魔法少女が許されるのは15歳までだと思うのだが   作:神凪響姫

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よっしゃ入稿終わったぁああああああああっ!

……と思ったらプレゼンあるとかテスト近いとかでもうなんというかどうにでもなぁれ的な勢いの昨今皆さま如何お過ごしでしょうか。

一週間更新してなかったのですごい久々感が漂ううえ微妙な感じになってしまいましたが、ともあれ、途中で途絶えぬよう少しずつ書き続けておりますゆえ、ご辛抱下さいまし。




第四話 日常なんて平凡なんです

 

 

 

 ある時。

 

「なのはー、一緒に練習しようよー」

 

 というフェイトの突然の思いつきで、模擬戦もどきをすることになったなのはとフェイト。

 訓練場を一つ貸切にして、なのは&ユーノと相対するフェイト&アルフ。珍しくどちらも気合が入っております。

 

「手加減なんてするなよ! 全力で来いっ!」

「ではお言葉に甘えて」

 

 するとどうでしょう、ユーノがフェレット形態のまま手の上によじ登ると、形を変え始めたではありませんか。

 

「ユーノ君は身体を武器化することができてね。『武態』と言うのだが、その威力は使う者の能力次第……」

 

 ゴキゴキとグロテスクな変形をしていくユーノ君。心なしか体積が増えていっておりますがどういう原理なんでしょう。

 剣の形になりました。筋肉カラーの剣でした。時折ピクピク動いているのでその有様が大腸菌の蠢く様を彷彿とさせて非常にキモいです。

 

「そしてェエエエエッ!」

 

 ゴゥッ! 

 

 凄まじい威圧が押し寄せると、なのはの身体が瞬時に膨張しました。

 ついでに筋肉が膨れ上がりました。ついでなんてレベルではありませんでした。

 

 さながらビス○ット・オ○バの再来といったところでしょうか。

 爽やかな笑みが微妙にイラッとさせるところが酷似しております。

 

「私はユーノ君の力を最大限発揮することができる! 我ら主と下僕、二人で一つ!」

 

 シュゴー、とオーラを漂わせるなのは。

 最早妖気と言ってもいいんじゃないでしょうかね。

 

「あ、ああ……」

 

 怯えて竦み上がるフェイトを一瞥すると、なのはは無表情に言います。

 

「フェイト君、君に致命的なまでに足りていないモノがある。何か分かるかね?」

「な、ななな、何……?」

 

 音を置き去りにしたなのはが瞬時に肉薄し、冷酷な現実を告げました。

 

「危機感だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁあぁあああああァアアアアアアアアアアアッ!!!???」

 

 フェイトは勢いよく飛び起きました。

 

「あ、あれ……? 夢?」

 

 うなされていたのか、寝汗がひどいです。そらあんな夢を見たら誰でも悲鳴を上げます。

 

「なんだぁ夢か……そりゃそうだよね。幾らなのはでもあんな非常識じゃないよね」

 

 ベクトルが違うだけでレベルはどっこいどっこいという現実を直視できていないフェイトさんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

   A’s編 第4話 日常なんて平凡なんです

 

 

 

 

 

 

 

 

 デバイス改造中

 

 と、わざわざ紙が貼られた開発ルーム前に佇むなのはとフェイト。

 

 なんでそんなことしてるのかと言うと、五分に一回なのはがそわそわして扉を豪快に開いて突撃をかますからです。辛抱というものがないんでしょうね。

 

 ちなみにフェイトが改造する際、

 

「こう、グワァーッてなるくらい強くて、ズギャッて勢いがつくくらい恰好よくて、ドンッて感じが漂うデザインにして(削除されました」

 

 などと面倒な注文しておりましたが、それに対応したエイミィはうんうんと頷きながら、丁寧な応対でやんわりと断りを入れました。

 つまり一言で言うと、

 

「意味不」

 

 でした。そりゃそうでしょう。

 

「とりあえず、思ったほど損傷はひどくないみたいだから、レイジングハートの改造含めて数日で終わると思うよ」

 

 なんでもレイジングハートが咄嗟に張った防壁が功を奏したとかで、表層部分はほぼ全取り換え状態ですが、重要機関はほぼ無傷でした。

 それを聞いたなのはは、うんうんと頷きながら、

 

「やはり使い手が優秀だとデバイスも優秀だね?」

 

 クロノが反吐を吐き捨てそうな顔でそっぽを向きました。

 どうでもいいですけど元の使い手はユーノだということを忘れてませんかね貴女。

 

「おーいオメェら。いつまでそんなとこにつっ立ってるつもりだよ?」

 

 いつまでも扉の前でたむろしている二人に呆れたクロノが言いますが、なのはは腕組みしたまま動かず、フェイトはそんななのはを見てはキョドっております。どう声をかけたらいいのか迷っている様子でした。久しぶりに再会したのだからもっと色々お話しようと思っていた矢先に事件が起きたので、呑気に談笑するどころではないのでした。

