス「選ばれたのは──“小町の一日アルバイト(舟漕ぎ地獄)です!」
魔理沙(絶望)「えええええぇぇえ!? ちょ、待っ――一日はねぇだろ!、さすかに船酔いするん…」
小町「うんうん、今日から新人ね。はい、オール持って、筋トレして♪」
その後……夕焼け空の下、神社には笑い声と魔理沙の悲鳴が響くのだった──。
幻想郷巡りゲームの幕が下り、霊夢たちが神社で余韻を楽しんでいる頃。
別の場所では、仕掛け人たちが集まっていた。
隠岐奈「ふふ……なかなか愉快な催しだった。参加者も生き生きしていたおったぞ!」
紫「ええ。案外やるじゃない!」
グラバー「俺も楽しかったさ。……今度は霊夢と魔理沙を“仕掛け人”にするのも面白いかもな。ただ、参加者は誰がいいか……」
リリス「大丈夫。このまま行けば妖夢が“麦わらの一味”を連れてくるから」
グラバー「……え? 麦わらの一味…て、ONE PIECEの……!?でも何故妖夢が……麦わらの一味に?」
リリス「そりゃあ、妖夢は麦わらの一味の仲間だもん」
グラバー「な、何だとぉっ!?」
グラバーは思考停止した。何故ならば東方キャラが麦わらの一味の仲間になっているなんてありえないからだ!
隠岐奈「まあ……何せ其処には“あのコウジ”がいるからな…… 」
グラバー「コウジ……?」
リリス「私の兄よ。海賊大戦士マスターコウジ。ONE PIECEの世界に生まれ育ち、そこで宇宙最強となり、数多の世界を手に入れた男」
リリスは真顔でそう語りかける。
グラバー「う、宇宙最強……?」
リリス「ええ。彼はONE PIECEだけじゃない。るろうに剣心、ドラゴンボール、NARUTO、プリキュア……様々な世界を渡り歩き、そこで力を得てきてるわ」
それを聞いたグラバーは怒りを顕にし、テーブルをバン!と強く叩く。
グラバー「奴は……世界の概念を壊すつもりなのか!? そんな真似、許されていいはずがない!」
リリス「それだけじゃないわ… 彼は各世界に“ナワバリ”を敷いて、戦士たちを傘下に加えているの。」
グラバー「……そうか。なら、俺は奴の所にいる戦士達を解放してやる! 必ずな!」
グラバーの瞳は燃えていた。その様子を見たリリスはフフッと微笑む
隠岐奈「また、良からぬことを企んでいるな……」
紫「まあ、でも楽しそうだからいいんじゃない?」
クリス(……あの野郎、よく本人の目の前で言えたもんだな……。)
少し離れた場所で、静かに話を聞いていたクリス(500年後のマスターコウジ)が、深い溜息を漏らす。
クリス「グラバー、まずは幻想郷で力を試してからにしろ。焦っても仕方ない」
リリス「それもそうね。じゃあ次のゲームを考えましょうか!」
グラバー「ああ、そうしよう。旅のルートももう少し考えていきたいしな」
こうして、さらなるゲームの幕が上がろうとするのだった……