ロキロキの〜♪なんて言ってる場合じゃねぇべ
7時寝の16時起きはヤバいですよお兄さん
では本編です
「……よし、この作戦で決定だな。待機中の部隊に命令を…………あ?」
「……」ピクッ
急に動きを止め、床に広げた地図からバッと顔を上げた俺とサオリに、他3人がわからず聞いてくる
「リーダー?」
「リオンさんも、どうかされました?」
「お前たちがここを空けてたのは、どのくらいだ」
「3時間くらい、ですかね……?」
「……リオン」
「ああ……いるな、あいつが」
「あいつ?」
そうだったな、あいつも元アリウスで俺が鍛えてたんだ
この場所くらいわかってて当然か
そして俺との戦闘後直ぐここに来たとしても、それよりも前に来ていたとしても、当然"用意"できる時間はあったわけで……
「《アズサちゃん》」スッスッス
「あ、アズサちゃんですか?」
突然、近くで爆発が起き、全員が素早く戦闘態勢に移る
「ブービートラップ……!」
「まあ、当然仕掛けられてるよな」
「あっ、こっちにも!?」
再度爆発し、ヒヨリが少し巻き込まれる
「動くなっ!!」
「動揺して隙を見せるな。いつも言ってるだろヒヨリ」
「でもこの感じ、まだ周囲にありますよ!?早くここから出ないと」
「待てヒヨリ!」
急いで今いる場所から外に出ようと、走り出したヒヨリをサオリが止めようとしたが、時既に遅く……
「あっ──」
どこからか飛んできた爆弾の爆発で吹き飛び、壁に打ち付けられ気絶した
「……はぁ……狙撃手が真っ先に狙われたな」
「……接近戦に持ち込む気か?」
カチッ ゴトッ
「っ!手榴弾!」
「おらっ」
転がってきた手榴弾を蹴り返し、窓から外へ
爆発の衝撃で空気が揺れる
「威力が普通じゃないな」
手榴弾の違法改造は禁止されてるんだぞ
え?お前たちも違法な武器持ってるだろって?
サーモバリック手榴弾?……知らない子ですね(すっとぼけ)
「白洲アズサぁ!!」
「おぉぅ……急にキレるやん」
手榴弾が飛んできた方向に、一瞬見えたアズサをサオリがガチギレ気味に追いかけていった
「追いかけたらそれこそ思う壺じゃん……」
「まあ、あいつなら大丈夫だろ。姫、ヒヨリは?」
「《大丈夫、気絶してるだけ》」スッスス
「そうか、ならこのアホたれは俺が見ておく。2人はサオリを手伝ってこい」
少し遠くから銃声が聞こえる。恐らくサオリがアズサに追いついたんだろう
「仕方ない。私たちも行こう、姫」
「……《リオンは行かないの?》」スッスッス
「……後から行く、先に行ってろ」
少しの間の後、アツコが頷き2人は走っていった
「さて、と」
アホたれを肩に担ぎ、装備を(異空間に)仕舞い歩き出すだす
「そこら中爆発で穴だらけだな」
ギシッ グググ
「……この階に、というかこの建物に居たら危ねぇな」
剣で外側の壁に大穴を開け、翼を広げて飛び立つ
「ふぅ……ここまで来ればいいか」
元いた建物から少し離れた、別の建物の屋上に着地した
アホたれを床に下ろし、装備も出す
「少し借りるぞ」
対物ライフルを床に設置し、スコープを覗いてサオリたちの様子を見る
3人が見えた。だが直ぐサオリが1人走り出し、ミサキとアツコも別々の道から進もうと踏み出した直後……
ゴゴゴゴゴゴ
「地震……?いや、まさか……!?姫、走って!」
今いるフロアの天井が崩れ始め、2人は走り退避しようとする、が……運悪くミサキの頭上に巨大な瓦礫が降ってくる
「あっ(これやば)──」
回避できないと思い目を瞑った瞬間……どこからか飛んできた銃弾によって瓦礫が粉砕され、小さな瓦礫が体に降り注ぐ
「っ……誰が……?」
一瞬の出来事に少しの間困惑していると、無線が入る
『ミサキ、大丈夫か』
「え?まさか、今のあんたが……」
『早く行け、俺は別の建物の上からそっちを見てる』
「了解……ありがとう」
無線が切れると、ミサキは思考を切り替えながら走り出した
「……咄嗟に撃ったが、意外と当たるもんなんだな……おっ、サオリがアズサに追いついたか」
あの時、俺が追い詰めた時と同じく、今度はサオリに銃口を向けられてる……やはり、まだ弱い
「だが……それでいい」
さて、あいつの意志は見れた。サオリがやりすぎる前に行こう
「はぁっ、はぁっ……っ!兄さん……」
「また逃げたのか」
「……」
「それでいい」
「…え?」
「ここから早く逃げろ、そしてもう、戻ってくるな」
ぬいぐるみを取り出す
「『友情の証』……か」
「!?どうして、それを……!」
「お前には悪いが、この戦いが終わるまで隠れるか……ここでの思い出は忘れて、別の自治区で新しい幸せを手に入れろ」
「兄さん、それ……」
「早く逃げろ、またサオリに追いつかれるぞ。ヒヨリにも話しておいた、狙撃の心配はない」
「それを…早く、離して……」
「早く行けって言ってるだろ。ほら、サオリたちの足音が聞こえてきたぞ」
「で、でもっ……!」
「行け!!!!!!」
「っ!」
銃をアズサの足下に撃ち、天井を剣で斬り瓦礫を降らせて瓦礫の壁ができる
「兄さんっ!そのぬいぐるみは!!」
壁の向こう側からアズサの必死な声が微かに聞こえてくる
「……このぬいぐるみがそんなに大切か?悪いがもう返すことはできない」
「リオン!アズサはどうした」
「壁の向こう側にいる。あいつは……」
「待って、何か聞こえる」
ミサキがそう言って、全員が静かに耳を澄ます
ピッ
手に持つぬいぐるみから、聞き覚えのある音が聞こえてくる
ピッ
「…?おいまさか」
ぬいぐるみを破き中身が露わになる。中身は……ヘイロー破壊爆弾
「……あいつの焦りはそういうことか」
ピピッ
「全員逃げろッ!!!」
「…っ!」
「おまっ……!」
アツコが俺を庇おうとし、それを逆に庇おうとした瞬間……
俺の意識は闇に呑まれた
今回はちょっち少なめですが、お兄さん許してぇ
ちょっと本気で昼夜逆転治さないとヤバいので、猫耳シスターの懺悔室で猫耳モフってから、頼れるみんなの先輩であるハーモニカ吹きさんの膝枕で寝てきます(鋼の意思)
なんだコイツ