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前書きとして書くのはおかしいかと思いますが、今後とも、お付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
プラント群を後ろに連なるザフトの造船場や整備ドックの一角に数隻のナスカ級やローラシア級が入渠していた。
そのうちの一隻にクルーゼ隊の専属艦であるナスカ級高速戦闘艦“ヴェザリウス”の姿があった。
『ヴェザリウス発進は、定刻通り。搭乗員は12番ゲートより速やかに乗艦せよ』
ヴェザリウスが入渠しているドックにはアナウンスが流れていた。
アスランは12番ゲートより入り、ヴェザリウスに乗り込もうとしていると、隊長であるクルーゼと父のパトリックが何かを話している姿を目にする。
アスランはそれを横目にしながら敬礼をして通り過ぎようとすると、父パトリックに呼ばれる。
「アスラン、ラクス嬢の事は耳にしているな?」
「はい」
パトリックの言葉に頷いて返事をすると、今度はクルーゼに顔を合わせる。
「しかし、隊長。まさか、ヴェザリウスが?」
アスランがクルーゼに尋ねたのは、ヴェザリウスがラクス捜索の任に就くのかどうかであった。
クルーゼはアスランが尋ねる意味を分かってか、少し笑みを浮かべる。
「冷たい男だな、アスラン。無論、我々は彼女の捜索に出るつもりだ」
「でも、まだ何かあった訳と決まった訳では………民間船ですし」
アスランの言葉に返事をしたのはクルーゼではなく、パトリックであった。
「公表はされていないが、既に捜索に向かったルンドウ隊の偵察型ジンも戻らん」
パトリックの言葉を聞きアスランは嫌な予感が過る。
「ユニウスセブンは地球の引力に牽かれ、今はデブリ帯の中にある。嫌な位置なのだよ」
クルーゼが言うように、デブリ帯の近くには地球軍の艦船が見張りを張っており、民間船でも攻撃をされる可能性がある。
続けてクルーゼはアスランに説明をする。
「ガモフもアルテミスで足つきをロストしたままだしな」
「まさか………」
アスランはイザーク達が死んだのではないかと思ったが、クルーゼは首を横に振る。
「彼らも赤服を着る優秀な者たちだ。そう易々とやられはしない」
「ラクス嬢とお前が定められた者同士と言うことは、プラント中が知っている。なのにお前がいるクルーゼ隊がここに休暇と言う訳にはいくまい」
パトリックの言葉にアスランは何も言えなくなる。
「彼女はアイドルなんだ。頼むぞクルーゼ、アスラン」
パトリックの言葉にクルーゼとアスランは敬礼をして返事をする。それを見るとパトリックは何も言わずにドックを後にする。
「彼女を助けてヒーローの様に戻れと言う事ですか?」
アスランは父の背中を見ながらクルーゼに尋ねる。
「もしくは、その亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな」
クルーゼの言葉に驚愕の表情を浮かべてアスランは彼を見る。
「どちらにせよ、君が行かなくては話にならないとお考えなのさ、ザラ委員長は」
クルーゼはそう言いながらヴェザリウスに入っていくのであった。
ヴェザリウスはガモフと合流する為、最大船速で向かっていると、レーダーに何かをキャッチする。
「どうした」
艦橋に上がったクルーゼは艦長に尋ねる。
「地球軍の艦艇と思われますが………こんな処で何を………」
モニターに映し出される画質の荒い映像にクルーゼは航海図を見る。
「足つきがアルテミスから月地球軍本部へと向かおうとすれば、どうするかな?」
クルーゼの質問に艦長も航海図を見て答える。
「ではやはり補給を……もしくは出迎えの艦艇、と言う事でしょうか?」
「こちらの位置はまだ気づかれていないな? ロストするなよ、慎重に追跡しろ」
「我々がですか? しかし………」
クルーゼの言葉に艦長は驚く。一刻も早くガモフと合流しないと考えていた艦長は単艦で追跡することに驚いていた
