呆れ返る程平和な日記   作:坂木みさき

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感想、評価、お気に入り、誤字脱字報告ありがとうございます。

今回のアンケートはもう2話分程つけておきますので、良ければ回答お願いします。アレはアレです。
これにてスパデラウルデラ編は終わりです。
「星の」シリーズをメインに書くつもりであり、外伝は触れてもエアライドエアライダー位の予定です。

あとは鏡、ドロッチェ、Wii(DX)、トリデラ、ロボボ、スタアラ、ディスカバリーと言った感じですね。
ディスカバリーは異世界だからどうするかなぁ……と検討中ですが……。


カービィフレンズUSSDXDX2・イタズラピエロ

☆月Ⅹ日

 

メタナイトさんの逆襲から1週間ほど経った。ココ最近太陽さんと月さんの折り合いがつかないのかたまに昼夜の切り替えが遅い時がある。まあ割とよく2人は喧嘩しているので今回もそれか?と思い気にしないことにしておく。

 

俺の家に先端が二股に割れた帽子を被った子が現れた。

 

名前をマルクと言うらしくマルクくんと呼ぼうとしたら、「そんな呼び方やめるのサ!」と言われたのでマルクと呼ぶことにする。

 

それで突然来訪したマルクは何か用があるのか?と聞くと特に何かある訳でもないが、最近プププランドに引越してきたので散策していたら、一際大きい家があったから気になって来てみた、との事らしい。

まあそれはそうか、俺の体に合わせたサイズの家だからポップスター基準だとかなりでかいしな、俺の家。

 

今日はワープスター君以外がみんな出かけているので護衛のバンダナくんと俺しか家にいないので、みんなを紹介はできないのが申し訳ない。

そう説明すると、

 

突然来たボクが悪いから大丈夫。俺に会えただけ良かったのサ!と。いい子だなぁ。

とりあえず家に上がってもらい、バンダナくんが待っている部屋に戻りお近付きの印に元気ドリンコを渡しつつ乾杯。

 

少し話していると太陽さんと月さんの話題が出てきた。聞きたいことがある!との事。

 

「この星では太陽と月はよく喧嘩しているのサ?初めて見たからびっくりなのヨ!」

 

「まあ、喧嘩自体は良くしてるかなぁ。こんなに長引くことはないんだけど。大体1日で仲直りしてるし」

 

マルクは俺の答えに返答せずニヤッと笑っている。どうした急に。

 

「なんでもないヨー。太陽と月が喧嘩するなんて聞いたこともないから笑っちゃっただけなのサ」

 

まあ、そうだろ。多分。記憶がないからよくわからんけど。ポップスターの太陽と月は喧嘩する。それだけだし。

 

その後も雑談しつつ、マルクは手品が得意ということなので見せてもらったりしたのだが、そろそろマルクが長居しすぎたから、帰るのサ!と言うので見送ってあげた。

あ、そうだ。最近カービィとMトマトを半分こにして食べていてあまり気味なので、マルクにもお土産として持たしてやることにしよう。

 

「マルク、お土産にこれ持っていきなよ」

 

「……!いいノ?それも3つも……?」

 

「あぁ。どうせまだまだいっぱい在庫あるからさ。気にしないで持って行ってくれ」

 

「……フフ。アリガトウなのヨ!」

 

Mトマト3つを入れた袋をマルクに渡してやり、また来るのヨー!と玉乗りしながら帰っていったマルクに、また来いよー!と声をかけ、見えなくなった頃家に入ろうとしたら、カービィ達が帰ってきたので、誰か来てたの?と聞かれたから答えておく。

 

おう、新しい友達候補だな。みんなも次は会えるといいよな。と言うとカービィも会いたい!と言っていた。だよなあ。

 

とりあえずなんかみんな汚れているのでみんな同時に風呂に入れて洗ってあげて、晩御飯にしてみんなで寝た。

 

☆月〝日

 

太陽さんと月さんが初めて本格的に喧嘩を始めてしまい、ポップスターは昼と夜がクルクル入れ替わっている。

寝れない!と博士に愚痴をこぼしたら、その日の夜には寝室のカーテンがだいぶ分厚くなっており、寝やすくなってた。流石博士だぜ!