 

 とはいえ、この場で仁王立ちしていても何も変わりません。なのはとフェイト、二人は渋々その場から離れることにしました。

 

「そういやなのは、オメェ魔法使えない間は大丈夫なのかよ? ……まぁ余計な心配な気がするけどな」

「大丈夫だ。いざという時は任せたまえ。なぁ? ユーノ君」

「Why!?」

 

 何故そこで僕が!? とでも言わんばかりに目をひん剥くユーノでした。彼の有用性は誰よりもなのはが理解していました。嫌な理解でした。

 

 先を行く三人に続き、なのはは少し遅れて行きますが、最後に一度だけ振り向いて、

 

「……済まない。迷惑をかけた」

 

 小さく呟き、その場を後にしました。

 

 

 

 

 

 ところ変わって、訓練施設。

 

 主に長距離遠征の間、自主練を行うための広い空間の中に、クロノとなのは、フェイトとアルフ、ついでにユーノがおりました。

 

「クロノ君、突然呼び出して一体何の用かね? 生憎私はユーノ君を弄り倒す108つの方法を考えるので忙しい。用件は素早く済ませてくれたまえ」

「クロノー。なんだかユーノがけいれんしてるよー? どうしたらいいー?」

「黙って放置してやれよ」

 

 ため息一つ。

 

「今回、オメェらを呼んだのは他でもねぇ。デバイスの改造をしている間に、オメェら自身の基礎能力を底上げするためだ」

「ほう? 今更何をするかと思えば……」

「ボクたち今でも十分強いもん! 練習なんていらないよっ!」

「バカかオメェら。力量不足のせいで怪我したんだろうが。てかつい先日負けたばっかだろ」

「ふはははは、そんなまさか」

「あはははは、ありえないよ」

 

 何故か自信満々でした。

 

「ったく……。ともかく、これから数日間、オメェらは特訓だ! 特になのは! テメェはただでさえひょろっちいんだから、筋トレを中心にみっちりしごいてや――」

「ふんっ!」

 

 パキョッ

 

 持っていたリンゴが粉砕しました。

 

「何か問題でも?」

「よーし練習すっぞフェイトーッ! 目指せ甲子園!」

「え!? ボクだけ!?」

 

 

 

 まず射撃訓練が行われました。

 虚空を漂うスフィアを、フェイトは一生懸命撃ち落とそうとします。

 

 が、接近戦を得意とするフェイトの腕前は、お世辞にも高いとは言えません。撃ち漏らしながらようやっと当てているといった具合でした。

 

「もっと落ち着いて狙え! 球を正確に撃ち落とすんだよ! なのは手本見せてやれ!」

「よしきた」

 

 なのはが誘導弾を撃ちました。

 

 

 

 ゴスッ、という音がしました。

 

 ―――クロノの股間で。

 

 

 

「―――ふぅ」

 

 絶命する蛙の吐息のような遺言でした。嘘でした。

 

「お、お前なぁ……! ど、どどこ狙って撃ってんだよ……」

「球を狙えと言われたので」

「その球じゃねぇよボケ! 的を狙えよ! バットでボールをホームランするようにだな、」

「よっしゃあ!」

 

 言い終える前にフェイトが木刀をスイングしました。

 

 

 

 カ ・ () - ん ☆ (比喩表現)

 

 

 

 ホームランしました。

 

「――――――――――。」

 

 クロノちん没。

 

「フェイト。見事なスイングだが、もう少し腰を落とすべきだね」

「え? そう?」

「そう。そうすればもっと打撃力が高まることだろう」

「そっかぁ! じゃあ次からそうするねっ!」

「二度とすんなぁあああぁぁあああああッ! 殺す気かテメェら! 俺はいたぶられて喜ぶ変態じゃねぇんだぞコラァ!」

「え? クロノって変態なの?」

「え? クロノ君って死ぬの?」

「ちょっと待てェなのはァアァアアア! 俺を化けモンみたいに言ってんじゃねぇ! あとフェイトはいい子だからちょっと向こうに行ってなさい!」

「フェイト君、この世には痛い目にあっても嬉しいと思う頭のおかしい輩がいるのだよ。具体的にはそこの黒い男Kだとか、あそこで嘆いている白いケダモノYとか」

「そ、そうなんだぁ……恐いね」

「ああ。常識人の我々には到底理解できない領域だが、彼らも病気なのだ。暖かい目で見守ってやろうではないかね」

「こいつら……!」

 

 なお、アルフは安全圏にまでとっとと逃げ出しておりました。存在感など命の危機に比べれば安いモノだと思っているからでしょうか。

 

 

 

 次に、近接戦闘にもつれ込んだ場合の対処法。

 

