透明日刊1位からの評価色つき、ありがとうございます。
64のシナリオの都合的にカービィちゃんは今回ほぼ出ません。宇宙にいるし……
スパデラはウルデラと同時にやろうと思いますので、もう少しお待ちください。
期間は短いですが一応アンケートを作りますので、読み終わり次第回答貰えたらと。
☆月◇日
新しく家の住人が増えてからだいたい1年が経過した。 と言ってもポップスターから見える月と太陽はたまにではあるが、月が寝坊して夜にならなかったり、太陽が拗ねて朝を迎えないことがあったりする時もあるので正確な日付は良く分からないのだが。
ポップスターから見える月は三日月で固定なのでそれも余計かもしれないな。夢の泉事件の時にカービィと親玉が戦った時に爆発してしまったらしい。
そしてまたもや何かが起こりそうな雰囲気のだ。
というのも、カービィ達と一緒に近くの広場で夜空を眺めていた時、紫色の石?のようなものに乗って小さな女の子……リボンと言うらしい。
がカービィに激突、何事ぞ?となっていたらリボンちゃんが必死に「私の星を助けて!!」とカービィに泣きながら頼んでいた。
頼まれたら断れないでお馴染みのカービィ、それを即承諾。朝を迎えてからリボンちゃんと紫色の石……リボンちゃんが言うにはクリスタルを集める旅に出かけることに。
だが、泣いているリボンちゃんをそのままにはしておけないので、俺の家に連れていってやり、とりあえず詳しい話を聞くことにした。
暖かい飲み物を渡してリボンちゃんを落ち着かせ、何が起こったのかを説明してもらった。
リボンちゃんが住んでいた星、リップルスターと言うらしく、そこに突然黒いモヤが出現し、リップルスター全土を襲い始める。
リボンちゃんはクリスタルを使ってなんとかリップルスターから脱出出来たものの、追ってきた黒いモヤにクリスタルを破壊されてしまい、そのクリスタルはほかの星に落下。
残ったクリスタルの力で何とかポップスター上空まで到着、クリスタルの力が無くなり落下を始め、カービィの上に不時着、というのが簡単な経緯らしい。
黒いモヤねえ……似たようなことがポップスターでもあったよなあ。
ポップスターとリップルスターはかなりの距離があるらしく、だいたい星の間6個分くらい。流石に遠い。
けれどクリスタルをある程度集めていくと近くの星にあるまた別のクリスタルに共鳴してワープ移動が出来るようになるらしいので、まずはポップスターの探索かららしい。
また俺はカービィを手伝えたりはしないが、頑張ってもらいたいところである。
☆月Å日
リボンちゃんが墜落してきてから次の日、カービィ達は宇宙に旅立った。
集め終わってから行ってくるね!とわざわざ伝えに来てくれたので、「頑張れよ!」と今回のカービィとお仲間3人にMトマトと弁当を渡しておいた。
お仲間の名前は普通の子より少し大きめのワドルディくん、絵を描くのが得意なアドレーヌちゃん、力自慢で俺の体くらいでかいハンマーを振り回すデデデ大王だった。
うーむ、いいパーティなのかな?
今回はワープスター君と陸海空の6匹はお留守番、俺の護衛を務めてくれるらしい。助かる。
カービィお前……ワープスター君置いてくってどういうことだよ。
携帯で呼べるらしいけどさ。
☆月◎日
今日はリックとナゴと一緒にポップスターを探索してきた。
というのも、今回の事件はもうポップスターは関係がないようなので、護衛で残ってはくれたけど特にやることのない6匹が遊ぼう!と誘ってくるので、順番に遊んであげることにする。
じゃないとみんな得意な場所が違うからな。ちなみにワープスター君は常に俺の近くの上空を着いてきている。やることないからだろうな。
ポップスターの探索自体は定期的にしてはいるのだが、如何せんポップスターはいつの間にか地形が大きく変わることが多々あるので飽きることはない。
今回は陸の2匹なので歩いての探索だった。
まあ、リックの背中の上に乗せてもらっていたので俺は歩いてはいないのだが。
目的地は特に決めておらず、リックとナゴが行きたいところをフラフラと連れ回された。
最初に行ったのはウィスピーウッズ君のところ。ちなみに今回もカービィにやられたらしい。突然クリスタルがウィスピーウッズ君の口の中に飛来したせいで吐き出させるために戦ったらしい。
勘弁して欲しいとウィスピーウッズ君も疲れていた。
けど彼は聖人的大木の鑑なので、疲れている中でも俺達のためにリンゴを降らせてくれた。ウィスピーウッズ君産のリンゴはポップスターでいちばん美味い。
リックもナゴも美味そうに食べていたな。
次に向かったのはリックの恋人さんのピックちゃんの所。やるなリック……お前リア充だったのか……!
