狩人になりたいって言ったら思ってたのと違った 作:アウリオン
「ここどこだ?」
自分でもすっとんきょうな声で言ったと思う
周りを見ると真っ白で広いのか狭いのかもわからい不思議な空間だった
ここはどこだ?俺は一体・・・
「すまんな、どうやらこちらの手違いで君は人生の幕を閉じてしまったようだ」
突然背後から男とも女ともわからない声がした
振り替えるとこれまた男とも女ともわからない容姿のなんとも不思議な人(?)が立っていた
こちらが何も言えずにいると
「なんだ?普通だったら死ぬ直前の事を思い出して恐怖したり、『自分は死んだはずじゃ!?』なんて面白い可笑しいリアクションのひとつでもしたりするものではないのか?」
こいつムカつく
いや、まて
こいつは今何て言った?
「俺、死んだのか?」
あ、可哀想な目で見やがった、くそう
「記憶がないのか・・・ハァ」
「溜め息なんてつくなよ、取り敢えず状況がわからない。ここはどこであんたは誰だ。どうしてここに俺がいて・・・そもそも俺は一体だれなんだ?」
「質問が多いやつだな、めんどくさい。私は所謂神というもので先程言ったとおり君は"こちらの手違いで"死んでしまったのだ。ここはそんな君を完全ではないが救済しようと用意した空間だ。自分の事はそのうち思い出すだろう。」
ふむ、救済するための空間か・・・
「てことはここで何かするってことか?」
「いや、ここではなにもしない。私が君に干渉するための空間だ。面談室のようなものだと思ってくれ。」
なんだ?面談室って
俺の将来が決まるわけでもない
思い出せないが俺は死んでいるのだから・・・
「なに、君ぐらいの年頃の男子というものはファンタジーに憧れるものだろう、元の世界には戻れないが君の希望する世界に近しい所で第2の人生を送らせてやろう。なにがいい?魔法か?それとも超能力か?100%ではないが出来るだけ希望に沿った形で叶えてやろう。」
第2の人生?希望に沿った?
だから面談室ってことか・・・
「狩人になりたい」
「は?」
ヤバい、泣きそう
「狩人って漠然としすぎなのだが、もっと具体的に言えんのか?」
「えーっとモンスターハンターってゲームがあって、そのゲームの狩人になりたいなーって思って・・・」
「ふむ、構わんがなんかこうイケメンになりたいとか最強の肉体が欲しいとかないのか?」
「いや、特にはないかな。狩人になれれば。」
「可愛いげのないやつだ。その辺は私が適当に調整しよう。」
調整?特典つけなきゃいけないルールでもあんのか?
「さて、これで君がいく世界とその世界での君の立ち位置が決まったことだ。君を世界に送り出そうではないか。」
俺が狩人かー、武器はなにがいいかなー
存外楽しみだな
「それじゃあ送るが、向こうでの君の立ち位置は向こうに着いたら"理解"するようになっているから心配や不安はないぞ。それでは"よい人生(?)を"」
なんで疑問系?と思ったら眠くなってきた
目が覚めたらモンスターハンターの世界なのか、それとも夢オチかな?
なんにせよ・・目が覚めれば・・全部・・・わかる・・・・
目が覚めたら確かに狩人だったけどなんか違う