白洲アズサの兄概念   作:Missan

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また一つ歳が増えたので初投稿です。

あぁ、ついに私も20代に......
長かったような短いような
嗚呼...誕生日ボイス助かるぅ↑

では本編です


第十一話:殺す気で来い

 碧くどこまでも広く、青く澄み渡る蒼空、暗く深い憎しみの上

 

 此処は俺の神域

 どこか見覚えがあるこの場所は、神秘で満ち、消費してきた分の神秘を身体が吸収する

 

 外部からの干渉は不可能、どちらも援軍は来ない。だが、俺だけは無限に近い

 どんなに傷ついても、どんなに神秘を消費しても、数分で元通り

 

 水面に多くの敗者が倒れていく

 

「……やはり、つまらない」

 

 足下で倒れている2人と、膝をつきこちらを見上げている大人が1人

 

「どうして、君はそこまで……」

 

「さようなら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「兄さん……?」

 

 外に出ると、アズサが待っていた

 

 恐らく俺の神秘を感じ取ったんだろう。できれば会いたくなかったが

 

「先生に何をしたの……?」

 

「……」

 

「どうして、何も答えないの……兄さんッ!!」

 

「……見てわからないか?」

 

「……っ、許さない!」

 

「それでいい、殺す気でかかって来い」

 

 戦闘開始……の瞬間

 

「退いてください!!」

 

 角から急に、一台の車がドリフトしながら飛び出してきた

 

「あ?」

 

「!?」

 

 そのまま車にドンッと跳ね飛ばされ、受け身を取りながら地面を転がっていく……痛ぇだろが(ガチギレ)

 

「先生!手を!」

 

「セナ……私より、他の子を……」

 

「今は先生が最優先です。少し痛みますけど我慢してください」ダキアゲ

 

「あり、がとう……」

 

 そのままシャーレは車の中に運び込まれた

 

「おい、待てよ」

 

「やらせない!」

 

 銃を構えたところをアズサに撃たれ、飛んでくる銃弾を片手の剣で弾く

 

「今のうちに早く!」

 

「ありがとうございます!」

 

 車は急発進してからすぐ角を曲がり、見えなくなっていった

 

 今すぐにでも追いかけたいが……一先ず、目の前のことから片付けていこう

 

「…………ふぅ……アズサ、俺が嫌いか?俺は……お前が嫌いだ」

 

「それでも、私は……」

 

「この苦しみを早く終わらせるためにも、お前を倒す」

 

 銃を連射、アズサがそれを横に走り出して避ける。アズサが走りながら横向きに撃ってくるのを俺も走り弾きながら避ける

 

「はぁっ!」

 

「おっと」

 

 距離を詰め至近距離で撃ってきたのを、銃身を掴み上に逸らして外させ、銃弾が空を切る

 

「下がガラ空きだぞ」

 

「っ!」

 

 足を引っかけて地面に倒し、後ろに下がりながら撃つ……が地面で体を回転させて素早く俺に向かってきたため何発か外れる

 

 アズサが近づき、立ち上がりながらの蹴りで俺は銃を飛ばされ、そのまま近接戦に入る

 

「ふっ!……っ!」

 

「ふむ、あの時よりはマシになったな……だが、まだ無駄な動きが多い……なっ」

 

「ぐッ!?」

 

「はあッ!」

 

「ッぁああ!!」

 

 隙を狙って脚に蹴りを入れ、体勢を崩し、回し蹴りで吹き飛ばす

 

 アズサが起き上がり俺に気づく前に、翼を広げて飛び上がる

 

「ッ!……どこに……」

 

 神秘をエネルギーに高速で飛行し、雲の合間、アズサの頭上を旋回

 

 薄暗く曇った空に、放出された神秘の青い線が引かれていく

 

 さらに速度を上げ、背後からアズサに向けて降下し、音速に近い速度で背中に剣を叩き込む

 

 石レンガ造りの道を破壊しながら、建物の壁に突っ込んだアズサの近くに着地する

 

 砂埃が晴れ、歯を食い縛り痛みに顔が歪んだアズサが俺を見つめる

 

「こうなることはわかっていただろう?お前は弱い、俺よりも、スクワッドよりも」

 

「……っ」

 

「あとは寝てろ……」

 

 引き金に指をかけ撃とうとした瞬間

 

【……】

 

 あの時の複製が現れ、アズサの前に立ち塞がった

 