「これはどっちかってぇとフェイトが得意な分野か」

「おやおやクロノ君。舐めてもらっては困る……私とて近距離戦闘は得意なのだよ?」

「あ? 嘘こけ。テメェ砲撃魔導師だろうが」

「生憎私に不可能はない」

 

 説得力溢れる断言でしたが、クロノは怪訝な顔を隠せません。

 

「本当か? ステゴロで勝てるのかよ?」

「本当だとも。なんならクロノ君、君が相手をしてみるかね?」

 

 半ば挑発めいた笑みを浮かべるなのはに、クロノもちょっとカチンときました。常日頃からなのはに辛酸を舐めさせられている不満がここでボンバーしました。

 

 この女にちょっとお灸をすえてやろうではないか……クロノは口の端を引き上げて笑いました。

 

「いいぜ……ならちょっと面貸せよ」

「よかろうて」

 

 不安げな顔で見守るフェイトの前で、二人は木刀を構えました。

 

「行くぜぇ!」

 

 意気揚々にクロノは襲いかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 十秒後。突撃したクロノはあっさりなのはに木刀を蹴り飛ばされて足払いをかけられ派手に転倒した挙句マウントポジションをとられ悲鳴をあげながらボコボコと殴られていますが、良い子には見せられませんと主人を案じたアルフがフェイトの耳を塞ぎ後ろを向かせました。

 

 

 

 

 

 今度は連携の練習と相成りました。

 

「今度は2人1組でやってもらう。いざって時のコンビネーションは重要だ、使い魔との絆が試されるってこったな」

「ほう。ならば我々の圧勝は確たるものではないかね」

 

 かなり厚かましい顔で言うなのはを形容し難い顔で見つめるユーノ。

 

「頑張ろうね、アルフ!」

「あんまし気が進まないんだけどねぇ……」

 

 頭を掻きながらもアルフは無邪気に笑うフェイトの傍らに立っております。主が良ければ使い魔も良いのでしょう。どっかの魔導師にも見習って欲しいものです。

 

「じゃあ始めっか。……言うまでもないと思うが、ルールを確認しておくぜ?」

「え? もう知ってるよ」

「ああ、みなまで言うな。ルールは単純だろう?」

「まぁな。ただ単純に―――」

 

 

 

「「どっちがクロノをぶちのめせるか勝負するんだろう?」」

 

 

 

「―――って全然分かってねぇじゃねぇかァアアアアアアッ!」

 

 え? と本気で分かってない様子の二人に本気で殺意が芽生えました。

 

「どっちが早く倒せるか勝負するんじゃなかったの!?」

「どっちが惨たらしく叩き潰すかを競うのではないのかね!?」

「何勝手にルール設定してんだァアアァアアアアッ!」

「何、気にすることは無い。痛みなど感じる暇すら与えず葬ってくれよう……」

「なんだよー。ボクの方が絶対上手くやれるって!」

「いや私の方が鮮やかに殺れる」

「いやボクの方がぜったい早い」

「いやいや私の方が安物件だ」

「いやいやボクのがカッコいい」

「おいィイィィィイイイイイイイイッ! 何俺の抹殺法で盛り上がってんだァアアアアアアアッ!」

 

 結局、『じゃあ二人一緒にやればいいんじゃない?』というユーノのクリティカルな意見を採用したなのはとフェイトは、デバイス無しにアクセルシュートとフォトンランサーを雨あられと撃ちまくり、クロノは二人が良い汗を流すまで延々と逃げ続ける羽目になりました。ついでに後でユーノは抹殺してくれようと堅く誓いました。

 

「クロノ、誰か呼んできてあげようか?」

「頼むから代わってくれ……」

「それは断る」

 

 

 

 

 

 海鳴市に舞い戻ったなのはとフェイトは、肩を並べて帰路についていました。

 

「なのは! なのは! もっといっぱい練習して強くなろうねっ!」

「分かったからもう少し静かにしてくれないかね……」

 

 自分以上に疲れているハズなのに喜色満面のフェイトに、なのはは苦笑しました。

 

 良き友人を持ったな。夕日の差す帰り道を行きながら、珍しく素直な想いを抱きました。

 

 

 

 たとえ、自分が本当の『高町なのは』ではないとしても。

 

 

 

 

 

 

 

 

 八神家は現在5人暮らしであり、今まで一人しか居なかった家が突然活気づいたので、周囲の人々は最初こそ驚いたものですが、次第に面白おかしい新しい住人を受け入れたのか、にぎやかな八神家を苦笑交じりに眺めるのでした。

 

 家族構成は、主であるはやてを中心に、ヴィータ・シグナム・シャマル・ザフィーラの、合計五名です。年少組みであるはずのはやてが割と精神的年齢層高めに見えるのは気のせいかもしれません。

 

