呆れ返る程平和な日記   作:坂木みさき

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ささっと思いついたので更新。

感想、お気に入り、評価、誤字脱字指摘ありがとうございます。

なんとかタッチカービィについての話が思いついたので書いてみようと思います。皆様が思うものと違う様に感じるかもしれませんし、解釈が合わない可能性があるんですが、お読み頂けたらなと思います。

ちなみに日記どうやって書いてんの?って思うかもしれませんが、まあご都合主義です…。

今回は短め。でも書きたかった。


カービィフレンズ・最大の危機と魔法の絵筆

☆月_日

 

ある日のこと、カービィと2人でプププランドを徒歩で散歩していると、突然プププランドが歪み出した。

何事だ!?と二人で慌てていると、突然上空から今まで見たことの無いような魔女?のようなものが現れた。

 

そいつは絵筆のようなものを取り出したかと思うと、おもむろにそれを振るいだし、絵を描き始めた。

するとプププランドにある物がどんどん絵画になっていくではないか!

 

これやべえぞ!と思い魔女を追い掛けると、魔女は俺達に気づいたのか上空に突如出てきたときと同じ場所思われる額縁のような物に入り込んでいき逃亡。

 

流石に絵画にされたままじゃたまらん!カービィ、頼む!とカービィを額縁に放り投げ怪しい魔女を追いかけさせる。いってきます!と言ってくれたのでとりあえず安堵。

 

しかし、放り投げたカービィがなかなか帰ってこない。これはまずいか…?と思うと額縁から光り輝く先程魔女が持っていたと思わしき絵筆が空から降ってきた。

 

絵筆にも意志のようなものが感じられ、これで額縁に絵を描けばカービィを助けられるハズだよ、と言っている。額縁を確保するためにワープスター君を呼び出し、乗せてもらい額縁を回収。大急ぎで俺の家に帰り博士に額縁と絵筆を見せる。

 

博士がすぐに、わかった!なんとかなるようにしてみる!と額縁を改造。

1時間もしないうちに俺の手のひらより少し大きめであり、モニターのような画面が2つ縦に並んだ機械を渡してきた。

 

これは…?と聞くと、最後に絵筆に触ったカービィの位置がわかる優れもの!下のモニターに絵筆で直接描くとカービィのたすけになるかも!

 

と。渡された機械…でぃーえすというらしい。それをよく見てみると…

 

手足が無くなってボールのような見た目になってしまっているカービィがこちらを見つめている。くっそ!あの魔女ふざけやがって!!と叫んでしまうと、博士に宥められる。おちついて、カービィをたすけてあげられるのはあなただけだよ!と。

カービィも、頷くように軽く転がって意志を示してくる…!

 

わかったぜ、カービィ、博士!俺とカービィでアイツを懲らしめてやる!サポートは任せな、カービィ!

 

虹色の線をカービィが転がりやすいように引いてやる。

少しだけ戸惑ったがやり方は理解した。

 

俺とカービィはモニター越しだろうと完壁に意思疎通できることがわかった。

 

俺とカービィの絆を侮るなよ!!

 

☆月・日

 

絵画の世界になってしまったプププランドを救うべく、俺とカービィの共同作業が始まった。

 

博士やバンダナくんに聞いてみると、ポップスターは俺の家の付近以外は全て絵画になってしまっているらしい…急がなくては!

 

額縁世界のカービィをサポートしてやりつつどんどんカービィと進んでいくと、額縁世界はポップスターと似たような地形があるところがあり、そのエリアのボスを倒していくと少しづつだがポップスターの絵画化しているものが戻っていってるらしく、成果は出ているようだ。

常に転がってしか移動出来ないというハンデがありながらも、カービィは割と慣れているのかスイスイ俺の書いた虹色の道を進んでいく。いい調子だな。

 

ボスも久しぶりに見たクラッコくんのような見た目をした奴がいたり、俺ははじめて見たがカービィは昔、夢の泉事件の時に出会ったことがあるというペイントローラーと言うやつがいたりした。

ポップスター絵画化事件から5日ほどが経過したが…戻ったのは全域の3割ほど。まだまだ時間がかかりそうだが何とかやってやるぞカービィ!

