葬送のFive・Nights   作:わたぼう

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文章力の無さに涙するぜ


NIGHT2日目 ???

 

 

 

 

時刻はお昼時

 

フリーレンとフランメは町を歩いていた。

 

「先生、どう?」

 

「大分慣れてきたな。」

 

フランメはフリーレンの魔力制限を見て言う。

 

「私じゃなくて、先生の夢の方だよ。」

 

その銀色の長い髪を揺らしながら否定するフリーレン。

 

「全面的に認可が降りるのはまだ先かもな…」

 

フリーレンは黙って師であるフランメの言葉を聞いていく。

 

「今の段階じゃ、民間では一部を覗いて...誰もが魔法を学べる世界には出来ないな。」

 

そう言って、フランメは青空を見上げる。

もうそろそろ昼飯の時間だ

 

「お昼はピザにするか?」

 

「流石に私も3日連続でピザは飽きたよ、そろそろ別のを食べよう。

…あとさ、さっき一部を覗いてって言ってたけど、それってFE組合の事だよね?」

 

「そうだな…」

 

そう、実際FE組合の魔法形態や技術の詳細は世間には伏せられており、その独自技術の秘密は民間に出されること無く、もう何百年と守られてきている。

 

魔法は魔族の代物として意味嫌われてきた、そんな忌避すべき力をFEギルド(FE=ファズベアーエンターテイメント)が研究の設備、その実権を我が物として扱っている。

 

そして問題は、国家と組合との魔法技術の差がどれだけ開いているのかだ。技術…此は単純な国力となるのは目に見えている。

帝国側には未だに魔法を魔族との嫌悪に結びつけ、技術の発展の妨げに思想を唱えるものもいる。

 

一部の層の派閥に技術を独占されるのは、今の時代では人類にとって、それは悪手だろう。

 

「何で、こんなにも…帝国側が魔法の研究を渋るのかも分からんが、FE組合も北部の魔族との戦場の現状を知っている筈なのに、何故...国と連携して技術提携や共同研究開発といった動きを見せないんだ?」

 

彼処まで大きな組織が北側の現状を知らない筈がない。

それはフリーレンにとっても疑問であった。

 

先生に魔法を学んでいる私からしたら分かる、この技術は余りにも惜しいとは感じる、この力は災害現場の救助活動や…もしかすれば魔族との戦闘にも役立つかもしれないのにと。

 

「まぁ…FE組合はどこまで行っても、エンターテイメントのある製品しか作る気がないのかもね。

子供から大人まで楽しめる夢のような施設ってのを売りにしてるし。」

 

フランメは目を閉じる…

 

その思想を批難する訳ではない、現に私が好きな魔法も、先生(ゼーリエ)に教わった花畑を出す魔法だ、でも今の時代では...そればかりも言ってられないだろうに。

フランメはその言葉を素直に飲み込むことは出来なかった。

 

 

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

 

 

 

……

 

 

2日目の夜がやってきた

 

貴方は録音を再生する

 

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

ハローハロー!

なっ? 初日の夜、俺はキミになら何の問題もなくできるって言ったろ?

それ見ろ! キミはやっぱ才能あるよ!

 

いや~、近頃は物騒だよな。

北部高原よりさらに北じゃ、あの個人主義の魔族が徒党を組んでるらしい。

 

ま、仮にここに魔族が攻めてきたとしても、何の問題もない。

この店のセキュリティ対策は抜群だからな。

 

万が一、セキュリティに異常があっても狼狽えるな。

その時は、備え付けの音声伝達機ですぐに上へ報告しろ。

あとは大人しく部屋で待つんだ……いいな?

 

運が良ければ、

お前は魔族の胃袋に収まる前に、病室のベッドに収まれるはずだ。

 

この経営組織が、魔族に対抗できる力を持っていて良かったな。

詳しい質問は機密事項だから受け付けないが……

こんなに安全な飲食店、今の時代に他にはないぞ?

 

と、まぁ雑談はここまでにして……店の奥の部屋に旧式のモデルが置いてるってことには、もう気付いてるよな?、

そいつらはな。ちょいと一部部品を使う必要があったから、旧店舗から持ってきたやつらなんだよ。

最初はそいつら修理して使うつもりでさ。新技術とかも使っていろいろ改造しようとしてたんだけど……。

でもさ。ホラ、あいつら見た目キモいじゃん? それに臭いとかも……げふんげふん。

と、とにかく、そういった理由で会社は方針を変えてさ。すっごく子供受けするような人形を新たに作ることに決めたんよ。

そういう事情から、旧式のは歩きまわろうにも歩けない状態のはずなんだ。

ま、出会ったところでフレディーの被り物をすればいいだけの話なんだけどさ。

 

でもさ……ヘヘヘ。実は俺、昔のキャラクターたちが大好きでさ。

『海賊フォクシー』って見たことあるか?