「ラクス・クラインの捜索も無論、続けるさ。だが、たった一人の少女の為にアレを見逃す。という訳にも行くまい。私も後世歴史家に笑われたくないしな」
その頃、播磨とアークエンジェルはユニウスセブンを後にしていた。
二隻のクルーたちは何も言えない雰囲気で映像に映るユニウスセブンを見ていた。
播磨の食堂には伊吹とラクスの奇妙な組み合わせで食事をしていた。
「しかし、ラクス嬢。大変でしたな」
「ええ。ですが、日本皇国の皆様に助けられたこと、感謝しております」
二人は他の目を気にする様子もなかった。
「そういえば、ラクス嬢。かの艦にも貴女と年齢の近い同じ者がいますが、会ってみますか?」
「本当ですか‼」
伊吹の言葉にラクスは喜ぶ。
日本皇国はオーブ同様、ナチュラルもコーディネイターも関係なく受け入れ、共存している数少ない中立国家。だが、軍に身を置いているコーディネイターの数は少なく、滅多に出会う機会がないのである。その為、播磨にはセルベリア以外にも数人のコーディネイターはいるが、ラクスと面識があるものは現在、伊吹と勇気、セルベリアだけであった。また、同年代としてラクスと話ができるものは少ないのである。
「会ってみたいですわ」
「解りました。手配しておきます」
伊吹の言葉に先ほどまで悲痛な表情をしていたラクスの顔に、表情が生まれる。
アークエンジェルからランチを使ってキラは播磨へと来ていたが、なぜかキラの友人も乗り込んでいたのである。
「これが播磨か………アークエンジェルより大きいな」
「やぁやぁ、キラ君。良く播磨に……ってなんで彼らが?」
キラを出迎えたのは播磨艦長である山城であった。
「いや、なんでって言われると………なんででしょう?」
キラも彼らが付いてきている意味を理解していなかったのである。
「まぁ、良い。ついてきてくれ。君たちに合わせたい人がいる」
山城の言葉にキラたちは顔を合わせる。
「ここだ」
山城がキラたちを案内したのは、播磨の食堂であった。そして、扉を開けると、一人の少女がキラたちの目に入る。
「初めまして、ラクス・クラインですわ」
キラたちを見たラクスは立ち上がって自己紹介をする。
「民間人は俺たちだけじゃなかったのですか?」
キラについてきたサイがラクスの横に立っている伊吹に尋ねる。
「彼女はユニウスセブン近くを救命ポッドで回収したんだ。だが、アークエンジェルに運ぶ訳にはいくまい」
サイの言葉に答えたのは山城であった。
「救命ポッド………では、彼女もヘリオポリスの?」
「いや違う。彼女はプラントのお姫様だ」
伊吹の言葉にキラたちは驚くのであった。
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ある日の会話
武「なぁ、伊吹さんってマジでチートキャラすぎん?」
A「何を今更。と言うか、そう言う設定にしたのお前たちじゃん!」
武「ちょっと、何言っているか判りません」
A「簀巻きにして榴弾砲の弾にしてやろうか」
武「だって、あの人の異名って“歩くフラグ製造マシーン”やったり“歩くフラグ建築士”、“歩くフラグ絨毯爆撃機”だったりじゃん」
A「それを言っているのはお前ともう一人の奴だけだ。まぁ、フラグ建てては回収するのは山城だったり勇気だったりだけど」
武「でしょ? 胃薬が医務局から消えていたりして」
A「………アハハハ……有得そう。いや、下手したら山城も勇気も懐に胃薬を持っているぞ。多分」
武「笑えねぇ」
山・勇「「懐に仕舞っていますけど何か? なんだったら、瓶何個か常備してますけど?」」
A・武「「うわぁ~」」
こんな会話がったりしています(笑)
外伝を出そうか迷っています。内容については日本皇国の当時の状況であったりとか、開発秘話だったりとかです。投稿はSEEDが終了した後に出します。
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出せ
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出さなくていい