自分ももう一人も確認をしているのですが、頭で思い浮かべたことを書いているので、どうしても抜けてしまったり、間違えていたりとしてしまっています。
本当にありがとうございます。
長文(?)となりましたが、本編を楽しんでください。
播磨ではヘリオポリスに攻撃を行うザフトに対して、オーブとの防衛協定に則りザフトに対して攻撃を行っていた。
「間違ってもヘリオポリスに攻撃は当てない様に‼ 主砲、副砲、一斉射‼
艦長代理である水城の指示により、播磨の連装主砲並びに単装副砲の火が吹く。だが、この攻撃に対してジンは軽々と回避運動をされ避けられてしまう。
「ナスカ級、こちらに照準を合わせました」
「回避‼」
ザフト軍の主力艦であるナスカ級の主砲が、播磨に対して撃ち込まれるが巨体とは思えない機敏な動きで攻撃を回避する。
「ヘリオポリス防衛部隊の消耗率はどうなっているの?」
「メビウス・ゼロを除く全てのシグナルをロストしています‼」
「ヘリオポリス防衛部隊にメビウス・ゼロなんて配備されてたの? ………そんな事はどうでもいいわ。ローラシア級に動きはあるの?」
「確認されていません‼ ナスカ級より熱源反応あり‼ ジンの増援です‼」
播磨の艦長代理を務めている水城は、ヘリオポリス防衛部隊に一部の兵士しか扱う事が出来ないメビウス・ゼロが配備されていたことに驚くが、今はザフトを追い払う事が専決と考え、指示を出していく。
「第一から第四VLSに桜花を装填‼ 目標、ナスカ級‼ 撃て‼」
播磨の艦中央部に設置されている多目的VLSから対艦ミサイル「桜花」が射出され、ナスカ級に向かって行くが、増援として出撃したジンによって尽く、迎撃されてしまう。
「ジン接近します‼」
「主砲、副砲、対空砲撃て‼」
水城の指示で播磨の主砲と副砲、対空砲が火を噴く。だが、その殆どが回避されてしまうが、数機のジンが避け切れずに爆発していた。
すると、播磨からの迎撃を掻い潜って接近したジンであったが、播磨に近付く前に撃破されていた。そして、播磨の艦橋近くをセルベリアが駆る零・ジャグラーが通り過ぎて行った。
「セルベリア機より通信です」
「繋いで」
水城がそう言うとモニターにセルベリアの顔が映し出される。
『これより戻りますわ。それから、補給を終えましたら再度出撃してナスカ級とローラシア級に対して攻撃をしてきますわ』
セルベリアの言葉に水城は驚きを隠せなかった。零・ジャグラーは日本皇国が開発した試作機の一機。今回の戦闘が初の出撃と言う事もあって、補給を兼ねて点検をしてから出撃させたいと水城は考えていたのである。
「補給については理解しましたが、点検も一緒に行ってください」
『ですが、このままではヘリオポリスがザフトの侵攻によって崩壊する危険性がありますのよ‼ 指を咥えて見ていろとでも言うおつもりですか?』
「そうは言ってないです。ですが、再度出撃した際に何か遭ってからでは遅いのです。お願いですから、補給を兼ねて点検を」
水城の説得にセルベリアは渋々ではあるが、納得する。そして、零・ジャグラーは播磨の艦首のカタパルトに着艦し、そのまま格納庫内へと収容される。
「ナスカ級より熱源反応1‼ ライブラリー照合、シグーです‼」
「指揮官機がお出ましと言う事ね。シルヴィア機は‼」
「こちらに戻ってきています。後方に戦闘機部隊及びVF部隊も確認‼ 全機のシグナルを確認。未帰還機無し」
「………そう」
オペレーターからの報告に水城は安堵する。未帰還機を一機も出さなかった事に安堵したのである。
「シグーがヘリオポリス内に侵入しました‼」
「なんですって⁉」
「また、ヘリオポリス内部より未確認機四機を確認‼ モニターに表示します‼」
モニターに映し出されたのは四機の機体がナスカ級へと入って行く姿であった。
「福本事務次官が言っていた地球軍が開発したMSね………ナスカ級に入って行ったと言う事は、奪取されてしまったのね」
水城はザフトの狙いが地球軍の開発したMSを奪取する事であったこと、このまま戦闘を終えてプラントへ戻ってくれることを願っていた。既に播磨に配備されていた機体は全機が収容され、再度出撃できる状況ではなかった為、ザフト軍がこのまま何事も無く帰ってくれることを祈っていた。
すると、ヘリオポリスを映し出していたモニターから、ヘリオポリスの外壁が爆発しそこからシグーが出てくる姿を映し出していた。
「何があったのか調べなさい!」
水城の指示でヘリオポリスの外壁が爆発した原因を調べ始める。