 

にしても今日で喧嘩が始まってから3日目。流石に長いなぁと思いみんなで太陽さんと月さんを外で眺めていると、マルクがやってきた。

 

マルク曰く

「ポップスターから近くの惑星にある夢の泉を繋げたら、なんでも叶えてくれる大彗星サ!それに頼めば喧嘩も止めてくれるかもヨ?」

 

との事らしい。うーむ、ナイスな提案。誰が行くのか問題はあるが、カービィがワープスター君と行ってくる!といつも通り提案。またも惑星巡りが始まるらしいので、カービィと約束しておく。

 

「カービィ、今回はとびっきりのショートケーキを用意して待ってる。頑張ってくれるか?」

あとワープスター君も自分行けます!!とアピールするかのようにピカピカしていたので

「ワープスター君も大変な冒険になると思う。カービィのサポートは頼んだぞ?特製のワックスを用意しておくから頑張ってくれ!」

 

カービィはもちろん!任せて!と言った感じだし、ワープスター君はうぉぉぉやるぞおお!と気合十分の雰囲気。

 

行ってこいカービィ、ワープスター君!

 

☆月〟日

 

カービィがワープスター君と共に宇宙に飛び立ってから5日目、なんかデカイ黄色の時計?(後で聞いたところギャラクティック・ノヴァというらしい。長いよ)見たいなやつがポップスターに突っ込んできた。いやなんで?

 

太陽さんと月さんが何とかノヴァ押し返しつつ、その隙にカービィが見たことない船のようなもの?にのってノヴァの体内?に突撃、内側から爆発させポップスターに突撃しようとするノヴァを停止させていた。大迫力すぎるだろ。爆風プププランドまで来たぞ……。

 

その後、宝石の様な羽をした二股の帽子を被った……ってあれマルクじゃねえか!とカービィの戦闘が近くの星に降り立ち勃発。

 

何か博士がこれで見てね!と箱型の物を用意してくれ、そこにはカービィとマルクが戦っているのが映っている。博士すげぇ!

その箱型の奴……モニターというらしい。それでカービィ対マルクの戦いを見ていたのだが……マルク強すぎね?

 

なんかよくわからん植物を生やしてみたり、体が割れたと思ったらブラックホール?でカービィを吸い寄せてみたり、なんか口尖らせたなぁと思ったら極太ビーム。てかそもそも消えてから移動してないかアイツ?

 

さしものカービィも戦ったことがないタイプなのか苦戦気味だが、俺がモニターの前で頑張れカービィ!と叫んでみると、そんなわけは無いとは思うのだが俺の応援が聞こえたのかどうか、カービィが本気を出したかのように動きが良くなりマルクを圧倒。

 

最後はマルクを左目あたりに穴の空いたノヴァに向かってシュート、ノヴァは大爆発!これにて今回の事件解決!とばりにポップスターの周りを太陽さんと月さんとワープスター君でクルクル飛び回り

「TheEND」

と表示されてカービィが帰ってきた。

 

とりあえずカービィが疲れていたのか帰ってきた途端俺に飛びつきてきてそのまま眠ってしまったので、パーティは明日にするか。ということでみんなにもそう伝えて寝る事にした。

 

☆月|日

 

今日は昨日できなかった事件解決お疲れ様パーティだったので、たまには昼からパーティをしてもいいな?と思ったので朝から特製ショートケーキの仕上げとパーティで出す料理を作っていた。アドレーヌちゃんやリボンちゃんも手伝ってくれた。優しい。

まあ、他の子たちはお手手がちょっと短いからね、お手伝い出来ないのは仕方ない。

 

そして料理もあらかた作り終わり、未だにすやすや寝てるみんなをそろそろ起こすかな?と思ったその時玄関の扉がノックされた。

来客の予定なんてあったかな?と思ったんだが……まさかまさかの来訪者だった。

 

「ヨ!ボクちゃんもパーティにいれちょーヨ!」

と昨日ノヴァと大爆発したはずのマルクがそこにいた。

 

「パーティに出るのは……まあいいけど、お前よく生きてたな?」

 

「まぁネ〜。ボクだからネ〜!……と言いたいところだけド。生きてる理由は簡単単純!キミがくれたトマトのおかげなのサ」

 