リックなピックちゃんに会ったと思ったら俺をナゴに手渡して駆け出し、ピックちゃんとキスしていた。うーむ、青春。
その後ピックちゃんを連れて俺に挨拶をしに来てくれた。ピックちゃんも急に現れたデカイやつに対して怖がることもなく、
「彼が突然すいませんでした……これからも彼がご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願いします」
と伝えてきた。なんといういい子……任せろと伝えると安心した顔をしてピックちゃんは帰っていった。
リック……お前俺に迷惑かけるのはいいけどピックちゃんを悲しませるなよ?と伝えると、恥ずかしそうに体を背けていた。
ちなみにナゴは何も気にせず俺の足元で寝ていた。
ナゴを起こして探索を続けるぞ〜と伝えた時、ナゴが着いてきてーと言わんばかりに先に進むので、リックの背中に乗せてもらいついて行ってみた。
1時間ほどナゴを追っていたら少し小さい家にたどり着いた。ナゴが遠慮なくノックをすると、白い毛の色をした猫が家の中から出てきた。これはもしや……?と思ったら案の定ナゴの彼女だった。ナゴ……お前もリア充かよ!しかもお前家あんのかよ!
名前はシロちゃんと言うらしい。おっとりしていて可愛い子だった。
ナゴはシロちゃんと少し話すと戻ってきて、また先に進み始めた。そろそろ帰ろう!との事。そんなナゴをシロちゃんも特に気にすることはなく、俺の方をちらりと見て軽く会釈をして家の中に入っていった……ナゴ、なかなかお前……熟年夫婦みたいだな……。てかお前の家ここじゃないのかよ。
まあいい時間だから、とリックも帰ることに賛成し、歩き出した。
今日はリックとナゴの事を少し知れた1日だったな。
☆月〓日
今日はクーとピッチとの空の上からポップスター探索だった。
ピッチを懐の中に入れて、クーに掴まりプププランドの上を遊覧飛行、と言った感じ。
最終的にクーは俺を雲の上に連れていきたいらしく、少しずつ高いところを目指していた。
先に住んでいたところで、目の前に雲が現れた。トゲトゲと目玉が付いた雲だ。
名をクラッコくんといい、種族は雲らしい。俺よりも少し小さいくらいだな。でも今まで見た中ではいちばん大きい子かもしれない。雲だけど。
クラッコくんもよくカービィと戦うことがあるらしく、理由はだいたいウィスピーウッズ君と同じで、ポップスターやプププランドが襲われるとだいたい巻き込まれる立場っぽい。
苦労雲なんだな、クラッコくん。
クラッコくんもトゲトゲが生えていてイカすし、たまに電気がスパークしていた。雷雲なのか?かっこいいな!と褒めてやると嬉しそうにしていたのが印象的だな。
クラッコくんと別れ先に進むと、ピッチと似たような小鳥がチラホラ増えてきており、多分ピッチ達の集落的なところが近くにある所に着いた。
するとピッチが懐の中から出てきて地面に着地し、トコトコと歩き出したので昨日の彼女紹介パターンを思い出し、クーに追いかけてもらうと、ピッチより大きいピンク色をした小鳥が現れた。
ピッチは、僕のママです。とこちらを向いて紹介してきた。ピッチママという名前らしい。
ママさんは俺の方に歩いてくると、息子がお世話になっております。とご挨拶。礼儀正しい。
ピッチはママさんに抱きついた?あと俺の懐の中に帰ってきた。もういいのか?と聞くと頷いたので雲の上を目指して先に進むことにした。
このパターンだとクーにも家族や彼女がいるのか?と思ったがわざわざ聞くのはやめておいた。いても隠したいかもしれないし、それは当人次第だからな。
そしてついに雲の上にたどり着いた。
プププランドの雲は俺くらいデカくても乗れるらしい。凄まじい密度だった。
ふかふかでふわふわだった。
ポップスターの太陽は、ちょうどいい温度と陽射しを直射日光でも調整してくれるらしく、頼んでみると俺のリクエストに答えてくれた。なんて優しい太陽なんだ……。
雲の上で寝っ転がり、昼寝に最適な温度と光の角度、光量を実現してくれた太陽に感謝しつつ、ずっと懐の中にいたピッチを腹の上に乗せ、昼寝を開始した。
クーは着いてから俺に野暮用があるから昼寝でもして待っていて欲しい。2時間ほどで戻ります、と一声かけてから出かけて行ったので、今いるのはピッチだけだ。
クーの野暮用は……まあ嬉しそうにしていたのでそういう事だろうな。
長めの昼寝から覚めると太陽がそろそろシフト終わりで月と交換だから……起きてくれるかな?と優しい声でささやきかけてきた。
ありがとう、こんな時間まで……助かりました太陽さんと伝えると、また何時でも頼んでね、シフト中なら俺が出来ることはしてあげるからさ、と言って太陽さんは夕日として帰っていく。イ、イケメン……!