あ。いや、ちょっと待て。フォクシーじゃなく、ボニー……じゃ、ないな。スマン、フォクシーで合ってるわ。

そいつはな……まあ聞けって。

そのフォクシーってやつはちょっと神経質な奴で、フレディーの被り物でスルーできるか保証できないんだよ。

だからもしあいつが何らかの理由で活動を始め、夜にホールの隅の方で佇んでいるのが見えたら、奴へフラッシュライトを当ててやれ。

旧式のモデルは強い光を当ててやると、方向感覚を喪失するんだよ。

多分システムの再起動とかを引き起こしてしまうんだろうな。

んー……でも考えてみると、何か気になる部屋とかがあったら、どんどんライトを点灯させてみるべきかもしれないな。

それで奴を数秒足止めさせることができるだろうし、新型モデルのうちの何体かにも同様の効果が望めるかもしれない。

 

あぁ、そうだ。もうひとつだけ。……オルゴールのことを忘れるな。

正直言うとさ……俺はあの『パペット』って奴がどうしても好きになれないんだよな。

あいつは普段、じっと考え事をしてるだけなんだけど……。本当は奴はどこへにだって行くことができるんだ。

奴は恐らくフレディーの被り物にも騙されない。だから絶対にオルゴールのことを忘れるなよ。

 

でもまぁ、お前のことだからそれくらい大丈夫だろ。

じゃ、今夜も楽しんでくれ。また明日おしゃべりでもしようぜ。

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

 

貴方は溜め息をつく、魔族の胃袋に詰まるか…アニマトロニクスのガワに詰められる可能性もある。

 

「今は…まだ死ぬわけにはいかないんだ」

 

姿を消す魔法…

 

貴方の姿は消えてしまった。

 

「魔法ってのは便利だな…」

 

フィヨナさんと練習で始めて使ったけど、あの時の感じだと約10分で俺の集中力が切れ始めるってフィヨナさん言ってたな。

 

魔法を解除する…

 

それにしたって、魔法は魔族の代物なのに、ここの組合の方々は公に此を見せびらかして大丈夫なんかね。

今の俺には都合がいいから良いけどさ。

 

「とはいえ、ここの組合はあんな気味悪い(アニマトロニクス)製品を出すこともあるけど。

魔導光、音声伝達の魔道具やライトに…監視カメラ?…監視石板?監視鏡?何でもいいが…便利なものも出してるしな。」

 

恐怖を誤魔化すためなのか、またはこの雰囲気に慣れたのか、貴方は独り言が多くなった。

 

「フィヨナさんには事情は言えないけど、万一の時に備えて魔法は学びたいな…」

 

貴方の魔力量は決して多いわけではないし、優れた才覚があるわけでもない、技術も未だ未だ発展途上の状態だった。

 

 

 

 

……

 

 

 

HELLO…

 

 

 

「ん?」

 

確かにそう聞こえた。

 

貴方はカメラを見て確認する、左側から聞こえた。

 

左側のパーティールーム、何か置かれていたものが無くなっている。

何かは思い出せない。

 

ドンッ…

 

直ぐ様カメラを切り替えてダクトを確認した、そこに移ったのはアニマトロニクス…風船を持った男の子だった、

 

カメラにノイズが走る、カメラから目を離して、警備室のフラッシュライトでダクトチェックをする。

そこには笑顔で風船を持った男の子のアニマトロニクスがダクトから顔を除かせていた。

 

マズイッ…

 

フレディの頭を被る、

 

ドンッ…

 

5秒ほどが経過しただろうか、同じダクトを通って帰ったようだ。

貴女は思い出した、あれはバルーン・ボーイ、BBとも呼ばれている。

店内でよく子供たちに風船を配っている存在だ。

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

 

 

夜の時間帯に店の外から様子を眺めている、存在が一人いた。

 

「彼は私の教えた魔法をうまく使えるかしら…」

 

「本当は確認したいのだけれど。」

 

フィヨナは手を前に出す。

 

ギィィッ…

 

手が痺れて麻痺するかのような感覚を感じる。

 

「この結界が邪魔なのよね…」

 

「穴を空けて入るのは簡単ね、でもそれはフェイク」

 

この結界は内側と外側で結界の強度が恐らく違うと言うのがフィヨナの推察だ。

入るのは簡単でも出るのが難しい。

 

結界というのは本来なら何かを外部から守るために扱うものだ、敢えてそこに入らせるという発想は浮かびづらい。

 