「なるほどね……」

 

「大変だったヨー?爆発の反動で力全部使い来ちゃったカラ、流石に回復するまで宇宙で漂うことになるかナー?と思ってたんだケド、Mのトマト貰ってたのを思い出しのヨ。カービィと戦うのはわかってたシ、持って行っておいてよかったってところカナ!」

 

まさか俺があげたトマトで回復したのか……まあ戦闘中に使った訳じゃないならいいか……カービィとは本気で戦ったみたいだし……。

 

「そりゃあそうなのサ。流石にボクもカービィ相手に本気出さないと勝てる気はしなかったシ〜」

 

「そういえばマルク……お前もなかなか戦闘中はイカしてたぜ?カービィが苦戦してるの初めて見たし」

 

「アハハのハ!それもトマトの仕業だと思うヨー。ボクも強い方だとは思うけどカービィとあんなに戦えたのは多分トマトの力で体力ついてたのかもしれないのサ」

 

うーむ、カービィが苦戦した原因すら俺にあったとはこの俺の目を持ってしても……カービィに謝っとこ。

 

「ソレデソレデ?そろそろパーティは始まるのサ?」

 

と聞いてきたのでまあ、そうだぞ。と伝え家の中に入れてやる。アドレーヌちゃんとリボンちゃんがみんなのことを起こしていたので、寝起きですぐだがパーティご飯だ。まあ余裕だろう。

 

カービィもマルクをちらっと見て少し考えていた様だけど、俺とマルクが

「ごめん、カービィ。俺がマルクにトマト渡してたせいでこんなことになってた。ほんとにすまん」

「ボクも、ごめんネカービィ。ま、ゆるしてちょーよ」

と謝ると、気にしてないよ!早く食べよう!と俺には答え、マルクにも俺に手を出さないならなんでもいい。これからよろしくね。と答えていた。いいやつだよカービィは……

 

さて、今回は特製のウルトラスーパーデラックス版イチゴのショートケーキだ。カービィと同じくらいの大きさ。腹いっぱいお上がりよぉ……!

とカービィに見せてやるとおめめキラキラお手手がワチャワチャと喜んでいる。食べていい?食べていい?とこちらを見てくるので、その前にいつものやらないか?と止めてMのトマトを見せる。一応マルクの分も用意してある。

 

「ほんと、いつもお疲れ様だカービィ。今回もよく頑張った。まだまだポップスターは色んなことが起きそうだけど、また明日からも頑張っていこう」

 

流石にケーキが気になるのかチラチラケーキを見ながらだけど、俺の言葉はしっかり聞いてくれているのはわかっている。気にしない。

 

カービィ、トマトどうする?半分こにするか?と聞くと、今回は1個食べたい!との事なので渡してやり、顔を見合せながら一緒にトマトを齧る。美味い。

 

「ねェ、それボクにはないの〜?」

と聞いてくるので、

「マルクにもあげよう。ただし条件がある」

 

「ボクだけ条件〜?一体何なのサ?」

 

と若干嫌そうな顔をしているが、そんな難しいことじゃない。

 

「それは簡単、俺と友達になることだ。どうだ?」

 

「そんなことなら大歓迎!ボク達はトモダチなーのサ!だからトマトチョーダイ!」

 

よし、俺とマルクは友達だ。トマトを進呈してやろう。

マルクももらったトマトをおいしそうに齧っているのでヨシ。

 

カービィはトマトを二口で食べると、ちらっと俺の顔を数秒見つめてからケーキに向き直る。食べていい?と聞いてくるのでもちろんおっけー、止めてすまんかった。たらふく食え!