クーも戻ってきており、寒くなるから早めに帰ろう、との事なのでまだ寝ていて俺が起き上がった時に転がり落ちたピッチを懐の中にしまい、クーに掴まり家に帰った。
今日の発見は生きている雲のクラッコくんとイケメンな太陽さん、あとは俺でも乗れる雲。
ポップスターは不思議でいっぱいだなぁ。
☆月࿓日
昨日昼寝をしすぎたせいで遅い時間まで寝ることができず、起きたのが昼過ぎになってしまい、カインとチュチュと出かけるのが夕方近くなってしまった。2匹には申し訳なかったんだけど、カインは夜の海に俺を連れていきたかったから大丈夫!と答えてくれたので助かった。チュチュも同じ感じらしい。
とりあえずお留守番の陸空組の晩ご飯を作って置いて、カインとチュチュの分は夜のピクニックということでお弁当を包んで持っていく。
今回はチュチュにお弁当を持ってもらい、俺はカインの背にまたがる。陸でも大丈夫か?とカインに聞くと、大丈夫!と元気よく返してくれたので今回はカインに任せた。
そういえば数年前に夢の泉にピクニックに行った時、カインは陸でも俺を乗せたがってたもんな……と思い出すと懐かしい。
ちなみにカービィは乗るんじゃなくてカインの口の中にはいる。なんでだよ。
チュチュは俺の頭の上に弁当袋を載せて、その上から弁当袋ごと俺の頭に覆いかぶさっている。軟体生物なんだ、やっぱり……
そんなことはさておき、家からさほど離れていないところに川があり、そこから海に繋がっているらしいのでカインに連れて行ってもらった。
そして川にたどり着いた途端、カインの本領を発揮!と言ったところでスイスイと俺を乗せているのに泳ぐカイン、流石だ……!
程なくして海と合流、一旦近場の浜辺に下ろしてもらい、弁当を3人で食べてから、海で何をするんだ?とカインに聞いてみると、海の中に俺を連れていきたい!との事。
息が続くか微妙に怪しかったのだが、なんとチュチュが頭にかぶさっている時は何故か知らないけど水中で呼吸が出来る事が発覚。なんでだよ。
まあ気にしない、問題は解決できたのでよしとする。
空模様もちょうど太陽さんから月さんに変わる頃だった。今宵も三日月。
カインの背に掴まり、カインに先導してもらうように水中に潜っていくと、まあなんとも綺麗な夜の海の世界が広がっていた。めちゃくちゃ綺麗だった……。
そして潜り始めてから20分後、過去海に沈んだ?であろう古い建物郡がある辺りに到着した。カインも会わせたい人がいるらしく、その人がこの辺に住んでいるらしい。
カインはどのパターンかなぁ……?とニヤニヤと会わせたい人を想像していると、ピンク色のカインよりほんの少しだけ小さいマンボウが現れた。
これは彼女じゃな?と思ってカインに聞いてみると、なんと奥様だという!なんだと!?
まさか陸海空組で1番進んでいるのはカインだったとは俺の目を持ってしても……まあカインがいちばん大人だからな。有り得なくは無いか。
カインの奥様……マインさんというらしい。
マインさんは俺の目の前まで泳いでくると軽く挨拶をしてくれ、こんなことを聞いてきた。
「うちの主人はカービィさんやあなたのお役に立てていますでしょうか?」
と、心配そうな顔で聞いてくるので思わず笑ってしまった。
俺が急に笑ったので、役に立っていないのかも……と思ったのか顔を暗くしていくので、慌てて弁明をする。
「俺の自慢の友達ですよ」とマインさんの目を見てしっかりと答えると、安心したような表情。あともうひとつ伝えておく。
「役に立つとか立たないとか関係ない。俺の友達になってくれた。それだけで俺は嬉しい」と。
そうですか……とマインさんも笑顔になってくれたので良しとする。
人妻……魚妻を悲しませるのはちょっとね……
しんみりしてしまったが、マインさんと別れて次はチュチュが行きたいところに連れていく。まあ5匹目だし流石にどこに行きたいかくらいは予想もつく。彼氏かな?