 

☆月.日

 

ポップスター絵画化事件から2週間、何とか絵画化が7割ほど戻ってきたと言った感じ。

 

カービィも流石に疲れてきているのがわかる。時折安全な所を俺が探してやり、虹の道でバリアを張ってやりながら休ませる。

幸い額縁世界では物理的にはお腹が空かないようなのでそこは安心だが…

カービィのメンタルが心配だな…とも考えていたのだが、今回は俺と一緒に冒険しているみたいでうれしい!と身体全体を使って表現してくれているので、俺も嬉しい。

特に何か出来る訳じゃない俺だけど、カービィの冒険の役に立てている、不謹慎だがこの状況が嬉しい。

 

額縁世界の中にもデデデ大王さんのような絵の敵や、メタナイトさんのような敵、プププランドのワドルディ君たちみたいな敵がチラホラと。あの魔女、多分プププランドで見たやつを額縁世界で表してるっぽいな。

 

カービィもそろそろ進もう!と動き出したので、俺もカービィのアシストを再開。あと二日も探索したら多分魔女のヤツの元にたどり着くと思う。

 

☆月〆日

 

ポップスター全域が絵画から解放されたらしい。カービィも額縁から飛び出して俺の腹の上にダイブ、久しぶりに手足がある状態になって違和感があるのか腹の上でわちゃわちゃしていた。

 

なんとかカービィと絵筆の力で魔女…ドロシアというらしい、を倒して絵画化からポップスターを解放、ドロシアは俺やカービィですら初めて見た…と言わんばかりの異形化…ソウル化、博士が言っていた。

 

そのドロシア・ソウルをも倒してなんとか今回の事件は幕を閉じた。

 

ドロシアと戦っている間に額縁越しからドロシアの思いが伝わってきた。

 

そもそもこの額縁、それは名も知れぬ絵画として長年ある場所に放置された意思を持った絵画であり、その中に画かれていたのがドロシアそのものだった。

意思を持ってしまったドロシアは、絵画の世界にしか生きられないのにプププランドやポップスターのような平和なところに憧れ、嫉妬し、恋焦がれてしまった、

 

しかし絵画の絵の中の存在でしかないドロシアではどうしようもなく嫉妬することしか出来なかったのだが…ふと、一緒に画かれていた魔法の絵筆を振るってみると、プププランドが絵画化していくではないか。

ならば私が絵画の外に出られないのならば、外の世界を絵画にしてやる!…と言った感じで暴走。

俺とカービィが散歩してた時はもうポップスターのほとんどが絵画化していたらしく、かなりギリギリだった。

 

そしてドロシアは絵画の世界と現実世界の境界を混ぜ合わせ、ついに額縁の外から出ることに成功したらしい。その時に俺やカービィと出会った…と。

 

そしてドロシアは外の世界で自由に生きたいだけなのに!と戦闘中ずっと叫んでいたのだが…それは俺たちの住む場所が無くなるのも同義…なのでお互い譲れない戦いの末、切り札であり自我の消滅してしまうソウル化を切っても尚俺達を超えれなかったドロシアは1枚の絵になってしまった。

ソウル化したせいで元のドロシア…ドロシア・ソーサレスという絵からはかなりぐちゃぐちゃになってしまった…。

 

そしてカービィが額縁世界から脱出したのを見た博士が額縁は博士が改造してでぃーえすにしてしまったので、責任を持って元通りの額縁に戻してくれた。

 

その額縁に収められた絵を見てみるとやはりソウル化してしまったドロシアの絵が。名前もドロシア・ソウルになってしまっている…

これ以上俺達が出来ることはないので、魔法の絵筆をドロシアの絵に返してやり、ついでに絵の中にM印のトマトを投げ入れてやる。額縁はそれを拒むことなく魔法の絵筆とトマトをドロシアソウルの前に飾り付けた。

 

ドロシアの絵は俺の家の部屋の、俺の家の中全体が見えるような位置に飾っておく事にする。

 

ドロシア…もっと嫉妬深くなっちまうかも知れないけど、そこで俺達を見ててくれよな。俺とドロシアは友達だ。ドロシアが悲しくなっちまうよりもっともっと楽しくしてる様を見せてやる、笑っちゃって嫉妬なんてできないくらいに面白い日常を見せてやるから…安らかに眠ってくれよな。

 

と、ドロシアの絵の前でカービィと2人並んでトマトを齧り、友達の誓いを果たすのだった。

 

 

 




俺(あなた)…初めて直接倒してしまい、少しばかり動揺。お互いの住む世界を掛けた勝負だったので甘さを捨てて勝利する。ドロシアの絵には毎日トマトを投げ入れてやり、約束通りカービィと仲間達と楽しく過ごしている。
エアライド会場やポップスター競技会場の場所にドロシアの絵を持っていくこともある。

カービィ…あなたが直接手伝ってくれる事、共に乗り越えられた事に喜びを覚える。
ドロシアを倒す事自体は今までの侵略者達と同じなので憂いはない。
あなたの真似をしてたまにドロシアの絵の前で両手を合わせている。

ドロシア…額縁の中でトマトを食べながらあなたたちを見守っている。あぁ…もっと早くに会えたらな…

時系列…エアライドが始まった直後くらい。
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