 

するといつもより大きなフォークでいつもより大きなショートケーキをガッ!っと食べる……と見せかけてチマチマ食べ始めた。これもいつも通り。今回はでかいから時間かかりそうだ。ゆっくり味わえ……。

 

あとは俺の新しい友達が出来た記念と銀河に願ってお疲れ様記念のパーティを開始した。

 

みんなが食べ終わった頃、カービィがいつもみたいにねたい!と言うものなので、なら久しぶりに外で昼寝でもするか?と聞いてみると大きく頷いて俺の胸元に飛んできたから抱えてやる。もうウトウトしてるしな。

今日は太陽さんが少し張り切っていて日差しが強めなので、ウィスピーウッズ君のところにでも行くか。俺が会いに行くと自ら日陰を作ってくれる優しい大木、ウィスピーウッズ君。

 

いつも通り転がって寝ているピッチは懐にしまい、みんなで昼寝しにウィスピーウッズ君のとこらにいくぞーと声をかけてぞろぞろ家から出ていく。

ウィスピーウッズ君の所まで俺の家からは15分ほどのご近所さんなので今日は徒歩。ワープスター君は乗って欲しそうに降りてきたけど今回はやめておく。ごめんね。明日は出掛けような!久しぶりに乗せてくれ!と声をかける。ピカピカ光ってゆらゆら揺れているので断れることはないだろう。

 

ウィスピーウッズ君の所に着いた俺達は、ウィスピーウッズ君が日陰を作った上で自分の葉っぱを少し揺らして落として俺が寝っ転がれる位の量の葉っぱのベッドを作ってくれた。なんでこんなにも優しいのだ……!

 

とりあえずもう寝てるカービィとピッチ、朝から起きていて疲れちゃったのか途中から俺の肩の上ですやすやしていたリボンちゃんをカービィの上に載せてやる。ちなみに一年たったけどリボンちゃんはカービィとなにかする時モジモジしているので、これはサポートなんだ……!

 

今日の枕はナゴ。少し丸いけどふかふかで悪くない。しかしどうした?珍しいな。カインが俺の枕になるというポジを取られてウルウルしていたけど、たまには俺の腕を枕にしてみたら?と聞いてみると、そこだ!と思ったのか俺の伸ばした右腕を枕に寝始めた。

 

今回は左腕を止まり木にクーが寝始め、リックがウーム?と言った顔。リックもいつも腕枕だしなぁ。

まあいいか!と思ったのか無理やり俺の足の間に体をグリグリしてこじ開けてその隙間に収まった。

 

チュチュは足に巻き付くのが定位置なので何時も通り。今日は左足。アドレーヌちゃんはリックに抱きつきつつ少し俺の足の開きを広めてそこに収まる。バンダナくんはチュチュごと膝枕。

 

マルクがエェ……みたいな顔で見ているのでマルクも昼寝しろ!と声をかけると、思いのほか素直に近寄ってきて、俺の脇腹付近を背もたれするように寝始めた。

 

太陽さんが頑張っているせいで陽射しと気温が少し高いなと思ったけど、ウィスピーウッズ君が何も言わずに日陰の濃さを強くして、優しい風を吹かせてくれた。ウィスピーウッズ君、次来る時はトマト持ってくるね……!

 

ウィスピーウッズ君の手厚いサポートを受け、快適空間が形成されたので俺も寝ることにする。

目を瞑って寝ようとした時、腹の上のカービィが俺の顔を見つめている用に見えたけど……眠さには勝てなかった。

 

 




俺(あなた)……なにかまずいところに来ている気がする。マルクに目を付けられている。カービィが最近何かを気にしているのはわかるけど、何してもらいたいんだ?

カービィ……マルクが思いのほか強く、焦ってしまったがあなたの応援が聞こえてきた。そりゃもちろんあなたに応援されたら天上天下唯我独尊、天下無双。マルク?そんな奴いたな……よろしく。

マルク……もちろん最初に来た時の話は全部嘘。普通にあなたを昔から知っている。ァァ……イタズラの標的にしたら面白そうなんだけどナァ……カービィが厄介。Mトマトを食べた友達。

ワープスター君……なんか夢の泉から集めたPOWERで船になったんですが……。僕は体の上にあなたを乗せたいんだ!なんてことをしてくれる!!僕の要素船首だけじゃないか!……と思ったが戻れたのでセーフ。次の日あなたと二人でお空の旅をして大興奮。そろそろ自認ペット系乗り物ライバルの気配がしてきた。ま、まずい……

モニター……博士が作った。もちろんあなたの声はカービィに聞こえるぞ!画面の前で応援だ!!

博士……何でもはできない。できることだけ。

ギャラクティック・ノヴァ……TheENDってね。しかし……ギャラクティック・ノヴァには別の思惑があった……

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