「なぜ邪魔をする、お前の敵だろ?」

 

【……】フルフル

 

「?どういうことだ、お前の使命はエデン条約の守護のはず……」

 

「……っ!」

 

 足下に何かが当たるのを感じ下を見る

 瞬間、閃光が走り、視界と聴覚が麻痺する

 

「っ……逃げたか」

 

 目を開けアズサがいた場所を見ると、そこにはぬいぐるみが落ちていた

 

「おい、いったいどういうつもりだ」

 

【……】ギュッ

 

「????」

 

【……】

 

「…………落ち着け、ってか?」

 

【……】コク

 

「そうか……確かに、少し頭に血が上り過ぎてた、ありがとな」ナデナデ

 

【……】

 

「……そういえば、他の気絶してた奴らは……消えてる……一つに集中し過ぎたな」

 

【……】クイクイ

 

「ん、どうした」

 

 服を引かれ、ユスティナが指差す方向を向くと、拘束された状態のミサキたちが

 

「あっ、本来の目的はそっちだったな、拘束解くの手伝ってくれるか」

 

 ユスティナと協力して拘束を解き終え、少しして全員が目覚めた

 気づいたらユスティナは消えていた

 

「最悪……敵に捕まった上に、助けてもらうなんて」

 

「まあ相手結構強かったしな……でもお前も頑張ったんだろ」

 

「……うん、まあ、全力は出したつもり」

 

「無事……ではないけど、よかったよ」

 

「……ありがと」

 

 恥ずかしそうにしてんのかわいい……今そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ集中しろや

 

 ツンデレっていいよね(唐突)

 

「今何か変なこと考えてた……?」

 

「いや全然」キリッ

 

 いやでも、これはツンデレではないような……まいっか

 

 かわいいなら、おーけーです

 

「ふーん……で、今の状況は?」

 

「シャーレは俺が……ってそうだ、まだ息のある状態で持ってかれたんだ」

 

 今から追っても流石に遅い……な。学校や病院なんかに運ばれたら何も手出しできない

 

「あんたなら確実に始末できたんじゃないの?」

 

「いや、確かにそうなんだが……あの時、強烈な頭痛がしてな、狙いが外れた」

 

「……大丈夫?」

 

「しばらく続いてたが、少し前に治った」

 

 薬の効果が切れてたのか?

 やっぱり安物の鎮痛剤じゃ効かないか

 

「そ、ならよかった……リーダーたちは?」

 

 ミサキがそう聞いてすぐ、タイミングよくサオリから無線が入ってきた

 

「そっちはどうだ、サオリ」

 

『ヒヨリと合流後、敵部隊と何回か交戦したが、どれも特に損害なく片付けた……が、少し前に偵察部隊から悪い知らせを聞いた』

 

「聞かせてくれ」

 

『トリニティ自治区外部より敵の増援部隊が接近中、規模はこちらと同等で戦車に武装ヘリまで……だそうだ。それと、両学園の待機していた部隊も動き出し始めている』

 

「そうか、わかった……厳しいな、こっちはミサキは大丈夫そうだが、その他の何人かは下がらせた方がよさそうだ」

 

『……どうする』

 

「そっちの部隊の残弾数と負傷者は?」

 

『ヒヨリの部隊と合わせて……残弾約81%、負傷者は軽傷が少数、それ以上はいない』

 

「流石だな。それじゃあ……スクワッドと俺は一度最初の建物に集合、増援への対処とトリニティ本校舎への侵攻部隊についての再編を考える」

 

『そうか、了解した』

 

「とりあえず何人かそっちに送る。それで暫くは大丈夫だろう」

 

 戦力を一箇所集め過ぎると、包囲殲滅されやすくなるが……まあ最悪、俺が向かって道をつくればいい

 それが勝利の道とは限らないが

 

「さて、行くぞミサキ」

 

「わかった……っ」

 

「おっと……大丈夫か?手繋ぐか?」

 

「撃たれたいの?」

 

 ヒェッ、じょ、冗談じゃん〜……そんな怒らんといて

 

 顔赤くして睨みつけてくるの……なんかいいね!(新たな扉が開く音)

 




オデュッセイア......果たして軍艦は出るのかどうか
それによって新しい概念(新作)が生まれるっ!

学生の方、夏休みどうですか?
私は生活習慣が乱れに乱れてヤバいです()
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