「艦長代理‼」
「何か判ったの⁉」
「はい、シグーが出て来る直前に、ヘリオポリス内部で強力なビーム砲が撃たれた模様です」
「熱源は?」
「熱源までは感知できません」
水城はヘリオポリス内部で何が起きているのか判らないまま、如何しようかと悩み始める。
「ナスカ級及びローラシア級より多数の熱源を感知‼ ジンです‼」
オペレーターがそう言うとモニターには、ナスカ級とローラシア級から出撃する多くのジンの映像が映し出された。
「あの装備は……拠点破壊用のD装備⁉ まさか、ザフトはヘリオポリスを破壊しようとしているつもりなの⁉ そんなことはさせない‼ 機体の整備と点検は‼」
「既に完了しています‼ いつでも出撃可能です‼」
「全機を出しなさい‼ 何があってもヘリオポリスを破壊させてはならないわ‼」
水城はザフトの攻撃でヘリオポリスを破壊させてはいけないと考え、既に収容している機体全てに出撃命令を出した。
播磨の第一カタパルトに接続された零はシグナルが青になるのを待っていた。
『カタパルト正常。零、出撃してください‼』
「了解よ。零、山城シルヴィア。行くわ‼」
カタパルトから射出された零は遠距離用アタッチメント・モジュールを装備していた。
同じく第二カタパルトに接続された零・ジャグラーも出撃の合図を待っていた。
『カタパルト正常、零・ジャグラー、出撃してください‼』
「福本セルベリア、零・ジャグラー、行きますわ‼」
セルベリアの駆る零・ジャグラーには、試作の有線式誘導兵器を搭載しており、アタッチメント・モジュールを装備する事が出来ない仕様となっていたのである。
「シルヴィアさん、行きますわよ」
『ええ‼ ザフトの連中に誰が相手になっているのかを目に物を言わせてやるわ‼』
ヘリオポリスにはシルヴィアは旦那がいて、セルベリアに至っては旦那と義父がいる為、破壊行為をした際、巻き込まれてしまっては日本皇国の未来に関わる事という事もあってか、特にこの二人に至ってはぶち切れ状態であった。
シルヴィアは両肩部に設置された試製多目的自律誘導ミサイルポッドの照準をジンに向ける。遠距離用アタッチメント・モジュールを装備した零には、マルチロックオン・システムが搭載されている事もあって、的確に多くのジンに照準を合わせる事が出来ていた。
「行きなさい‼」
シルヴィアが引き金を引くと一直線に照準を合わせたジンに向かって射出され、迎撃をしようとしたジンは装備が邪魔で迎撃が出来ずにミサイルに当たり、爆発の華を咲かせていった。
「捉えましたわ‼」
セルベリアも試製有線式誘導ユニットをジンに合わせ、また自身もビームライフルを掲げて引き金を引くと、多くのジンを巻き込んで爆発の華を咲かせていった。
「VF部隊‼ 我に続けぇっ‼」
五機からなるVF部隊がD装備のジンに向かって行った。また、護衛についていたジンがいち早くVF部隊を発見し、迎撃をしようとする。だが、戦闘機状態のVFはSF同様に小回りが利くというメリットがあり、ジンの突撃銃を軽々と避けて見せた。
「フォーメーションD‼」
『おう‼』
五機のVFは小隊を散開し、護衛についているジンに照準を絞る。
「く、くるなぁぁぁぁ‼」
照準とされたジンが闇雲にVFに対して突撃銃を撃つが、掠りもせず避けられてしまう。すると一機のVFがジンに向かって突撃をしてきたのである。これをチャンスと見たジンのパイロットは突撃銃の照準をVFへ、向けた瞬間、有得ないものを目にしてしまう。
なんと、VFはガナウォーク状態へと変形し、脚部のスラスターで突撃銃の弾丸を避けてしまったのである。
これを見たジンのパイロットは驚きの余り硬直してしまい、そのまま他のVFによって撃破されてしまうのであった。
この結果、ヘリオポリスを破壊しようと目論んだザフトであったが、目論見が外れてしまい出撃したジンすべてを失う結果となってしまった。
ナスカ級艦橋では驚きの余り誰も口を開く者はいなかった。
「チッ、日本皇国は化け物の集まりなのか………仕方が無い。撤退する」
「しかし、もう一機については宜しいのですか?」
ナスカ級の艦橋にいた白服の男の指示に、艦長である男性が確認をする。
「アデス。私に奪取した機体を出させて、取り返されて来い。とでもいうつもりなのか?」
「い、いえそんなつもりは………判りました。オーブ宙域外へ出る‼ ガモフにも同様に伝達しろ!」
これによりザフト艦二隻はヘリオポリスを後にするのであった。
誤字脱字、感想等ありましたら、よろしくお願いします。