 ともあれ、色々と事情があるように端からは見える八神一家ですが、周囲の懸念をよそに、彼女たちは穏やかで平和なひと時を過ごしているのでした。

 

 が、

 

「おい下種どもとっととそこに並べアタシのとっといたアイス食ったの誰だコラ」

 

 青筋を浮かべてアイゼンを構えるヴィータの登場で全て消え去りました。

 

「何のことか分からないで御座るな。このストロベリー最高でござる」

「何を言ってるのかまるで分からん。バニラと合わせると絶妙な味だ」

「お前らせめて口の中の呑みこんでから言えよ」

 

 いけしゃあしゃあと誤魔化すシグナムとザフィーラですが、殺気を飛ばすヴィータの前で平然とアイスを食べていました。肝が据わってるといいますか、馬鹿といいますか……。

 

 すると怒気膨らむ居間へと突撃してきた者がいました。

 はやてでした。

 

「おいヴィータ! シャマルをなんとかせい! あやつまた我の部屋にふしだらなモノを持ちこんでおったのだぞ!」

 

 怒り八割二割泣きくらいのはやてでした。

 

 ありふれた日常に加えるちょっとしたハプニングという名のスパイス……主に日々を楽しんでもらうこと、これぞ守護騎士の役目ですね。

 次から次へと災いをもたらしてるだけのように見えますが。

 

「いやねぇはやてちゃん。ちょっと参考書を部屋に持ちこんだだけじゃないの」

「ほう。一体全体、何の参考にするのか聞いてみたいのだが」

「保健体育」

 

 キッパリ言う辺り思春期男児よりも性質が悪いです。

 

「そもそも何故我の部屋で読むのだ! しかもあはんうふんだのと声高々に音読しおって、貴様には羞恥心というものがないのか!?」

「羞恥心なんてあったら生きていけないのよはやてちゃん!」

 

 シャマルがこの上ないくらいマジな顔で叫びました。

 

「おいはやて。そいつらに付き合ってっと朝になっちまうぞ。そろそろ病院行く時間だし、準備はしとけ」

 

 言いながらザフィーラとシグナムをシメるヴィータでした。

 

「ううむ。病院は苦手なのだがな……そうだシャマル、貴様変身の術とかで偽装し我の代わりに行け」

「……、それはダメよヴィータちゃん。本人が出なきゃ意味ないもの」

 

 ちょっと躊躇ったのは確実に『小児科』という単語が絡んでいることでしょう。

 

「それにシャマル。変身術式は禁呪だぞ、忘れたか」

「そうだったわね」

「? そうなのか?」

 

 意外な発言にはやては小首を傾げました。

 

「ああ、主にはお話してませんでしたね。一応我々全員、変身はできなくもないのですが……」

「ですが、何なのだ?」

「以前、とある男が美女に変身してひゃっほうした後、はしゃぎすぎて疲れて寝ていたら、女性の恋人である男性が夜這いに来ましてね。そのまま情欲に駆られてキャッキャウフフからのダイナミックフュージョンというコンボを喰らい、疲労したところで変身が解けてしまい、結局やっていたのはアッー! という凄まじいオチがございましてな」

「しょうもないオチだな」

「以来、変身の術は禁術とされ、『使うことができるのは掘られる覚悟のある者だけだ』と念入りに脅されまして。我々も迂闊に手だしできないのですよ」

「古代ベルカは馬鹿かホモしかおらんのか」

 

 呆れたようにはやては嘆息しました。窓のところでザフィーラが遠い目をしているのは視界に入れないことにしました。

 

 車椅子に乗り、はやてとヴィータ、シャマルは病院へと検査のために出かけることにしました。シグナムは目を放すと三秒で迷子になるため、ザフィーラは放置していると通報される可能性があるため留守番です。

 

 自動ではなく手動の車椅子ですので、幼いはやてが動かすには少し辛い作業になります。なので誰かが押してあげる必要があるのですが、シャマルがその役を担うと後ろで荒い鼻息が聞こえてくるので近頃はいつもヴィータがはやての後ろについています。不服げな目で見つめるシャマルを完全に無視して、はやてはふと、じくりと胸が痛むのを感じました。

 

 顔をしかめ、しかし次の瞬間には痛みを嘘のように消え去っていました。

 

 なんだったのだろう。小首を傾げていると、シャマルがじっと見つめているのに気付きます。

 

「はやてちゃん……気持ちは分かるけど、幾ら凝視したところで、地平線がエベレストに突然変異することはないのよ?」

「ヴィータ。とりあえずこやつの晩飯は抜きで」

「ちょっ、はやてちゃん!? 私だけ抜きなんて、そんなっ……お願い! ヌかないでぇえぇえええええええっ!」

 

 うるさいでのヴィータがキックをかますと壁にめり込みました。

 

 

 

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