カインも先程までの俺とマインさんの会話が恥ずかしかったのか少し速度を上げて恥ずかしさを隠すように泳いでいるので、わざわざ突っ込んだりするのは止めてやる。まあそういうもんよな
チュチュが会わせたい人は潜り始めた浜辺からちょっと離れた島にいるらしく、そこを目指して泳いでいく。
道中カッパやら緑色のフグみたいなやつやら三角形が3つ集まったよくわからんやつやら魚なのにゴーグルをつけて泳いでいるやつやら、色々な奴らがいた。あと普通に青白なイカ。
チュチュが行きたかったであろう島にたどり着き、島の中を進んでいくと、会わせたい人が見つかったのかチュチュが頭の上から飛び立った。
会わせたい人、というのはチュチュのような体をしていて、身体の色は黄色。白い帽子を被っている……ハハーン、これはボーイフレンドじゃな?
とまたもニヤニヤしていると、チュチュが友達です!と紹介してきた。しかし俺には分かるぞチュチュよ。いつもより体の色が濃くなっている。照れているな。
あまりいじるとチュチュの乙女心が傷つくのでやめてやり、友達として紹介してもらうことにする。
名前はニュプンくんというらしい。いい名前だ。
ニュプンくんは俺に挨拶すると、突然男の顔になり俺にこう伝えてくる。もしや……!?
「チュチュさんのお父様、チュチュさんと結婚を前提にお付き合いさせてください!!」
オイオイ、チュチュもびっくりしてるぜ!俺もびっくりだよ。しかし俺が言うことはただ1つ。
「チュチュを……頼むぞ…ニュプンくん、君になら任せられる」と、ね。
チュチュは身体全体を真っ赤にして触手がアワアワしている。愛いやつよ。やっぱりボーイフレンドじゃないか!
カインも新しいカップルの誕生にヒレを体にピチピチして拍手している。うーむ、青春……!
そして俺はチュチュにこう伝えておく。
「チュチュ……ニュプンくんと幸せになりなさい」
ニュプンくん、今日は娘と一緒にいるんだぞ、と伝え、軟体生物のくせに固まってしまった2匹を置いて俺はカインと颯爽に家に帰った。
この3日ほど陸海空組と探索していてわかったが……ピッチはまだ子供だからいいとしても、みんなリア充じゃねえか……!ということである。
まあ、みんなが幸せなのは良きことよ。
カービィもワープスター君にもいい人が見つかればいいんだけど、どうだろうな。
俺(あなた)……実はチュチュを被らなくても水中で呼吸ができる。なんと言ってもプププランドの住民なので標準装備。気づいていないだけ。みんなリア充でびっくりしたが、幸せなら万事ヨシ。帰ってきたチュチュに怒られた。
カービィ……宇宙探索中。クリスタル取り忘れなんてしません。しませんったらしません。はよあなたに会いたい。
リボンちゃん……カービィが気になる、けどあなたも気になる。乙女心は複雑。クリスタルのとりわすれなんてしませんよ!
リック……彼女持ちハムスター。彼女が大好き。あなたも大好き。
ナゴ……彼女持ちネコ。彼女とは結婚秒読み。めんどいから入れてない。
クー……今はあなたといるのが幸せ系フクロウ。彼女がいるかは不明。
ピッチ……常に懐の中か肩の上にいる系の小鳥。自分が飛べることを忘れかけている。お子ちゃま。ママ大好き。
カイン……妻帯者マンボウ。あなたと水中でも探索できることに気づいて喜んでいる。
チュチュ……突然友達があなたに対してとんでもないことを言い出してパニック。無事友達から彼氏に。あの後あなたに怒った。
ワープスター君……実は探索中どこにあなたが向かっても少し上空にいた。雲の上は僕が連れていくはずだったのに……!
水陸空宇宙全部動けるので水中にいようが少し上の方に常にいた。