アリが蟻地獄から抜け出せずに喰われるように、ここに入るのはリスクが高い。

 

「それ程に知られたくない秘密があると言うことかしら。」

 

 

 

「フフッ…」

 

 

 

風が草木を揺らす…

 

 

 

「それか、単純に私が魔族だから発動しているのかもしれないけどね…」

 

或いは後者が正解で敢えて魔族を誘い込むためか。

それは定かではない。

 

周囲に人の気配はない…

 

フィヨナは魔法を解いた…

 

綺麗な黒の髪色が変化していく、黄色の瞳も美しい翡翠の色に変わり…

慎重も僅かながらに縮んだ。

 

そこには小柄な顔の良い女性の魔族がいた。

 

名はソリテール、月明かりが翡翠の瞳と髪に小さな角を照らして、彼女は密かに笑っていた。

 

「私はもっと会話がしたいのジェレミー君、お姉さん…君にも気になるところがあるんだよ?」

 

 

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

 

深夜5時

 

 

貴方は苦戦を強いられていた。

 

オールドフォクシーとマングルにトイシリーズ達という、トリプルパンチがきていた。

 

数分前…

 

ダッ…ダッ…

 

HELLO…

 

ドッ…

 

「オールドフォクシーはライトで方向感覚を失う…」

 

貴方はフラッシュライトをオールドフォクシーに当てる、照らされた外観はざらつきのあるボディに眼帯を付けており、右手がフックになっている。

 

それと同時に左右のダクトから音がする。

 

カメラを素早く切り替えてダクトを確認する、そしてオールドフォクシーにライトを当てる。

 

ダクトチェックをすると、バルーン・ボーイが来ており、ライトを当ててフレディの頭を被る。

帰った音が聞こえたため、脱いでさらにオールドフォクシーにライトを当てようとする、が…被り物を脱ぐ直前に警備室のライトが点滅して、予想より早くトイチカが襲撃してきた。

 

ほんの数秒の判断が命取りになる。

背中からの冷や汗が止まらない。

 

トイチカは警備室から出ていった。

説明された通り、ある程度フラッシュライトを当てられたオールドフォクシーは、逆方向に動き出して警備室を後にしていった。

 

フレディの頭を脱ぐ。

 

「ふぅ...」

 

ガッッザッ…ガッ…ガッザッ…

 

 

ノイズ音が部屋に響く

 

「何だ?」

 

貴方が上を向くとそこにはバラバラにされたような…キツネのアニマトロニクスがいた。

それは天井に張り付いており、上から獲物である貴方を見下ろしている。

 

貴方は時刻を確認する。

 

あと2分…

 

ザッ…ガッガッ…

 

見られたッ…

 

姿を隠す魔法…

 

貴方は必死に魔力に集中力を注いで、目を瞑る。

 

頼む…

 

 

頼む…頼む頼む…

 

 

 

 

 

キッーン♪コーン♪カッン♪コーン♪

 

 

 

 

6時になった...

 

マングルは警備室から出ていった。

 

 

「助かった…」

 

本当に魔法を覚えておいて良かった…

 

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

 

お昼時、場所は前回と同じ

 

「フィヨナさん」

 

「何?」

 

「その…魔法を教えて下さって、ありがとう御座います。」

 

「いいのよ、お礼なんて、それにしてもビックリしちゃった。

姿を消す魔法を教えてくれだなんて言うから、いったい何に使ったのかしら?」

 

「それ…は…」

 

 

「除きかしら?」

 

「イヤッ違いますよ!」

 

二人の賑やかな声がその日は公園に響いた。

 

 

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

 

「そう言えば先生…最近の寝付きはどう?」

 

「特には変わってないな…」

 

あれ以来、起きてからの不快感は変わらない、先生は夢の内容を私に話してくれたが…恐らく全てじゃないだろう。

 

私の精神に住み着いている怪物の正体は未だに掴めない。

 

「魔法は楽しめてる?」

 

「…」

 

そんなに今の私は脆く見えるのか…弟子にそんなことを思わせるなんてな。

 

「フリーレン…」

 

「何?」

 

「私が弟子としてお前を拾った時のことを覚えてるか…」

 

「うん」

 

「私は魔法が好きだ、でもその魔法で私は全てを奪われた。」

 

「うん」

 

「でも…何故か分からないが、それがまた起こりそうな気がする…しかも今度は私自身の過ちで。」

 

 

そう言ってフランメは次の夜を迎えることになる。

 

 

 




次回はフランメの悪夢でお会いしましょう

Fnafのキャラをメインとして、描写を出してほしいか、葬送のフリーレンのキャラをメインとして、描写を出してほしいか。

  • Fnaf
  • 葬送のフリーレン
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